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少女達のワルツ



それは霧嶋マナの一言から始まった。
『ねぇ,アスカ,正直に言って。アスカってシンジ君のこと好きなの?』


ブッ!!!


パックのオレンジジュースを飲んでいたアスカは,その一言に驚いて,思わずジュースを噴き出してしまった。
『な,なによ,突然?!』
慌てたアスカは,マナに大声で聞き返す。ちょっと頬が赤くなっているのは気のせいか・・・。
『だって,みんなアスカはシンジ君のことが好きだって言ってるよ。ねぇ,それってホントのことなの?』
『そ,それはっ・・・』
マナの眼差しは真剣で,アスカは思わず言葉に詰まってしまった。
『霧島さんはまだ転校してきて2カ月しか経ってないからしょうがないけど・・・。アスカはね,碇君のことが好きなのよ。』
一緒にいた洞木ヒカリが,アスカの眼を見つめながら,確認するように言う。
『そうよねぇ,はたから見たらそうとしか見えないわよねぇ。』
同じくアスカの右側,すなわちヒカリの正面に座る綾波レイが話しに加わる。
『な,何言ってるのよ,アンタ達!』
アスカも言い返すが,レイは彼女の言うことは気にもかけずにマナに話しかける。
『でも,そんなこと聞くなんて,まさかマナちゃん,シンちゃんのこと・・・』
レイは肝心な部分を言葉に出さなかったが,その意味はその場にいる4人には明白だった。
『えっ・・・,あっ・・と,そ,その・・,実は・・・,あは,あはははは・・。』
いつもはハキハキと元気の良いしゃべり方をするマナにしては珍しく,どもっている。笑って誤魔化しているが,顔を見れば,視線は宙をさまよい,頬が赤く染まっている・・・・。




 今は,昼休み。一般的な中学生が,学校に来る中で一番の楽しみとする,仲の良い友達とのお弁当を食べながらの団らんの時間である。惣流アスカ,綾波レイ,洞木ヒカリそして霧嶋マナは,天気のいい屋上で,いつものように丸くなって座りながら,お弁当を食べていた。4人は第三新東京市立第壱中学校2年A組に所属する仲良しグループである。アスカとレイは小学校からの親友であり,洞木ヒカリは中学校に入学して以来の仲,そして霧嶋マナは,2学期の始まりとともに転校してきて,この仲良しグループに加わった。そのカラッとした性格がアスカやレイとウマが合い,いつの間にか4人はお昼休みを一緒に過ごすようになっていた。
 マナの転校から2カ月が過ぎたある暖かい午後。そんな日に,先程のマナの発言があったのだ。





『アタシとシンジはただの幼なじみよっ!それ以上でも何でもないわっ!!』
アスカはレイやヒカリの発言を慌てて否定した。
『もう,アスカったら素直じゃないんだから。』
『そうよ,マナちゃんも本気で言ってるんだから,アスカも正直に答えてあげないと。』
ヒカリとレイは追求の手を緩めない。マナも真剣な面持ちで問いかける。
『アスカがホントにシンジ君のことが好きならしょうがないけど・・・。もし,そうじゃないんなら,わたし・・・。』
マナの眼差しに耐えきれなくなったアスカは,眼をそむけた。
『ほんとにアタシはシンジのことなんて何とも思ってないんだったら・・・。』
視線を横に向けながら答えるが,その声の調子はいつものアスカのものとはちょっと違う。
『ねぇ,アスカ,それ本気で言っているの?』
レイが詰め寄るように言う。
『何でアタシがあんなバカシンジのことなんか好きじゃなきゃなんないのよっ!!』
アスカの方も動揺している自分を誤魔化すためなのか,レイの方を振り返ると必要以上に大きな声で答えた。
『ふぅーーーん,そうなんだ・・・。』
レイが顔を俯かせた。前髪が顔にかかって,その特徴的な赤い瞳が見えなくなる。
『じゃあ,あたしも・・・,』
『えっ・・・?』
『あたしも,シンちゃんの相手として立候補しようかな・・・。』


ええええっ!!!


