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「あ、あのフラン研がまともな連載を始めたですって?」
「うん…しかも、僕とアスカの話らしいんだ。」
「怪しいわ…何か企んでるわね、フラン研…」
「ま、まあとにかく、読んでみようよ。」


何故かギャグ無し新連載(存在そのものでギャグなのか?)

「キーホルダー」



第一話

11月3日。
僕はその日もいつもと全く同じように6時半には起床した。
今日は僕の当番の日だから、トーストとハムエッグ、コーヒーを手際良く用意した。
え?結構簡素だって? そりゃあ僕だって、アスカに食べさせるんだから本当はもっと腕を振るいたいけど…やっぱり毎日の食費の事を考えると、ね。今はミサトさんのマンションにいたときみたいに僕が生活費を全部管理しているわけじゃないから、結構気を使っちゃう部分もあるんだ。
 
でも、本当はそれは言い訳なのかもしれない。僕は今でも寂しがり屋で、一秒でもアスカの顔が見れないと不安になるのかもしれない。…考え過ぎかな。でも、少なくとも僕が今アスカを好きなこと。これだけは事実だ。絶対に、動かせない、紛れない事実だ。

 
僕がごく簡単な盛り付けを終わるのを、まるで見計らったようにもう一人の同居人が出て来た。これもいつも通りだ。
「おはよう、シンジ君。悪いわね、いつも家事やらせちゃって。本当に、無理することないのよ?」
「ホントにいいんです、マヤさん。僕も、好きでやってることですから。」
 
マヤさんってどこまでも純粋そうで、ちょっとでも僕が嫌そうな顔をすると本当に心配してくれるんだ。嬉しいんだけど、同時にちょっと困ってしまう。僕は、思わず真剣に答えてしまった。
「うーん。でも高校生の男の子に朝食作ってもらうのは、やっぱり何だか罪悪感を持っちゃうわね。」そう言いながら、優しい顔でマヤさんは3つのカップにコーヒーを入れてくれている。
「そんな。同居人がそれ位するのは、当たり前ですよ。ちゃんと当番制で交代しているんだから。…ミサトさんといた時は結局毎日僕で、大変でしたけど。」 僕はちょっと冗談めかして言った。
「…そう。」たった一言だけど、そういうマヤさんの言葉は何だか僕をいたわるようだった。
ふと見るとマヤさんは僕を優しく見つめている。僕は何だか顔がかあっと赤くなって来て、自分の節操の無さに腹が立つやら情けないやら、とにかく恥ずかしくなった。

「あ、あの、アスカ、起こして来ますから。」
「そうね。アスカちゃんも、もう起きなきゃいけない時間だわ。」
マヤさんは何だか考えごとしているみたいだ。

僕はアスカの部屋に向かった。アスカの部屋はミサトさんのマンションの部屋よりちょっとだけ狭いらしい。らしい、っていうのは、実は僕には差が良く分からないけど、彼女が始めてここに来たとき「狭すぎる」って大騒ぎだったんだ。

襖の前で言う。「アスカ、朝だよ」
僕は決して大声では言わない。もしここで彼女が目覚めたら、僕は彼女の部屋に入る口実を失ってしまう。このまえそんなことをアスカに言った…いや、技をかけられて無理矢理言わされた…ら、アスカは「そんなのは、あんたの考え過ぎよ。…そこで気付いたって、起きないわよ。」って言っていた。彼女の言葉は後半ぼそぼそしてて、何を言っているのか聞き取れなかったんだけど。

「朝だよ…入るよ、アスカ」僕は襖を開ける。

ピンクのパジャマを着たアスカは、とても気持ち良さそうに寝入っていた。

小さな口を半開きにした様子はとても可愛くて、いつものように、その…キス、してしまった。

「むぬ…おふぁよう、しんじい」女王様のお目覚め。途端に彼女の顔は目覚めの機嫌の悪い女の子のそれになってしまって、まあそれはそれで、可愛いんだけど…

「おはよう、アスカ。朝食、出来たから。」
「わがったあ。」

それから彼女は洗面台に行って顔だけ洗って、食卓に来る、これもいつもの事。忘れてたけど、彼女は、やっぱり家事はしていない。最初当番制にするって僕が主張したとき、彼女は「シンジがやるのは自分が好きだからでしょう。あたしはレディーだから、そんなことはしたくないわ。」ととんでもない理由で拒否してしまった。まあほんとに、それでもマヤさんが半分は、いやそれ以上負担してくれているから大分楽にはなったんだけど。

