九話
トントン
「アスカ」
「ヒカリ!?入っていいわよ」
「「ミサトさんこんにちは!!」」
「はい、こんにちは」
「それにしても、今日も夫婦おそろいかいな」
「ほんと、ほんと、いや〜んなかんじ」
「ちょっと、大きい声出さないでよ!」
「綾波さん?入らないの?」
そんな中、ヒカリは廊下のベンチに座っているレイに話掛けるが返事はない
トウジ、ケンスケ、ヒカリの三人は学校帰りにお見舞いに来たのだ
当然レイもいるが目的が違う、三人はその事をしらない
「ファーストはいいのよヒカリ、どーせあとで・・・・・」
「あとで、なんや」
「うるさいわね!」
「洞木さん、レイは後で来るから洞木さんは気にしなくていいわ」
そんなヒカリを見てミサトが声をかける
「・・・・はい」
ヒカリはもう一度レイを見るが、レイが本を出し始めているのを
見て諦めて中に入った
「ミサト、アンタいつまでいるきよ、とっとと仕事に行きなさいよ!」
アスカは、この場にミサトを置いて置くのは危険と判断し声を上げる
「なによ、なによ、そんなに邪魔物扱いしないでよー、どーせ私暇だしな〜」
「そやそや、惣流なんてことゆうねん」
「ありがと、鈴原君!」
ミサトはにこにこ顔でトウジに答えている
ミサトとトウジの、やり取りを見てアスカは呆れていた
「そないなこと、あっいててて、いいんちょーなにすんのやー」
「なによ!!」
トウジが鼻の下を伸ばしていたのを、ヒカリが許す筈も無く耳を引っ張ったのだ
「はいはい、もうその位で許してあげて、仲がいいのはわかったから」
「・・・そんなこと・・・」
「ミサトさん、誤解ですよん」
ヒカリは赤くなり、トウジは必死になっている
「はいはい、じゃ私は行くわアスカーシンちゃんイジメちゃだめよー、て・・」
「なにミサト?」
アスカは二人の世界に入っていて何も聞いてない
「はーまあいいわ、私は行くからあとよろしくね」
「そう」
「シンジそれでのー・・・」
「・・・・・」
「碇もそう思うだろ・・・・」
「・・・・・」
「碇君だって・・・・」
「・・・・・」
『・・・・・・やめて・・・・・・』
三人はシンジにいろいろと話掛けるが、シンジの瞳には何もうつっていない
アスカに取って苦痛の時、しかしみんなの気持ちは痛いほどわかる
それはアスカが最初にやった事、ただ自分の方を見ているシンジに、アスカは
昔話でも聞かせるようにただ話掛ける自分の姿を、今三人に見ていた。
その言葉はアスカの口から出ることはなかった
「・・・アスカ」
しかし、アスカの表情は物語っていた、ヒカリはそれにきずき心配げな声
を掛ける
「・・・え、なにヒカリ」
アスカは、それを見られまいと明るく振る舞う
「ごめんね、やっぱり私何の役にもたてなくて・・・・」
「そ、そんな事ないわよ、シンジも喜んでるわ」
アスカの無理な明るさに三人は無言で答える事しか出来ないでいた
カチャ
「時間ですよ」
その静けさを破ったのは看護婦さんだった。それを見たアスカの表情は暗い
「はい、シンジ君」
看護婦は馴れた手つきでシンジを連れていく
ドアの外に、レイの姿が見える
レイがシンジを連れて行くのを四人は目で追うだけだった。
三人は唖然とし、一人はさびしげに・・・・・・
「どういう事なの!?アスカ」
いち早く正気に戻ったヒカリが口を開く
「・・・・」
アスカに取ってこの質問はある意味、一番辛いものだった
アスカはただベッドの上で膝を抱えシーツの端を見詰めている
「・・・アスカ・・・」
アスカの表情からさっし、つぶやきに終わる
「わるいけど、今日はかえって・・・」
アスカは弱々しくその言葉を口にする
「・・・・わかったわ」
