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幸せは僕の横に


 

 

ぼんやりとした世界だった。

僕の体はふわふわと浮かび――あるいは落ちているのかも知れない。まあ、どちらでもいいことだ。

僕のまわりの風景は、全ての原色を混ぜ合わせ、それをゆっくりと水の上に泳がせたように見えた。

そこには『個』というものは存在せず、全ては混ざり合い――浸食し合う。

僕の体すらも徐々にまわりにとけ込んでいく――だが、それは少なくとも不快ではなかった。母の胎内に還るような――至福の瞬間。

だが――

ずごっ!

「げふぅっ!」

突然訪れた下腹部への痛みを引き金として、重力は急速に僕の体をその制約の元にとらえ、まわりの風景は急激に自らの存在を主張し、僕をはじき出した。

痛みに涙すら浮かべながら、僕は自分に痛みを与えているものを見やった――まあ、だいたい想像はついていたが。

僕の下腹部に突き刺さった白くて長い足。その足をたどっていくと、一人の少女の顔に行き着く。

母親譲りのまだ赤い髪を短く切りそろえ、猛々しく僕のベッドの横に立ちそびえている。

僕が口を開くより早く――少女の怒声が僕の部屋に響いた。

「父さん!! いい加減起きてよね!」

「ミライ……お父さんは仕事で疲れてるんだ。だからもう少し寝かせて……」

僕はそう言うと、娘のミライの足をどかし、再び布団にくるまった。

「ああもうっ! また寝る! ほら父さん、もう10時よ!」

ゆさゆさと僕の体をゆするミライ。だが甘いな。僕をこの程度で起こせると思ったら……

「こ・のぉぉぉぉぉっ! 起きなさい! 起きろ! お・き・ろぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

げしげしと布団の中の無抵抗な僕にヤクザ蹴りを入れる。僕はしばらく布団の中でその執拗な攻撃に耐えていたが、だんだん加熱してくる蹴りに本気で生命の危機を感じ、降伏することにした。

「あたたたた、もうやめろミライ! いたっ、ああ、分かったから! 起きればいいんだろ起きれば!」

言って、のっそりと僕が起きあがると、ミライは蹴りを止め、満足そうに微笑んで言った。

「そ。ほらほら、早く朝御飯食べちゃって。それからアキラ起こしてきてよ。あいつ、父さんよりしぶといんだから」

それだけ言うと、軽快に僕の部屋からはねるような足取りで出ていく。

「父親の威厳ってのは、一体どこに行っちゃったんだろう……」

一人娘の後ろ姿を見送りながら、僕はもうとうの昔に死語と化した言葉を思ってうめいたのだった……

 

 

――まあ、そんないつもの朝のことではあったのだが。

とりあえず僕は朝食を取る前に息子の部屋へと向かった。

僕の息子――アキラと、娘のミライは双子の姉弟で、二人とも今年で14歳になる。

――まあ、この二人は直接ではないとはいえ、僕ら二人の結婚の原因の一つにもなったわけで……だから、18歳のときに、その、初めて……まあ、その、なんだ。その時に……その、なんというか……できちゃったわけで……

と、とにかく!

そんなことは今は関係ないんだ。

僕は『AKIRA』とプレートのついたドアをノックもせずに――どうせしても聞こえないだろうから――、開けた。

案の定、アキラは丸まった布団を愛おしげに抱きかかえ、まさに至福の表情をうかべて惰眠を貪っていた。

その幸せそうな笑顔を見ていると、僕はなんだか猛烈に腹が立ってきた。

僕はミライに蹴り起こされたのに――あの攻撃的な正確は母親譲りだな、絶対――、こいつはこんなに幸せそうに眠ってるなんて――!

僕は八つ当たり気味にアキラを足で揺り起こした。

「ほら、起きろアキラ。朝だぞ」

「う〜ん、もう食べられないよ〜」

…………我が息子ながら、もう少しオリジナリティのある寝言は言えないものだろうか?

