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部屋一万いってるようなきがするあんど復活の狼煙

スーパーロボット

ジェットアローン

 

すでに、ジオフロントの天井部は抜け落ちネルフ本部にも多大な被害が出ていた。

「アスカ!、大丈夫?!。」

シンジの呼びかけに答える代わりに軽くモニターから一瞥を返す弐号機パイロット。

周りは9機のエヴァシリーズに囲まれている。

けっして、ダイナに出てきたコカクチョウではない。

(シンジ、アタシたちいい線までいってたよね。)

心の中で答えるアスカ。

その瞳には一種すがすがしささえ感じられた。

 

「リツコ!、二人を助けられないの?。」

ミサトが涙声で叫ぶが(ところで変換一発めは酒部とでた。)、

「もう、むりよ…」

とむなしい返事が帰ってくるだけであった。

ゼーレの先手を取り、UNと各国を味方に付けることに成功したとは言え、

ゼーレにだって着くものもいる。

後にだれ言うともなく第3次世界大戦と呼ばれるようになったとかならないとか。

 

「碇…、今回ばかりはだめだったな。」

だが諸君、安心ぶっこきたまえ。

冬月の呟きとともにあらわれた一つの巨大なかげ。

 

これこそ、人類が待ち望んでいなかったにもかかわらず税金の無駄つかいで生まれた

最強の救世主。

日本の科学と、癒着が膿んだ生んだ最後の希望(自称)であった。

 

第一話 無敵ジェットアローン

 

 

その日ゼーレはあきらめればいいものをよせばいいのに残りの軍隊とエヴァシリーズで

ネルフに総攻撃をかけた。

UNと戦自の助けもありからくも窮地を脱したかに見えたような気がしたが、それは

幻!(ちゃちゃちゃちゃん♪)。

トカゲににたエヴァシリーズはやはり頭をつぶさないとだめなのか!。

ゾンビの様に復活したのである。

押される、エヴァンゲリオン2機。

もはや、最後の時はせまっていたりなんかしたりする。

 

「ふっ、やはりこの時がきてしまったか。」

モニターをみてカッコつけてつぶやく男、そう忘れられた男時田シロウその人であった。

「よし!ジェットアローン発進!、いよいよデバン出番だ!。」

その声とともに室内は活気にあふれていた。

 

ここ、旧府中市の大湿原地帯に存在する研究所は突如大音響とともに竹の子のごとく

空に向かって延びていった。

その、なんの意味もない一大戦闘要塞とかした研究所は、これまた巨大なカタパルトを

意味もなく伸ばした。

「我ら、府中科学要塞研究所の力をみせてやるのだ!、発進!」

その格納庫から飛び出す巨大すぎる妙に角張った戦闘機。

「スクランブルダァァァッシュ!!。」

今、第三新東京市にむけて人類最後の希望(自称)がとびたった。

 

 

「アスカ!後ろ!。」

「ばか、自分のことを…きゃぁっ。」

弐号機のアンビリカルケーブルがロンギヌスの槍のバッタもんに切断されたのだ。

残り時間はティガと同じ!。

(せめてシンジに一言くらい、本とのこと言っておきたかったな…。)

アスカは奇跡的に回復していた。(お約束だし。)

そこには、シンジのなみなみならぬ介護があったのだ。(そうでないとね。)

