「、、、、その距離で撃てばお前もろとも吹き飛ぶぞ、シンジ!」巨大な戦艦から声がする。そしてその戦艦の前には一機銀色のエヴァスーツが立ちふさがっている。
「、、、、任務了解、、」黒い髪の少年はためらいも無く背中のキャノンを放つ。2つの物体が消える、、、、
「、、、、またあの夢か、、、」シンジはベッドでうなだれている。もう外は朝だった。遠くからTVの音声が流れてくる。
「シンジ〜!!!朝よ、起きなさい!」アスカの声がする。シンジは着替えてから階段を降りる。そして台所に降りる。そこにはエプロン姿のアスカがいる。
「か、母さん?!どうしたの??」シンジはエプロン姿のアスカを見て言う。
「たまには母親らしい事もしないとね、もうテーブルに朝食は置いてあるわよ!」アスカは言う。目の前にはコロッグ コーンフレストに牛乳をかけた物が置いてある。
「、、、、母さんこれ作ったの、、」
「勿論!」アスカは答える。
「、、、、、これってジャンクフードじゃ、、、」
「何か言った?」アスカは笑顔で包丁を握り締め言う。
「ははは、おいしそう!!」シンジはスプーンを取ると追われているかの様に食べる
「、、、、、アスカさん、、、」遠くでその光景をお茶をすすりながら見ていたユイがつぶやく。
「じゃあ母さん、行ってくる!」シンジはそう言うと急いで玄関に行く。
「気をつけてね!後今日は早く帰ってくるのよ!」
「わかった!」そう言うとシンジは学校へと向かう。
「ミハエル!地球はまだか?」軍服を着た若い男が言う。
「ミネ様、、まだまだです!」ミハエルと呼ばれた男が言う。
「、、、、まったく!いいか、この任務はうるわしく美しいレイ様からいただいた大切な任務!ああ、レイ様!このミネ=マサヤが必ず地球をこの手に!!」ミネはレイのフィギアを握りしめ言う。
「、、、、この人いっちゃってるよ、、、」ミハエルは小声でつぶやく。
「そうだサキエルがあった!!」ミネは叫ぶ。
「ですが、単独行動は危険ですよ、、」ミハエルは言う。
「危険など、百も承知!しかしレイ様の為ならば、、、よしいくぞ!」ミネはまたフィギアを握り締める。そして一人格納庫に走る。
「、、、あんな人が指揮官でいいのか、、」ミハエルは頭をかかえる。
「よし、これでどうだ!!」シンジは小型のMSに乗っている。
「うわぁあああああ!」体育教師らしき男が叫びMSが破壊される。
「やったぁ!!!」シンジは歓声を上げる。
「さすがはシンジ!かっこいいぜ!!」男子生徒が声をかける。
「きゃあ〜!シンジく〜ん!!」女生徒も叫んでいる。
「これで俺達B組は、全員体育5か、、」頭の悪そうな生徒が言う。」
「まさにシンジ様様よね、、、」女生徒が言う。
「いぇい、はは押さないで、、」シンジは同級生から胴上げをされる。キ〜ンと耳鳴りが聞こえた。そして突然シンジの脳裏に巨大な球体が浮かんだ。
「、、、この感じ、、何だろう、、」シンジはつぶやく。
「、、、、非常召集って何ですか?」アスカが言う。
「今地球に巨大ないん石が接近している!」加持が言う。
「、、、いん石??」ガイが言う。
「ああ、これだ!」加持はスクリーンに映す。巨大な球体が流星の様に地球に降下しようとしている。
「何とか食い止められないんですか?」アスカが言う。
「、、、、、今の地球にある装備では、、」加持が残念そうに言う。
「落下地点の予測はできたんですか?住民をはやく非難させないと!」ガイが言う。
「それはもう手配してある。問題はあれがただのいん石かどうかだ、、」加持が言う
「、、、いん石に紛れ込んで来たMSとも考えられるわね、、」アスカは映像を見ながら言う。
「、、、、じゃあどうすれば、、、、」
「ジェガンでとにかく落下地点で待機だ!」加持が言う。
「ジェガンなんかで勝てるの?いっそコロニーから救援でもたのんだら?」アスカは言う。
「救援なんて、あてにならんさ、、さあ!はやく現場にいくぞ。」加持は上着を取るとデスクから立ち上がる。
「、、、、遂に動き出したか、、」リツコが言う。
「どうするんですか?ここにはまともな資源も無いし、エヴァスーツの新型だってつくれませんよ。」マコトが言う。
「マヤの所で創るわ!」リツコが言う。
「創るって、、もうこの研究所奴等に包囲されているんですよ?」マコトが叫ぶ。
「ふふふ、大丈夫!もうすぐくるわ、、」リツコは笑いをうかべる。
「????」マコトは不思議な顔をする。