三人は、それぞれ思う所有ったがアスカの言葉に応じ、あいさつもそこそこに
病室を後にした
「シンジ、あのままなのかな・・・」
「何ゆうとんねん!」
その帰り道、それほどこんでいない電車のなか三人は椅子に座っている
「そうよ、絶対そんな事ないわ」
ヒカリは真剣な表情でケンスケを見ている
「俺だってそう思いたいよでも・・・あのシンジ見ただろ、この前とまるでかわら
ないから・・・・何かずーとあのままのような気がしてさ・・・・」
ケンスケは俯きながらつぶやく
それを聞いていた二人の口からは何も発せられない、それは自分達の心にもあった
言葉、それを口に出してしなう事は信じている物が崩れてしまいそうな気がしてい
た
「絶対、そないな事あらへん」
その思いを振り払うように、静かにそれでいて強い意志を感じさせる言葉
トウジはまっすぐ前を向きただ流れる景色にその視線は向けられている
「そうだな」
「そうよね」
二人は言葉を返しトウジと同じように視線を上げ前を見ている
三人の瞳には燃えるように赤く染まっている夕日を映し出していた
シンジはいつものようにアタシの所に来てる、けどシンジの瞳にアタシは映ってい
ない、いつもの事、哀しい瞳、見たくない・・・・あの時見たのと同じ何も見てい
ない、何も感じていないような、だけど寂しそう、何か言ってるの?シンジ・・・
ヒカリがお見舞いに来てくてた、今日はバカ共は一緒じゃない
ヒカリはいつものようにシンジに話かけてくれた、アタシがこの前あんな態度をと
ったからちょっと心配したけど、後でヒカリに聞いたんだけどあの二人もいろいろ
考えてるみたい、あたり前か友達だものね
今日はシンジにお昼を食べさせた、いつもはミサトがお昼になるとシンジを連れて
いくんだけど、珍しくミサトは仕事があるからアタシに頼むと言って出ていった。
シンジはアタシの差し出すものを食べてた、おいしいとか不味いとか何も言わな
い・・・いつもの事、ただ口が動いてるだけ・・・見たくない・・・・
今日の検査の結果退院の許可がおりた、でもアタシが退院したらシンジはどうする
のかな、一人になっちゃうじゃない。それにこの頃アタシなんかおかしい、シンジ
が側にいるとぽっとする何でかな・・・シンジ、良くならないのに・・・
今日は雨、シンジはビショビショになってアタシの所に来た傘持ってるのに・・・
でも何でシンジはアタシの所に来るんだろう、一人はさびしいから・・・だとした
らアタシじゃ無くてもいいて事・・・何でこんな事考えるんだろうアタシはただシ
ンジを助けたいだけなのに・・・でもそんな事考えたくない、何でだろう・・・・
退院しろ退院しろって、ミサトがうるさいでもこのままってわけにもいかないから
ミサトの提案を飲んであげた
今日は加持さんが久しぶりに見舞いに来てくてたミサトと一緒だけど、なんかでも
加持さんとミサトが一緒にいても前見たいにやな感じしない、何でかな
シンジは今日もかわらないいつものまま、加持さんはアタシにシンジの事よろしく
たのむって言ったけど、アタシ何をすればいいのかわからない、シンジが今何を思
っているのかも・・・ファーストには・・・・
「アスカ、四時にはここを出るわよ」
「うるさいわね、そうなんべんも言わなくてもわかってるわよ!」
「あ〜ら、そーおー」
今日はアスカの退院の日、本当は三日前から許可はおりていたのだが
「アタシに、このやせ細った腕で退院しろって言うの」「私はいらない子なの
ね・・・・」など、いろいろ難癖をつけ入院していた
ミサトもいわんとしている事はわかっていたが、このままにして置くわけにもい
かず「じゃあ、学校が終わったら私の所に来なさい、五時までアスカとシンちゃ
