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「論説は面白かったな、また何かやろうかな…」
「あんたまたそんな事やってんの? そんな暇あるならちゃんとした小説書きなさいよ。」
「(グサ)え、まあ、そっちもやりますよ。でも今回はエヴァを良く知らない人の為に各話の紹介をしようと思って…」
「どうせあんたの事なんだから、また下らないホラ吹いてるんじゃないのお。」(興味無さげにハナクソをほじる)
「(ギシャミキッ)あ、あははは…アスカ様はあの、キーホルダーの方でしっかり補完しますから…」
「なんかアレも暗いわよねえ。ま、最終的にあたしが女神となってウジウジ悩む下僕共を救うんでしょうけどね。ついでにシンジも救ってやっても良いわ。つ・い・でにね。あの、森とかいうヘナチョコオリキャラは願い下げね。」
「(やば、これからの展開知られたら、殺される…)あ、あの…論説始めていっすか?」
「そうね、その代わりキーホルダーで私をハッピーにさせなかったら、コロすわよ。
じょろじょろじょろ…
「ちょ、ちょっと何よこれえーっ!!(以下略)


おしっこ漏らしちゃった…あ、皆さんこんにちは、フラン研です。グス…あ、いえ、何でもないですよ。
今回は特に「新世紀エヴァンゲリオン」のストーリーについて、より深く掘り下げたいと思います。ご存知の通りこのアニメは95年日本で放送されその後大ブームを巻き起こしました。主要な用語や人物紹介は前回の「3分で分かるエヴァンゲリオン」で紹介済みなので、今回は放送された全26話のあらすじをメインに用語などの補足も紹介していきましょう。皆さんお待ちかねの、キャラクター人気投票の結果もありますよ。
さあ、これさえ見ればあなたも「ダメ課長」なんて陰口とはおさらば。OL達の間で人気者。娘さんとの会話も弾み、奥さんとも久々に…なんて事もあるかもしれませんよ! 「でも最後は僕の甲斐性によるんだろ」?…ギャフン。これは一本取られちゃいましたね。


「新世紀エヴァンゲリオン」とは?(出生編)

元はフランス・ボルドー地方で、ロシア風饅頭屋の長女フランソワ・シュレイコフ45才が、出来心でほんの暇つぶしに砂浜に棒きれで書いていた落書きをヒントに、地元の漁師達が民話として語り継いだものです。
皆さんお分かりでしょうが、私の名前フラン研、正式名称フランス饅頭研究所はこの史実からとられています。

その後一旦はモザンビークの呪術系新興宗教の教典になったり、新潟地方のわらべ歌になったりしながらなんとなーく現代に至ったのでした。

この話を日本へ紹介し、アニメ化したのはGAINAX(現代アジアイメクラなるほど!味ぽんエックス)。テレビ東京で95年から96年にかけて毎週30分ずつ放送されました。来週もビンゴ当選者がたくさん出ますよ、という意味の名ぜりふ「来週も、サービスサービス!」は誰もが一度は聞いた事があるのではないでしょうか。

「真実のエヴァンゲリオン」とは?

実は「新世紀エヴァンゲリオン」には表面的に描かれている「表ストーリー」に隠された、深遠なるメッセージを持つ「裏ストーリー」があります。
フランソワおばさんが調子っぱずれの歌を歌い、肉まんをむさぼりながらヤンキー座りで落書きをしていた時は、この「裏ストーリー」しか存在しませんでした。つまり「裏ストーリー」こそが真実のエヴァンゲリオンだという訳です。(ですから以下「裏ストーリー」を「真実のストーリー」、「表ストーリー」を「偽装のストーリー」と表記します。)
しかしながら日本で放送された物はユダヤ系ラマ教徒やフリーメーソン尼崎支部、野田市在住の神埼トメ(75才看護婦)等の圧力によりストーリーがゆがめられ、一般に「表ストーリー」と呼称される「偽装のストーリー」に姿を変えてしまったのです。つまり、私達がエヴァの本質を論ずるうえで本当に知る必要があるのは「真実のストーリー」なのです。

「真実のストーリー」を日本人が知るのは至難の技です。しかしGAINAXのアニメでもちゃんと注意深く観察すると「真実のストーリー」が見えて来ます。
マニア達がストーリーを論ずる時ももちろん「真実のストーリー」についてであって、もし「偽装のストーリー」を何の批判精神もなく受け入れたなら、あなたは昨今のエヴァ人気で私も見てみました、程度の無神経なミーハーと受け取られることでしょう。(それって私じゃん。)

