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射るような陽射し。

白い積乱雲。

真っ青な空。

セミの泣き声。

麦藁帽子。

井戸で冷やされたスイカ。

ひまわりのような笑顔。

線香花火。

ホタル。

彦星、織り姫。

天の川。

繋いだ手の感触。

さらさら流れる小川。

木陰。

カブトムシ。

トウモロコシ畑。

約束。

指切り。

零れ落ちた涙。

別れ。

そして、軽く触れた唇と唇。

風にそよぐ木々。

小鳥立ちのさえずり。

新しい朝。

そして再会。

変わらない笑顔。

埋もれた過去の記憶。

触れる手と手。

絡み合う指。

記憶の糸。

同じ言葉。

揺れる瞳。

そして、始まった二人の日常。

すべてはあの日交わされた約束のために。
 
 
 
 

Time Capsule
TIME/99
 

第17話
受話器から聞こえる声は
 
 
 
 
 
 
 

彼は机に突っ伏して、すやすやと眠っていた。
午後の日差しが気持ちよい。
さすがに午後一番目の授業でこの陽気では
睡魔に耐えられなかったようだ。
少しだけ開けられた窓から、風が外の匂いを運んでくる。
すぐ傍に立っている木の新緑の香りが鼻をくすぐる。

「シンジ。」

彼の名前を呼びながら一人の女の子がやってくる。
しかし、彼はぴくりと動いただけで起きようとしない。
そんな彼をじーっと見つめる彼女。

「もう…授業終わってるのに…」

彼女はふうと大きくため息をつくと、
ゆさゆさと彼を揺さぶり始めた。
ゆっさゆっさ。
起きない。
ゆっさゆっさっゆっさ。
やはり起きない。
彼女は頬を膨らませて、彼を揺さぶる

「こら〜。お〜き〜ろ〜。」

最後にはかなり大きく揺さぶられて彼はやっと、顔を上げる。
ぼんやりとした表情で彼女を見上げる。
午後の日差しがマナの髪をきらきらと輝かせていた。
髪を束ねている赤のリボンが目にまぶしい。

「マナ?どうか…したの?」

あくびをしながら起きあがるシンジ。
そして、大きく伸びをする。
マナはやれやれと首をすくめて、シンジの隣の席に座る。
窓から指しこむ光が揺れる。
近くに立っている木の枝が風で揺れている。

「ねぇ…約束覚えてる?」

マナのその言葉にシンジは不思議そうに首をかしげる。

「約束…ってなんの?何か約束した?」

ぷっとマナは頬を膨らませる。
そして、シンジの頬をむにっと掴んだ。

「忘れたの〜?」

「いひゃい…いひゃいよ。」

マナは顔を寄せて囁く。
シンジは思わず顔を引こうとするが、
頬をつねられている状態では身動きが取れない。

「ホントに忘れたの?」

シンジは軽く首を振って答える。
やっと、約束を思い出したようだ。
しかし、マナが手を離さないため、何を言っているのか分からない。

「わひゃった。おもひひゃひたひゃら。」

マナはうなずくと頬から手を離す。
シンジは頬をさすりながら答える。

「今日、帰りに買い物に行くんだよね。」

「そう。それで何処に行こうか決めたから。」

シンジはふうと息をつき答える。
まだ、頬がひりひりする。
なんで、思いっきりつねるかな?
しかし、それを声に出すことはしない。

「なるほど。」

ただ、それだけ答えた。
 
 
 

マナ…

今どうしてるのかな?

ご両親と一緒で楽しく過ごしてるかな?

久しぶりに会うのだから、楽しいに決まってるか。

僕のために…

僕との約束のために…

僕は…

彼女に何が出来るのだろうか…

こんな僕に…

どうして僕にそんなやさしい笑顔を向けてくれるの?

僕にはそんな資格はないのに。

思い出してくれただけで十分。

そう言ってくれたね。

でも、僕は…

約束したんだよ。

僕が、会いに行くって。

そんな僕なのに君は…

どうして、そんなに信頼してくれるの?
 
 
 

シンジは眠そうに目をこすりながら、水道の蛇口をひねる。
ぱしゃぱしゃと顔を洗い、タオルでふく。
ふうとため息をつき顔を上げたとき、シンジの視界が真っ暗になる。
誰かが目隠ししたようだ。

「うわっ?誰?」

「ふっふ〜ん。誰でしょう?」

シンジは苦笑を浮かべて答える。
家の中でこんなことするのは一人しかいない。

「ってこんなことするのはマナしかいないよ。」

「え〜なんでわかるの〜」

その声と共に目隠しがはずされる。
後ろを振り返ると、そこにはセーラーを着たマナが立っていた。
マナはにっこりと微笑んでシンジの前でくるりと一回りした。

「どう?似合ってる?」

シンジもにっこり微笑んで答える。

「いいんじゃないかな?」

しかし、マナは面白くなさそうに答える。

「え〜。なんかその答えつまんないよ〜
せっかく学校の制服着てるのに〜」

シンジは苦笑して尋ねる。

「じゃあ、どう答えればいいの?」

「似合ってるぜ、ハニー。ぐらいは。」

絶句するシンジ。
その顔を見てマナはくすくす笑う。

「嘘よ。うそ。固まらなくても良いじゃない。」

「まぁ…ね。」

二人は顔を見合わせて微笑みあった。
 
 
 
 

シンジ、今ごろ何やってるのかな?

