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100000回記念小説

汎用戦体エヴァバルカン


2015年ここはネルフ大学

「なあマヤ、今度のコンパ女が少ないんだよ。」眼鏡をかけた短髪の男が言う。

「しつこいわね、マコト!」とショートカットの女の子が言う。

「あんまりしつこいと、女の子に嫌われるぜマコト。」ロンゲの男が言う。

「シゲルに言われたくねえよ!」

「あらあら、2人とも喧嘩?」白衣を着た金髪の女と赤い服を着た女が言う。

「う、リツコ教授!」マコトが振り替える。

「ミサト教授!今度一緒に居酒屋でもいきません?」

「そうね、シゲル君がおごってくれるなら考えるわ。」

「じゃあ今度の土曜にでも?」

「わかったわ。じゃあまたね!」そう言うと2人は大学の校舎に入って行く。

「う〜んやっぱり、リツコ教授いいな!」

「、、、不潔です!」マヤが毒づく。

「そうだよ、まったく可愛い女の子の前で言う台詞じゃないぞ。」と髪をくくった男が現われ言う。

「加持教授!?何時お戻りに?」

「昨日だよマヤ君。う〜ん一段と奇麗になったね!」

「そんな、、、」

「帰国そうそう早速ナンパですか?」飽きれ顔のシゲルが言う。

「おいおい、シゲル。そんなんじゃないぞ!」必死に弁解する加持。

「これから俺達サファリに行くんですが、どうですご一緒に。」マコトがマヤを見ながら言う。

「サファリ?ああ、あの喫茶店か。マコト、悪いが報告書を提出しなければいけないんでな。」

「そうですか、残念です。」

「じゃあマヤ、シゲル、マコトまたな!」加持は手を振りながら言うと大学の校舎に消える。

所変わってここは南極大陸

「やっと準備が整いましたアスカ様!」黒い鎧をまとった男が言う。

「ごくろうシンジ将軍。それではにっくきネルフ共に仕返しよ!」宝石を散りばめた服を着た女が答える。

「では私のサキエルを送ります。アスカ様!」青い服をきた男が言う。

「わかりました、カオル。ではブラックチルドレンの名を汚さぬように、任務遂行をしてください!」

「は、おまかせあれ!」カオルはそう言うと消える。

その頃マヤ達は

「マスター!カレーおかわり!」マコトはもう3皿たいらげている。

「はいよ!」ヒゲづらのサングラスをかけた男が答える。

「よく食べるわね、、、」マヤが飽きれ顔で言う。

「本当、こいつの頭の中はカレーか?」シゲルがコーヒをすすりながらつぶやく。

「五月蝿いな、ここのカレーは旨いんだよ!」マコトが弁解する。そこへバタンとドアを開けて加持が来た。

「大変です!ブラックチルドレンが!!!」

「何!?まずいな、まだ適格者は見つけてはいないんだが。」マスターが焦り顔で答える。

「私の推測からいきますと、そこの3人に素質はあると思います!」リツコが現われ叫ぶ。ポカ〜ンとしている3人。

「1人は全国Sクラスパイロットの免許を持っていますし、1人はSクラスサーファの資格があります。それにもう1人は、Sクラスのストリートファイターです!」ミサトも現われ言う。

「長官!決断を急いでください。」加持が叫ぶ。

「わかった!この3人に未来を託す。」サングラスの男がテーブルを叩き叫ぶ。

「な、何の事説明してくださいよ!」マヤが教授達を見て言う。

「我々を奴隷として使おうと考えている悪の組織ブラックチルドレンが、動きだしたんだ!」加持が言う。

「ブラックチルドレン!?」3人は同時に叫ぶ。

「そいつらに対抗するため私達大学で、研究を進めていたの。人類の自由を守る為にね。」

「でもここを見つけられてしまったわ。まあ地下基地は、被害を受けてないから大丈夫だけど。」

「それじゃあ、何で今やばいんですか?基地は無事なんでしよう?」シゲルが不思議そうに聞く。

「でもね、それはブラックチルドレンが本格的に動くシグナルなの!」とミサト。

「私達に未来を託すって、どうゆう意味なんですか?」マヤが尋ねる。

「君達にE計画を進めてもらう!私はネルフ学園理事長、碇ゲンドウだ。」サングラスの男が答える。

「え、、、」3人は驚愕の声を上げる。

「とにかく特訓よ!私はマコト君、ミサトはシゲル君、加持はマヤを鍛えて!」

「わかった、これから基礎戦闘の特訓だ!俺についてこい!」加持はジャケットを脱ぐとマヤに向かって言う。

「はい!」マヤは元気よく答える。

「じゃあ取り合えず、海で特訓ねシゲル君!」
「わかりました。何処でも行きます!」シゲルは嬉しそうに答える。
           こうして3人は特訓をはじめる。
「マヤ、まだまだ風力が足りない!こんな事じゃリーダ失格だぞ!」加持が叱責する。
「すみません!もう1度お願いします。」
「よしこい!」

