2015年 1月1日 午前0時00分 日本 東京 日本軍情報管制センター
「第一、第二、第三軍隊装甲ビル。完全に占拠されました。」
オペレーターの声が会議室の中に響く。
「テロリスト集団は、”ANGEL”と書かれた旗を掲げております。」
其処に集まっていた老人の一人が震えた声を出す。
「まさか…」
「間違いない…使徒だ。」
「もう活動を停止したのではないのか。」
「15年ぶりに登場か…。」
「どうする。」
「我々に残された道は1つ。」
「NERVの再結成…か。」
「今すぐ集めろ……有能な若者達をな…。」
対使徒特殊機動隊NERV
プロローグ
2015年 1月2日 午前11時24分 東京 某所
2名の男と2名の女が怪訝そうな顔をして座っている。
黒い髪をした優しそうな少女が、茜色の髪の少女に話し掛けた。
「こんにちは。私、洞木ヒカリ。あなた、名前なんていうの?」
「こんにちは。私は、惣流・アスカ・ラングレー。宜しく…?。」
「ヒカリよヒカリって呼んで。」
「私もアスカでいいわ。」
「一体何があったのかしら。」
「知らないわよ!私に何の関係があるっていうのよ!」
「不思議ねぇ。アスカ、あなた何の仕事しているの?」
「ゲヒルン、ていうところに居るわ。ドイツのFBIみたいなものよ。」
「ふーん。凄いわね。」
「ヒカリ。あなたはどうなの?」
「私はアメリカで犯罪車の心理分析医をしていたわ。」
「うーん。接点が見当たらないわねぇ。」
男も男同士で、話をしていた。
「おい、われ。其処のメガネ。名前なんちゅうんじゃ。」
「人の、名前を聞くときは、自分から名乗るのが礼儀ってものだろう。黒ジャージ君。」
「わいは、鈴原ドウジっていうんや。ほら、名前いわんかい。」
「はじめまして。相田ケンスケです。」
「おまえは、なんや、軍人か?」
「そう。情報操作なども得意だよ。ケンスケって呼んでくれ。」
「わいは、白兵戦のプロやで。海軍のテロ対策部のエースや。トウジって呼べばええわ。」
「若いのに凄いなあ。何歳?」
「22。」
「僕と、同じ年じゃないか…。」
「ところでな。ケンスケ。あの、黒髪の娘。可愛いとおもわへんか?」
「僕は、女には興味ないね。」
「なんや、つれんやっちゃなぁ。」
「男は、僕たちだけか…」
「なんで、わいらがこんな所に拘留されなあかんねん。」
ガチャッ
牢獄とも思える部屋の鉄格子が突然空いた。
「全員。外へ出ろ。」
其処には、長い廊下があった。
「歩け。」
軍人は、必要最小限の事しか言わない。
長い廊下の向こうには、会議室のようなところがあり、数人の老人が座っていた。
一番奥の席に座っていた老人が、口を開いた。
「良く来た。若者達よ。」
アトガキ
TOMYの兄の初連載です。
弟の連載の続きにはあんまり期待しないほうがいいです。
弟が、
「EVA?なにそれ?しらねーなっ!!!」
等とほざいていたので、
脳天に、踵落しをかましてやりました。
大家さん、弟の連載、削除してもいいですよ。
ところで、
EVAの人気が下がっていくなか、
先日「WOWOW」で、
DEATH(TRUE) AND REBARTH
があると聞きました。
非常に嬉しいです。
では、
サヨナラ
シンジ君「悲しいこと言うなよ!」
アスカ様「永遠にさようなら。」
レイ様 「ソウ……。」
TOMYさんの『対使徒特殊機動隊NERV』プロローグ、公開です。
プロローグ。
ANGEL、使徒と
それに対するNERV。
タイトルと入りからはそうですよね(^^)
もっと裏があるのかな?
シンジはどの様な形で出てくるのかな?
出てこなかったりして(爆)
さあ、訪問者の皆さん。
新連載の・・・・あっ、作者はTOMYさんのお兄さんでしたね(^^;
初めての連載を始めた作者さんに感想メールを送りましょう!
作品の削除はご本人からの申請のみ有効です。
たぶんご本人なのでしょうが(^^;
本人でないなら問題ですよね・・・
「部屋の又貸し」なんて言うまでもなく禁止ですよ。
とにかく。
ご自身の口から申請して下さいね。