【 TOP 】 / 【 めぞん 】 /[jr-sari]の部屋 第4話B
〜 0: 逢魔ヶ時 〜
・ ・ ・ 赤 ・ ・ ・
・ ・ ・ 赤く染まる ・ ・ ・
・ ・ ・ 空も、 雲も、 町も、 人も ・ ・ ・
・ ・ ・ 全てが赤く染まる ・ ・ ・
・ ・ ・ 光の世界の、終わりを告げる色 ・ ・ ・
・ ・ ・ そして訪れる、闇の世界 ・ ・ ・
・ ・ ・ だが ・ ・ ・
・ ・ ・ 気が付いているだろうか? ・ ・ ・
・ ・ ・ 光と闇の交差する、その刻を ・ ・ ・
・ ・ ・ 赤から黒へと変わる、一瞬の灰 ・ ・ ・
・ ・ ・ 逢魔ヶ刻 ・ ・ ・
・ ・ ・ その刹那の一瞬を、人は気に留めることも無く過ごしている ・ ・ ・
・ ・ ・ もしそこにある刻に気付いたとしたら? ・ ・ ・
・ ・ ・ もしそこに何かを見出したとしたら ・ ・ ・
・ ・ ・ そこにあるのは冷たき闇か、それとも ・ ・ ・
【世界重なりて】
Vol.4 変わるもの、変わらぬもの
〜 1: 行方 〜
9月の空。
暦の上では秋に入り、時間的な表現を用いれば夕方というべき時刻なのかもしれないが、まだまだ空は明るく、お日様がさよならのお化粧をするにはまだ幾ばくかの猶予があるようである。
学校も始まってまだ2日目。
教室の大掃除と宿題を元にした小テストで午前中のうちに解放される生徒達。
本来なら真治たちもテストの後味を忘れるために町へと繰り出す予定だったが・・・。
健介は昨日取った明日香の写真の失敗で放心状態。
冬至は職員室に呼び出され。
光は早速委員長としての仕事。
そして、真治と明日香は健介の取った写真に現れた現象について相談をすべく、ミリーナのもとを訪れていた。
生命の在り方、思いの力、そして、付喪神・・・
事態についての概要はわかったものの、これからどうすればよいか、真治はすぐそばにまで道の転換期が近づいているように感じていた。
バー・ネルフから出た後、真治と明日香が今日の夕食の材料を仕入れて家へと帰ってくると、入り口に3人の人影が見える。
一人は真治の姉的存在、伊吹麻耶。そして、眼鏡の少年、健介とお下げの少女、光がいた。
2人の友人の家はこっちの方ではない。わざわざ訪ねてきたのであろう。
こちらに気付いた3人がすぐに駆け寄ってくる。
近くに来てわかったのだが、3人ともなにやら深刻そうな顔をしていた。
「「真治(君)!」」
「明日香!」
「た、ただいま。どうしたの?一体?」
困惑気な真治と明日香に、麻耶が健介と光を抑えると、
「真治君、美穂ちゃんが帰ってこないのよ。それと、健介君たちが言うには冬至君の妹さん、夏美ちゃんも。」
「どういうことですか?確かにもう帰ってきてもいい頃だとはおもいますけど・・・。美穂ちゃんと夏美ちゃんがって、2人とも学校帰りに寄り道してるとかじゃないんですか?」
「あのね、帰り道に2人が学校裏の森の方に入っていくのを見た子がいるらしいの。それがふらふらしてて様子がおかしかったから声を掛けたらしいんだけど、聞こえてる様子もなくて、ちょっと後を追いかけてみたら、見失っちゃったらしいのよ。」
「それで、その子が学校の先生に話して、連絡が冬至のところにいったらしいんだ。あいつ、学校飛び出していっちまって・・・」
「家にも学校の先生から帰ってませんかって、連絡がきたのよ。」
「私たちは鈴原の様子が変だから、先生に聞きにいったらそういわれて、碇君のところの美穂ちゃんも一緒だって聞いたからここに来て見たの。ね、お願い、一緒に探してほしいの。何かあったとき、鈴原一人じゃ、見つからないかもしれないし。」
「俺も皆で探した方がいいと思って。」
不安そうな顔をした光と、その光の様子を目配せして知らせる健介。真治が麻耶の顔をみると、麻耶がこちらも目で合図している。
「わかった。荷物置いてくるから、ちょっと待ってて。麻耶さん、ちょっと手伝ってください。」
咄嗟に麻耶がまだ何か話していないことがある様子に気がついた真治は、持っていた買い物袋を一つ麻耶に渡すと、健介と光に待っているように頼んで家の中に入った。明日香もついてくるつもりなのだろう、自分の家に走っていくのが見えた。
とりあえず、荷物を玄関に出てきていた弥生達に渡すと手早く後のことを頼む。
弥生達も話を聞いていたのだろう、不安そうな顔をしていた。
「真治さん、私たちも・・・」
「いや、皆は家にいてよ。大丈夫。きっとどっかに寄り道してるだけだよ。見つけたらちゃんとつれて帰ってくるから。もしかしたら、入れ違いになるかもしれないし・・・」
「真治お兄ちゃん。」
香がグッと真治の手をつかむ。その顔には何か不安の中に怯えのようなものが含まれているように見えた。
