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新世紀ガンダムW

第0話 運命に導かれしガンダム達



「体温、血圧、脈拍、呼吸数、血糖値全て正常、これより作戦を開始する。」

「了解」


「オペレーション・メテオ」
アフターコロニー197年末
地球圏統一連合に反発する一部のコロニー居住者が
5体のガンダムを流星に見せかけ地球に送り込んだ。



「まもなく大気圏に突入いたします。危険ですのでお席に戻られ、シートベル
トを着用してださい。」

機内アナウンスがそう告げると乗客は皆席に戻りシートベルトをつけはじめる

お父様、今回の交渉は成功でしたの?」

「いや状況は最悪、コロニーは完全平和主義だからな。」

「あ、あれ何かしら。」

14,5才の少女が外をみてたずねる。

「オペレーション・メテオ、ついに始まったか。」

少女の父親らしい男はそうつぶやく。

「コロニーとNERV、どちらが勝ったにせよ。平和が一番だがな。」

「加持特尉、大気圏付近で所属不明の飛行物体を発見しました。」

オペレーターの一人が声をあげる。

「なに、オペレーション・メテオか。よし宇宙用リーオで迎撃に出る。手の
あいているのあるやつは援護しろ。」

「了解、宇宙用リーオは4体出撃可能です。」

「ではいってくる。後は頼むぞ。」

「はっ」

「リーオが4体、このWもなめられたものだな。一気にかたをつける!」

Wと呼ばれた気体は飛行形態から戦闘形態へと変形し、ビームサーベルを取り
偵察機から出てきたリーオに切りかかり内一体を粉砕する。

「まずいな、気体の性能差がありすぎる。」

Wのビームサーベルをよけながら、ビームランチャーで応戦する加持、しかし
素人が見てもその力の差は歴然としていた。

「目標確認、破壊する。」

Wはビームサーベルをしまうと、バスターライフルをぶっ放した。
3体のリーオはあっけなく、宇宙の塵となった。

「ガンダムの力、これほどまでとは・・」

ぎりぎりのところで脱出した加持もガンダムのパワーには脱帽だった。

ここはシベリアの大地

あたり一面白銀の世界、そこに2人の男女が車の様なものの横に立っていた。

「うぅさぶっ、なぁイインチョここは一体どこなんや?」

「地球、でも私たちの居た地球じゃないわ。もう一つ地球、いわば裏の世界ね。
もっともこっちから見れば私たちの居たところが裏でしょうけど。
恐らくデビルガンダムがこちらの世界にきたためにこの世界のバランスが崩
れた。そしてこの世界の恒常性(ホメオスタシタス)がシャイニングガンダム
と私たちをデビルガンダムと対をなす存在として呼び出したというわけね。」

「そんな難しい事言われてもワシにはちんぷんかんぷんや。」

「とにかく、デビルガンダムもこっちにきてるのは確かみたいよ。」

イインチョとよばれた少女が指差したテレビにはデビルガンダムと呼ばれた
ガンダムが地球圏統一連合軍の組織「NERV」に捕獲されていた。

「あのデビルガンダムが捕まってる、どうゆうこっちゃ」

「捕獲された、というより手を組んだと考えた方が自然ね。」

「ちゅう事はあのNERVとかいう組織も敵になるわけやな。」

「ええ、そして私たちの味方はこの人たちのようね。」

そういって指差したモニターではさっきのものとは異なるガンダムがNERV
の軍事基地を攻撃していた。

中華人民共和国


警報の鳴り響く戦場で一体のガンダムが破壊を行っていた。
そのガンダムには鋭い爪、伸縮自在の腕、そして火炎放射器が備わっていた。
どことなく、山水画の龍を想わせるその姿だが兵士達にとっては悪魔にしかみ
えなかった。

「..弱いやつが闘うな!。」

そう言ってパイロットは腕の火炎放射器でエアリーズ部隊を焼き払う。基地の
壊滅も時間の問題のようであった。

ハワイ島沖の海域


NERVの潜水艦から出てくるキャンサーをつぎつぎと切り捨てるガンダム。

「元を断たなきゃきりがないな。」

パイロットはそういって鎌の様なもので潜水艦の船腹に一撃をくらわせた。
爆発しながら潜水艦は太平洋に沈んでいった。

エジプト


全身が重火器のようなガンダムが基地を射撃する。

「無駄な動きが多すぎるわ、やはり訓練の差かしらね。」

腕のガトリング砲の他にも胸や頭からもミサイルやバルカンを撃ちまくる。
その圧倒的攻撃力の前にリーオ部隊はなす術をもたなかった。

ドイツ


NERVの基地を攻撃する黒いガンダムと40体のMS。

「惣流家のマグワナック隊をなめてもらっちゃ困るわね。」

圧倒的攻撃力で進むガンダムとそれを援護する40体のMSがドイツのフィル
ハルムスハーヘェン港をせん滅するのはそれから15分後の事だった。
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ver.-1.00 1997-12/09公開
ご意見・感想・誤字情報などは pet@nerv.toまで、

いいわけ(笑)!!


ぺっと :久しぶりの投稿です。サボっててごめんなさい
ケンスケ:更新遅い上に邪さんとネタかぶってるじゃないか!
ぺっと :そうなんですよ。邪さんこの連載書いていいでしょうか。
だめならやめますんで。まぁシナリオはだいぶ変えようと思ってます。
ケンスケ:それでは暖かい目で見守ってください。
ぺっと :出演したい人や出して欲しい機体があったらメール下さい。まってます。


 ぺっとさんの新連載『新世紀ガンダムW』第0話、公開です。
 

 思いっ切りかぶってしまいましたね(^^;
 

 邪バージョンウィングと
 どの様な違いがでるのでしょうか?
 

 その辺も見所のひとつでしょうか。
 

 さあ、訪問者の皆さん。
 おひさしぶりのぺっとさんに感想メールを送りましょう!


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