「ぺっと殿それはまずいのではありませんか」 「なにをいうのだ相田君、こうでもしなければ例の物は手に入らないぞ」 ==================================== 番外編其の壱 夏休みフィルム争奪戦 ==================================== 霧島マナはすぐ転校してしまった。その間に写した写真はわずか8枚。 どれもあまり納得のいく品ではなかった。が、希少品の為、値段は倍以上に膨 れ上がっていた。しかし、8枚の為すぐに売れなくなった だが、シンジはマナとデートした時の私服撮った写真を持っているはずだった それさえ手に入れれば一儲けできるはずだ。そこでぺっととケンスケとトウジ は部室で会議を行っているのだった。 ************************************ 「今回の作戦の最大の障害は碇ゲンドウ、彼だ。どうやら家に数々の防犯設備 を設置しているらしい。」 「そこで今回俺が独自に碇家の見取り図を調べておいた。」 そういってケンスケはぺっとに1枚のFDを渡した。ぺっとはFDを受け取ると 壁の穴に挿し込んだ。とかりかりというアクセス音が聞こえた後、部屋の一角に 家の見取り図が現れた。 「いったいこの部屋はどうなっとんのじゃ」 トウジのいうとおりこの部屋は吹奏楽部の部室にはみえなかった。 部屋全体がコンピューターになっており、NERVの中枢MAGIに接続(ハッ キングともいう)してある。さらに壁にはアスカの写真が貼られていた。 何を隠そうぺっとはアスカのファンだったのだ(^^;学校の中には彼を中心とした アスカのファンクラブがあるという噂だった 「ぺっとはあのがさつな女のどこがええのや」 「鈴原君、君には彼女の魅力がわかってないようだね。くどくど」 この後彼の話は長々と続きそうなのでトウジは話題を転換した。 「ところでシンジの家にはいつ乗り込むんや」 「8/25の予定だ。MAGIのスケジューラーによるとこの日碇ゲンドウ、 ユイ夫妻はNERVの慰安旅行に行って留守だ。」 「家にはシンジ一人ちゅうわけやな。」 「彼1人なら簡単に作戦を実行できるはずだ」 「じゃあ25日の夕方ぺっと宅に集合でいいな」 「「了解!」」 ************************************ 8/25 17:00 3人はぺっと宅に集合した。彼の両親は仕事の関係上日 本にいる事が少なかった。そのためぺっとは「メゾンEVA」という超高級マン ションに1人ですんでいた。しかし、彼はここの生活が気に入っていた。何かも 1人でやる生活、それは彼にとって今まで経験した事のない生活だった。 3人はとりあえずぺっとの家に上がった。部屋の中は部室同様すごい事になって いた。部屋を改造しても何も言われない事これもぺっとがここを気にいっている 理由の一つだった。 「じゃあそろそろ行こうか」 ==================================== OTHER EPISODE1 THEY ARE WENT TO GET FILM ==================================== 9:00 碇家裏庭 「まず作戦を確認だ。」 「了解、まず俺が家の中ににカメラを仕掛けてくる。」 「ワシがそれを見ながらフィルムを探し出してくるちゅうわけやな。」 「そして俺はここに残って司令を出す。一応防犯設備のシステムは全て停止させ てある。」 「ではこれより作戦を開始する!」 ************************************ 19:05 碇家天井裏 ケンスケは各部屋にカメラを仕掛けていった。 「ぺっと一尉、碇シンジをキッチンにて確認。これで全部屋にカメラを設置しお わりました。」 「了解、撤収せよ。」 ************************************ 19:15 碇家シンジの部屋上 「ぺっと、シンジの部屋の上についたで。」 「よし、こっちから連絡するまでシンジの部屋を捜索してくれ。」 「よっしゃ」 ************************************ 同時刻 碇家裏庭 「後はトウジがフィルムを探し出すのを待つのみだな。」 「ああ、何もなければいいけど」 ************************************ 19:30 碇家シンジの部屋 「ぺっと、ケンスケ、フィルムと写真見つけたでー」 「じゃあ今から帰ってこい。」 その時、部屋のドアが開いた。 「あ〜鈴原、何やってんのよ。」 「しまった!!」 「トウジ、どうしたんだ」 トウジは思わずトランシーバーを落としてしまった。 「アスカどうしたの?あっトウジ」 「アンタ何持っていこうとしてたのよ。」 「あっそれは・・・」 アスカはトウジから写真を奪った。 「トウジ、大丈夫か」 そこに運悪くケンスケとぺっとが入ってきた。 「バカシンジこれは何よ〜。」 「あ、アスカそれは・・・・・」 「言い訳なんて聞きたくないわ。この3バカトリオ+1が〜」 4人はこの日から一週間生死の狭間をさまよったという。
ぺっとです。2000HIT記念のSSです。 一応連載の外伝のつもりです。 映画を見て来たせいで第三話が進みません。 なんかラブラブがかけないようになってます。ピンチです。 それはそうと9/26にサントラが出るらしいです。 映画で聴いた事ない曲は戦自が進入してくるとこの曲と補完計画の時の曲ぐらい だったような気がするんですけど。 本編もよろしく!
ぺっとさんの『第3新東京都市立第壱中学校吹奏学部』外伝其の壱、公開です。 カウンタ2000おめでとうございます(^^) BIGネットの泣きたくなるほど重いサーバに、 この「各部屋ごとのカウンタCGI」は負担をかけていないかと腐心しています。 ・ ・ ・ 嘘です。(^^; チャットCGIの暴走でサーバダウンを引き起こす人もいるBIG。 カウンタCGIなんて負荷にもなってない・・・でしょう・・・たぶん(^^; さあ、訪問者の皆さん。 ペットさんに更なる声援を送りましょう!