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おげれつ大百科

第一話「ゲンドウの正体」副題 シンジ君はブラックミュージックがお好き 1997-3-10


シンジは悩んでいた。

最後の使徒渚カヲルをたおしいたネルフはかいたいされ。ネルフの職員は仕事を 探しさまよっいた。


ミサトも例外ではなく、仕事を探しまわっていた。

最終話のようにあのミサトが教師なれるわけわない。世のなかはそんなにあまく はないのだ。
アスカというと病院でねたきりだ。情報二課に裸を見られたのがよほどショック だったようだ
そんなことがつずいてシンジは今日もひとりだった。

そして、シンジが音楽をきいていると

「ピンポンー」

「はーい」

と、外へでてみるとそこには小さな小包と二メートルはあるかという大きな箱が があった。
「なんだこれ」

とりあえず家のなかにいれて小包の中をのぞいてみると一枚の手紙がでてきた。

そこにはでかでかと碇ゲンドウと書かれいた。

「また、来い、とか書いているんじゃないだろな。」

と言いながら、手紙をよんでみると
『シンジ、もうおまえも十五だ。ついに真実を知るときがきたのだ。 じつは、六分義というのは仮の名前ほんとうの名前はおげれつだ。 我々おげれつ一族は、初代おげれつさい様が江戸時代におげれつの極意を きわめてからいままでたえることなくつづいてきた。 だが、にっくき委員会のせいでおげれつ族の血をうけつぐ者はおまえと私だけに なってしまった。

もちろん、委員会とは教育委員会のことだ。

シンジ、おまえはまだ、おげれつ族の血にめざめていない。
できるならわたしがおまえを教育したいのだが、あいにく正体がばれたしまって 隠れて生活をしなければならなくなった。

あとの事は福助にすべてまかせてある。
シンジ今度会うときにはおまえはまもう大人になっているはずだ。 なお、この手紙は自動的に消滅する』
シュッボと音をたてて燃える手紙 とりののこされるシンジ
「なだよそれーーーーーーーーーーーーーー」
あまりの事にさくらんするシンジ
「おげれつってなんだよ!福助ってだれだよ!!」
「わたしよ」
「えっ」
シンジがふりかえるとそこにはさきほどのダンボール箱からでてきている身長二 メートルほどのEVA初号機がたっていた。

「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「だいじょうぶ、なにもしないからこわがらないで」
「そんなのできるわけないよーーーーーーーーーーー」
あたりまえである、こんなのを前にして冷静でいられるわけがない。
「なにがなんだかわからないよーーーーーーー」
「そんなにさけばないで今説明するから、私は福助あなたのお父さんに言われて あなたを大人にするためにきたEVAの化身よ」
「いやだーー僕はおげれつ族なじゃない。」
「お父さんの事信じられないの?」
「ああ、あんなセントラルドグマで裸の綾波を見てにやついてるような親父!」
「また、嫌な事から逃げているのね、まあいいわ、あなたがおげれつ族である証 拠みせたあげえる」
「証拠?」
そういうと、福助は小包みの中から一冊の本を取り出した。
そこには、おげれつ大百科と書かれていた。
「これには、レイの裸が写っているのよ、はい」
と言って本をさしだした。
「そんなもの」
しかし、シンジの手はもう、それをうけとってひらいていた。
「うあーーー見ちゃだめだ、見ちゃだめだ、見ちゃ」
シンジは、目をこらして綾波の裸をみていた。
「綾波の胸、綾波のふともも、綾波のふくらはぎ」
なぜか、ほほがゆるんでしまう。
パシャッ
「はっ」
福助がポラロイドカメでシンジをとったようだ。
「はい、これがさっきのあなたの顔よ。」
「ああ」
その写真をみてシンジはがくぜんとした。
そこには、裸の綾波をみてにやつくゲンドウとおなじにやつきかたをしているシ ンジが写っていた。
「あ」
あまりの事に声もでない。
「どう、これが血の絆というものよ、これからよろしくね、シンちゃ〜〜〜〜〜 〜〜ん」 
僕はこれからどうなるのだろう、となやむシンジだった。

                            つづく


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作者ののコメント

「ちわ、作者のきーです。へんな小説ですが、応援よろしくおねがいします。」
「なんだこの小説は」
「これは、これはキーちゃんじゃありませんか。」
「私はキール ローレンツだ!!」
「いいじゃないか、かわいいんだから」
「かわいい そんなことより、なんだこの小説はときいているのだ。」
「みてのとおりEVAのつづきです。」
「どこが!最初から話が暴走してるし、じゅうぶんおげれつじゃないか!!」
「これが、ぷぷぷぷキーちゃんもまだまだおこちゃまよ」
「なにがおこちゃまだ」
「これから、どんどんすごくなっていきますよ。」
「心配だ。」

次回予告

 EVAの化身 福助によって。シンジはためされるときがきたのだ。

次回 レイになにすんねん


「めぞんEVA」にようこそ!! [キーの鉄人]さん!!

 正直に言って、「おげれつ」ってタイトル、初めはかなり引いたんですよ。

 でも第1話を読んで一安心。内容がお下劣って訳ではないんですね。

 女言葉をはなす、2メートルの初号機・・・ぶっ飛んでしまいました。

 この新境地を開く(かもしれない)、ギャグEVA。続きとっても楽しみです。

 どんどん書いて下さいね!!

            「めぞんEVA」家主神田。


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