アニメをどう見れば「真実のストーリー」が分かるのか? それには少なくとも次のような条件をクリアしなければなりません。

1・ビデオで全話を62回以上見ている(24回ほどコマ送り、6回ほど巻き戻し再生をした)。
2・ユダヤ秘教(カバラ)、旧約聖書に詳しい。
3・死海文書をタイ語で暗唱できる。
4・アスカが夢(しかもエロ)に出て来た。ちょっと嬉しかった。
5・ネギが嫌いで、インスタントヌードルのネギですら気になってよける。
6・宍戸留美のアイドル時代のファンだった。

以上の条件をクリアし、更に人並外れた集中力を持つ者のみが「真実のストーリー」にたどり着けるのです。しかし、これらの条件を満たす人は決して多くはないですね。「僕はネギは好きなんだ!」という方も多いでしょう。
…でも真実は知りたい。そんなあなたに朗報です! これから私フラン研が何とその研究の成果を惜しむことなく皆さんに披露します。このページ、「真実のエヴァンゲリオン」さえ読めば、あなたも立派なエヴァマニア。マニア達の間からも一目置かれ、運さえ良ければ隔離病棟に連行されるかも知れませんよ! さあ皆さん、一緒に真実を探求しましょう!
 


完結しちゃった今頃こんな事やってます!
フラン研の部屋1000hits突破記念

 夏休みちびっこスペシャル



(3分で分かるエヴァンゲリオン・ストーリー編)
これが真実だ。

「真実のエヴァンゲリオン」

(その1)

第壱話
第弐話
第参話
第四話

第壱話 使徒、襲来 ANGEL ATACK

時に、2015年。

謎の大爆発セカンドインパクトから15年、地獄を見た世界は徐々に復興しつつあったが、気候の変動は地球に依然として深い爪痕を残していた。
 
 
 
それはともかく。

ドラ息子、碇シンジは故郷の箱根温泉郷に帰って来た。久しぶりに温泉につかりつつ、父親のゲンドウに金をせびろうと思ったのだ。

息子を歓迎しようと、迫力のあるショーを作ろうとするネルフ社長のイベント師、碇ゲンドウ。彼はここ箱根のリゾートでファミリー向けの怪獣ショーをプロデュースしていた。

運の良い?事に敵の怪獣キャラクター、第三の使徒が15年の時を経て暴走。プログラム通りに第三新東京市(ロボアニメ好きのゲンドウのネーミング)にやって来る。ネルフは初の本格的なロボット怪獣ショーを公演しようとしていた。
「15年ぶりだな。」
「ああ。ショーの始まり。使徒だ。」

シンジはその頃ぽーっとしていると通りすがりの葛城ミサトに拉致される。彼女はおいしそうな少年は取り合えずさらう、のをライフスタイルとしていた。いきなりズボンを脱がされかけるシンジ。

ぺしゃっ。

そこにサキエルの足。完全に潰れたアルピーヌ。暴走する使徒により、世界は破滅した。

じゃなくて。

間一髪で逃れたアルピーヌ。降りた2人はさっそく空き地でショーの見物だ。
紅茶なんぞ飲みながらオペラグラスでサキエルを見やる。しかし周辺の様子がおかしい。
「まさか…n2地雷を使うわけえ?」n2とは納豆ネバネバの略、つまり非核地雷の事だ(何でだか)。
「伏せて!」
そして周囲を轟音と突風が襲った。この時点で行方不明のショー観客数推定653名。
「「あーれー」」抱き合ったまま芝生をごろごろ転がるミサトとシンジ。この時ミサトは、この少年が自分の運命の相手だと確信する(何でだか)。

もはや自分の仕事などとうに忘れ、改めてシンジに襲いかかるミサト。
「うふふふふ…君、名前なんてえの。」
「い、碇、シンジ…」
「ふーん、碇く…碇い!?」
彼女はゲンドウ社長に頼まれてシンジを探していた。美少年がいたので職務を思わず忘れていたのだが、運よくその少年が目標であったわけだ。

