「真実のエヴァンゲリオン」 |
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22日前。彼女はショーの稽古中にゲンドウがリツコとイチャついているように見えたので暴走。ゲンドウ社長が眼鏡を割るほどの勢いで土下座をした事で暴走は収まった。
リツコは殲滅された第四使徒を調査していた。しかし実は全て彼女と彼女の母親が作った物なのでまともな分析などしていない。意味不明な数字コードを見せてミサトとシンジを煙に巻く。
学校の体育の時間。女子はプール、しかしレイは一人プールサイドにたたずんでいて、誰も彼女に近付かない。それもそのはず、よく見ると彼女の水着は全裸の上のボディペインティングではないか(作者、バカ過ぎ。)興奮するトウジとケンスケ。
「綾波の乳首、綾波の○○○、綾波の○○○○○ー!!」
一字も伏せ字を解除できないような言葉を絶叫する。
「でも、何であんな格好で平気なんだろう?」
ずっとおバカなショーをやっていると羞恥心も無くなってしまうものなのか?
アクション劇団の先行きに不安を感じるシンジ。
シンジは青いかつらで女装したゲンドウとレイ(どっちがどっちだか見分けが付かない)がにこやかに話しているのを見てショックを受ける。父さんが似てるのはマヤさんだけじゃなかったのか!
彼はそもそもマヤとゲンドウが同一人物である事にはさすがに気付いていない。
ちなみにゲンドウは付け髭を付けサングラスをかけた自称「司令」の状態では息子と話すのがどうにも気恥ずかしいらしく、髭やサングラスを取り去った状態で「伊吹マヤ」と名乗り別人の振りをしてシンちゃんに近付こうとしていた。
リツコがミサトの家に遊びに来た。しかし出されたカレーをシンジもリツコも一口も食べようとしない。臭いのきついカレーという料理に混じって、どんな薬品が入っているか分からないからだ。シンジも大分ミサトの家に慣れて来ている。
リツコがまだレイへのIDを渡していないと口を滑らせると、シンジはすぐさまそのIDを「自分が渡す」とひったくった。狙いはもちろん看板女優へのゴマすりだ。
しかしレイは汚ない自宅で全裸で、ゲンドウから奪ったらしい眼鏡をかけ、踊りながらポエムを暗唱していた。
「逃げなきゃ駄目だ、逃げなきゃ駄目だ、逃げなきゃ駄目だ」足がすくんで動けないシンジ。何とか逃げ出した。
そのころ第三新東京市に第五使徒が現われる。ショータイム。しかしレイの怖い私生活を見たショックでシンジはやられてしまう。
今回の使徒ラミエルはドリルで穴を掘り出した。穴を掘られてもどうという事はないのだが、一応やっつけないと格好が付かない。
しかし今回の使徒は近付く敵を自動的に攻撃する能力を持っていた。何故それをエヴァに付けない、赤木博士?
