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Declination below adolescence!
第玖話 期末テスト

「えーと、来週から期末テストです。赤点を取らないように頑張ること。今日から、テス
ト期間に入るので午前中で授業は終了よ。何か質問ある?」

 ミサトは質問が無いのを確認すると、授業を切り上げて職員室に戻っていった。いつも
ならば雑談に興じるのだが、今日はそうも言ってられないようだ。何しろ、期末テストの
問題を制作することを、コロッと忘れていたからである。職員室に戻って、急いで問題を
作り上げねばならなかった。
 教室では期末テストの話題で持ちきりとなっていた。テスト範囲の授業はすでに終了し
ていることもあり、テストに出題されるであろう、分野の予想をしたり、重要な点の確認
などをしている生徒が多数である。

「アスカとカオルはいいわよねぇ。大学出てるんだから心配いらないもん。」
「うらやましい?でも、そうも言ってられないのよ。」
「何かあるの?」
「国語よ、国語。ドイツで勉強したって国語は勉強してないもの。分かんない漢字だらけ
で頭が痛くなっちゃうわ。」

 アスカとレイは頬杖をつきながら話していた。二人とも、机に苦手とする科目の教科書
を置いているが、眺めているだけである。すぐそばでは、シンジが必死になって英語の構
文を覚えようとしていた。シンジは英語が得意ではなく、赤点ぎりぎりのため、赤点の後
に待ち受けている補習から逃れたいのだ。

「いいんちょ、さぁーっぱり、分からへん。」
「もう。鈴原、ここはこうやって解くのよ。分かる?」

 ヒカリはトウジにつきっきりで数学を教えていた。トウジは数学以外にも理数系教科が
全滅状態で、ヒカリの手助けが無ければ赤点は逃れられないだろう。ヒカリが好意で教え
てくれるのをトウジはありがたく思っていたが、それは委員長としてクラスに赤点を取る
者がいては困ると、教えてくれていると勘違いしている。ヒカリが好きで教えていること
を誤魔化そうとして言った言い訳を信じ込んでしまっているのだ。

「マユミ、テスト勉強してる?」
「一応。マナさんは?」
「記憶力だけはいいから、暗記をねぇ。」

 マナはマユミのまとめたノートをコピーしてもらい、必死に内容を暗記していた。マナ
は芸能生活時代は脚本や歌詞などを暗記するのが得意で、今も暗記に頼ってテストをパス
してきたのだった。今回も暗記で通すつもりである。マユミは、といえば、まじめに勉強
をしていて、このクラスでは、カオル、アスカ、ヒカリに続いて4番目の成績である。

「渚は惣流みたいに国語は苦手なのか?」
「僕は小学校は日本だったからね。国語もできるさ。」
「へぇ。それでここのヤマなんだが・・・。」

 ケンスケはカオルにテストの予想を立ててもらっていた。ケンスケは予想に全てを任せ
る性質なので、予想が当たれば高得点、外れると赤点、という危険な綱渡りをしているの
だった。カオルは特に勉強をすることもなく、いつも通りの生活である。それでいて、成
績はクラストップなのだからうらやましがられている。

「アスカ、この構文なんだけど・・・。」
「あ、それはね・・・。」

 シンジがアスカに聞くと、やる気無く教科書を眺めていたアスカは嬉々としてシンジに
教え始める。アスカは専門的な用語を使わずに、フィーリングとかみ砕いた説明で教える
のでシンジにとって非常にわかりやすい教師であるのだ。代わりにシンジはアスカに国語
を教えているので、助け合っているといえば、そうなのだろう。当人達にそういう気分は
一切無いのだが。
 アスカとシンジの様子をぼーっと見ていたレイはふと、一つの考えが思いついた。

「お兄ちゃん、みんなでさ、勉強会やらない?わからないところは教え合うってことでさ。」
「ん?いいかもね。アスカはどう?」
「いいわよ、どうせ集まるのはいつものメンバーでしょ?」
「そうね。じゃ、アタシ、声をかけてくるわね。」