たしか、もうレイちゃんは帰ったはずだし。

バイトとかやってるのかな?

もうアタシのいない生活に慣れちゃってるかな?

もしそうだとすると少しつまらないな。

それとも、私がいなくなってなかなか寝つけない夜を送っているとか

ってそれは私のことだよね。

寂しいといえば、寂しい。

でも、これは私は自分で選んだことだから。。

シンジはどうなのかな?

寂しがってくれていたら少し嬉しいな。
 
 
 
 

「たりらりら〜るりるら〜」

マナが鼻歌を歌いながら、リビングで掃除機をかけていた。
ドアの影からその様子を見つめるシンジ。
よし、隙だらけだ。
前の借りを返しておかないとね。
シンジはにやりと笑みを浮かべる。
気付かれないように…
ゆっくりと…
掃除機が立てる音にまぎれてゆっくと近づく。

「らりらりあ〜るるりら〜」

よし、あともう1歩。
しかし、シンジはマナに注意しすぎて足元を確かめなかった。
右足に掃除機のコードがからみ体制を崩すシンジ。

「うわ〜。」

マナは驚いて振り向く。
思わずマナに抱きついてしまうシンジ。

「え〜?」

当然マナはシンジを支えられずに倒れてしまう。

「きゃっ。」

マナを下にしてシンジも倒れる。
マナにシンジが折り重なるように覆い被さる。

「シ、シンジ?」

その声に慌てて顔を上げるシンジ。
腕の中のマナは不安そうな瞳でシンジをじっと見つめている。
瞳が心なしか潤んでいる。
シンジはマナの瞳をまじまじと見つめてしまう。
しかし、はっと我に帰り、慌てて体を離そうとする。

「ご、ごめん。」

と、そのとき。

「何をしてるのだ?」

と二人の背後から声が聞こえた。
ぎょっとして振りかえるシンジ。
も、もしかして…
そこにはシンジの予想通りにゲンドウが立っていた。

「と、父さん…」

「おじさま。」

「昼間からいい度胸ね。シンジ。」

ゲンドウの後ろからユイが現れる。
笑みを浮かべてはいるが、少し頬が引きつっている。

「い、いや、これは…誤解なんだ。」

「言い訳は見苦しいぞ。」

ゲンドウに服の襟を掴まれて引きずっていかれるシンジ。
マナはあっけにとられて何も言えなかった。

「い〜や〜だ〜」

ドアが開き、そして閉まった。

「はぁ、あの子もタイミング悪いんだから。」

ふうとため息をつくユイ。
そろそろと起きあがってユイを見るマナ。

「あの…誤解なんですけど…」

「え?」
 
 
 
 
 
 
 

マナは読んでいた雑誌からふと視線上げ、時計を見て時間を確かめる。
うん。もうそろそろかな?
そして、寝転がっていたベッドから降りて電話機のほうに歩いていく。
受話器をあげ、もう覚えてしまった番号をダイヤルする。
数回コールのあと、相手が出た。
彼女はにっこり微笑んで言った。

もしかして待ってた?

受話器の向こう側でシンジが笑った。
その声を聞いてマナは少し微笑む。
シンジの声。
すごく久しぶりに聞く気がするけど、どうしてかな?

そんなことないよ。ただなんとなくね。

そう答えたシンジは自嘲気味に苦笑を浮かべる。
本当に、なんとなくそう感じたんだ。
マナが電話してきたんだって。
どうして、そう思ったんだろう?
良く分からない。

ふうん。そうなの?

そうだよ。

残念、てっきり待っていてくれたんだと思ってたのに。

ちょっと強く言ってみる。
受話器の向こうからため息が聞こえる。

じゃあ、そういうことにしておくよ。

そうそう、私の電話を待ってたんでしょ。

はいはい、その通りです。待ってましたよ。

笑いながらそう答えるシンジ。
どうしてだろ?
声を聞いただけなのにこんなに気持ちが明るくなるんだろ?

あ〜なんか、嫌そうに言ってる。

マナ少し悲しそうな声で答える。
そうすれば、彼は絶対にいつものように答えてくれる。
だって、シンジだから。
ため息をつく音が聞こえ、そしてシンジの声が続く。

そんなことないよ。待ってたのは確かだから。

ほらね。
いつもの通りだ。

ほんとに?