じっとり汗をかいているようにみえるし、つかんだ手からも熱気が伝わってくる。
真治が香のおでこに手のひらを当てると、やはり少し熱があるように感じられた。
「香ちゃん、熱があるじゃないか。寝てなくっちゃ・・・」
心配する真治の言葉をさえぎって、香がグッっと手を引っ張った。
「真治君、香ちゃんの話を聞いてあげて。」
麻耶が香の肩に手を置きつつ言った。真治は腰をかがめて香と目線を合わせる。
「学校でね、聞いたの。音がするの。パリンッ、パリンって・・・。」
「それで?」
「何か綺麗なものが割れていくような、そんな音。それとね、シュウシュウっていう音。すごく怖いの。」
「それは皆に聞こえるの?」
「ううん。私だけ、だと思う。聞いてみたけど、みんなそんな音聞こえないって。」
「そっか、わかった。後なんか気が付いたことってあるかな?」
「・・・たぶん、美穂、裏山にお花を見に行ったんじゃないかと思う。」
「お花?」
「担任の先生が真白いとっても綺麗なお花を持ってきたの。それでね、美穂とか夏美ちゃんが先生にどこに咲いてたの?って聞いたら、別の先生が裏山で取ってきたのをもらったのよって。」
「じゃ、その花を探しに・・・?」
「うん。」
「わかったよ。ありがとう、香ちゃん。美穂ちゃんも夏美ちゃんもちゃんと連れて帰ってくるから、香ちゃんはちゃんと休んでて。拓也、よろしくね。弥生ちゃんも瑞希ちゃんも後頼むよ。」
「・・・わかったよ。ほら、姉貴も卓也も香も、真治が行けば大丈夫だって。美穂の奴だって、ひょっこり帰ってくるかもしれないし。うまい晩御飯作って待ってよう。」
瑞希が3人の背を押して家の中に入っていくのを見送って、真治と麻耶は急いで駐車スペースに停めてある麻耶の車に向かった。
「麻耶さん、どう思いますか?」
「そうね、なんとも言えないけど、香ちゃんだけに聞こえた音っていうのは気になるわ。」
「律子さんとかに相談した方がいいでしょうか?」
「でも、先輩今、こっちにいないのよ。全くなんでもないかもしれないし。とにかく、学校の方に行ってみましょ。」
麻耶が運転席に、真治が助手席に座る。
その真治の顔は美穂達に対する不安の他に、もう一つの不安が浮かんでいた。
健介の写真、そしてミリーナとの話で湧き上がった、今まで自分の中にくすぶっていた不安。
その不安が現実となって試されるときがすぐそこに来ているように真治には感じられた。
〜 2: 花と音 〜
教育施設は二龍区にあるといっても、学校は別である。真治達の通う高校はたまたま市立で二龍区に建っているが、小中学校は各地域ごとにあるし、高校も私立や区立などが存在している。
美穂たちの通っている月ヶ花小学校も真治の家からバスで30分ちょっと行ったところにある。
助手席に真治、後ろに健介、光、明日香を乗せた車は麻耶の運転により、どこかの酔いどれ車のようにスピン停車することも無く、無事小学校横の駐車場へと停車した。
「さて、まずは職員室に行ってみましょう。」
「あの、私たちは・・・」
「皆で一緒に行った方がいいわ。鈴原君についても何かわかるかもしれないし・・・。」
麻耶の言葉にうなずくと下駄箱のほうへ向かう。
このとき、一人だけ違う方に向かっていくことに気付いたものは誰もいなかった。
真治はもちろんこの小学校の出身である。
迷うことなく職員室までたどり着くことができる。
もちろん、3年も経つと知っている先生も少なくなっているが、真治は妹分、弟分がやはり同じ小学校に通っていて、いずれの担任となった先生と面識があるため意外と顔は広いほうである。
コンコン カラカラ
「失礼します。」
職員室の中には女性が一人、美穂・夏美の担任である中崎和子がいた。
背はやや低め、黒い髪を肩のあたりでそろえたまだ若い先生である。
「あ、碇、さん?」
「中崎先生でしたよね。美穂のことで・・・」
その顔には疲れと不安が浮かんでいたが、立ち上がって側まできた一同に深く頭を下げる。
「申し訳ありません!こんなことになってしまって・・・」
「先生・・・、頭をあげてください。今はとにかく状況を聞かせてほしいんです。」
ただ、深く頭を下げて謝りつづける中崎を何とか落ち着かせて、側のいすに座らせると、取り合えず現状について聞いた。
「僕もまだ詳しいことは聞いてないんです。麻耶さん、あ、隣に座ってる僕の姉ですけど、美穂たちの行方がわからないっていうのを聞いてすぐ飛び出してきちゃいましたから。あと、後ろの3人は僕の友人で、夏美ちゃんもいなくなったって聞いて、飛び出していった夏美ちゃんの兄、冬至っていう友人のこともあって、一緒に来てくれたんです。」