レイの爆弾発言に,他の三人が驚きのコーラスを奏でる。
『ちょ,ちょっと待って。アスカがほんとうに碇君のこと何とも思ってないんだったら・・・,あたしも・・・・。』
『ちょ,ちょっとヒカリっ?!あんた,鈴原のことが好きなんじゃないのっ?!』
突然のヒカリの発言に,アスカはさらに慌ててヒカリの方に向き直る。
『えっとぉ・・・,あれはアスカが碇君のこと好きだって思ってたから・・・・。でも,わたしも実は,前から碇君のことが・・・。』
そう言って洞木ヒカリは,頬を真っ赤に染めて俯いた。
『ちょ,ちょっと待ってよ,みんな。どうかしちゃったんじゃないの,あんなドジでのろまなバカシンジのことが好きだなんて・・・。』
『あらっ,シンちゃんはとっても優しいじゃない。それに鈍感なところはあるけど,結構,顔も見れるし。』
『そうそう,シンジ君のあの優しい眼差しがいいのよ。』
『碇君は週番とか掃除当番とかきちんとやってくれるし・・・。けじめがちゃんとついてる男の子って少ないのよ。』
三人の少女は,それぞれの考えでシンジのことを褒める。
『で,でもさ,あいつ,テストの成績だってイマイチだし,運動神経だって・・・。』
アスカは何とかみんなの考えを変えようとするかのようにシンジの悪口を言うが,三人の恋する乙女は聞く耳を持たない。
『あらっ,そんなところも可愛いのよ。勉強だったらわたしが教えてあげてもいいし・・・。』
『昔っから,シンちゃん,のんびり屋さんだったから。真剣にやれば,結構,何でも出来るのよ。アスカだって知ってるじゃない。』
シンジの従姉妹であるレイの発言は重い。その言葉で三人はまた盛り上がる。
『そうなの,そうなの?! きゃーっ,一回,そんなシンジ君を見てみたいぃ。』
マナが両手を胸の前で組んで,身をよじる。その様はまさに“恋する少女の像”といった感じだ。


(な,なんで・・・?どうしてこんなことになっちゃったの・・・。)
アスカは盛り上がる三人を遠くに感じがら,呆然と考えていた。

ズキっ!!

何故か胸が痛んだ。レイやマナがシンジのことを話しながら騒ぐ度に,胸の奥が何度もうずく。
(胸の奥が痛い・・・。どうして・・・。こんなこと・・・はじめて・・・)
アスカは自分の今の状態に戸惑っていた。
そんなアスカを後目に,レイ,マナ,ヒカリの三人は,どんどん話しを進めていく。


『じゃ,じゃあさ,誰が一番はじめにシンちゃんにアプローチをかけるか,順番を決めましょう。』
『そうよ。恨みっこないように,平等に機会を作るのよ。』
『そうと決まれば,善は急げよ。噂で聞いたけど,B組の暁カスミさんって碇君のこと好きだって。』
『ええぇっっ?!あの暁さんが?!これは強力なライバルの登場ね。そうなるとうかうかしていられないわね。』
『そうだっ!!私たちには強い味方がいるじゃない。幼なじみとしてシンジ君のことを知り尽くした人が。』
『そうね,こうなったからには,アスカにも是非協力してもらいましょう。』


そこで三人は,いっせいにアスカのことを見つめた。三人の期待を込めた眼に見つめられたアスカは,思わず身体を後じらせる。
『ちょ,ちょっとみんな,な,なに言ってんのよ。』
心なしか,アスカの声が震えている様だ。でも三人は,そんなことは全く気がつきもしないかのように,アスカの方ににじり寄る。
『だって,アスカは碇君のこと何とも思っていないんでしょ。』
『そうよっ。だったら,親友のわたし達に協力してくれてもいいじゃない。』
『ねぇ,アスカ,お願い。』
『でっ,でも・・・,そ,そんなこと言ったって・・・。』
アスカの頬はひきつっている。顔もやや青ざめているようだ。