とにかく、どうせこいつがこの程度では起きないことは分かっていたので、少し強めに――それでもミライよりはずっと優しく――蹴りを入れる。

だが、その攻撃にもアキラは目覚める素振りすら見せない。

僕はそっとため息をついて、最後の手段を行使することに決めた。

朝日をその容量の限界までとりこんでいる窓から、外の景色をのぞく。すがすがしく晴れ渡った空と、その空に独特の紋様を描く雲は、今日も快適な一日になるであろうことを告げていた。

その景色を眺めながら、

「あれ、コトミちゃんじゃないか」

我ながら白々しい芝居だとは思ったが――効果はてきめんだったようだ。

「えっ、どこどこ!?」

一瞬にして覚醒し、きょろきょろと窓の外を見回すアキラ。

僕はもう一度ため息をついた。

「目は覚めたみたいだな」

「えっ?」

たった今僕の存在に気づいたかのように僕の顔をしばし見つめ――ようやく事態を理解したらしく、すっとんきょうな声をあげる。

「な……だましたな! 父さん!」

「いつもいつも同じ方法にだまされるお前が悪い。ほら、さっさと起きろ」

僕は手をひらひらと振りながら言った。

コトミちゃんというのは、お隣の加持さん夫婦の愛娘、加持コトミのことだ。

この子が、本当にいい子で、あの2人のいいところだけを厳選してよりあわせ、それをさらに上質にしたような子なんだ。

長い黒髪をポニーテールに結んで、大きい目でなんにでも興味を示すような女の子。アキラとミライの幼なじみでもある。

そして、我が家のアキラは、目下この子に片思い中。本人は隠しているつもりらしいけど、気づいていないのは本人たちぐらいのもんだろう。

まあ、僕としては息子の色恋沙汰に口を挟むつもりはないけど、色々と便利に使えることも確かだ。

アキラはすねたように頬を膨らませ――どこか仕草が女性的な奴なんだよな――、もう一度布団にもぐりこんでしまった。

「おーい、アキラ?」

足でつんつんとつついてみるが、反応はない。

どうやら本気ですねてしまったようだ。

僕はもう一度ため息をつき、机の上のペンギンの形をした目覚まし時計を手に取った。

時間が来ると、首を振りながらアラームをならすタイプのやつだ。いつも思うのだが、この時計を見るとペンペンを思い出す。

とにかく、僕はそのペンペン――もとい、目覚まし時計のタイマーを30分後にセットして、アキラの枕元に置いた。

これでそのうち起きてくるだろう。アラームの音量を最大にしておくことも忘れない。

僕は後の仕事を完全に目覚まし時計に委ねると、そろそろ空腹を感じ始めたお腹をおさえながら、妻と娘が待っているであろう居間へと向かった……

 

 

「おはよう」

僕が居間に入ると同時、焼けたトーストの香ばしい匂いが鼻腔をくすぐる。

「あら、もう起きてきたの?」

僕の妻――アスカが料理の手を休めて聞いてきた。

「もう起きてきたもなにも、ミライに蹴り起こされたんじゃないか」

そう言って、恨みがましい目つきでにらみつけるが、ミライは素知らぬ顔でのんきにトーストなどかじっている。

アスカは少し微笑んで、コップについだ牛乳を僕の前に置きながら言った。

「まあ、たまには早起きもいいんじゃない? 早起きはサンコンの得って言うじゃない」

「少しも早くなんてないわよ。それから母さん、サンコンじゃなくて三文」

「……そうだったかしら?」

顎に指など当てつつ、虚空を見つめて呟く。

僕とミライのため息がユニゾンした。

僕は牛乳を飲み干すと、テーブルに着いた。

僕の前に朝食のメニューが並ぶ。サーロインステーキにビーフストロガノフ、極上の赤ワイン――なんてものが朝からうちの食卓に並ぶはずもなく――かといって夜には並ぶのかと問われると首を横に振るしかないのだが――、目玉焼きとベーコン、申し訳程度にレタスの乗った皿が、僕の今日の朝食の全てだった。