ミサトは使徒に対し、超長距離からの一点突破を試みる。どうすれば最も客に「みせる」ショーを提供できるか考えたのだ。プロである。
超長距離砲なんて大層なものは持っていない。戦自研から「物理の授業で使うんです」と大嘘を付いてエヴァの力でかっぱらう。
盾もないので日本版スペースシャトルをぶっ壊す。
電力は日本中の発電所のコントロールセンターをクラッキング。日本全国から無断でかっぱらう。およそ一民間企業がショーのためにする事ではない。
病院で弱気のシンジ。シンジは「たかだかショーのはずなのに、何で毎回命を賭けてるんだろう。」と至極まっとうな疑問を口にするが、「なら私だけがスターね。」とレイに言われるとやっぱり自己顕示欲が頭をもたげショーをやる気になる。
舞台衣装に着替えながら話す2人。
「こんなバカな事をしながら、僕達死ぬのかもしれないね。」
「どうしてそんなこと言うの。あなたは死なないわ。私が殺るまでは。」
レイは自分のポエムを聞いた人間は自分自身の手でゆっくりなぶり殺さないと気が済まないという性格だった。生きる希望をどんどん失うシンジ。
乗り込み口にたたずむ2人。
「綾波は、どうしてエヴァに乗ってるの?」
「絆だから。」
「絆?」
「そう、絆。私と大豆との。」
電波な人は分からないと思うシンジ。
ミサト・リツコは2人にショーの説明をする。
「いいこと。ポジトロンビームは地球の自転、磁場、重力等の影響を受けて、直進しません。その誤差を修正する事を、忘れないで。正確に、コア一点のみを貫くのよ。」
「そんな! まだ練習してないですよ。」
「安心して。シンジ君はテキスト通りにやればいいわ。マークが揃ったらスイッチを押して。後はコンピューターが誤差を修正します。」
「(ならそう言えよ。)」
しかし説明が彼女の存在意義の全てなのだから仕方がない。
2人は何とか使徒に勝つ。シンジはバターのように溶けかかった前方の零号機を見て「今だったらレイを殺せるかも」と思いエントリープラグに駆け込むが、レイは元気そのもの。
落ち込むシンジに「こういうとき、どんな顔をすれば良いのか分からないの。」と不思議っ子ぶるレイ。「笑えばいいと思うよ。」「アハ、アハアハハ、ヒーヒッヒ」涙を流しながら爆笑するレイ。どこまでも絶望するシンジであった。
その日は進路相談だった。学校ではまともに「保護者」の顔をしているミサトにシンジは女の恐ろしさを感じる。
翌日。朝現われたミサトはまともな服装だった。旧東京まで行くという。今日は何も無い、涙が出るほど嬉しいシンジ。
そのころ社長はディズニーワールドでミッキーに会いに機上の人となっていた。
「人はアクションショーのみで生きるにあらず。私達の生活の為には、新機軸の開発が必要なのよ。」
適当な事を言って社長の不在を誤魔化すリツコ。
ゼネコン企業ゼーレに新たなイベント下請け企業が名乗りを上げた。その名は日本重化学工業共同体。
ミサトとリツコは彼等の造るJA(ジャンボ・アリクイ)を視察に行ったのだ。しかしリツコは「蟻が動力源のロボットなんて信用出来ない」と主張。ミサトも座っているところからビールに手が届かないので不機嫌だ。
客観的に見ると、JAは明らかにエヴァより高性能のロボットだった。しかしJAは建物にマンガのような足跡を残し暴走。自分の造るロボの方がカッコ良いと信じている赤木博士と、正義の味方には美少年、美少女が乗っていないとと考えるゲンドウが共謀してJAを暴走させたのであった。(蟻)炉心融解しても旧東京だからいいや、とかなりアバウトな2人。
ミサトはそうとは気付かずJAの暴走を何としてでもくい止めようとする。実は共同体に蟻をエネルギーとするロボット開発技術の情報を流して、見返りに何人かの少年を融通してもらうはずだったミサトは、ここでJAに壊れられては困るのだ。
エヴァを呼び付け、JAに力任せに乗り込む。本当は中でキーワードを入力すればそれだけで停止するのだが、あいにくミサトは漢字が読めない。ミサトJA内で蟻まみれになりつつ暴走。あっけなくJAは停止。
「す、凄い! 奇跡は本当に起きたんですね。」
「ええ。でもこの奇跡は約束されたものだったのよ。私の根性でね。」