 レイはそう言うと、ヒカリの元に歩いていく。それと入れ違いにカオルがアスカ達の所
に歩いてきた。カオルはいつも通りの笑顔で、右手に週刊誌を持っていたりする。カオル
は週刊誌を読むのが好きなようで、いつも何かしらの週刊誌を手にしていた。

「今日は何を読んでいるの?」
「芸能関係。自分に関係のない世界の情報は非常に面白いね。」
「カオルも好きよねぇ、こーゆーの。勉強はしないの?」
「別にする必要が無いからね。」
「何かむかつく言い方ね。」

 そういう話をしているうちに、授業終了の鐘が鳴り、大半の生徒は下校し始める。
残りの生徒のうち、半分以上は図書館での自習をしに行っている。当のアスカ達はといえ
ば、教室で今後の予定を立て始めていた。

「場所は、碇君の家よね。」
「全員が入れるとしたら、それしかないからね。」
「じゃあ、1時間後、2時までに家に来ること。それでいい?」

 アスカの言葉に他はうなずき、その場は解散となる。アスカとカオルも自分の「エヴァ」
はレース仕様に改造するために今は自転車通学になっている。それほど距離があるわけで
もないのだが、アスカの気分は随分と違っているみたいだ。いつもならば、30分後に設
定しているのだが。
 1時間後、碇家に全員が集まった。服装はまちまちで、自宅のシンジ、アスカ、レイは
私服に着替えているものの、途中で寄るところがあったという、カオルは学生服のままだ
し、トウジはいつもながらのジャージである。ヒカリ、マユミ、マナ、ケンスケは私服に
着替えてきているが、その雰囲気はそれぞれ違う。ヒカリとマユミの服装は似た感じで派
手ではないものの、年頃の少女といった印象を持たせる。マナな年齢よりも外見に準じた
大人びた服装で、シックな装いである。さすが、元アイドルといったセンスの良さが感じ
られる。ケンスケは迷彩カラーの上下で、趣味をそのまま持ってきたという感じだ。迎え
たアスカは薄いピンクのブラウスにダークレッドのビスチェ、ブラックのフレアスカート
という出で立ち、レイは黒の膝上のスパッツとオフホワイトのショートパンツ、ライトブ
ルーのTシャツである。シンジはストーンウォッシュのデニムシャツとブラックジーンズ
である。

「さて、と。始めようか。」
「一番苦手な人が多い教科から始めようよ。」
「そうだね。じゃあ・・・・・・。」

 苦手教科を聞いて回ると、その結果は英語3名、国語2名、社会3名、数学3名、理科
4名という数になった。人数が多くなっているのは、複数教科が苦手なトウジやケンスケ
がいたりするからである。

「だから、そこは違うでしょ。」
「うーん・・・。」
「物理なんて分かんないよ、もう。」
「泣き言はやってから言って。ほら、ここは・・・」

 結局、理科だけで時間を費やしてしまい、1日目は終えることとなってしまった。理科
は1年なので、物理、生物、化学に分類されている訳でもなく、総合教科として授業が行
われているので、余計に分かりづらい部分があるのだ。社会は前日に復習すればいい、と
いうことになり、そのほかの教科に関して、ローテーションを組んで勉強会をしていくこ
ととなった。そして、今日の所は解散となり、碇家の住人以外はその帰途についた。

「ねぇ、シンジ。この諺とかはテストに出ないの?」
「国語はミサト先生だからねぇ。そういうのより、四問択一問題とかになるんじゃないか
なぁ。」
「何か、勘だけでクリアできそうね。」
「でも、分かれば勘よりも点が取れるでしょ?」
「そうねぇ。テスト範囲は一応カバーしておいたほうがいいのね。」
「そういうこと。あれ?レイは?」

 アスカと話していたシンジはレイの方を見る。レイはアスカとシンジが話している間に
眠くなってしまったのか、テーブルに突っ伏して眠っていた。半開きになっている口の端
からよだれが出かかっているのを見て、アスカは吹き出し、ハンカチで口元を拭う。

