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人物設定 <Vol.2 月への叫び編>


注:Vol.2を読み終わっていることを前提に書かれています。


〜登場人物〜


* 碇・真治
6月6日に誕生日を迎え、現在16歳。今回は美里と摩耶に引っ張り回され、災難続き。これからもこの災難は続いていくに違いない。なんたって、あの少女が加わるのだから。
今回、暴走時のみでしか使えなかった、本人に自覚のなかった局所結界の力「光壁」を意識的に使えるようになったようである。


* 綾波・レイ 外見的には真治と同じくらいだが、存在の永さは比べ物にならない。今回の件でミリ−ナに引き取られ、現在店の看板娘に。元は名字はなかったが、電話帳を適当に開いて指差した所に「綾波」とあったのでそれにしたらしい。


* ミリ−ナ・ハーネス
バー・ネルフのオーナーにして、ネットワーク・ネルフの指令塔。金髪のショートカット、緑の瞳、スッと細い顔立ちの外見年齢20代後半の美女。10年程前にヨーロッパの方から日本に来て、居心地の良さにそのまま居座ってしまったらしい。好奇心旺盛で、いろいろなことを知っている。部屋の一室は今まで購入した本や資料で埋まっているそうである。


* 葛城・美里
紫紺の髪の容姿端麗なもうすぐ外見年齢30に手が届きそうな女性。その外見の良さを活かしファッションモデルをしている。ただし、根本的にはただの酔っ払い。暇な時にネルフに現れては店の大半の酒を飲み干して帰っていく。拓也と香を連れてきた人で、律子の親友でもある。真治のことも小さい頃から知っている人物。


* 日向・誠
小さなコンピュータ関係の会社に勤める眼鏡のにーちゃん。外見20歳半ばといった所。コンピュータに関してはお手の物、主に仲間のために情報収集や戸籍の偽造なんかをやっている。人のいいお兄さんといった感じ。今回は出番が多かったが次回からは全くわからない。


* 青葉・繁
あちこちの飲み屋などで流しをやったり、バイトをしたりで暮らしている、外見は20歳半ばのロンゲのにーちゃん。いろんな楽器に興味をもち、ただいまギターにはまっている。誠ともども、これからの活躍の場があるのかは不明。


* 伊吹・摩耶
前回、今回と、通しで登場の割にあまり出番がなく、出番のない割に最後においしい所を持っていってる人。彼女もこれからの出番はあるのだろうか?


* 飢えた狼達
もちろん、瑞希・拓也・香・美穂の4人組。今回、所属が天文部という弥生ちゃんが部活で家を空けていたため、真治のいない家でカップラーメンで2回の夕食を過ごしたという.
真治いわく、「瑞希や拓也、美穂は想像の範疇に入る荒れ方だったけど、あの普段、物静かな香ちゃんに睨まれた時は体が動かなかった。」だそうで、一番恐いのは普段おしとやかな子らしい。


〜妖怪〜


* 人狼
人より狼の血の方が濃かったらしく、普段の姿が狼で、かつ満月の時にしか力を発揮できなかったらしい。誰からか『ムーンラヴァー』に自分の望む力があることを聞き、ずっと追っていたらしい。やっと、望みのものを手に入れたら、全てがでまかせで、挙げ句の果てに体を乗っ取られるという結構悲惨な奴。


* 滅びの闇
『ムーンラヴァー』に封印されていた意志を持つ瘴気。永い年月の中かなり浄化されていたらしく、本来の力の100分の1ぐらいの力しかなかったらしい。自分を解放した人狼を取り込んで狼の頭、剛毛に覆われた人の上半身、黒鱗の蛇の下半身という異形の姿で復活した。以前、ルナリスという人物に倒され、封印されたらしい。今回、真治の中に何を見たのであろうか。


* 封印石『ムーンラヴァー』
神のごとき力を持ったものに作られたらしい、月の力に依存する封印石。封印とその浄化の力を持つ。長い年月の中でレイという意思が生まれたらしい。封印・浄化に力を使っていない時は実体化できるらしい。宝石の時も、人型の時も神秘的な美しさを持つ存在である。


