UNNERV/1212/1010/
碇シンジの朝は早い。
なぜかというと・・・・
自分に加え、その他同世代の女の子ひとり、生活不能者ひとりにまっとうな生活を送らせなければならないからである。
朝食の支度から風呂の準備などなど・・・・
おかげでシンジは専業主婦も真っ青、というくらいの家事の達人になってしまった。
この現状を本人はどう考えているのだろうか?・・・・
「よし、OK・・・・今日の卵焼きはうまくできた♪」
それなりに楽しんでいる様である。
さて、シンジにはまだ重要な仕事が控えている。
同居人ひとりと粗大ゴミひとつを叩き起こす、という仕事が・・・・
シンジはまずミサトの部屋の戸を勢いよく開けて、部屋の中央で丸くなっている布団をひっぺがす。
「ミサトさん!起きてください!!」
無論、これで起きるようならシンジも苦労はしない。
「起きないなら朝ご飯抜きですからね!」
こう言っておけば、しばらくすると起きだしてくるのだ。
シンジは生活廃棄物をそのままにすると、隣の部屋をノックする。
「アスカぁー・・・・朝だよー・・・」
こちらの少女も朝に弱いことにかけては筋金入りである。
ノックぐらいで起きるとは思っていないので、シンジは静かに扉を開けて中に入る。
ベッドではシンジの心の中で徐々にその存在が大きくなりつつある同い年の少女が眠っていた。
「はあ・・・・アスカって、寝ててもキレイだなあ・・・・」
シンジが(本人の前では決して言えない)そんなセリフを口にすると・・・
「んー・・・むにゃ・・・・シンジぃー・・・・」と、寝言を口にする。
それを聞いて肩をビクリと震わせるシンジ。
『ぼ、僕!?・・・・・・ま、まさかアスカも僕のこと・・・・・・・・ってそんなわけないか』
日頃から罵詈雑言で鍛えられるとこういう思考になってしまう。
ここでシンジは思考を一歩進める。
『もし今アスカが起きたら・・・・・・・・』
後の惨状を想像するだけで震えが来るシンジ。
あわてて目覚し時計を自分の部屋とミサトの部屋から持ってきて1分後にあわせる。
それでも足りないと見たか、ラジカセのタイマーをセットしてフルボリュームにあわせる。
そしてそそくさとアスカの部屋をあとにする。
「ふうー・・・・」
これだけやっておけば、確かに死人でも起き上がるだろう。
そしてきっかり1分後。
3種類の目覚ましに加え、ラジカセからははやりのバラードが大音量で流れ出す。
バラードといってもこの音量で響くと騒音以外の何者でもない。
夢も見ずにまどろんでいたアスカは目が覚めると同時にパニックになる。
「!?」
意識が覚醒しすると、顔をしかめて目覚ましやラジカセを止める。
そして軽く頭を振る。
「おっかしーなー・・・・こんなに目覚ましかけた覚え無いけど・・・・それにラジカセのタイマーなんていつセットしたかしら?」
ゆっくり考えようとするが、考えさせてはシンジの負けである。
「アスカぁー?起きたの?・・・・早く朝ご飯食べないと遅刻するよ!」
戸の向こうからシンジが絶妙のタイミングで声を掛ける。
「わかってるわよ!」声も荒くアスカが返す。
そしてアスカはハッとすると、机の上に視線をやる。
「シンジ!アタシの部屋に入った!?」
一瞬心臓が止まるシンジ。
「う、ううん、入ってないけど・・・・どうして?」少しは嘘をつくのがうまくなったシンジ。
「なんでもないわよ!」やはり戸の向こうから響くのは怒声。
アスカはベッドから出ると、机に歩み寄る。
机の上には伏せられた写真立てと本とおぼしき物があった。
「・・・・・・バカ・・・・・・」
シンジは屋上に上がっていた。
昼食を食べるためだ。
いつもの様に、トウジとケンスケ。
それにアスカとヒカリがいる。
「ホント、碇君の奥さんになる人ってうらやましいわぁ」
ヒカリがアスカの弁当箱を覗き込みながら、そしてアスカの顔をちらりと見て言う。
「そんな・・・・委員長のお弁当だっておいしいじゃない」
「そや!委員長の弁当、ごっつうまいで!」
トウジがものすごい勢いで弁当を食べながら誉める。
それを聞いて顔を真っ赤にするヒカリ。
これほど反応が顔に出る人も珍しい。
アスカはあまり面白くなさそうだ。