「レイってこういうところ、子供っぽさが抜けてないわよね。」
「アスカだって同じだよ。朝を考えてみなよ。」
「むー、当たっているだけに、余計に腹が立つわね。」

 レイの眠る姿にやる気をそがれたのか、シンジはティーカップを出し、紅茶を入れてく
る。今のところはこれで切り上げるつもりなのだ。アスカもティーカップを受け取り、口
をつけるとふぅっと息をつく。

「今週は勉強会だけど、テスト中はどうしようか?1日2科目だから、一緒にする必要も
無いんだよね。」
「そうね。テスト中はバラバラでいいんじゃない?一緒にやる人は一緒にやるだろうし。」
「うん。」

 シンジは紅茶を飲み終わると、台所に立つ。いつもよりは若干遅いが、夕食を準備する
時間なのだ。アスカも一緒に台所に立つ。

「今日のメニューは?」
「焼き魚にしようと思うけど。あとはお浸しとか。」
「買い置きは、あるわね。じゃあ、アタシが魚を焼くから、シンジは他をお願い。」
「分かった。」

 アスカは冷蔵庫からすでにおろしてある切り身を取り出す。今日の魚は「きんき」であ
る。関東や東北では「きんきん」という魚である。アスカは魚などの焼き加減にうるさく、
自分で焼かないと気が済まない。以前にシンジが焼きすぎて焦がした時などは、シンジと
しばらく口をきかなかったほどである。そう言う点を子供っぽいと自覚しながらも、納得
出来ない点では意固地になるのを止められない、アスカである。
 シンジはアスカが魚を焼き始めたのを見ると、米を研いで、炊飯器にセットし、スイッ
チを入れる。ちゃんとスイッチが入ったことを確認すると、今度は鍋に水をたっぷり入れ、
沸かし始める。

「今日は質素なものよね。一汁一菜よりは多いけど。」
「たまにはいいんじゃない?いつもが豪勢すぎるんだよ。アスカとレイが太りにくい体質
だからいいけど、普通ならかなり太ると思うよ。」
「そうよねぇ。体質には感謝してるわ、ホント。」

 アスカが魚を焼き終わる頃に、シンジは他のお浸しや、みそ汁などを作り終えていた。
テーブルに料理を並べるところで、シンジはレイを起こそうとする。

「レイ、起きてよ。もうご飯の時間だよ。」
「むにゃ、おはよぉ。」
「おはようじゃないってば。起きた?」
「うん、お兄ちゃん。晩御飯でしょ?」

 シンジはレイが起きたのを確認すると、キッチンに戻り、小皿におかずを盛りつけて、
テーブルに並べる。丁度そのときに、炊飯器がご飯が炊きあがったのを知らせる電子音を
発する。シンジは炊飯器のふたを開けて、それぞれの茶碗にご飯を盛る。

「それじゃあ、いただきます。」
「「いっただきまーす。」」

 勉強会二日目。

「ほら、Xにこれを代入して・・・」

 頭をひねるシンジにアスカは丁寧に図解を示しながら説明する。それでも、シンジはよ
く分からないらしく、頭をひねってばかり。

「鈴原、これはこうなるの、分かる?」
「うーん、分からん。」
「すーずーはーらーっ。」
「すまん、いいんちょ。」

 結局、ヒカリはトウジにつきっきりで教えることになった。ヒカリ自身、好きでやって
いるので、誰もちょっかいを出そうとはしない。後が怖い、というのもあるのだろう。

 勉強会三日目。

「出るどころだけ、教えてよ。覚えちゃうから。」
「だから、暗記だけじゃなくて、ちゃんと勉強してよ。」

 マナは暗記に頼ろうとするが、マユミは勉強するように促し、マナはしぶしぶ勉強に取
りかかる。数学の公式だけ覚えて、解き方が分からないと言うのに、どうするつもりだっ
たのかは不明である。