少し小さな声で聞いてみる。

本当だよ。

いつもの優しい声。
ずっと聞いていたいと思う声。

わかった…

いつものことだけど、どうしてこんなに嬉しいのかな。
声を聞いてるだけなのにすごく嬉しい。

どうだった?ここ数日は?

最後に電話をかけてから3日ほど経っていた。
別に意識していたわけじゃないが、
なかなか電話をする時間が取れなかったし。

何か、いろいろあったって感じかな。

レイは帰っちゃったし、アスカはやってくるし…
そして…
僕は…

そう…レイちゃん、帰っちゃったんだよね?

うん。でもマナ宛ての手紙を残したからって。

そうなんだ。

うん。机の上に置いてるって。

シンジ、読んでないでしょうね。

え?もしかして読んじゃったとか。

いや、いくらなんでもそんなことしないよ。

そうだよね。シンジに限ってそんなことしないよね。

その言葉を聞いて、胸が痛むシンジ。
どうして、こんなに僕を信じてくれるの?
僕は君が思っているような…

さぁ?もしかしたら読んでるかもね。

シンジの声は小さく、消え入りそうだった。
その声に何かを感じたのかマナの声が柔らかくなる。

そんなことないよ…

マナは受話器をぎゅっと握り締める。

そうかな?

うん。シンジはそんなことしない人だから…

明るい声で答えるマナ。
そのマナの言葉がシンジの胸に染み込む。
マナ…
僕は…

そう…だったらいいけど。

黙ってしまう二人、
受話器からは小さなノイズしか聞こえない。
でも、お互いの存在を感じることが出来る。

ねぇ、シンジ。

何?

私…ね。

うん。

小さく息をついてマナは続ける。

すごくシンジの顔がみたいの。

どうすればいいかな?

シンジは無言だ。

ねぇ、さみしいよ。

声が震える。
あれ?どうしてこんな声だしてるんだろう?
どうして?
急に…胸が苦しくなってきた。
私…
やっぱり無理してたのかな?
シンジのこと考えないようにしてたのかな。
すごく寂しくなってきた。
すごく会いたい。
シンジの顔がみたいよ。
どうすればいい?

…僕もマナの顔がみたいよ。

シンジの声は小さかったが、マナにははっきりと聞こえた。
受話器に耳を押し当てマナは次の言葉を待つ。

いっぱいお話がしたいよ。マナの顔を見て話をしたい。

ほんと?

うん。本当だよ。すごくマナに会いたい。

じゃあ、会いに来てよ。私を迎えに来てよ。

もう、涙声だ。
これじゃ、おねだりしてる小さい女の子だ。
そう感じても、会いたいという気持ちは治まらない。
お願い。
今すぐに会いに来て。
私を迎えに来て。

…もう少しだよ。
もう少ししたら会えるから。

シンジは励ますようにそう答える。
マナはこっくりうなずく。
そう、あと数日なんだよね。
それまで我慢すれば…
シンジに会えるんだけど…
どうしてかな?
胸が痛いよ。

ご…めん…わかってるん…だけど、それでも会いたいよ。

やっぱり寂しいよ。
我が侭言ってるよね。
でも、それでもね、私はシンジに会いたい。

じゃあ、今から会いに行くよ。

え?

何を言われたか理解できずに尋ね返すマナ。
今、会いに行くって…
そういったよね?
ここに?
シンジが?

今から会いに行くから、待ってて。

え?でも。

ここは日本じゃなくて、
ずっと遠く離れたところなんだよ?

会いたいんでしょ?
行くよ。
マナに会いに。

そんな…すごく遠いんだよ。
お金もいっぱいかかっちゃうよ。

いいよ。お金は父さんと、母さんに頼むから。

でも、でも。

どうしたの?会いたいって言ったのはマナなのに?

少しからかうような口調で答えるシンジ。
マナはうろたえる。

え?だって、だって、ほんとに来てくれるなんて。

マナはそういう気持ちで言ったんだ。

え?ううん。そんなことないけど、でも。

でも、じゃないよ。僕は行ってもいいの?行っては駄目なの?

マナは少し沈黙する。

僕はマナが会いたいって言うのなら会いに行くよ。

どうして、そんなに簡単に言うの?
すっごく遠くて、お金も大変だよ?
なのにどうして?
それって私のことすごく大事に思っていてくれるって事なの?
そう思ってもいいの?
マナは瞳を閉じる。
シンジ…
小さく息を吐く。
私…
私ね…
マナは声が震えないように話し出す。

ううん。ごめんなさい。やっぱりいい。
だって、すぐ帰れるんだもの。
それまで私が我慢すればいいことだもの。

本当にそれでいいの?

うん。ごめんね。我が侭言って。

ううん。僕はいいよ。

どうかした?