ミサトは取り敢えず「お楽しみは後で」と思いつつシンジをネルフ本社へ連れて行く。

「(はぁー。にしてもツイてないわよねえ。まだこの車パクッたばっかりだっていうのに…これで壊したのは33台目か…せっかく拉致した少年も手が付けられず、トホホ…)」
「あの、ミサトさん。」
「ん、何、シンジ君。」
「…いいんですか、こんな事して。」シンジが見た先には盗んだと思われるバッテリーが。
「ああ、良いの良いの。非常時なんだから、車動かなきゃしょうがないでしょ。」
「だからって、ダッシュボードのカードとか保険証まで取るのは違うような…」
「い・い・の・よ。私はこれを悪用するつもりはないの。ただ、あんな所に置いていたら取られますよ、って警告しただけなのよ。シンちゃんも分かるでしょ?」
「そ、そそそそうですよね。ぼぼぼ僕もそう思ってました。」
「シンジ君物分かりが良くて助かるわ。(はあと)」にっこり微笑みながら向けていた拳銃を下ろすミサト。

その頃ネルフ本社。映像によると、本物の爆雷を使ったにもかかわらず使徒は依然健在、自己修復中らしい。
「すでに一般のショーの枠を越えているな。」
「そうでなければ、スーパー悪役キャラとして役に立たんよ。」
カメラが突然納豆の映像で埋め尽くされた。
「ほう。機能増幅まで可能なのか。」
「おまけにカラシも付けたようだ。」
「再度侵攻は、時間の問題だな。」

ミサトの車は「ジオフロント」と呼ばれる地下空間へと向かっていた。リゾート地、第三新東京市の地価は高すぎてネルフには払えない。そこで勝手に地下を掘ってロボットの基地としていた。
「す、凄い! 本当にジオフロントだ!(父さんはこれだけの物を作る会社の社長なのか…小遣いも期待できそうだぞ!)」
「ここがネルフ本社地下施設。新時代のショーの、要となる所よ。」感慨深げなミサト。「(全部無給の人力で掘ったから、結構な人命を無駄にしたわね…)」

ちなみに地上のネルフ本社ビルは鉛筆ビルと言って良い位に小さい。暗いのが怖いゲンドウを初め幹部達は通常地上にいる。

ミサトは車から降りて、やっぱりワンプレイこの子としておこう、と襲おうとするが、通りがかった赤木リツコ博士に止められる。この時点で「助かった」と思うシンジは、甘いこと山のごとしであった。

「冬月、後を頼む。」見るからに嬉しそうなゲンドウ。普段は地下に行くのを嫌がるのだが、今日は喜々としてリフトに乗る。
 
 
 
シンジ達3人は真っ暗な空間に着いた。突然付く明かり。

「か、顔…巨大ロボット?」
「そうよ。人造人間エヴァンゲリオン。ここの温泉郷のショーで、暴走している怪獣達を打ち破る正義の味方キャラクターよ。」
「また下らない事を…これも、父さんの仕事ですか?」
「そうだ。」
やっぱり地下は怖いの。ちょっぴり足がすくんでいるゲンドウ。
「しばらくぶりだな。」
「父さん!」
ふっ。
「本番スタート。」
驚くミサト。
「本番? レイはまだ、昼寝中でしょ?…俳優がいないわよ。」
「さっき届いたわ。」冷静なリツコ。
「マジなの?」

その時ゲンドウが嬉しそうに片足を上げて跳びはねながら言った。
「シンちゃんはこれに乗るぴょん。」(またパクリかい。)

「父さん…どうしてこれに乗らなきゃいけないの?」
「お前にしか出来ないからな。(何故なら初号機はお前専用に用意した物だからだ。)」
「…給料は出るの?」
「…まあ、それなりに…」
シンジは改めて目の前のロボットを見る。
「嫌だよ! 何を今更なんだよ、こんな変な格好のロボット…まるでとさかが鶏みたいじゃないか!」
「それはヒーローの角だ。特に意味はないが、遠くからでも見分けが付きやすい。」忍耐強く説明する社長。
「それに何だよ! この変な色。紫は池田貴族にでも任せておけよ!」
「(何だと! リモートを馬鹿にするのか!)」
とうとうキレたゲンちゃん。
「乗るなら早くしろ。でなければ動かせ!」
「同じだよ! あんた幼稚園児か!」

「乗りなさい。」ミサトが説得する。
「嫌だよ、来ていきなり、こんなのってないよ。」
「シンジ君…何故ここまで来たの? 駄目よ逃げちゃ、あなたの(おちゃめな)お父さんから、何よりも自分から!」
「分かってるよ。でも、僕がなりたいのはセーラームーンだけなんだよ!」シンジ絶叫。
「げえ。」セーラームーンの言葉を聞くとバツが悪そうにしているミサト。何か嫌な思い出でもあるのだろうか。

「無茶だよ! こんなセンスの悪いロボットなんて、乗れる訳無いよ!」
ゲンドウ・リツコを除くスタッフ達の思い。「(それはまあ、分かるんだけどね…)」
 
 