 
洗面台から帰って来た彼女はなんだかきりっとしていた。偉く真面目な顔で僕の所に近づいて来て、いきなり…僕の頬にキスをした。こ、これは!今までには無いことだ。

「ど、どどどどうしたのいきなり?」
アスカは視線をカレンダーに向けた。
「今日。一年になるわ。この家に来てから。」

あ、そういえば!僕はちょっと自己嫌悪した。そうだ。もう一年経つんだ。僕とアスカがマヤさんの家に来て。最近忙しかったし、季節は相変わらず常夏だからすっかり忘れていたんだ。…いや、そんなことは言い訳にならない。僕は何で忘れてしまったんだろう?

「今、私が幸せなのもシンジのおかげよ。感謝するわ。」
アスカはかなり恥ずかしそうに、でもしっかりと僕の目を見て言った。

 
…アスカは前とは変わった。大分大人っぽくなって、簡単に感情に激したりすることが無くなったみたいだ。僕は一瞬あっけにとられたが、すぐ心から嬉しくなって答えた。

「う、うん、こちらこそありがとうアスカ、アスカがいるから僕は元気でいられるんだ、その…」
「あの、ねえ。」
マヤさんが言いにくそうに、苦笑しながら遮った。「悪いんだけど、続きはご飯を食べてからにしましょ? コーヒー、冷めちゃうし。」

僕とアスカは真っ赤になって、それから食事の間は事務的な口しか聞けなかった。

学校に行く直前になって僕はマヤさんの方に向かって言った。
「もう一年になるんですね…あ、あの。…本当にありがとうございます。僕達の面倒見ていただいていて。」
僕は深く御辞儀をした。
マヤさんの目が一瞬見開いたように見えた。
「こら!」マヤさんは笑いながら、軽く怒った調子で言った。「私達は家族でしょ? 家族の間に、面倒も何もないわ。皆がお互いに支え合っているのが、家族という物よ。…大体家事だったら、シンジ君の方がちゃんとやっているし。」
「あ…すいません。」
「何にも謝ることじゃないわ。」
「ほら、シンジ、遅れるわよ! じゃ、マヤ、行って来るわね!」
「行ってらっしゃい。 シンジ君、アスカちゃん。」
僕はアスカに引きずられるように学校に向かった。

 
 
マヤは携帯の短縮ボタンを押した。「今出ました。警護、お願いします。」
彼女は溜め息を付いた。うつむいた顔の表情は見えない。
「葛城さん…私は、あなたのような保護者役には、役不足です…シンジ君、一年経っても私を家族として見てくれなかった…葛城さん…先輩…日向君……シゲル……皆どうして、どうしていなくなってしまったの?」

彼女のきれいな顔から大粒の涙が3滴こぼれ落ちた。
 



 
最後の戦いの後、衰弱したシンジはジオフロントの病院で眠っていた。長い間。何か奇妙な夢を見たような気がしたが、何も覚えていない。

シンジは気付くと初号機のエントリープラグの中にいた。初号機は今まで見たことの無い特殊な拘束具でジオフロント内に固定されているらしい。その場所も、シンジには見覚えの無いものだった。眼下に人の姿はない。
彼は必死になって出ようともがいていたが、やがて諦めた。外側からロックされているようだ。他機への回線を開くと、零号機は反応なし。

弐号機には、アスカがいた。

「あ、アスカっ!」
彼がなにより驚いたのが、彼女が起きているらしいという事だった。良く事情は知らないがアスカは病室で意識不明だったはずだ。助かったんだ、良かった…