ドクンッ,ドクンッ。


胸の動悸が激しくなる。息が苦しくなってくる。
(なんで・・・,どうして・・・,こんなの・・・イヤ・・・。)
そんなアスカの気持ちを知ってか知らずか,レイとマナはどんどん話しを進めていく。


『じゃあさ,アスカにシンジ君を連れ出してもらって,私達と合流した後に,アスカは用事が出来たって言って,二人っきりにしてもらうとかぁ。』
『いやいや,この際だからもっと直接的に,アスカからシンちゃんに直接,言ってもらうのよ。シンちゃんもアスカの言うことだったら聞きそうだしぃ。』


アスカは眼の前が暗くなってくるの感じた。
(ちょっと・・なんなのよぉ・・・。)
暖かい陽射しの下,アスカは訳もなく身体が震えだすのを感じていた。
両手でギュッと自分の身体を抱き締めるが,震えは止まらない。
(こんなの・・・・,こんなの・・・・)
『・・・イヤ。』
アスカの口からポツリと言葉が漏れる。
えっ?
レイ,マナ,ヒカリはアスカの方を見つめる。

その時
アスカの左の瞳から
さっきの一言のように
たった一粒だけ
光る滴が
ポロッとこぼれ落ちた。


次の瞬間,アスカは立ち上がって叫んでいた。
『イヤッ!!ダメッ,ぜぇっったいにダメッ!! シンジは・・・,シンジはっ・・・・,誰にも渡さないんだからぁっ!!!』
言葉と同時に,ドッと涙が溢れだした。そしてその気持ちも。


一瞬の静寂。
次の瞬間,三人の少女は優しく微笑んだ。
『やっと白状したわね。』
『アスカ,正直に言わなきゃだめよ。言葉にしなきゃ伝わらないことってあるんだから。』
『やっぱりそうなんだ。アスカ,シンジ君のことがそんなに好きなのね。』
『エッ??』
アスカは,突然の三人の変化に訳が分からないといったふうに,三人の顔を順番に見回す。
『アスカ,ごめんね。ここまでするつもりはなかったんだけど・・・。』
ヒカリがすまなさそうに頭を下げる。
『ゴメンね,アスカ。わたし,アスカの本当の気持ちが知りたかったの。シンジ君を本気で好きになっちゃう前に。今ならまだ間に合うから。』
マナがアスカの手を取って,自分の柔らかい頬に擦り寄せる。その瞳はちょっと潤んでいる。
『アスカがあんまり正直じゃないからさ。でも,ちょっといじめすぎたかな。ごめんね。』
レイが立ち上がって,アスカを優しく抱き寄せた。
『あ・・・あんたたち,あたしのこと・・・・,だましたのね。』
アスカは涙を拭うことも忘れて呆然としていた。
『ホントに,ゴメンね。これはわたしが考えたことなの。マナちゃんやヒカリちゃんのこと,怒らないでね。』
『違うの!わたしがレイちゃんに相談したの。さっき言ったことはほんとよ。わたし,シンジ君のこと気になってて・・・。でもアスカちゃんの気持ちは何となく感じてたわ。でもやっぱり,直接聞かないと分からないし。』
『わたしもアスカのホントの気持ち知っておきたかったの。アスカ,わたしたちにあまり気持ちを打ち明けてくれないから・・・。』
レイ,マナ,ヒカリの三人が代わる代わるアスカに声を掛ける。
『アタシ・・・グスッ・・,アタシ・・・ヒック・,ほんとに・・ほんとに,びっくり・・・・グスッ・・・したんだからぁ・・・ウェーーーーン。』
アスカはホッとしたのか,レイに抱きついて大声で泣き出してしまった。
『ゴメンね。』
レイに抱き締められ,ヒカリに頭を撫でられながら,アスカはしばらくの間,泣いていた・・・・。