ふっ。
「仕方無いぴょん。冬月、レイを起こしてくれ。」
がらがらがら。
「え?」

綾波レイ。現在ネルフの看板女優。ちなみにベッドで運ばれて来たのは彼女のリクエストによるもので、怪我ではない。
「はあっ(タルい、でも任務だし、時給も悪くはないし頑張らないと。)」

驚くシンジ。
「(ぼ、僕の代わりにこんな少女が…)それは僕のだ、それは僕のだ、それは僕のだ、それは僕のだ、それは僕のだ!」
思わずレイのベッドを押す。どっぽーん。包帯ファッションで身動きの取れないレイはLCLの海に沈んだ。

レイがやると知った途端に自己占有欲が働き、人がやるくらいなら僕がやる!と初号機に勝手に乗り込むシンジだった。

「シンジ君、(喰う前に)死なないでよ。」エビチュを飲みながら観戦するミサト。

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第弐話 見知らぬ、天井 THE BEAST

「ぷっはーっ。準備はいいぃ? シンちゃぁん。」既に出来上がったミサト。
「はい。」一方既にシンジはヒーローの自意識に酔いしれている。
「じゃ取り敢えず歩いてみてぇ。」
ガシャッ
「歩いた!」現在赤木博士はエヴァの管理を担当している。その責任者がこんな調子で本当に良いのだろうか。
しかし歩く以上の事など乗ったばかりのシンジに操作出来ようもなかった。
あっという間に使徒にこてんぱんにやられる。絶体絶命。

ふと気付くとそこは病院だった。自分が精神病棟に入れられていることに気付く。まだそのオチは早すぎると病院から逃げ出すシンジ。何故かネルフにたどりつく。

ミサトは彼を手込めにすればますますネルフ内で盤石の地位を手に入れられる事を最初から知っており、シャイなゲンドウがシンジに「一緒に住んでくれ」と言いだす前にさっさと彼を一緒に住まわせる事を決定する。

一応リツコに連絡を入れておくミサト。
「あ、リツコ? シンジ君は、私の所で預かる事にしたから。…心配しなくても、手出したりしないわよ。」
違う所は出すかもね。ミサト会心の笑み。

シンジを乗せたルノーは光速に近いスピードでマンションへと急行。
「さーて、今日は、ぱーっとやらなきゃね。」
「むぐっ、むーむー」途中から逃げようとする彼がうるさいので縛ってしまったらしい。

「お、お邪魔します…」
「シンジ君、ここはあなたの家なのよ。」
「そ、そんな訳な」カチャリ。
「た…ただいま…(涙)」
「お帰りなさい。(はあと)」銃を下ろすミサト。

着いたら着いたで変な虫のたくさん出て来る家(「窟」と呼ぶべきか)の掃除まで彼にやらせるミサト。
そしてミサトの家には恐怖の温泉ペンギン、ペンペンがいた。彼女が現在の地位にいるのも全てペンペンの力である。ペンペンの強力な催眠術にかかったシンジは簡単にミサトの目前で全裸になり、とうとう男女の関係になってしまうのだった。泣きながらシャワーを浴び、狂ったように自分の局部の汚れを落とそうとするシンジ。

彼は戦闘の事を思い出した。初号機は一旦停止したが、初号機内に閉じ込められているシンジの母親、碇ユイさんが泣きながら死にもの狂いで戦った結果何とか勝ったのだった。ちなみに彼女は死んだものと思われている。

「あなたは人に誉められる立派な物を持っているわ。頑張ってね。」シンジの寝際ににやりと笑って言うミサト。再び催眠術をかけられたらしいシンジはうつろな目で頷くのだった。

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第三話 鳴らない、電話 A transfer

ショーなのにお約束の通じない暴走キャラクター、使徒。しかし赤木博士は15年ぶりに来た彼等に対して特に対策は立てていない。「目標をセンターに入れて、スイッチ」をシンジに唱えさせて精神集中させることで取り敢えずお茶を濁している。

シンジはミサトの家での虐待に悩むがスターになるためにはこれくらいはと我慢、意外とポジティブシンキングである。ファンのためにと携帯電話を渡すミサト。

しかし学校では、「シンジ君があのロボットのパイロットだってホント? Y/N」
「Yes」
「えーっ!」
「ふーん、そうなんだあ…」
「大変だねえ…」
「やってて悲しくならない?」
クラスの皆から同情や嘲笑の目で見られるのであった。