* フェアリークイーン
体長20cmくらいで背中に奇麗な羽を持つ。精神系の妖術に長けていて、「幻」や「魅了」を用いたりする。普通のフェアリーでは人間形態になれるほどの力はないが、クイーンともなるとこれを為すこともできる。知性が高くかなりの知識を持つ。好奇心が強いのもそれに一役かっているが、その好奇心が裏目に出ることもある。


* うわばみ
全身澄んだ海の底のような深緑色の鱗に覆い、闇夜を封じた水晶のような眼を持つ大蛇。その体長は60cmから6mまで変化させられる。もともとは、神として崇められていたらしいが、退屈でそこを飛び出し、全国各地の酒巡りでその名を有名にしたらしい。体内に蓄積された酒気から造る毒霧と鞭のように繰り出される尻尾が強力な武器となる。煙草が嫌い。


* 朱笛
神楽などに使われ、魔除けの笛として奉納されていた朱塗りの横笛。人間形態では、楽器を使うことで生物を操ることができる。本来の姿では操作の力のほか、破壊音波が使えるらしい。が、いずれも誰かに息を吹き込んでもらわなくてはならない。繁のことを知っている者はあまりこれを好まない。そりゃそうでしょう・・・。


* ウィルス
コンピュータ・ネットワークを取り扱う人達の想像や想いによって生まれる。コンピュータやネットワークでいろいろな事が処理される世の中では、情報を取り扱う誠の力はすごく強いが、直接的な戦闘のようなことになると全く手が出ない。


* ルナリス
滅びの闇を生み出した母体を倒したと見られる者であり、滅びの闇を封じた者。今回真治の使った光壁を操ることができたらしい。詳しいことはミリ−ナが調査中。


【第2回 あとがきコメント】
真治(以下、真):こんにちは、真治です。今回は美里さんと一緒のはずなんですが・・・、あいかわらず、時間にルーズなんだから。
とりあえず、作者さんから、またメッセージです。えっと、
『11月中に上げるはずが12月にまで食い込んでしまい、読んでくださってる方にはお待たせしてしまって、ほんとーに済みません。なんせ、最後の6,7が書きづらくて時間がかかるし、研究発表と卒研の準備で暇が減るしで・・。これから、しばらく更新が1ヶ月1回と かになっちゃうかも。頑張って書きますんで、見捨てないでくださいね。 jr-sari』
だそうです。確かに、11月は1回しか投稿してませんね。
美里(以下、美):あー、遅れてごめんね。真ちゃん。
真:美里さん、遅刻です。全く、もう。
美:で、何すればいいの?
(といいつつ、早速1本目のエビチュを取り出す。)
真:はぁ、もう。ええと、今回は『妖力と妖術について』だそうです。
美:それは「妖魔夜行」って世界での設定ね。ここでは、ただ能力で片してるものね。
真:作者が、分けるの面倒だから、ってだけでそうなったらしいです。
美:どうしょーもないわね。
真:とにかく、厳密にわけると、
妖力>妖怪が持つ肉体的能力。意識しなくても発動状態にしておけるもの。
妖術>妖怪の持つ特殊能力。意識して発動させるもの。失敗することもある。
て、ところですね。
美:わたしの体長が変えられるのとか、服ごと変化できるってのが、妖力よね。そんでもって、毒霧が妖術ってわけね。
真:そうですね。僕の場合は鋼の体とかが妖力、光壁は・・妖術なのかな?それに、妖術も、系統で12種類ぐらいに分けられるらしいです。
美:そりゃ、作者が面倒にもなるわね。全部細かく分けてたら大変だもんねえ。
真:最初は細かい方が面白いかとも考えたらしいんですけど、第1回の設定書いて、挫折したらしいです。
美:ふーん。あ、もうそろそろ締めろって言ってるわよ。
(すでに、7本のエビチュ空缶が転がっている。)
真:わかりました。じゃ、次回について。前回言ってた通り、明日香の登場です。Vol.1の続きから始まるんだと思います。
美:私は?
真:知りません。それじゃ、この次もよろしく。
美:私を出せー。


Ver.3
ver.-1.00 1997-12/05 公開
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