テーブルの中央には、香ばしく湯気を立てるトーストが3枚ほど重なって置いてあった。

僕はその一つを手に取ると、バターをアバウトに塗りつけて、そのまま口に運ぼうとした時――

ぴんぽーん。

どこか間の抜けたチャイム音が 響く。

アスカは昨日の夕食の皿洗いをしながら――昨日はすぐに寝ちゃったから――、振り向きもせずに僕に言った。

「シンジー、ちょっと出てー」

僕はちらりとミライの方に視線を向けた。

ミライは我関せずといった風に、黙々とトーストをかじっている。

僕は嘆息して――難儀そうに立ち上がり、玄関へと向かった。

まだ10年以上ローンの残っている我が家の廊下を歩く。

マンションに住もうかとも考えたのだが、アスカの「一生暮らせるあたしたちの家が欲しい」という要望で、僕は多少無理して一軒家を購入したのだ。

エヴァのパイロットとして世界を守った僕も、今はしがないサラリーマンだ。まあ、ネルフの存在自体ほとんど国家機密と化してしまった今ではそれもしょうがないのだが。

とにかく、僕は自分の城の廊下を玄関に向かって歩いていった。

玄関の鍵を開けて、チェーンを外してからドアを開ける。

そこには、よく見知った顔があった。

 

 

「やあ、コトミちゃん。どうしたの? こんな朝早くに」

玄関の前に立っていたのは、お隣の加持コトミちゃんだった。

黒い髪をいつも通りポニーテールに結び、なぜか制服を着ている。

コトミちゃんは大きな目をくるくると動かすと、

「えっと……アキラ、いますか?」

「ああ、ちょっと待っててね、今起こすから」

僕はそう言うと、家の奥に向かって声をあげた。

「アキラー。コトミちゃんが来たぞー」

………………

応答がない。

僕ははて? と首をかしげもう一度呼びかける。

「アキラー! コトミちゃんだぞー!」

それでも家の奥からはなにも返事はない。

おかしいな……いつもなら「コトミちゃん」の言葉を出すだけでとんでくるのに……

「ちょっとまっててね。今呼んでくるから、上がってて」

「はい」

そう言うと、コトミちゃんは玄関の中に入って、ちょこんと腰掛ける。

僕はアキラの部屋へと向かった。扉を開けると、アキラが先と同じ格好で、布団を抱きしめて眠っている。

「アキラー、コトミちゃんが来たぞー」

「うるさい」

アキラは布団を抱きしめたまま答えた。

なんだ、起きてるんじゃないか。

「親に向かってうるさいはないだろう、それよりもいいのか? コトミちゃんが来てるのに」

「そんな見えすいた嘘ついたって無駄なんだからな。もうだまされないぞ」

僕はやっと事態を理解した。

要するに、僕の言ってることを嘘だと思ってるわけだ。

僕はなんとなく昔先生に聞いたグリム童話など思い出しつつ、髪をかいた。

しょうがない。こうなったら……

僕は玄関の方に向かうと、まだ座っているコトミちゃんに、

「コトミちゃん。悪いけど、うちのアキラ起こしてきてくれないかな。なかなか起きないんだ」

「わたしがですか?」

「うん、多分コトミちゃんじゃないと起こせないと思うから」

「……わかりました」

そう言うと、まだ釈然としない様子ではあったが、コトミちゃんはとことことアキラの部屋に向かった。

程なく、アキラの悲鳴――だか何か――が聞こえてくる。

ザマ見ろ。

僕はそっと舌を出すと、朝食を再会するために居間へと戻った。

 

 