自分の価値観は間違っているのかも、と疑いだすシンジ。しかしうらやましがって俺の方が熱血派なのに!とシンジを殴る関西系フランス人の鈴原トウジに会って自信を取り戻す。

そんな中、第四の使徒が襲来する。
「碇社長が出張中に第四の使徒が襲来、意外に早かったわね。」
「たった3週間ですからね。チケットとかまださばききれていないんでしょう?」
「主催者側の都合はお構いなしか…スタッフに嫌われるタイプね。」
「(だって暴走してるし…)」
本当にこれはショーなのか? と考えたそこの読者、深く考えてはいけない。

とにかく二回目のショーである。

再び出演するシンジ。「目標をセンターに入れてスイッチ、目標をセンターに入れてスイッチ…」
ぶきゃぶきゃぶきゃ。
「馬鹿! 煙幕で客から戦闘シーンが見えない!」

シンジは苦戦する。ふと見ると、トウジとその友人相田ケンスケが何故か舞台に上がってしまっている。にこやかにエントリープラグに2人を招き入れるシンジ。中でたこ殴りするのだった。そんな怒り狂ったシンジ相手に使徒はあっけなく倒れ、ショーは終わった。

その後トウジは謝罪の電話をかけようとするが、シンジはテレクラ真っ最中でそれどころではなかった。

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第四話 雨、逃げ出した後 Hedgehog's Dilemma

シンジは客を舞台に上げてしまった事に彼なりにショックを受け、テレクラで知り合った片桐はいり似の女の家に居候していた。ミサトは今まで彼にして来た仕打ちを思い出し、催眠が弱かったら彼はもう帰らないかもしれないと考えて地団駄を踏むのだった。
シンジと女はそのころ第7環状線での痴漢プレイにいそしむ。ちなみに第1から第6までの環状線は全てデパート屋上のお猿の電車である(それはそれで多いナリ)。

続いてオールナイト映画館での映画とシンクロした生本番を楽しむ2人。しまいには野外で(何かの)特別訓練キャンプを始めだす。あまりの過激な内容に「民間人の人命が失われてはまずい」とそれまでは覗きに徹していた諜報部も彼を連れ戻すことを決心する。

良いところを連れ戻され御機嫌斜めのシンジはミサトとやっぱり口論。
「2日間、やりまくって気が晴れた?」
「一番良いところで連れ戻されたんですよ、良い訳無いでしょ。」
「私は準備、出来てるわ。乗らないの?」
「乗りますよ。乗ればいいんでしょう?」
「…乗りたくないの。」
「そりゃそうですよ、ミサトさんみたいな年増は僕の趣味じゃないですよ、でも僕が乗らなかったらまた誰か他の男の子が毒牙に」
「人の事なんかどうでも良いでしょ! 私が嫌なら、ここでの事は全部忘れて元居たところに戻りなさい。そんな投げやりな態度だからアクションも下手なのよ。あんたみたいなプロ意識の欠けた子供なんか、居ても迷惑よ!」

テレクラ女への嫉妬も手伝いミサトは彼を帰そうとした。が、後から考えれば考えるほどやはりあのつぼみのような○○○は惜しい。急いで車を走らせるミサト。

新箱根湯元駅では包帯姿も痛々しいトウジ・ケンスケが出迎えに来ていたが、もちろんシンジは無視
シンジは列車に乗り込もうとしたが、何故か足が動かない。

そこに駆け付けたミサトを見ると、殆ど無意識に「ただいま。」と言うシンジ。
「おかえりなさい。(おっしゃペンペンの後催眠効いてる効いてる!)」内心小躍りするミサトだった。

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その2(上京編)に続く
 
ver.-1.00 1997-07/22 公開
 
感想・質問・誤字情報・御飲食・御宴会・愛の告白などは こちらまで!

 フラン研さんの『真実のエヴァンゲリオン』その1、公開です。
 

 フラン研さん流解釈EVA・・・・
 「これもまた一つの形」なんて言ったらベタなコメントと怒られそうなので言いません(^^;

 各話解説もそうですが、その前の話がインパクト強い強い(^^)(^^;
 煙に巻かれる感じ。
 

 そうそう、夏映画見てきました。
 見てる最中はまだしも、後に引く苦しさはなかったです。

 これはあれですね。
 「フラン研さんの『キーホルダー』に比べたらこんなもん!」とか(笑)

 その他あちこちにあるキツイSSで免疫が出来てたんだろうなぁ・・・
 

 さあ、訪問者の皆さん。
 またもや危ない論説を展開するフラン研さんにメールで支援を!


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