んの時間」などと、勝手にミサトは決めていた
シンジは、アスカが退院してもミサト達の所に来ることになった
レイも学校に行っているので、家にシンジ一人にして置けないとミサトの判断だ
アスカは「しょうがないわねー、来てあげるわ」と言うことで
アスカの退院が決まった。
しかしその場にいなかった、レイにミサトはその事を納得させるまでレイは
「なぜ」を連発しミサトは仕方なくレイの弱みに付け込んだ
「・・・じゃ、シンちゃんは・・・」 「はい」
ミサトはシンジをダシに使いレイも仕方なさそうに納得した
「ところではさみなんて持って、何するのよアスカ」
「髪よ、髪、シンジの髪をきるのよ」
「へー、アスカもまめねー」
確かにシンジの髪は伸びているが、それほどでも無いくらいだ
「男は身だしなみが大切なのよ」
「まーねー・・・これ・・」
ミサトはシンジの襟足を触った時の赤い物が目に入る
「なにミサト?」
アスカはそう言いシンジを見ようとするが、ミサトが邪魔で良く見えない
「アスカ、髪を切るのはまた今度にしましょ、ね?」
ミサトは不自然な行動を取りながらアスカにそう言う
「何言ってんのよ、いいから退いてじゃまよ!」
アスカはミサトを強引に退かす
ミサトは「しーらない」といった表情で後ろにさがると
「な、な、なによこれー!!」
アスカは先ほどミサトが見たものを見て大きな声を上げる
ミサトは「あちゃー」と言いながら顔を覆っている
「どういう事なのよ!!」アスカはミサトを睨む。
「私に言われても知らないわよ」
「!!!!」
アスカはもう一度シンジを見ると、シャツの中にチラリと見える赤い
物を逃しはしなかった。アスカはおもむろにシンジのシャツを捲る
「なんなのよこれ!!」
「・・・・あらま・・・・」
そうシンジの体に数個のキスマークが付いていた
「ミサト!!」
「はい!」
「ファーストいるんでしょ、呼んできて!!」
「まあまあ」
「よ、ん、で、き、て」
アスカの拳はぶるぶると小刻みに震えるを見てミサトは説得は無理と諦め、レイを
呼びに行く
「レイ、ちょっち来てくれる」
ミサトに呼ばれレイは何なのか分からないといった様子だったが
アスカがシンジのシャツを捲っているのを見てシンジに歩み寄る
「ちょっとこれはなんなのよ!!」
アスカはそれを指しレイに迫るが、レイは無言でシンジの服を戻してシンジを
連れて行こうとする
「ちょっとまちなさいよ!!」
アスカはシンジの腕を取る
ミサトもこれはやり過ぎと思ったのだろう、シンジを座らせレイと話始める
「レイ、何でこんな事したの?」
ミサトはやさしくレイに話し掛ける
「・・・・」
「ちょっとアンタ!!」
ミサトはアスカ方をちらっと見てから話し出す
「こんな事どこでおぼえたの?」
「・・・・・・ほん」
レイはポツリと口を開く
「ほん?」「あ、アンタどんな本読んでんのよ!!」
「・・・料理・・・」
「貸しなさいよ!!」
アスカは、レイが小脇に抱えていた本を奪い取りそれを見る
覗いたミサトから漏れた言葉
「・・・男を料理する方法・・・」
「な、なんなのよ!これの何処が料理の本なのよ!!」
「返して、まだ読み終わってないの」
レイにそんな事は関係ないようだ
ミサトはアスカから本を取りそれを見る
確かに、初めの項目に「キスマークこれで男はあなたのもの」という、見出しが
ミサトの目に入ってきた。ミサトはぺらぺらとページをめくると、子供は見ては
いけない物までがのっているのを見てレイに尋ねる。
「レイ、これどこまで読んだの?」
アスカはレイに何やら言っていたが、ミサトの表情が真剣なのを見てレイの答
えをまった