アスカも弁当のひとつくらい作ればいいのだが・・・・
家事と呼ばれるもの全般がまったくダメなのである。
フライパンを振ればキッチンが火の海と化し、
洗濯物を握れば洗濯機が暴走し、
掃除機を持てば貴重品まで吸い込んでしまう。
アスカ本人も家事についてはとうにあきらめていた。
「家政婦さんを雇えばいいのよ!」
とはアスカの負けん気の言わせる言葉か。
翻ってシンジはこと家事に関しては天才的ですらある。
キッチンに立つと、そこからは一流レストランでも出ないような料理が流れ出し、
洗濯をすればどんなに汚れたものでも翌日にはおろしたてと見間違い、
掃除に関してはハウスキーパーが逃げ出すほどである。
もしシンジがイギリス人だったら、王室の執事にさえなれるだろう。
それがアスカには面白くない。
”バカシンジ”に自分より優れたところがあると認めたくない・・・・とアスカ自身は分析している。
もっとも、事実はより単純でより複雑なものなのだが・・・・
「バカシンジ!・・・・今日の卵焼き、味が薄いわよ!」
難癖をつけなければ気の済まないアスカ。
「えぇー?・・・・今日の卵焼きはなかなかうまくいったと思うんだけどな・・・・」
試しに自分の弁当箱の卵焼きを一口食べてみる。
だしもきいていて、なかなかおいしい。
「・・・・ちょうどいいと思うんだけど・・・・」
「薄いって言ったら薄いのよ!」
「はあ・・・・わかったよ・・・・明日から気をつける・・・・」
「「「はあぁー・・・・」」」
トウジ、ケンスケ、ヒカリの心からのため息が流れた。
シンジはいつもよりも早く帰宅していた。
今日は家中の掃除をしなければならないからである。
テキパキと掃除機を出してミサトの部屋からかけてゆく。
ちなみに、リツコが以前この家に来てミサトの部屋を見たところ、
「・・・・六ヶ所村・・・・」と呟いたのだが、それが何を示しているのかはセカンドインパクト後に生まれたシンジにはもとよりわかる筈も無い。
部屋に入ったシンジは思わずため息をつく。
「はあぁー・・・・どうやったらこれだけ散らかせるんだろ?」
確かにヒドい。
部屋の真ん中に布団が敷きっぱなしになっているのはまだ良い。
その周囲には脱ぎ散らかした衣服(さすがに下着はないが)。
そのほかにも作りかけの車のプラモデルなどなど・・・・
すくなくともシンジは断言する。
「人間の住むところじゃないよね・・・・」
まったくだ。
そんなところなら、適当に手を抜いてしまえばいいのだが・・・・
それができるなら、シンジもこんな生活を送っていない。
30分後にはミサトの部屋は”核廃棄物処理所”から、”人間の住む部屋”に格上げされていた。
「はあ、疲れた・・・・」
ミサトの部屋の掃除は他の部屋の3倍の労力を要する。
「・・・・さて、次は・・・・」
アスカの部屋である。
さすがのアスカも毎日の部屋の掃除は自分でするが、週1回のシンジの大掃除の時は部屋への立ち入りを許可していた。
扉に掛けられている物騒な注意書きを一瞥して部屋に入るシンジ。
アスカは朝、重大なミスをしていた。
なにかというと・・・・
「あれ?・・・・なんだろ、コレ?」
机の上の本らしきものを見つけるシンジ。
慌てていたため、アスカは机の上をそのままにして出かけてしまったのだ。
表紙の”DIARY”が目に飛び込んでくるシンジ。
『日記?・・・・・・・・・・・・アスカの!?』
それだけで心拍数が上がるシンジ。
「見ちゃダメだ・・・見ちゃダメだ・・・見ちゃダメだ・・・・・・」
そう言いつつも、手は日記帳に伸びる。
『アスカ、ごめん!』
めくる手が震える・・・・・
△月×日(日曜日)
晴れ
今日は特に何も無かった。
シンジがご飯を作って、
シンジが掃除をして、
・・・・なんでだろう?・・・・
最近、アタシはシンジのことを気にしている。
わからない・・・
△月○日(木曜日)
曇り
今日はシンジがお弁当を持ってくるのを忘れた。
思いっきり怒鳴った。
ホントはあんなこと言うつもりじゃなかった。
感謝してるって言いたかった。
でもダメ。
言えない。
シンジはアタシのこと嫌ってる。
こんなわがまま言う奴なんか、アタシでも嫌いになる。
どうすればいいんだろう?