「相田君、ヤマをはるのは結構だけど、そこはテスト範囲ではないよ。」
「えっ?しまった。」

 カオルがレイに教えている合間に指摘すると、ケンスケの顔は青ざめる。慌ててマユミ
のノートを借りて、ヤマをはりなおす。あくまでも勉強でなく、ヤマをはる、ということ
に他の全員は呆れて、放っておいているようだ。

 勉強会四日目。

「うー、過去に何があったって、アタシ達に関係ないじゃないっ。」
「テストの点には関係するわよ。」
「う゛。」

 ヒカリの一言にレイは沈黙する。レイは一人、日本史がまるっきり駄目なために、他の
教科を後回しにして勉強していた。投げだそうにも、ヒカリが監視役なのでそうもいかな
くなっている。

「日本語が一番難しい言語だというけど、本当ね。」
「アスカ、クォーターだけど、ほとんど日本人じゃない。言い訳にはならないわよ。」

 マナの突っ込みにアスカは黙って、漢字の書き取りを再開する。マナはマナで英単語の
暗記にいそしんでいる。こういう点ではマナは記憶力がよい分、すすみ具合がよかった。

 勉強会五日目。

「あれ?トウジは国語、得意だっけ?」
「他の教科よりはな。赤点に縁が無かっただけや。」

 トウジは数学と理科を集中して勉強していて、他の教科にはあまり手を付けていなかっ
た。特に国語に至っては、勉強会中、一回も手を付けていない。それを疑問に思ったシン
ジがそれを聞いてみたのだった。

「カオル、これで合ってる?」
「どれどれ・・・、これは間違い、後は全部合っているね。」
「やっぱり。基礎問題以外は解きづらいな。」
「何度も繰り返すしかないさ。地道にね。」

 レイの解いた回答をチェックするカオル。問題はテスト範囲の中でも基礎となる部分が
中心だが、少しでも複雑になるとレイは頭が混乱してしまうらしく、正解率はあまり良く
なかった。基礎問題だけは正解率が高いので、赤点は逃れられるだろうが。

 勉強会六日目。

「明日からテスト開始ね。明日は数学Aと現代文か。」
「アスカは現代文を頑張らないとね。」
「分かってるわよ。シンジは公式覚えなさいよ。」

 明日のテストに備えて、それぞれの不得意な部分を復習するアスカとシンジ。他の面々
は基本的に数学を中心にしているようだ。アスカにしても、漢字を覚える程度である。こ
の中で一番苦労しているのはケンスケであろう。実際の所、トウジがまじめにやっていた
のでそれなりに問題が解けるようになったのだが、ケンスケはヤマをはることに集中しす
ぎて、問題の解き方をすっかり忘れていたからである。それはカオルが予想問題を作成し
全員で解いてみたところで判明した。

「うう、まさかトウジに負けるだなんて・・・」

 そしてテストが始まる。一日目は現代文と数学A、二日目は理科Bと英語、三日目は社
会Aと数学B、四日目は古文と理科A、五日目は社会Bである。
 翌週、答案用紙の返却。

「まぁ、こんなものよね。」

 アスカは合計点数を計算して納得した口調で言う。実際にはテスト自体に興味は無いみ
たいである。答案用紙もかばんの中に放り込んでしまって、あとは雑談で過ごすつもりの
ようだ。

「シンジ、赤点、大丈夫?」
「うん。何とかクリアしたよ。」

 シンジは答案用紙を見ながら、間違った問題を復習している。そう言う点では、アスカ
よりも、真面目な生徒であるようだ。教室の中では少数派であるようで、周囲は騒がしく
なっている。