ネルフの面々はミサトのそこ知れぬ体力を改めて恐れることとなる。
そして翌朝、シンジは再び全く疲れを知らないミサト女王様の餌食になる。
不平を(大分抑制した言い方で)ケンスケ・トウジに漏らすシンジ。それでもケンスケ思わず「それって、裸族じゃないか。」 盗聴機でそれを聞いたミサト、2人の処刑を決定。
ミサトとシンジ・ケンスケ・トウジは熱気球に乗っていた。眼下の海上には多数の船が。千葉県市原市の近海漁船団である。
気球から船に降りる一行。
「凄い凄い凄い凄すぎるぅー」ケンスケは漁業オタクであった。今時液晶ビューファインダーも付いていないビデオカメラで周囲を撮影。
「Oh la la! Le papillon, le papillon...」トウジは飛んでいる蝶々を追いかける。
「ふーっ、ふーっ」まだ完全に朝の催眠から抜けていないシンジ、目が白目に近い。
「う、ううううぉぅうぇええ(以下自主規制)」乗り物酔いの激しいミサト、本連載初の「反芻」を披露。
「Le papillon,,,Merde!」
ぐしゃ。蝶を踏ん付ける少女。
その少女こそが新たな俳優であった。
「紹介するわ。エヴァンゲリオン弐号機専属女優、惣流・アスカ・ラングレーよ。」
難しい名前である。普通名字の部分の惣流とラングレーをまとめて、惣流・ラングレー・アスカとかAsuka
Langley Soryuとか言いそうなものだ。
実は彼女はドイツ系ではなく、髪も染めたものなのだが、本人は自分の事をドイツ人だと思い込んでいるのだった。ラングレーは彼女が勝手に後ろに付けた自称「貴族名」だったのだ。
出会ってさっそく彼女をふるちんで歓迎するサービス精神旺盛なトウジ(関西芸人である)。アスカ大喜び。「見物料よ」と自身もノーパンのスカートをちらり。鼻血を出す男達の中、先行きに不安を覚える唯一の常識人(?)、シンジ。
たかだか千葉からなのだが、船には同行人としてミサトの昔の恋人、加持リョウジもいた。ミサトは意外と押されると弱いタイプのようで、明らかに不機嫌だ。
「君は葛城と同居してるんだってね。」
「はい。(って言うより捕われの身って言う方が正しいんだけど…)」
「彼女の寝相の悪さ、直ってる?」
「えーっ!」驚く一同。
しかしシンジは、夜はいつも睡眠薬や鎮静薬やペンギン眼力で意識が朦朧としているし、朝も彼女が自分から起きるまでは絶対に近寄ろうとしないので、寝相なんて分からないのであった。
そこにやって来た第六の使徒ガギエル。海から第三東京を目指していたが、数キロ先の波音でアスカは「ちゃーんす。」と呟く。本人にその自覚はないが、実はアスカは海釣りの天才なのだ。
ほとんど無意識の内にたまたま通りがかっただけのガギエルを釣り上げその場で刺身にしてしまう。これ位はもともと(本人は覚えていないが)勝浦の漁師の家で育ったアスカには朝飯前。
和やかに海の昼食を取る一行。誰一人として自分達の食べているのが赤木博士の造った怪獣だと気付いていない。
翌日の学校。大人達のラブコメ大作戦により、アスカは当然シンジ・レイと同クラスに転校生として登場。
注:漢字は日本語の字体になっています。
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各話タイトル | |
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フラン研さんの『真実のエヴァンゲリオン』その2、公開です。
中国語では[トウジは東二]、[コウゾウは耕造]ですか。
・・・・なんか間が抜けてるなぁ・・・
あっ、全国の東二さん、耕造さんごめんなさいm(__)m
でも、[東二]なんて名前の人はいないか。
あぁ、、、本当に[東二]さん、ごめんなさいm(__)mm(__)m
「新世紀汚銭法」・・・素晴らしい言葉だ。
DVD1枚に4話ずつ小出しにするGAINAXは商売人過ぎますよね。
腹が立つ!
・・・でも、これを機会にDVDプレーヤ買っちゃうかも・・・
LDプレーヤ持ってないんですよね・・・・・
もう、手の平で踊っている自分がイヤ(^^;
さあ、訪問者の皆さん。
フラン研さんに「名台詞もやって!」のメールを!!(^^;