しかし彼女の反応は、明らかに不自然だった。
「ははは、はははは、は」彼女の目は濁りきり、視点の焦点は定まっていない。
「アスカっ! アスカ?」
「ふっは、ははは、あははははは」アスカは何かのたががはずれたかのように無感情に笑い続けていた。
「アスカ、大丈夫?」
「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは、っぐうっ、ゴボッ」
「アスカ?!」

次の瞬間。

真っ白な光が彼等を包んだ。それから地鳴りのような音。時間にすれば一秒とない瞬間だと思われるが、シンジには恐ろしく長く感じられる、ゆっくりとした「一瞬」だった。全ての物が崩れ落ちるのが感触で分かる。痛い、背中が熱い…

 
 
 
そして気付くと彼は病室にいた。

自分の全身にチューブがある。見知らぬ天井、見知らぬ壁。どうやら僕は、いつものジオフロント内の病院とは別の病院に入院したようだった。どういうことだろうか。
ベッド脇に視線を映すと、そこにはマヤさんがいた。マヤさんは僕を見ると、見る見る涙を溢れさせ、僕の体に泣き崩れた。
「し、シンジ君! 起きてくれたのね! よかった。 …んとうに、良かった!」
しばらく彼女は僕に泣き伏したままで、僕は何を言って良いのか分からなかったし、それ以前に何だか口の筋肉がうまく動かせないような感じがしたし、更にあろうことか体の一部分が膨脹してしまいそうな感じすらして黙りこくってしまっていた。

何分くらい経っただろうか…ドアがシュッと開くと、アスカが走り寄って来た。
「シンジが意識を回復し…シンジ! 本当に回復したのね、良かったわ! シンジ…」
アスカは、今度は意識がしっかりしているようだった、彼女はベッドの左脇の方に来て、やっぱり僕の体を抱きしめて泣いている。しかしアスカは反応のない僕を見てさっと青ざめ、言った。
「シンジ? 大丈夫なの? シンジ? 何か返事して!シンジ!」
「あ、うん…」あ、良かった、口はちゃんと動くんだ。

何が何やら分からないけど、今何か言わないと大変なことになってしまいそうなので、僕は返事をしたのだが…なんだかこの上もなく間抜けな返事になってしまった。
アスカに笑われるかと思ったけど、反応は違っていた。「…シンジ…」「…シンジ君…」

しばらく彼女達は泣きやむことなく、僕は僕で膨脹を押さえるのに必死だった。

 
 
その後聞いた話は驚くことばかりだった。

実はエヴァと使徒の戦いは全て予測されていたことで、僕達は計画を消化していたに過ぎないこと。
そしてカヲル君を最後に使徒との戦いは終わり、ネルフは次の仕事として「人類補完計画」という物を遂行しようとしていたということ。
ドイツなどに残された通信の記録によると、第三東京であの日行なわれていたのは正にその計画の第一回目の実験だったのだが、幹部達の間で内乱が起きたらしく実験が失敗に終わったということ。…幹部達って、ミサトさんやリツコさんのことだよな…
そして第三新東京市は全市域が吹き飛び、そこにいた人々は全員亡くなったそうだ、エヴァのA.T.フィールドに守られた僕とアスカのみを例外として…

「でも、マヤさんは、それなら、どうして?」
「シンジ君達には、知らせていなかったけど、最後の戦いが終わってしばらくして、私、ネルフを辞めたの。今更きれい振ることも出来ないけど、ネルフって、特殊な軍隊組織でしょ? だから、私には、つらいことが多くて…勝手よね。あれだけシンジ君達を戦わせておいて、自分だけ逃げ出したいだなんて。でもあの時の私は、そうでもしなければ気が狂いそうだったの…」
「…」
「だから、私は実験の時、第三東京にはいなかったの。冬月副司令が再就職先をお世話してくれてね。ここ、第二東京のオフィスにいたの。…でも、あんなことになるって分かってたら…私に出来ることなんて少ないけど…私、全力で止めようとしていたと思う…ごめんね、シンジ君、アスカちゃん、本当にごめんね…」