「誰だったの?」

もうテーブルについて目玉焼きを食べているアスカが僕に聞いてきた。

「コトミちゃん。なんかアキラに用があるみたいだ」

「ふーん。あ、早く食べないと冷めちゃうわよ」

そう言って、箸で僕の朝食を指す。僕はテーブルにつくと、もうすでに冷めている目玉焼きの白身の部分をちぎって食べる。

と、アキラの部屋の方からどたどたと騒がしい足音が聞こえてきた。

廊下を、二つの人影が通り抜けていく。

「どうしたの?」

居間から顔だけ出してミライが聞くと、ふたり――アキラとコトミちゃんは振り向いて、

「部活の朝練があるのよ! アキラが忘れてたから!」

その言葉を聞いて――ミライがしばし硬直する。

5秒ほど固まった後、ミライは突然頭を抱えて叫びだした。

「あああああああああっ! 忘れてたぁっ!」

「……ど、どうしたんだよ、ミライ……」

アキラが多少ビビったようすで身を引きながら問う。

「わたしも部活があったんだったぁっ! 母さん! わたしの制服どこ!?」

「昨日洗濯しちゃったわよ」

「ええっ!?」

「まだ濡れてると思うけど……それでもよければ……」

「ううう。背に腹は代えられないわ。アキラ! コトミ! ふたりともちょっと待ってなさい!」

その言葉に、アキラが反論する。

「な、なんで僕たちまでミライのために遅刻しなくちゃいけないんだよ!」

「うるさいわね! 学校まで全力疾走すれば間に合うわよ! 男がぐだぐだ言うんじゃない!」

怒鳴りつけられて口をつぐんでしまうアキラ。

どうせミライに口で勝てるわけがないのだから、やめておけばいいのに……

とうの昔にアスカに反抗することを諦めた僕は、こぶ茶などすすりつつ、自分でもかなり情けないことを考えていた。

ミライは部屋の奥に引っ込んで、手早く湿った制服を身につけると、あわただしく出ていった。

先ほどまでのゆっくりとした休日の朝に突然訪れた喧噪は去り、再びあたりに流れる時間は遅くなる。

「ほらシンジ、はやく食べちゃってよ。いつまでたっても片づかないじゃない」

アスカの声に、僕は不意に朝食のことを思い出して、目の前の皿の上の献立を片づけた。

アスカは僕の横で僕が全部食べ終わったことを確認すると、さっさと皿を回収して洗い始める。

その時、なにかが、僕の頭に引っかかった。

「あれ?」

不意に声をあげた僕に、アスカがいぶかしげに振り返った。

「どうしたの?」

「いや、なんか忘れてるような気が……」

僕の言葉が終わるより早く――アキラの部屋の目覚まし時計は、全力をもってその活動を開始した……

 

 

 

 

 

薄く桃色に色づいた風が、空気を春色に染めていく。その結晶たる桜の花びらは、風にエスコートされてゆるやかに舞っていた。無節操に広がる青空が、僕の瞳すらも青く染めようと、盛んに目に飛び込んでくる。

小春日和の公園には、子供連れの主婦や休日で家でごろごろしていたら家族に追い出され、暇を持て余しているといった風の中年男性やらがたむろしていた。

僕の隣には顔中に笑顔を浮かべたアスカが、年甲斐もなく腕に抱きついている。今更胸が当たるぐらいで照れることもないが、やはりすこし気恥ずかしい。

ミライたちが学校に行って、特にすることもなかったので、アスカの提案により散歩に出たのだ。ちょうど天気もいいし、洗濯物がよく乾くとアスカは喜んでいた。

思えば、結婚してからも最初のうちは僕が家事をやっていたんだけど、アスカが「今までシンジにやらせてたからこれからはあたしがやる」と言い張って、いつの間にかすっかり専業主婦となってしまった。

僕はアスカにそれで不満はないのかと何度か聞いたけれど、アスカはいつも決まってこう答えた。

「あたしが仕事に出たらシンジがヒモになっちゃうじゃない」

そう言われると僕は苦笑するしかないのだけれど、それでもアスカは今の状態にけっこう満足しているようだ。

「ねぇ、シンジぃ」

アスカが横から甘えた声を出す。

アスカは、自分がもう33だということを自覚しているのだろうか? どうも彼女は自分がいつまでも若いと思いこんでるふしがあるような気がする。まあ、確かにアスカは同年代の女性に比べれば、スタイルも崩れてないししわも少ないけど……