その事に対してまだなにも言えてなかった。

自分たちの心に気づいた二人に時間はあまりにようしゃなかった。

ああ、二人の運命やいかに。

「アスカ…。」「シンジ…。」

どちらともなく口をひらいたその時に、空に一つのかげが現われた。

それは、エヴァシリーズに威嚇射撃を加えると空中高く舞い上がった。

「よおし、今だ。」

「りょおかい!、ちぇんじじぇっとぅぉあろぉおんん、スイッチおおおん、トゥ。」

構造的にすごく違和感のある変形をしたがそれは気にしてはいけない。

「さあ、こいっっ。」

空は突如赤黒い雲に覆われた。BGMは最高潮だ!。

「ケ、ケンスケ…。」「相田…?。」

その場にいたものは、エヴァシリーズも含めて固まってしまった。

彼等は外部スピーカで外に全て流しているのである。

「相田くん!、ディスクMだ!。」

「了解!、でぃいすぅくえんむぅ。」

ケンスケはおもむろに隣のDVDラックからでかでかとMと書かれたDVDをだすと

セガ○ターンににた機械にほうり込んだ。

カッコつけているのだが、外の人間にはなにをやっているのかさっぱりだ。

「ディスクM、ぱわーぷれいいい。」

やはり外の人間にはわからないだろうが、キメキメでやっている。

巨大ロボットジェットアローン(当然色はトリコロールだ!。)のそこかしこから

スピーカが現われて、音楽をならしはじめる。

いつきたのか、時田は巨大な支援機にのって空中からバリライトやらスモークやらで

もはや、野外コンサートである。

そして、流れるみょうに高いテノールのようなヨーデルのような間延びした歌。

そう、マーズアタックで火星人を退治したあの歌である。

「ディスクM、それは流れる音楽によって使徒の脳を破壊しようとする兵器である。

そのために厳選されたこの曲は、マーズアタックによって実証された伝統の物。

ディスクMのMとはミュージックとマーズアタックからきているのだ!。」

支援機に取り付けられたスピーカから時田ののりにのった説明ナレーションが聞こえる。

「効果あったようだな!、見ていろ!、碇、惣流!.」

叫ぶとケンスケは、目の前の64のようなコントローラーを手にしてコマンドを入れた。

→→AAB→ダッシュ。

次の瞬間、初号機の正面の量産機に見事なライダーキックが決まっていた。

が、そんなもんで倒せるかい。

あっさりと足を捕まれ投げ飛ばされるジェットアローン。

ゲームのようにはいかない。

「なかなか、やるなぁ、だがディスクMがそろそろ効くころだ!。」

効くかい。 誰もがそう思っていた。

んが、しかし、1機の量産機が必死に口を開いてなにかしている。

みなさんご存知とおもいますが、量産機のダミープラグはカヲルってかいてあります。

ナルシスホモのプライドにかけて歌おうとしたのだが、あれはあの口では歌えません。

結果自ら、命を絶ってしまったのだった。

「け、ケンスケ?。」「あ、あいだぁ?。」

いい加減、二人とも目の焦点があわなくなってきていた。

 

「はっ、シンジくん、アスカ、今のうちに後退して!。」

ネルフ一の非常識人間ミサトが、何よりも先に我に帰った。おかえり。

ミサトの指示に我に帰った二人はとりあえず後退した。

弐号機は新たなケーブルをつなぐ。

だが、残り8機のエヴァシリーズに対してこちらは武器がない。

もはや、あとがない。

 

「無う、初号機!、これをつかえ!。」

ケンスケはジェットアローンの太ももに隠されている太ももよりもはるかに長い

刀を投げてわたす。どべしゃ

「それは、アローンブレードだ!。」

「でも、ケンスケ、これってただのでっかいかたなだよ。」

たしかになんの変哲もないでかいだけの刀である。

「バカシンジ、無いよりましでしょ!。」「そ、そーだけどアスカぁ。」

もう、やけくそである。

乱闘、乱闘、また乱闘。

ばつん。

突如として、というか、当然の結果としてというかジェットアローンのスピーカが

壊れてしまった。

間ぁ、壊れて当然なんだからしょうがないけどね。

「しまった!、ディスクMが使えない!。」

別に使えたからと言ってなにか変化があるかといえばほとんど無い。

なんせ、さっきから音飛びが激しいのだ。

「だけど、俺はあきらめねぇ!。」

君はダイナにでも変身するのか?、と周囲の人間が思ったかどうか。

「この、馬鹿相田!、邪魔よ!。」

ごばしゅ、と言う音とともに弐号機に蹴っ飛ばされたジェットアローンは500m先の

兵装ビルにぶつかってなんとかとまった。

衝撃からなんとか立ち直り(頑丈な機体であることは証明された。)ふと顔をあげる

ケンスケの目の前にうつった光景はいつのまにやらプログソードに切り替えた初号機が

エヴァシリーズ数体とつばぜり合いを行っていた。

「おお!、碇、今助けるぞ!。」

余計なことするな。今そう思った人が何人かいるはずだ。いなかったらどうしよう。

「アロォーンンパァーンチィッ。」

最後の小さいッがポイントだ。ってなんの?。

「アローンパンチはマッハ2で敵を打ち倒すジェットアローンの必殺武器の一つだ。

2km以内なら自由に動くぞ。」

時田の説明が第三新東京市に響く。

ま、要はロケットパンチだよね。(そこの若い子、ロケットパンチって何とか言わない。)

轟音とともに飛ぶアローンパンチ。でも目的のエヴァシリーズはそこにいない。

マッハ2である。2kmなんて瞬き1回分で動くスピードである。

ごああああんんんんんんん。除夜の鐘ではない。

鈍い金属音とともに崩れる初号機。

そのパンチは、見事にヒットしていた。

初号機の後頭部に。

ATフィールドはお約束どおり中和済みだ。

この、ばかメガネ!、シンジ倒してどおすんのよ!