逃げるべきか、そうでないか、悩んでいたのは僕だけじゃなかったんだ。僕は今までそんな簡単なことにも気付かなかった。

「あ、綾波は…綾波は、どうなったんですか?」
「情報は、何も残されてないわ。」アスカが、静かに答えた。「零号機はまだ修復されていなかったそうだから、ファーストがエヴァに乗っていたとは思えない。…つまり、他の人と同じね。」
「そう…」

ミサトさんも、綾波も、リツコさんも、父さんも、皆死んでしまった。僕はかえって冷静に、僕がこれからどうなるのか考えていた。人間はある程度以上の悲しみを感じると、それに麻痺してしまうのかもしれない。そうしなければ、生きていけないときがある。

それに、まだ実験段階で失敗して却って良かったとも言える、とアスカは言った。「もし計画本番の段階で失敗が起きたら、おそらくそれはサードインパクト、つまりあのセカンドインパクトの二の舞に繋がったわね。全世界の人々が苦しむことになるよりは、第三東京の責任者達のみが消えるほうがまだずっとましでしょうね。」そう言うアスカは、ひどく遠くを見つめているように見えた。

 
その後僕は退院して、アスカと僕はマヤさんの家に居候することになった。

ネルフそのものは現在ドイツに本部を移し、「人類補償委員会」と名前を変えて事後処理を活動の中心に存続しているので、僕達には年金が結構な額入って来る。だから迷惑もかけられないし、僕は一人でマンションにでも住むといったのだが、マヤさんに強引に押し切られて一緒に住むことになってしまった。
ただ、ずっと後になってアスカが教えてくれた話によるとその方が警備上都合が良いということもあるのだそうだ。

アスカが回復した理由は、本人にも全く分からないそうだ。彼女は気付いたときは第二東京の僕の隣の病室で寝ていたが、傷は軽傷で僕が目を覚ます一週間前には退院したということだ。
「あたしがそんなに以前危険な状態だったとするなら、多分あたしの補完は成功したのね。」とアスカは軽い調子で言っていた。

しばらくは、僕は大分暗かったんじゃないかと思う。でも本当に独りぼっちではなく、マヤさんとアスカがいてくれたから、最近の僕の生活は十分充実していた。

 
 
それに…あれは4月の中旬だったと思う…僕はアスカに、好きだって告白したんだ。

アスカは「いきなり呼び出しといて、何か用?」とぶっきらぼうにしていたけど、僕の言葉を聞いたら真っ赤になって、「バカシンジがあたしの相手だなんて、百年早いわよっ!」って叫んだ。
 
ところが自分の言葉にアスカははっとなって、彼女自身の頬を叩いた。何か俊巡するような顔で、そして決心したように僕を見つめて言った。
「…ありがと。その言葉は本当は、あたしが言おうと、思っていたの。その…」彼女はロボットみたいに表情も体も堅くなって、手を差し出した。「こんなあたしでよければ、あたしと、付き合って、くれるかな?」
 


遅刻寸前だ。僕とアスカは全速力で中学校への道を走っている。
第三東京の時と同じように僕達2人は同じ中学に通っている。同じ住所に住んでるんだから、まあ当然だよね。でも、アスカは中学を卒業したらどうするんだろう。彼女は向こうで大学を卒業したらしいから高校へは行く必要はないのかもなあ。一緒にいられるのも、あと数ヵ月なのかもしれない。

そんなことを考えながらちらちらアスカの方を見ると、彼女の頬は何だか赤みがかっている。…僕も何だか、赤くなってしまった。
結局会話らしい会話もないまま、僕達は学校に到着する。残念ながら僕達は別々のクラスなので、ここでしばらくお別れだ。

チルドレンが別々のクラスになるという事は、ある程度警備が緩くなったのだろうか。この前アスカに聞いたら、「あんたねぇ…最初にここの学校に来たときに言ったでしょう、あれは全部「無かった」事なのよ。ここでは私達は目立ってはいけないの。分かった?」とたしなめられた。事情は分かるけど、やっぱり少しでもアスカの顔を見ることが出来ないのは寂しい…