×月○日
雨
今日は授業を受けている最中に雨が降ってきた。
アタシは傘を忘れた。
校門のところで傘を差しているシンジを捕まえた。
シンジの傘に入って帰った。
どきどきした。
シンジにこのどきどきが気付かれるんじゃないかって思った。
でもシンジは鈍感だから気がつかなかった。
ホッとすると同時にイライラした。
なんでシンジは気がついてくれないのか?
でも、シンジが気がついたら・・・・アタシはきっとうろたえる。
本当はアタシも自分の気持ちがわからない・・・・
○月△日(火曜日)
曇り
今日、シンジがクラスの女子と親しげに話していた。
面白くない。
イライラする。
誰かに(ほとんどシンジだが)八つ当たりしてしまう。
シンジが他の娘と話してるのを見るだけで腹が立つ。
ひょっとしてこれは”嫉妬”というものだろうか?
ばかばかしい!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう気持ちどころか、自分が何を考えているのかわからなくなる。
アタシは一体どうなってしまうんだろう??
×月○日
晴れ
アタシは今日やっと気がついた。
最近(いや、前からかも)シンジばかり見ている。
四六時中シンジのことばかり考えている。
シンジを思っている・・・・
このアタシとしたことがこんなに気付くのが遅くなるなんて・・・・
アタシはシンジが好き。
でも、アタシのこの気持ちは絶対言えない。
シンジはアタシを嫌ってる。
当たり前よね・・・・毎日あれだけキツくあたってれば・・・・
気がついた今では自分の馬鹿さ加減にあきれてしまう。
○月△日(水曜日)
晴れ
アタシの中でシンジはますます大きくなる。
思い切って自分の気持ちを打ち明けたい。
好き、大好きだ、と。
でも、ダメ。
アタシは負け戦はしないの。
だからせめて見守りつづける。
アタシのシンジを・・・・
シンジはそこまで読んで日記を閉じる。
そして、伏せられていた写真立てを取り上げる。
そこには微笑みかけるシンジがいた・・・・
写真の片隅には、マジックペンで、
『My Dear Shiji』と書いてある。
「・・・・アスカ・・・・・・」
シンジは気付いていなかった。
玄関が開き、人が入ってきていることに。
「シンジ・・・・なにやってるの?」
帰宅したアスカが見たものは・・・・
自分の机の前で立ち尽くすシンジの姿だった。
その手には写真立てが握られ、
シンジの目の前には日記が置かれていた。
「!!!」
その瞬間、アスカの心臓は跳ね上がった。
『シンジに・・・・よりによってシンジに見られた!?』
普段、シンジにつらく当たっていた自分と日記を書く自分とのギャップにさいなまれるアスカ。
『もう終わりね』アスカがまず考えたのはそれだった。
『もうここにはいられない』
次の瞬間、アスカは外へ向けて駆け出していた。
「アスカ!!」
後ろから聞こえるシンジの声も、もはや耳に入らない。
どこをどう走ったか、はっきりとは覚えていない。
ただ、途中から視界がかすんで走りずらくなった。
アスカはそれが自分の流す涙だと気付かなかった・・・・
アスカは気がつくと第三新東京市全域が見渡せる公園にたどり着いていた。
あたりはすっかり暗くなっている。
しかも、ぽつぽつと雨が降ってきた。
明かりは公園内の街灯だけだ。
アスカのほかに人は見当たらない。
この時間になると、カップルが来るので有名なこの公園も寂しいものだ。
「・・・・・・」