「そうですか・・・。でも、後ろ、2人しかいませんけど・・・」
「は?!」
言われて後ろを見ると、明日香の姿が無い。
健介と光も今気がついたらしく、周りを見回していた。
「明日香は?」
「わからないわ。車を降りたところまでは一緒だったのよ!」
「ついてこれないで、迷ったかもしれないな。真治、俺、ちょっと見てくるよ。」
「ん、頼むよ健介。」
「あ、私も行くわ。」
健介と光が職員室から出て行く。
それを見ながら、中崎は青い顔をして言った。
「まさか、その子まで・・・」
「落ち着いてください。明日香なら大丈夫です。絶対に心配いりませんから。」
「でも・・・」
「大丈夫です。それよりも、どういう状況なんですか?」
まだ不安そうながらも真治の強い口調に落ち着いたのか、浮かした腰をおろすと疲れたように話し始めた。
「最初はうちのクラスの子が私のところに来て、”美穂ちゃんと夏美ちゃんが裏山の道で突然消えた”と走りこんできたんです。
なんでも、私が持っていたお花を見つけにその子と3人で裏山の道に入って少しいったところでちょっと目を離したら、前にいた2人がもういなかったと。
それで、私達がその場に行って周辺をさがしてみたのですが・・・」
「見つからない、と。」
「すみません。今も、他の先生方が探してくださっているのですが。私はご家族の方の連絡があるかもしれないからと・・・・」
「そうですか。それで、夏美ちゃんの兄、鈴原冬至っていうのが来ませんでしたか?」
「あの、黒いジャージの少年ですか?」
「それです。」
「ちょっと前にいらして、場所を聞いて飛び出して行きました。探すのなら向うにいる先生方と一緒にと頼んだのですが・・・」
精神的に参ってしまっているのだろう、顔色が悪い。
「大丈夫ですか?」
真治が心配げに声を掛けると、気丈に顔をあげて答える。
「大丈夫です。あの子達が無事に帰ってくるまで、私がまいるわけにはいきませんもの。」
その様子に、今度は麻耶が声をかける。
「先生のクラスで家の子がもう一人お世話になっていると思うのですが・・・」
「杉本香ちゃん、ですね。」
「えぇ、香が美穂たちはお花を探しに行ったと言っていました。先ほども花がと言っていましたが、一体どんな花なのですか?」
「なんていうか、ぼんやり光っているような青白い色をしたゆりのような花なんです。裏山の道の入り口のところに落ちていたのですが、綺麗だったので教室に飾ろうかと思って、持っていったんです。」
「それで、裏山の方に、と?」
「いえ、教室に行く前に北野先生、園芸関係のお好きな先生が同じ花を抱えて歩いていらしたんで、”そのお花どうしたんですか?”と訪ねたんです。北野先生の買われたお花だったらお返ししなくては思ったのですが、”裏山で”と答えられると、急いでどこかに行かれてしまって。」
「その後、美穂たちに話した・・・」
「はい・・・」
いなくなった子供達への不用意な回答を後悔しているのか、俯いたままうなずく。
とにかく、真治も麻耶も出掛けに香に言われたことが気になっていたので、その花を見てみたかった。なにか、見つけられるかもしれないから。
「今もその花は教室に?」
「え?えぇ、あると思いますけど・・・」
「見せてもらえませんか?」
「あ、はい、こちらです。」
何故花のことなどと不審に思ったのであろうが、中崎は椅子から立ち上がると真治と麻耶を教室へと案内し始めた。
・・・リィーン ・・・リィィーン
・・・チリッ ・・・カシッ、ピィシ ・・・カシャァーン
・・・シュゥゥウゥゥゥウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
明日香は真治たちが学校の下駄箱に向かっていく中、どこからとも無く響いてくる何かに気を取られていた。
通常聞こえるものとは違う、頭の中に直接響いてくる何か。
皆が行ってしまうのにもかまわず、明日香はその何かをたどり始めていた。
校門、下駄箱のある側から横を通り、裏側へ。
鮮明になってくる音は確かに今目にしている校舎の角を曲がったところから響いてきている。
もちろん、真治たちが、いや、明日香にしか気付くことの出来なかったこの何かが一般の人の常識に当てはまるものではないことは承知していた。
無防備に飛び出していくほど明日香は馬鹿でも無鉄砲でもない。
万が一の時のために出掛けに持ち出したものを手の中に確認してから、そっと角から向こう側をのぞきこむ。
そこに見えたものは、何かが燃えているのだろう、煙を立ち上らせる焼却炉と、その前に立つ男性であった。
もう中年といったところか、はげたのか剃ったのかわからないが坊主頭の白衣を着た男である。
(理科系の先生ってところかしら?)