「アスカ、帰りにカラオケにでも、どう?」
「いいわね、行くのはいつものメンバーでしょ?」
「そうね。」

 この時代も、カラオケはこの世代の代表的な娯楽であり、アスカやマナも多分に漏れず、
カラオケを楽しんでいた。アスカは中学校の頃からだが、マナは芸能人として活動してい
た時にはカラオケ自体に興味を持っていなかったのだが、アスカに無理やり連れて行かれ
た時にハマってしまったらしく、今ではアスカと並ぶカラオケ好きで通っている。この二
人にレイとヒカリ、マユミ、そしてシンジ、カオル、トウジ、ケンスケを加えたネルフ・
ワークスのメンバーでカラオケに繰り出すのがいつものことである。

「シンジ、帰りにカラオケ行くわよ。」
「お金持ってないよ。」
「バカねぇ。今日はワークスからの給料日よ。」
「そうか。なら行くよ。」

 結局、いつものメンバーでカラオケにいくもの、と思われたのだが、例外が生じていた。
赤点所有者は今日の放課後から補習が行われるのだが、それに引っ掛かってしまった者が
いたからである。ヤマを張ることばかりに集中していたケンスケが、当然の如くに引っ掛
かってしまったからである。

「ホントに馬鹿ねぇ。」

 アスカの言葉にケンスケはガクッとうなだれる。

「さて、と。カラオケに行きましょ。」
「ごめん、アスカ。用事があるの。今日は行けないわ。」
「しょうがないわね。マユミ、この次ね。」

 マユミはアスカ達がカラオケに向かうのを見送ると、クルッと振り返る。

「相田君、分からないところがあれば教えてあげるわ。」
「あれ?用事があるんじゃなかったの?」
「別にいいの。ほら、補習課題出しなさいよ。」

 マユミにせかされるようにして、ケンスケは補習課題を始める。結果、ケンスケは補習
後のテストを好成績でクリアすることができた。まあ、ケンスケの場合、ヤマを張る、と
いうことさえしなければ、補習に引っ掛かることはまず無いわけだからマユミにその癖を
矯正されたようなものである。

 場所は変わり、カラオケボックス「ジオフロント」。
 相変わらず、アスカとマナの高得点勝負が続いていた。トウジは歌うことよりも、食べ
物を注文して食べることに集中しているし、シンジは歌を選ぶのに悩み続けている。ヒカ
リが一番まともであることは言うまでもないだろう。カオルは点数は高いものの、歌う曲
が極端に少ないため、あとはのんびりと他が歌うのを眺めている。レイは歌う曲によって
点数のばらつきがひどい。曲の好き嫌いとかでなく、性格によるもので合うか合わないか
があるらしい。

「10勝10敗か。また引き分けね。」
「次はアタシが勝つわよ。」
「そうはいくもんですか。」

 結局、アスカとマナは引き分けたらしい。

「さて、家に帰りますか。」
「明日はワークスのテストよね?」
「うん、コースでね。」

next session "ロールアウト"


後書き
 BGM:水の星に愛をこめて(森口博子)

 久々にこっちの方を書きました。
 やっていたことは別のHPの制作作業で、自分のHPもそこに移転予定です。
 少し書きためていた短編とかを次に出してみようかな、と思います。
 あと、遅ればせながら100万HITの記念を出したいなぁ、なんて。

 遅すぎますかね(^^; 

 とりあえず、今回は復帰予告、とさせていただきます。
 夏休みも終わったので、自分も休みを終えようと思いますので(笑)

 新HPは、
 http://www7.big.or.jp/~enter/
 ENTER電脳長屋
 というもので私が管理人だったりします。
 よろしければ来てみて下さい。

 それでわぁ。


NEXT
ver.-1.00 1998+09/09 公開
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 風奈さんの『Declination below adolescence!』第玖話、公開です。




 期末テスト・・・楽しくない言葉だ・・・

 勉強会・・・・・楽しげな言葉だ(^^)



 みんなで集まって何かするのって楽しいよね。

 たとえそれが試験勉強でも。



 なんだかんだで無事クリア〜


 期末試験のあとは長期休暇(^^)


 みんなはどんな休みを過ごすのかな。





 さあ、訪問者の皆さん。
 復帰の風奈さんを感想メールで迎えましょう!



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