アスカの当然の罵声が外部スピーカと全周波の無線で飛ぶ。

「敵もやるなぁ。」ってちがう、絶対ちがうぞ。

倒れている初号機にとどめを刺そうとする量産機。

「シンジ!、シンジってば!。」

呼びかけるアスカの目にはモニターのかなたで白目をむいている碇シンジの姿があった。

「シンクロ率の高さが仇になったわ…。」

「なにおちついちゃってんのよ、リツコ!。」

その騒ぎをよそに自分の仕事をこなしているエヴァシリーズは今まさに槍を突き立てよう

としていた。

ところで、さっき初号機をヒットしたりしたパンチは地面に落ちてクルクルとねずみ花火

の様に転がっていた。

しつこいけど、マッハ2で。

それは、エヴァシリーズの足を払ってなおまわりつづけた。

相変わらずマッハ2で。え、くどい?。

偶然とは恐いもので、そのエヴァシリーズは自分の槍で自分のコアを貫く事になって

しまった。奇跡体験アンビリバボー。

「これで、2機、みたか惣流、碇!。」

「シンジ!、しっかりして。」

「碇、かたきはとってやるからな。」

あんたのせいでしょうがぁ!!!

うらやましくも、アスカの踵落としをくらうジェットアローン。(うらやましいかなぁbyS.I)