「シゲル君!そんなに遅いなら、地上戦では不利よ!陸でもある程度力を出せなければ、皆の足を引っぱるのよ!」ミサトが叫ぶ。
「分かりました!最善をつくします!」

「いい、陸ではあなたが最強なの!ワキ役だからって、手抜いたらだめよマコト君!」
「はい、よしいくぞ!!!」

こうして1ヵ月が過ぎた。ここはサファリ地下の秘密基地

「よく1ヵ月の特訓に耐えた!これがエントリーブレスレッドだ。各自受け取ってくれさて、ブラックチルドレンだが今の所目立った行動は起していない。」

「長官!早速ですが、ブラックチルドレンが現われました!場所は秋葉原です!」加持が叫ぶ。

「日本の有名電気街を襲い、パソコンを一人締めする気だな!よし汎用戦隊エヴァバルカン出動だ!!」

「はい!」

「わかったぜ!」

「任せてください!」3人は元気よく飛び出す。

ここは秋葉原

「さあサキエル!安さ爆発のパソコンを破壊するんだ!」カオルがサキエルを指し叫ぶ。

「御意!」サキエルはそう言うと店を壊し始める。逃げ惑う客達。

「ははは!愉快愉快!」カオルは高笑いをする。

「そこまでよ!!」と声が空からコダマする。

「だ、誰だ!?」お約束の台詞を叫ぶカオル。トウと言う掛け声と供に3人の人影が現われる。3人は腕のブレスレッドを押し「エントリープラグ挿入!」と叫ぶ。まばゆい光と供に鷹、鮫、豹の姿をした者達が現われる。

「何者だ!ブラックチルドレンの邪魔をするなら、ただではおかんぞ!」カオルが言う

「エヴァイーグル!」マヤがポーズを取る。

「エヴァシャーク!」シゲルもポーズを取る。

「エヴァパンサー!」マコトがポーズを取る。

「汎用戦隊、エヴァバルカン!!!」3人が叫ぶ。

「エ、エヴァバルカンだと!?ええいサキエルやれ!」サキエルはエヴァバルカンに向かっていく。

「うおおおお!!」サキエルが叫ぶ。横には戦闘員達も居る。エヴァバルカン達は得意の技でブラックチルドレン達を倒す。

「イーグルウィング!」マヤが飛び上がり両腕を広げ敵に攻撃をする。

「ジョーズアタック!」シゲルは敵の頭を両腕で破壊する。

「よし!エヴァバルカンボールだ!」マコトがボールをマヤに手渡す。マヤはそれを受け取るとそれをマコトに投げる。マコトはボールをレシーブする。

「ワン!」ボールはシゲルの方に行く。

「ツウ!」シゲルはそう叫ぶとボールをトスする。ボールは空高く舞う。シゲルとマコトはスクラムを組む。それを踏台にしてマヤが飛び上がる。

「アタック!!!」ボールはサキエル目がけて飛ぶ。そしてサキエルは爆発する。カヲルはそれを見て逃げる。

「やったぜ!」マコトが叫ぶ。

「いや、まだだ!」シゲルが叫ぶ。見るとサキエルが巨大化する。

「よし巨大空母エヴァバルカンを呼ぶわよ!」マヤがブレスレッドのスイッチを押す。
空から巨大なエヴァの顔をした悪趣味な空母が現われる。マヤ達はそれに乗り込む。

「コスモバルカン出ます!」マヤが飛行機の形の機体を発進させる。

「ブルーバルカン出ます!」マコトとシゲルが叫ぶ。これは足の形をした機体だ。

「合体エヴァバルカンロボ!」マヤが叫ぶ。2つの機体が合体し1つの巨大ロボが現われる。ウォォォ〜ンとその機体は叫ぶとサキエルめがけて走る。サキエルは目から怪光線を出す。

「ATフィールド展開!」マヤが叫びスイッチを押す。目の前に見えない盾が出来き光線をはじく。サキエルは腕を伸ばすエヴァバルカンロボは、腕を掴み投げ飛ばす。

「プログレッシブブレード、プラズマ返し!」3人が叫ぶ。空が暗くなり一振りの剣が現われる。エヴァバルカンロボはそれを受け取るとサキエルに切りつける。サキエルは跡形も無く消える。

ここはサファリ内

「ごくろう!とりあえず平和は守られた。」ゲンドウが3人にねぎらいの言葉をかける。3人は少し微笑む。

「だが何時奴らが来るか分からない!」加持が険しい顔で言う。

「油断は禁物ね。」リツコが言う。

「ま、今日はパーっとやりましょう!」ミサトがビール片手に陽気に言う。そして宴は始まった。これでいいのかエヴァバルカン!ミサトのペースだと明日は二日酔いだぞ!


続くかもしれない?!
ver.-1.00 1997-06/23公開
ご意見・感想・誤字情報などは yokosima@big.or.jpまでお送り下さい!

あとがき

邪 :どうも10万回おめでとうございます!
マヤ:本当に凄いですよね!
邪 :ああ、俺のHPなんてやっと1000人突破だし、、
マヤ:今回はマイナーなパロですね?
邪 :はは、分かる人だけで楽しんで<笑>
マヤ:続くかもしれないってどうゆう意味なんですか?
邪 :う〜ん感想メール次第って事!
マヤ:、、、最近きませんね?
邪 :僕はいらない人間なんだ!うわわわ!
マヤ:ちょっと私を1人にしないでくださいよ!


 邪さんの100000HIT記念作品は
 自身2本目のSS『汎用戦体エヴァバルカン』です。
 ありがとう(^^) 公開です。
 

 なんか、こう、シュールな味がありますね。

 私は夜中の4時に読んでいたのですが、
 寝不足の脳にジャストフィットでハイな笑いを漏らしました。
 

 脇役3人組が主人公というのは珍しいですね。
 シンジもアスカもほとんど出番無し。新鮮です。
 

 さあ、訪問者の皆さん。
 邪さんにメールを!
 連載になるかが貴方のメールにかかっています。


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