「いいか、ここの研究者達は1人でも逃がすなよ!」兵士が言う。
「は、了解しました!」
「ここか、、、さてと楽しませてもらうぞ!!」一体の機体が包囲網に突撃をする。
「て、敵襲だ!!」パイロットが言う。
「うろたえるな、たった1機だ!」そう言うとビームライフルを撃つ。
「、、、、トーラスか、、遅いな!」向かって来た機体は軽くかわす。その機体は龍の形をかたどっていた。刃が2つある槍、するどい爪としっぽにはビーム砲がある。
その機体は槍を振りまわし軽く一機撃破する。
「くそう、よくも仲間を!!」ビームライフルを放とうとするトーラス。しかし龍の形をした機体は爪を伸ばし引き金を引く前に破壊していた。
「、、、こんな物か、、さてとリツコさんを探さねば。」敵はありの様に群がってくる。だが龍の形をする機体は桁違いに強い。爪を伸ばす、そして爪の間から火炎を吐く。しっぽのビーム砲は敵を近づけさせない。また腕を光らせてトーラスを2〜3体一度に貫く。なすすべもなくコロニーはそいつによって制圧された。
「さあて、リツコさんは何処かな、、」機体のコクピットからパイロットが降りる。
「マッコウ君!!」遠くから女の声がしてパイロットは振り向く。
「リツコさん、、無事でしたか、、」パイロットは答える。
「やっぱり来てくれたわね!」リツコは抱き着く。
「ち、ちょっとリツコさん、、」
「、、、誰何ですか?この人、、」ジト目でマコトが聞く。
「マッコウ=ドラガン。コロニーでも数少ない拳法の使い手よ!」リツコが説明をする。
「ど、どうも!」マッコウは照れながら言う。
「これが君の機体かい?」マコトが聞く。
「ええ、エヴァンゲリオンアルトロンGって言うんです!」マッコウが言う。
「エヴァスーツなのか、、、」マコトは驚く。
「制作と設計は私よ!前に神龍エヴァンゲリオンってのがあったでしょ、、あれの改良版よ。」リツコが言う。
「ああ、あの裏切り者のレイが乗っていた、、」マコトはうなずく。
「で、俺はこれから何をすれば、、」マッコウは言う。
「月まで行くの、、警護お願いね!これは前金ね。」リツコはマッコウに唇を重ねるマッコウは顔が赤くなる。
「母さん!!いないの??」シンジは自分の家の前に立っていた。
「、、、誰もいないか、、やっぱり非難勧告が出たからそっちの方に行ったのか、」シンジは家の中を見回りながら言う。シ〜ンと静まり帰った部屋は不気味だった。突然地震が来る。シンジは壁に打ちつけられる。
「う、う〜ん、、」シンジは体をさすりながら起き上がる。どうやらいん石が落下した衝撃が来たようだ。
「あれ??地下室の入り口かな??」シンジは家の床に見慣れない階段を見つける。キ〜ンとまた耳鳴りがする。
「シンジ君でしょ?ちょっちこっちまで来てよ!」女の声が聞こえて来た。シンジは辺りを振り返る。しかし近くには誰もいない。
「そ、そら耳かな、、でも興味あるから入ってみようっと!」シンジは地下への階段を降りる。階段は結構長かった。
「、、、、薄暗くて何も見えないな、、これスィッチかな?」シンジは手探りで電灯のスィッチらしきものを押す。パァと明かりがつく。地下室はかなり広かった。そして工場にあるような機械や小型クレーンが沢山ある。
「あれは何だろう、、」シンジはトレーラの様に細長い台を見つける。
「こ、これはエヴァスーツ?!何でこんな物が、、、」シンジの目の前にエヴァの顔を持った白い機体を見つけた。
ひょんな事からエヴァスーツを見つけてしまった俺!そして街は謎の機体によって壊滅状態!ああ、母さん大丈夫かな?げ、、階段が攻撃を受けてふさがっちゃった!!!!
邪:ふいいい!WW1話お届けしました!
マヤ:今回は懐かしい&新しいキャラが増えてきましたね?
邪:新しいキャラはこれからどんどん増えていくぜ!
マヤ:でも後半には死ぬんでしょ?
邪:うう、、
マヤ:しかし一部なんかどっかで見たような人の名前が、、
邪:ふふふ、WWは登場人物を募集したからね!
マヤ:、、、、通りで、、
邪:さあてと、2話もそろそろ書いてしまうか!
マヤ:、、、ウソツキまだ白紙の段階なのに、、、
邪:、、、、
邪さんの『エヴァンゲリオンWW』第1話、公開です。
一気に展開する世界。
地球でも木星でも。
あっちこっちで動き出していますね。
沢山のマシンと
沢山のキャラ。
気合いを入れて読まないと
混乱しちゃうかも(爆)
さあ、訪問者の皆さん。
新シリーズを進む邪さんに感想メールを送りましょう!