眼下に広がる第三新東京市を眺めて立ち尽くすアスカ。
「・・・・明日にでもドイツへ帰ろう・・・・もうここにいる意味も無い・・・・」
『もうシンジにあわせる顔も無い・・・・』
アスカはひたすらマイナス思考へ沈んでいた。
『シンジともう会えなくなる・・・・ドイツに戻ったらたぶんそれっきり・・・・』
そこまで考えるとアスカの瞳からまた涙が流れ出す。
もうアスカの体は雨に打たれてずぶ濡れになっている。
「イヤ!・・・・そんなのイヤぁ!!」
激しく鳴咽を繰り返す。
しかし、泣きながらだが顔を上げると、
「でもダメ・・・・これはアタシが撒いた種・・・・刈り取るのもアタシがしなくちゃいけない・・・・」
キッと空を見上げる。
雨は止むこと無く降り注いでくる。
涙も止まらない。
「ただ、見守りたかった・・・・シンジを見ていたかった・・・・それさえ許してくれないの?」
ここにはいないシンジへの慟哭だろうか?
空の上にいる全能者への問いだろうか?
『今日はこのまま本部に行って泊まろう・・・・明日一番に日本とお別れ』
「あー!せいせいするわ!・・・・もうあのバカシンジの顔見なくて済むもんね!!」
そう言いながら、アスカは顔をくしゃくしゃにしている。
「さよなら!バカシンジ」
アスカは涙と雫を払って振り返る・・・・
振り返ったアスカが見たものは・・・・
「シンジ!?」
町中を探し回って、ようやくここに辿り着いたシンジだった。
「はあ・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・・・・」
ずっと走りっぱなしだったのだろう、かなり息が荒い。
アスカは次の瞬間、公園の出口に向けて駆け出す。
「アスカ!!」
この時ばかりは光速よりも速くシンジは動いた。
シンジにもわかっているのだ。
ここでアスカを行かせたら・・・・おそらくもう会えなくなる、と・・・・
『冗談じゃない!・・・・まだ僕の気持ちも言ってないのに!!』
シンジはこの一念でアスカを探しつづけた。
雨が降ってきて、それがどしゃ降りになろうと止めるつもりは毛頭無かった。
見つけるまで探す。
シンジはそれしか考えていなかった。
そんなシンジがあっという間にアスカに追いつくと左手でアスカの右腕を取る。
「離しなさいよ!!!」その腕を振り払おうとするアスカ。
もうシンジの顔をまともに見ていない・・・・いや、見れないのだ。
シンジは黙っている。
アスカはシンジの前で絶対に泣くまい、と思っていたが・・・・涙があふれてくるのを抑えられなかった。
「離して・・・・お願いだから離してよぉ・・・・」
しゃくりながら言うアスカ。
「・・・・・・・・ごめん・・・・・・・・」
シンジはそれだけ言うと掴んでいた手を放す。
アスカはすぐに走り出そうとした。
だが、できなかった。
気がついたらシンジにしっかり抱き締められていた。
強く・・・・強く・・・・
激しい雨が抱き合う二人を濡らしていく・・・・
アスカはパニックに陥りそうになるのを何とか堪える。
『ここで甘えちゃダメ!・・・・これはシンジが優しいから・・・・それ以外の何者でもないのよ!』
「シンジ・・・・離して・・・・大嫌いなアタシなんかにこんなに優しくする必要・・・・」
「違う!そうじゃない!!」
アスカがポツリポツリと漏らす言葉はシンジの怒声でかき消されてしまった。
シンジはアスカの肩に手を置いて少し体を離す。
そしてアスカの瞳を見て、
「碇シンジは・・・・惣流・アスカ・ラングレーの事が大好きです・・・・」