『グスッ・・・みんな,ごめんね。あたしがみんなにホントの気持ち話さなかったから・・・。マナにも・・・悪いことしちゃったみたい。』
アスカはまだ半分泣きながら話していた。
『ううん,そんなことない。でも良かった,アスカがホントの気持ち話してくれて。今ならまだ間に合うから。』
『マナ・・・,ホントにシンジのことが好きだったら,アタシに遠慮なんかすること無いのよ。』
『いいのよ。今はまだ,わたしは,シンジ君よりアスカの方が好きだし・・・。わたしはアスカのこと親友だと思ってるから。だから,二人がうまくいってくれれば,わたしも嬉しいし。』
『でも・・・,シンジがあたしのことが好きかどうかは・・・分からないし・・・。』
『それは・・・』


レイが口を挟もうとしたとき,屋上の入口に人影が現れた。
『アスカ?いる?』
そこに現れたのは,当の本人,碇シンジだった。
シンジは屋上にいた4人の女の子の中にアスカを見つけると,走り寄ってくる。
『アスカ,今日,帰りに一緒に・・・』
そこまで言ったところでシンジは,アスカの眼が赤いのと頬に涙の跡があるのに気付いた。
『アスカ?!どうしたのっ?!』
どうやらアスカが泣いていたことに気が付いたシンジは,他の三人に視線を向ける。
『レイ,まさか三人でアスカのこといじめてたんじゃ・・・。』
『シンジッ!!これは何でもないの!!』
ちょっと怒ったようにレイ達に詰め寄ろうとするシンジを,アスカは慌てて引き留めた。
『そ,そう?・・・それならいいけど。』
一転して,本当に心配そうな眼差しで,シンジはアスカのことを見つめる。
『ほ,ほんとに,大丈夫だから。シンジ,ちょっと・・先に降りてて。』
そんなシンジの瞳にちょっとドギマギしながら,アスカはシンジをなだめて,先に教室に戻らせた。
(シンジ・・・,わたしのこと,心配してくれてた・・・。そうね,いつもシンジはそうだった・・・。ありがと,シンジ。)
アスカはシンジの見せたちょっとした心遣いに感謝しながら,その後ろ姿を見つめていた。そんなアスカの背中に声が掛かる。


『ねぇ,ちょっと見たぁ,今の碇君の顔!』
『僕のアスカをいじめるなっ,て感じかしら。』
『そうそう。アスカが泣いてたのに気付いた後のわたしたちを見つめた眼は,いつもの優しい眼差しとはちょっと違ってたよね。』
背後で囁かれる言葉に,アスカはちょっと恥ずかしくなった。首筋や頬が熱くなっているのが分かる。
『ほら,アスカ,分かったでしょ。碇君の気持ち。』
『そうよねぇ,あれ見れば,シンちゃんがアスカをどう思ってるかなんて,一目瞭然よねぇ。』
『アスカ,やっぱりシンジ君とあなたはお似合いよ。』
口々に冷やかすような言葉に,アスカは真っ赤な顔のまま振り返った。
『へへぇーーんだっ,うらやましい?』
『あぁーーーっ,開き直ったなぁ,こいつぅ。』
『なになに,そんなこと言うわけぇ?』
そんなことを言い合いながらも,少女達の顔は,柔らかな微笑みに彩られている。
『でも,アンタ達がわたしのこと担いだのは事実だからねっ。これは,甘味処3回ぐらいかぁ?!』
『やれやれ,アスカにはかなわないわねぇ。』
『ほんと,さっきはあんなに泣いてたくせに。』
『な,なによぉ,あ,あれは芝居よぉ,お・し・ば・い!』
『はいはい,そういうことにしておきましょ。』
『ちょっと,そういうことって・・・』
『まっ,いいから,いいから。じゃぁ,早速,今日の帰りに久仙庵にでも寄っていきましょうか?』
『あらっ,でも今日はアスカは愛しのシンちゃんと何か用事がありそうだしぃ。』
『ちょ,ちょっと待ってよ。アタシとシンジとは別に・・・』

別にぃ?