「・・・最初、だから返してください」
「レイ、これは料理の本じゃないはわかるでしょ、これは没収」
ミサトはそう言いポケットに本をしまう
レイはそれを見て本当に寂しそうにつぶやく
「・・・・明るい家族計画・・・・」
「ア、アンタ!なに言ってんのよ!!」
アスカは、真っ赤な顔で怒鳴っている
レイは本を取られた事がよほどショックらしく、明後日の方向を見ている。アスカ
はレイに怒鳴り続けレイは放心状態ミサトは本に夢中と、てんでばらばらな事
をやっている
『しっかし凄いわねー、こんなのもありなの、へーこんな体位までって、関心して
る場合じゃないわ。だけどレイ、こんな物どこで手にいれたの・・・少なくとも料
理コーナーにある物ではないし、だけどあのレイが探し出したとは到底思えない』
「レイ!」
「・・・ばあさんは用済み、ばあさん・・ぶつぶつぶつ・・・」
レイは遠い目をして何やらつぶやいている
「ちょっとレイ!!」
「・・・・・はい」
ミサトはレイを激しく揺さぶり現実に連れ戻す
「この本、どこで買ったの?」
「いいえ」
「じゃあ、これはどうしたの」
「・・・・部屋にありました」
レイはミサトをしつかりと見てそう答える
「部屋に?」
「はい」
「そう、わかったわ・・それとシンちゃんの事を思うなら、もうこういう事はし
ちゃ駄目、シンちゃんが悲しむ姿見たくないでしょ」
ミサトはいつもの作戦にでる
「・・・・はい・・・・」
ミサトの問いにレイは寂しそうに答える
その頃アスカは、入院最後の時をレイに費やすのは馬鹿らしいと、シンジの髪を
切っていた
「アンタが、しっかりしないからいけないのよ!」
「ちっ余計な事を」
ゲンドウはサングラスに手をやる
「お前が何を考えてるのか俺にはさっぱりわからんね」
冬月は一冊の本をゲンドウに見せる
その本には表紙と呼べる立派な物はなく、薄っぺらい紙にでかでかと文字が書かれ
ている。
【明るい家庭計画】
「問題ない」
そんな事など関係ないとイワンばかりにゲンドウの自信に満ちた答えに、冬月は呆
れていた
『・・・・かわり過ぎだな碇・・・・』
そんな冬月の事などしらずにゲンドウは怪しい笑みを浮かべている
「シンジ君もか?」
冬月の表情は険しいものにかわっている
「サードに関しては赤木博士に一任している」
ゲンドウから笑みは消え、いつもの口調でこたえる
「では、何故こんなまねをする」
「お前にかわった方が良いと言われたからな」
ゲンドウは珍しく茶化すような言葉を口にする
「そうか、まあいいだがいまだ何も掴めていないようだがな」
冬月はゲンドウの態度に苦笑つつも、静かに言葉をつづける
「問題ない、こちらの監視下にあればそれでいい」
「本当にそれでいいんだな」
「ああ」
「そうか・・・お前がそう決めたのなら何も言うまい」
「・・・・」
ゲンドウの表情は何もかわらない
二人は沈黙の時に戻っていく
「さー、今日はパーとやりましょ」
ミサトとアスカは今病院から帰ってきた、ミサトはビールの入ったコンビニの袋
をアスカに見せるように持ち上げにこにこしている
「なにが、パーとよ!」
「なに、まだ怒ってんの」
二人は玄関で話ている。車の中でもこの調子だ
「だいたいミサトはファーストに甘いのよ!!」
「まあまあレイも、もうしないて約束したし」
「約束ですって!!誰が保証するのよ!!だれが!」
「はいはい、わかったわかったからとりあえず中に入りましょ」
ミサトはアスカの声も待たずに、部屋の中に入って行く
「逃げたわね」
ミサトの背中にはき捨てるようにアスカは言うが、ミサトはつかつかと部屋の中
に入って行くのを見てアスカしょうがなく部屋に入る