どうせ、その事実に気づいたときにアスカの八つ当たりの標的になるのは僕なんだ。

僕は心の中でだけそっとため息をついて、アスカに応えた。

「どうしたの? アスカ」

「あたし疲れちゃった。ちょっとあそこのベンチで休まない?」

と、桜の木を囲う芝生のそばに、ちょこんと置いてあるベンチを指さす。

……まあ、反対する理由もないし、反対できる根拠もない。

僕はうなずくと、ベンチに腰を下ろした。アスカはその横に僕に寄り添うように腰掛ける。

桜の花びらを乗せた風が、ふんわりと僕とアスカの髪をなでた。

薄紅色の花びらが、僕たちの目の前を楽しげに通り過ぎる。

アスカは指に張り付いた花びらを愛おしげになでて、もう一度風に舞わせる。僕は、思わず息をのんだ。その光景は、例えようもなく――まるで、荒れ果てた荒野に咲いた一輪だけの白い百合……

そんな貧弱な比喩すらも美しく聞こえるほどに、その時のアスカは美しかった。

アスカは、思わず見入ってしまった僕の視線に気づくと、恥ずかしそうに目を背けた。頬がほんのりと赤い。

僕の胸は、14の頃、初めてアスカに会った頃のように高鳴った。体中が熱くなり、目の前のアスカがたまらなく愛おしく思える。

ずっと忘れていた、まだ『愛』になる前の『恋』だった時代の気持ち。

僕は一瞬だけあの頃に戻ったような気がした。

アスカをそっと抱き寄せ、キスをする。

唇を離したアスカの瞳は潤んでいた。

「シンジ……」

そっと僕の肩に頭を預け、目を閉じる。

「……幸せね……」

僕は答えの代わりに、アスカの肩に手をまわし、自分の方に抱き寄せた。

空は限りなく青く深かった……

 

 

アスカ、幸せだよ……
僕にとっての幸せは、君が僕の横にいてくれることに他ならないのだから…………

 

 


そして時は流れ……
ver.-1.00 1997-09/15 公開
ご意見・ご感想・誤字情報などは gyaburiel@anet.ne.jpまで。


 

作 者「どうも、幸せシリーズの第2部です」

コトミ「で、今回後書きの相方をつとめるのはわたし、加持コトミ……なんですけど」

作 者「どうかした?」

コトミ「いえ、ただ、アキラがすねちゃって……」

作 者「いいよ別に。わざわざ野郎と話しても楽しくもなんともない」

コトミ「(お、鬼……)でも、向こうでなんかわめいてますけど」

アキラ「うわーバカヤロー! ちくしょぉぉぉぉぉぉぉっ! どうせ僕はいらない人間なんだぁぁぁぁぁっ!!」

作 者「うるさいなぁ……変なところばっかり親に似るんだから……まあ、いいや。えい」

ぽいっ

ずごがらどごがしゃぁぁぁぁぁぁん!!

コトミ「……い、今のは……?」

作 者「N2爆弾」

コトミ「……………………(アキラ、生きてるかしら……? でも、シンジおじさんの息子だし……まあ、大丈夫でしょう)」

作 者「では、アキラ君も完全に沈黙したところで、そろそろお開きにしたいと思います。では」

コトミ「え?……わたし、結局何もしなかったような……」

 


 ぎゃぶりえるさんの『幸せは僕の横に』公開です。
 

 ああ・・・幸せ・・・
 ああ・・・ラブラブぅ・・・

 両親のラブコメを引き継いだ
 コトミちゃんとアキラ君。
 

 +アルファのミライちゃん。
  ”ブラコン”なんて設定があれば完璧・・・・はふぅ(^^;
 

 そしてなんて言っても、シンジxアスカのご両人。

 結婚10年以上でこの新鮮さ!

 ――昨日はすぐに寝ちゃったから――シンジくんですが、
 今夜はきっと眠れない、眠らせて貰えないでしょう(爆・壊)
 

 さあ、訪問者の皆さん。
 私を壊したぎゃぶりえるさんに感想メールを送りましょう!


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