『うっ・・・,ま,まだ約束した訳じゃないから・・・。』
『キャーーーッ,アスカ,真っ赤になってるぅ!!可愛いっ!!』
『でもさ,でもさっ,さっきのマナちゃんの演技,真に迫ってたよねぇ。』
『そんな,レイちゃんだってぇ・・・・』
キャイキャイ・・・



その少女達のなごやかな喧噪は,お昼休みの閉幕を告げるチャイムが鳴るまで,しばらくの時間続いた。


あるお昼休みの出来事でした。



NEXT
ver.-1.00 1997-11/11公開
ご意見・ご感想は zen.yyam@ma3.justnet.ne.jpまで!!

【キャラクター設定】

 説明があまりないので,ちょっち分かりづらいと思いますんで,付記します。
(文中で説明的な台詞はあまり入れたくないので。)
系統・・・26話の学園EVAが基本です。
惣流アスカ ・・・主人公。碇シンジとは幼なじみ。ドイツ系クォーター。
       第三新東京市立第壱中学校2年A組所属。
碇シンジ ・・・御存知,惣流アスカのお隣さんで幼なじみで同じクラス。
綾波レイ ・・・碇シンジとは従姉妹同士。(母親同士が姉妹)小学校3年の時に第三新東京市に
       転校してきて以来,アスカ・シンジといつも一緒。アスカの親友かつライバル。
洞木ヒカリ ・・・中学一年の時にアスカ・レイと同じクラスになって以来の仲良し。
       やっぱりここでもクラス委員長  ^^;)
霧島マナ ・・・2学期に2年A組に転入してきて,アスカ・レイ・ヒカリと仲良くなった。
       アスカ・レイと3人で2A美少女トリオと呼ばれる。
       (ヒカリちゃんご免なさい・・・。)



あとがき

さすがに中学生の女の子達の会話を考えるのはきついっすねぇ。ちゃんと雰囲気出てるかどうか心配です。割とほのぼの系ですので,読んだ後で穏やかな気持ちになっていただければ,産みの親としては苦しんだかいがあろうというものですが。

 キャラクターごとに台詞の色を変えてみましたが・・・,かえって見にくくなったような気がしますね。失礼いたしました。いちおう,シンジの呼び方で,誰の台詞か大体分かるようにはなってるんですが。



Special Thanks

 ところで,すでにお気付きの方もいらっしゃると思いますが,本作中では,壱号館601号室のMEGURUさんのProject Eに出ている暁カスミ嬢のお名前を拝借しています。名前だけの出演ですが,オリジナルの訳の分からないキャラより,御存知の人はイメージが湧きやすいのではないかと思い,特別にお願いしました。快く,キャラの出張出演を承諾下さったMEGURUさんに大変感謝いたしまします。どうもありがとうございました。
 こんな風に,めぞんの中でいろいろと行き来があれば面白いんじゃないかと思いますが,皆さんはいかがでしょう?


 ぜんさんの『少女達のワルツ』、公開です。
 

 素直にならないアスカをいじめる悪い友達(^^)
 

 ワイワイきゃいきゃいした昼休みの一時、
 アスカの本心を引き出す少女達の友情が麗しいですね。
 

 友達の思いがけない告白に、
 戸惑い苦痛を感じ、爆発。

 アスカも、
 レイ・ヒカリ・マナも、

 そして、
 アスカの涙のあとを見たシンジも。
 

 みんなみんな魅力的でした(^^)/
 

 さあ、訪問者の皆さん。
 可愛い一時を描いたぜんさんに感想メールを送りましょう!


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