だが、中にいる人間には別に支障はない。私の師匠はフラン研。フラン死体ではない。

「1万2千1枚の超特殊装甲スーパーZだ、エヴァとは違う!。」

1枚や2枚、大差はないが気分、気分。

「はっ、しってる天井だ!。」そりゃよかった。

なんかねぼけてないか?、シンジ。

「バカ、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。」

「あっ、そうだった。」

夫婦漫才ができそうなので、脳に異常はないようだ。

「とにかく、相田、これ以上邪魔しないでよね。」

「なに言ってるんだよそうりゅう、俺のおかげで2機も倒したじゃないか!。」

「あんたのせいでシンジが死ぬところだったのよ!!。」

「ア、アスカぁ、いいよ、ケンスケも悪気が…。」

「「「「「「よくないっっっ。」」」」」」

アスカと発令所の全員が親父も含めてシンジにつっこんだ。

さて、別にエヴァシリーズも黙ってみていたわけではない。

エヴァンゲリオン2機と、ジェットアローンのどつき漫才にまきこまれていたのだ。

どうゆう訳か、さらに1機減っている。

「おのれ、碇、見事な撹乱戦術だ。」

キール議長、ちょぉーっと勘違い。

1分程後。

双方、態勢を建て直し、再度あいまみえる。らぁうんどつぅう。

「二人とも、みそっかすはほっといてのこり6機に集中してね。」

「「はい」」うん、きれいなうにどんユニゾンだ。

「そんなぁ、ミサトさん、みそっかすだなんて。」

目の幅涙のケンスケ。

すでに左手は、ガス欠で地面にころがっていた。

その目の前では3体1の戦いが2組行われていた。

初号機はS2機関を取り込んでいるが、弐号機はケーブル付きである。

不利なのは目に見えている。

(よぉし、そうりゅうの目をさまさしてやる。)そういえば、ウルトラマンダイナの

第3話のサブタイトルは、目覚めよアスカだったねぇ。

とにかく、不穏な考えをもったケンスケ。

周りの敵から一時逃れるために華麗に空中へ飛ぶ弐号機。

追う、エヴァシリーズ。

自在に飛ぶ敵に対して不利な気がしないでもないが、問題なし。

「かかった!。」

なにか、思惑があるアスカ。

が…。

「あいあんかったあああああああああああああああ。」

「「「「「「げっ!」」」」」」一同戦慄。

残りの右手を飛ばすケンスケ。

飛ぶと同時にどうやってしまっていたのか、巨大な刃が飛び出すパンチ。

見事、今度はエヴァシリーズの多分7号機の首を落とす。

余波でダミープラグも粉砕した。

「ケンスケ、やるじゃないか。」

喜ぶシンジ。

いいなぁ、君は素直で。

しつこいけど、マッハ2ね。

回転半径って結構大きいよね。

そのコース上に運悪く、弐号機のケーブルがあった。

「ばっ、ばか!、なんてことすんのよぉ。」

もう予備のケーブルもない。

エヴァンゲリオンはケーブルがきれるとわずか3分間しか動けない。

それを、過ぎると二度と再び立つ事はできないのだ。

がんばれ、エヴァンゲリオン!。

敵は2機…、初号機の方は平等にキズだらけにしているが。まさに傷だらけの天使。

「アスカ、さがりなさい。」

「うぅー、おぼえてなさいよ、メガネバカ…。」

その目は、まるでUSA版のゴジラのようであったとかなかったとか。

当のケンスケは多分6号機をまぐれで倒したことで有頂天ケラは最近なにしてる

になっていた。

「みたか、ジェットアローンのちからを!、ははははっ、いかり、そうりゅう、どうだ。」

もはや、ここに至っては脳内麻薬全開ってとこだろう。

「よーし、碇今度はそっちを助けるぜ!、へへ。」

なんか、あっちの世界に最大ワープで旅立っていってしまったのだろうか。

帰ってこれるか?、ケンスケ。

「ああとみぃぃっくぅ(ため)ふぁいやああ!。」

「アトミックファイヤーは原子炉の炎を直接プラズマで高出力の火炎放射器である。

その威力は、全ての物質を灰塵で一瞬なのだ。」

時田の説明もやばいんでないかい。

「ばっ、ばか!、ケンスケ、そんなことしたら。」

 

つね日ごろ、アスカにバカバカ言われているシンジでも中学生。

その武器が、まともな解説をきかなくてもいかに危険かぐらいはわかる。

「「まっ、まずいいいい。」」

ジェットアローンの胸から、こんな時ばかりは計算どおりの出力で計算どおりに吹き出す

熱核プラズマ。

それは、初号機とエヴァシリーズ3機を見事に包みこんだ。

 

 

「いかん、今回は撤退だ。

残った、エヴァシリーズを大至急もどせ!。」

キールは残ったエヴァシリーズ4機をほうほうのていで引きあげさせた。

 

 

ここ第三東京市であった崖の上で黒焦げの初号機と動けない弐号機が夕日に佇んでいた。

 

「い、碇、たいへんだぁ、原子炉の様子が変なんだ!。」

 

その日、まごころを君にな顔で叫ぶシンジの声にのって衛星軌道まで投げ飛ばされた

ジェットアローンの大爆発が大地を赤く赤くそめたりした。

 

 

 

次回予告

やあ、みんな時田シロウだ!。

今回のケンスケ君とジェットアローンの活躍を見てくれたかな?。

始めての戦いだから、苦戦したけど無事に世界の平和を守ったぞ。

これからも愛と平和の為に、ケンスケ君とジェットアローンは戦い続けるぞ!。

次回は、暗黒ゼーレ帝国のキール皇帝が新たな敵をまたしても第三新東京市に送りこんで

くるんだ。

今までと違う、超宇宙使徒にエヴァンゲリオンは手も足もでない。

やはりここは、ケンスケ君とジェットアローンの出番だ。

次回『超宇宙使徒大作戦』であおう!。

君もケンスケ君と一緒にアロォーン(ため)ゴォウ。

 

ジェットアローンの真似は危険だから絶対しないでね。

 


NEXT
ver.-1.00 1998+01/29公開
ご意見・ご感想・苦情・クジョーなどは だいたいこのあたりまで!!

 

ざれ

アスカ

「ちょっと、なにこれ?。」

SOU

「え、部屋1万いってるよ記念あんど復活ののろしじゃないですか。」

アスカ

「ほほぉ、これが?。」

SOU

「ええ、なんか気にさわりました?。」

アスカ

「普通、部屋の記念とか言ったらこうLASなんじゃないの?。」

SOU

「そうかなぁ。」

アスカ

「LASかけないの?、あんた。」

SOU

「だって、ファーストコンタクトの方って結構LASなんじゃないかな?。」

アスカ

「あれで?。」

SOU

「ええ、LUCKY ALL STARSでしょ?。」

アスカ

「リツコに一度脳波測定してもらう?。」

SOU

「え、なんかトリップしそう。」


 SOUさんの『スーパーロボット ジェットアローン』第一話、公開です
 

 部屋一万、おめでとうございます〜(^^)

 復活、バンザイバンザイ〜♪
 

 格好良いぞ!ケンスケ!!

 見えないところでのキメポーズ、
 技の名前を叫びながらの攻撃、

 効果を全てす瞑するアナウンサー。

 いいぞ〜☆
 

 

 しっかりラブラブモードへの道を歩んでいるアスカとシンジ。
 こっちもグー(^^)
 

 戦えっっJAっっっ
 

 

 さあ、訪問者の皆さん。
 華麗なる復活を飾ったSOUさんに感想メールを送りましょう!


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