アスカはいつも通りの笑顔で僕に向かって言った。
「じゃあね、シンジ」
「じゃあね、アスカ」

授業は、いつも通りだった。こういう時はつくづく中学生時代に戻りたいと思う。あのころなら、アスカの機嫌さえよければ彼女が答えをディスプレイに表示してくれていたのに…いや、それじゃ僕のためにならないな。でも分からないものは分からないんだよう…

その日の授業は終了した。
今僕の所属している管弦楽部も、この前の文化祭で一息付いたという形で今部室にいるのは僕だけだ。僕は部室の掃除と、チェロの調律だけして帰るつもりだった。

 
部室の扉が開いた。にっこりとスマイルを浮かべたアスカが立っていた。

「シンジ」
「ど、どうしたの、アスカ」
「…今日は、部室に来るのはシンジだけでしょ?」アスカは僕ににじり寄る。
「え、あの、見回りの人とかが、来るかもしれない」思わず僕はあとずさった。
「来ないわよ、まだこの時間は」僕もここでようやく決心が付いた。
「いいの?」つばを飲み込んだ音が聞こえたかもしれない…かっこ悪い…
「何よ、そこまでレディーに言わせる気?」

僕は返答のかわりに彼女を抱きしめて、唇にキスをした。長い長いキス。互いの舌の、生暖かい、ざらざらした感触を確かめ合って…
それから僕は彼女のブラウスをゆっくり脱がせ、舌を更に下にちょろちょろと這わせた。
「あっ」白い体がびくっと震える。そして…

 
 
 
 
 
 
このごろの僕達は暇さえあればこんな事ばかりやっていた。

つづく


次回に続くよどこまでも
ver.-1.01 1997-06/06 公開
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ども。小説ばっかやってて学校の方が非常にまずいことになりつつあるフラン研っす。(^^;
今回の作品は「パクリだけじゃないもん!僕もオリジナル書けるもん!」という叫びをきっかけに始まったプロジェクト(?)で、見ての通り今の所本編キャラで出す予定のあるのはシンジ・アスカ・マヤの3人だけです。レイは微妙ですね、どう?出すべきだと思う?(笑) もう既にパクリ臭がありますけど、これでもダブらないようにかなり苦労して書いているので見逃してくれ。管弦楽部は、どこかであったね…(^^;;
世界観としてはテレビの24話後です。え? 映画は考慮しないのか? 出来ないの。だって見てないから(あのね)…何やらシンちゃんがアスカの前でやんちゃしたらしい情報は入ったけどさ(予備知識なしに見たら笑ったろうなあ)。だからここでのシンジ君は、残念ながらやんちゃはしなかったんだな。残念か?
後、このタイトルは作者、全然気に入ってません。一応プロットは出来てて、10話弱(描写力がないもんで、どんどん減る可能性あり)で完結する予定なので完結後いいタイトル思い付いた人は私に教えてあげましょう。
今回の話は、真綿で首を締めるがごとくそこはかとなく暗い、閉塞感漂う話を目指しています。むしろアスカ派は読まないほうが良いかも…(ニヤリ)
それでは、「来週も、地味に地味に!」(←キャッチフレーズ)

 フラン研さん2つ目の連載『キーホルダー』第一話公開です!

 パロディお笑いの『エヴァントレック』からうって変わってのシリアスライン。
 ミサトもリツコもシゲルもマコトも・・・みんな死んだ世界。
 ・・・・レイも??

 第一話では彼らの新しい生活環境が静かに語られていましたね。
 閉塞感漂う世界、どの様に描かれるのでしょうか。
 

 「むしろアスカ派は読まないほうが良いかも…(ニヤリ)」のコメントに恐怖を感じる神田です(^^;
 

 訪問者の皆さん、
 大きく色の異なる二つの連載を抱えるフラン研さんに感想メールを送って下さいね!


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