「へー意外ときれいにしてるじゃない」
シンジのいない割りには部屋の中が綺麗な事に
アスカは少し関心したような口ぶりで言う
「へへーんそうでしょ、昨日掃除したのよー」
「当たり前じゃない、どーせビールの缶だらけだったんでしょ」
「まーねー、それより荷物置いてきたら私は夕飯の支度でもしましょ」
ミサトは台所に向かう、アスカはそれを見て自分の部屋に行く
「・・・・いないのよね・・・・」
アスカはその主のいない部屋を見てぽそとつぶやき自分の部屋に足を進める
「アスカ!」
「なによ!」
二人はミサトの作ったと言ってもインスタントだが、それを食べていた
「ぼーとしちゃって、そんなにシンちゃんが気になるのかな〜」
ミサトはビール片手にアスカをちゃかす
「そ、そんな事ないわよ!!」
アスカは、テーブルに乗り出し抗議している
「そ〜お〜」と言いながらビールを流し込む
「だいたいアタシが、なんであのバカのことなて・・・・」
椅子に腰かける、アスカの表情は言葉と共に暗いものにかわっていく
「アスカは、本当にそう思ってるの」
ミサトの表情は一偏して真剣なものになっている
「・・・・・・」
アスカは伏せている。ミサトはそんなアスカを見て語る。
「これは私の独り言として聞いてくれる?」
「・・・・」
「アスカがシンちゃんの事をどう思っているかは、私にはわからないわあなた
にもわからないのかも知れないわね、まあ嫌いじゃ無いのはわかるけど」
「・・・・」
「でも、もしシンちゃん事で迷いがあるなら彼から離れた方がいいわ、力にな
っあげて言った私が言うのもあれだけど・・・・」
「・・・・」
「こんな事言うとまた偽善的て言われるだろうけど、アスカには前に言った
とうりアスカのものとシンちゃんのものは違う、彼が幾らもがいていても出れ
ないかも・・・・」
「・・・・」
「一生、戻れないかも・・・シンちゃんはあなたにそんな事は望んでいないわ」
「・・・・いや・・・・」
「アスカでも・・・」
「イヤなものはイヤなの、でも勘違いしないでミサトの言ってる事もわかるわ」
「じゃなんで・・・・」
「シンジが今どこにいるのかはわからないでも、もしわたしと同じような所に居る
としたら、わたしにはわかる」
アスカは顔を上げミサトをしっかりと見すえ言葉を続ける
「暗くて、誰も・・・何もない、でもわたしにはみんながいてくれた、みんなが
アタシを見てくれていた・・・ママも・・・あのバカも・・・」
「・・・・アスカ・・・・」
「嬉しかったの、誰も見てくれないと思ってた自分がバカらしく思えた位、だから
今度はアタシがシンジを見ていたいの、それがシンジに届いているかはわからない
でも一人は寂しいから・・・まっバカシンジ一人じゃ、どーせ何も出来なくてうじ
うじ泣いてるって所が関の山だろうしね」
「・・・・ありがとアスカ・・・・」
ミサトは静かにアスカを抱きしめる
「ちょっと、第一アタシはアタシがやりたい事をやるだけよ」
「・・・うんうん・・・・」
「泣くことないでしょ」
「・・・・うん・・・・」
「たく・・・・」
そう言う二人の瞳からは涙がこぼれ落ちていた
にしおかさんの連載『涙』第一章 九話、公開で(^^)
回復の兆しさえ見えないシンジ。
そのシンジを取り巻く人々。
アスカとレイの二人の「女」がぶつかっていますね。
ちょっとコメディータッチが出てきて思わす”ニヤリ”です(^^)
シリアスの雰囲気の中でホッとする一瞬でした。
ゲンドウ達の思惑は未だ見えてきませんが、
意味ありげな描写は今回も出てきましたね。
さあ、訪問者の皆さん。
じっくりとストーリーを進めるにしおかさんに貴方の感想を送って下さいね!