よく見ると、手にもった白い何かを焼却炉に放り込んでいるようである。ただ、角度が悪いため、いまいちその白いものが何かわからない。
(なにかしら?あれ・・・。それにしても、な〜んか、引っかかるのよねぇ。)
何持っているのか、ではなく、別の何かが引っかかっている。妙な違和感を感じるのだ。
いったん覗き込むのを止め、校舎の壁に背をもたれさせて”ふぅ〜む”と考え始めた。
(あれをみてからよね、この感じ。そういえば、音・・・、まだ聞こえてくるけど、さっきより小さくなったのかしら?・・・う〜ん、でもこのことでもないような・・・)
さらに思索を進めようとした矢先、
「明日香〜」「お〜い、惣流〜」
明日香がいないことに気付いて探しにきたのであろう、光と健介がこちらに走ってくるのが見えた。
「明日香!いきなりになくなるから心配したのよ!」
「ごめん、光。ちょっと、周りを・・・「おい、そこで何をしている。」」
側までかけてきた勢いをそのままに光が追求の声をあげ、それをどうにかかわそうとした明日香の声に低い男の声が重なった。
はっとして後ろを振り返ると、焼却炉前に立っていた男が立っていた。
「ここは部外者立ち入り禁止だ。用が無いのなら出て行きたまえ。」
「あ、すいません。俺達、帰ってこない妹達を探しに来た友人についてきたんです。先生は何か知りませんか?」
一番早く立ち直った健介が答えた。
「そうか。わたしにはわからん。とにかくここにはいない、別の場所を探したまえ。」
帰ってきた答えは無表情な回答だった。
仮にも自分の学校の生徒である。何かあった場合は知らないではすまされない。
明日香の感じていた違和感が大きくなる。
「・・・そういえば、先生、先ほどあちらで何か燃やしていたようですが?」
「見たのか!」
その質問をしたとたん、先ほどの無表情がうそのように表情が表れる。その複雑ななんともいえない凶悪ともいえる表情に気圧される明日香。
「い、いえ、この角を曲がろうとしたとき、チラッと。」
「別に君たちが気にするようなものではない。授業の廃材だ。君たちは子供を捜しにきたのだろう。ここにはいない、早く行きたまえ。」
追い出されるように立ち去る明日香たちの後ろで、まるで姿が見えなくなるまで見張っているかのように男はじっとこちらを見ていた。
タイミングよく、というか、真治たちが中崎先生の案内で美穂のクラスに向かうために階段を上ろうとしていたところに明日香たちが合流した。
まずは教室に行ってからということで、階段を2階まで上っていく。
余談だが、校舎は3階建て。1階に職員室と1年生の教室。2階に2、3年生と4年生の1部、3階に4、5、6年生の教室がある。他に、各階にそれぞれ美術室、家庭科室、音楽室、図書室などがある。小学校は意外とあちこちにあるため、クラスも各学年4クラスが主流であろう。
美穂たちの教室に近づくにつれて、先ほど校舎脇を立ち去るときには完全に聞こえなくなっていたあの音、甲高く響き渡る音色が聞こえ始めてきたのに明日香は気が付いた。
横に歩く真治の脇を肘でつつく。
「うん?何、明日香。」
顔をこちらに向けてきた真治に小声でささやくように尋ねる。
「あんた、あれ、聞こえない?」
「何が?」
「頭の中に響くようなリィーンって音よ。」
真治の脳裏に出掛けに香から聞いた音の話が閃いた。
「明日香、聞こえるの?」
「えぇ。なんか、心当たりある?」
「いや、出掛けにね、香から・・・」
真治の話が終わる前に美穂たちのクラスについたのだろう。中崎が教室の戸を開けて言った。
「ここです。どうぞ。」
麻耶たちに次いで中に入ってすぐ、明日香は気が付いた。
頭に直接響いてくる甲高い音色を放っていたもの。
そして思い浮かぶ、あの男が燃やしていた白い何か。
それは教室の窓際に飾られた一輪の花。
外の赤味を帯びてきた光の中、ほのかに青味を帯びながらなお真白く輝くゆりのような一輪の花だった。
ねくすと
ver.-1.00 2000. 公開
ご意見・ご感想・誤字情報などは jr-sari@mvb.biglobe.ne.jp
まで。
【 TOP 】 / 【 めぞん 】 / [jr-sari]の部屋