真剣な表情で。
肩に置かれた手にも力が入る。
「う・・そ・・・」信じられない様で、アスカが声をかすらせながらつぶやく。
「嘘じゃないよ」シンジは微笑みながらささやきかける。
だがアスカは・・・・
『シンジは底抜けに優しいから・・・・アタシに気を遣ってこんな事を言っているんだ・・・・』
いったん陥ったマイナス思考の泥沼はそう簡単に抜けられるものではない。
「シンジ・・・・いいのよ・・・・そんなに気を遣わなくても・・・・アタシは大丈・・・・」
今度もアスカは最後まで言い終えることができなかった。
シンジが再びアスカを抱き締めると、やさしくその唇を重ねたからだ。
「んっ・・・・んんっ・・・・」
雨の中のSecondKiss。
FirstKissは何の感慨もなく、心に痛みだけが響いた。
だが今は・・・・二人は心から溶け合っている。
アスカもようやくシンジの心をつかむことができた。
もう身を刺すような不安はない。
ここにシンジがいる。
この腕の中にシンジがいる。
ゆっくりと二人は唇を離す。
そしてまた、かたく抱き締めあう。
「アスカ、ごめんね・・・・日記、悪いとは思ったけど・・・・」
「ううん・・・・アタシこそ・・・・いままで”素直”なんて言葉、アタシの辞書に無かったから」
二人は顔を見合わせてお互いの瞳を覗き込む。
「アスカに余計な心配させちゃったね」
「・・・・いまでも信じられないわ・・・・」
「なんで?・・・・アスカはあれほど自分に自信を持ってたじゃない」
それを聞くと、アスカは自分の頭をシンジの肩に乗せる。
「シンジに関してはアタシもお手上げだったわ・・・・全然わからないんだもん」
「アスカ・・・・このまま僕が来なかったらどうするつもりだったの?」
「・・・・明日一番の便でドイツへ戻るつもりだったわ」
シンジは背中をビクリと震わせる。
そして手に込める力を更に強くする。
「あん・・・・シンジ、痛いわよ」
「もう絶対に離さない・・・・」
「え!?」
「これからも・・・・僕と一緒にいてくれる?」
抱き締めたままたずねる。
「さあー?・・・・どーしよーっかなー?」
からかい口調になったアスカ。
「ア、アスカぁ・・・・」
困惑して少し体を離すシンジ。
アスカの顔はニコニコと満面の笑みを湛えている。
それを見てシンジも肩の力が抜ける。
「もう・・・・まじめな時にからかって」
「てへっ!・・・・ごめーん」
今の二人には体を強く打つ雨さえ心地よい。
シンジは腕を横に出す。
「さ、我が家までご案内しますよ」微笑むシンジ。
アスカは出された腕にしがみつく。
「しっかりエスコートしてよね、ダンナ様!」
「はいはい、わかってますよ、奥さん」
そんな事を言い合い、軽くKissして歩き出す。
雨の中、じゃれあいながら踊るように歩く二人は、まるでミュージカルの一幕のようだった・・・・・
あとがき
どーも、P−31です。
今回は今までとちょっと違います。
なぜかと言いますと・・・・
この連載(?)の第1作に対する感想メールをいただき、その中で
「二人がどうしてこうなったのか、なれそめが知りたい!」
というリクエストがありました(笑)。
そんな訳でこんな形になりました。
次はいつものべったべたなヤツに戻ると思います(爆)。
さて・・・・
こんな風に、できるものは可能な限りリクエストにお応えします。
だからメールください(笑)。
心よりお待ちしております。
では・・・・
私信
ボルトさん、こんなんでいかがです?(笑)