ううん。別に。

なんかすごく嬉しかった。
これってやっぱり私のこと思ってくれてるのかな?
でも少し変。
だって、まだシンジから好きだって言われても無いのに。

どうしたの?なんかくすくす笑ってない?

不思議そうにシンジが尋ねてくる。

ううん。なんでもない、本当になんでもないの。

そう言われるとかなり気になるんだけどなぁ。

本当になんでもないの。ありがとシンジ。

まぁ、いいけど。

シンジは納得してないようだ。
レイは時計を見て慌てる。

あ〜。ごめんもうそろそろ切らないと。

シンジも時計を確かめたようだ。

そうだね。ごめん。長話して。

ううん。気にしないで。じゃあ、また電話するね。

わかった。じゃあ。

うん。おやすみなさい。

おやすみ。
 
 
 
 
 

受話器を置いてシンジは息をつく。
マナ…
僕は不安なんだ。
すごく不安なんだ。
いくら鈍感な僕にでもわかっている。
マナが僕のことを…
でも、僕には自身がない。
そんな大切な約束を忘れていたこと。
それに彼女が…
シンジの脳裏に一人の女の子の顔が浮かぶ。
そう。
僕には自身が無いんだ…
本当にマナのことを一番に思っているのか…
僕はずっとマナだけを思いつづけることが出来るのか…
それに僕にそんな資格があるのか…
レイに会ったとき心が揺れた。
もう忘れていた…いや、心の奥に閉じ込めていた思い。
自分ではずっと否定してきた。
それにそんなわけないと思っていた。
でも、僕は気付いてしまった。

レイのこと…
好きだったんだって。
でも、とっさに言っちゃったんだ、
マナが僕に会いたがってるって思ったら、急に…
会いに行くよ。って。
僕は…
 
 
 
 

「シンジ?」

声をかけられて、シンジは顔を上げる。

「どうしたの?」

ユイが不思議そうな顔をして立っていた。

「いや…ちょっとね。」

シンジは大きく伸びをして時計を見る。
もう30分も経っていた。
そんなに長い間考え込んでたんだ。

「まさか、マナちゃんと喧嘩したの?」

からかうようにそう言うとユイはキッチンに入っていく。

「ううん。そんな事ないよ。」

シンジは立ち上がりキッチンの入り口に立つ。
ユイは炊飯器のタイマーをセットしていた。

「ねぇ…かあさん…」

不意に思ったことを尋ねることにしたシンジ。
ユイは不思議そうにシンジを振り返る。

「マナっていつまでこの家にいるのかな?」

「マナちゃん?多分来年の3月くらいまでかな?」

「やっぱりそうなんだ。その後ってどうするんだろ?」

「うーん。やっぱり実家に帰ると思うわよ。
ご両親が戻ってくるし、向こうの高校にも通ってたわけだから。」

「…そうか。」

シンジはうなずく。
やっぱり戻るんだろうな?
確かに、向こうの高校にも通ってたわけだし。

「でも、その後どうするかは…」

ユイは少し楽しそうな表情を見せて、
シンジの目の前で指を立ててみせるユイ。

「シンジ次第かもね?」

シンジは訳が分からずに尋ね返す。

「え?どうして?」

くすりと微笑むとユイはキッチンから出る。

「それは自分で考えなさい。じゃ、おやすみなさい。」
 
 
 
 
 


NEXT
ver.-1.00 1998_04/13公開
ご意見・ご感想は sugimori@muj.biglobe.ne.jp まで!!


あとがき

TIMEです。

TimeCapasule第17話「受話器から聞こえる声は」です。

予告通りにマナとシンジのお話です。
少しづつ接近していた二人ですが、
ここにきてシンジが迷っちゃったりしてます。
レイに引き続きアスカも登場してますし、
しばらくは波乱続きですね。

久しぶりに出てきたマナちゃんですが、
またもやしばらくお休みです。
っていっても20話ぐらいには戻ってくるはずです。
#あくまで予定ですが。

さて、お待たせしました。
次回は遂に、やっとアスカとシンジのお話です。
花火大会の夜。
二人は何を語り合うのか?
次回第18話「真夏の夜の花」でお会いしましょう。
 






 TIMEさんの『Time Capsule』第17話、公開です。






 電話で
 久しぶりの会話で


 や〜 なんかいいですよね、こういうの(^^)



 顔も見えない。
 声もノイジィ。

 それでも、
 だからこそか、、

 思いは−−


 うぃ〜 やっぱいいですよね(^^)/




 「今から行くだ」なんてしんじもやるじゃん!


 ナマちゃん後少しの辛抱なのだ。


 じらされた後ってのは格別っ でし〜





 さあ、訪問者の皆さん。
 モンの凄い更新ペース、TIMEさんに感想メールを送りましょう!









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