どうもこんにちは、例によって本編を怠けている作者でーす。ぶい! 私のミルキー小説「すちゃらかエヴァントレック」読んで下さって有難うございまーす(はあと)。
そもそも「エヴァントレック」とは、もとは紀元前1800年前後にシュメールの楔型文字で粘土板に刻まれた伝説から生まれたもので、その後「イリアス・オデュッセイア」「竹取物語」「失われた時を求めて」「アメージング・ディスカバリー(アストニッシュ編)」等全世界の名作の原形となった作品です。
嘘です。
調子乗り過ぎました。ああ、ぶたないで!(でもぶって欲しい…そう、これが禁じられた快楽)
…で、「エヴァントレック」の話に戻りますけど、これの基本コンセプトは「エヴァのキャラでスタートレック」です。しかし日本では、残念というかまあ当然というかスタートレックのファンはエヴァのファンに比べて決して多いとは言えませんよね。そこで今回はスタートレックを見たことの無いあなたのために、トレック技師二級の資格を持つ私がスタートレックのすべてを(意外と真面目に)お教えしましょう。
テレビシリーズは4(厳密には5)種類あります。当然物語世界は共通ですが、それぞれ別のドラマと思ってもらって結構です。
最初に作られたのが本来のスタートレック、「宇宙大作戦」。TOS(The
Original Story)と略されます。66年から69年にかけて放送された、当時初の本格SFテレビシリーズ。ストーリーはエンタープライズに乗ったクルー達が未知の宇宙を冒険するもの。
日本でも「宇宙大作戦」の名で放映されていました。カーク艦長、スポック副長が有名ですね。スタトレよく知らなくても、スポックのおかっぱ頭にとんがった耳は見覚えのある人、いるんじゃないですか?
TOS終了後放送されていたアニメシリーズが、「まんが宇宙大作戦」。TAS(The Animated Series)と略します。TOSと同じキャスト(本人達が声優をやった)で作られました。これは非常にマイナーで、今その存在はほとんど忘れ去られているようです。
87年から94年まで放映されたのが「新スタートレック」。TNG(The Next Generation)と略します。フジテレビなどで深夜に放送されてます。ちなみにフジでは月イチで「新スターダス」という番組に乗っ取られます。題名が似ていますが内容はさほど似ていません(何ともいえず深夜っぽい感じがする部分は共通しているかも)。TNGは現在の(向こうでの)スタトレ人気のきっかけとなったシリーズです。ちなみに作者の見た事のあるシリーズはこれだけです(えっ!?)。当然エヴァントレックの元ネタ世界もここ。ストーリーはTOSの約100年後の世界で、だいぶ立派になったエンタープライズと共に宇宙を探索します。TOSの時代に比べると「既知の宇宙」が増えたので(笑)、話も戦闘系からかなり「政治」よりにシフトします。
次に放映された(今も放映中)のが「スター・トレック ディープ・スペース・ナイン」。DS9(Deep Space 9)と略します。ディープ・スペース・ナインという宇宙ステーションを舞台としたもので、基本的に舞台が動かない以上話はさらに政治寄りに。日本でも地方によっては放送されています。
一番新しいのが現在放映中の「スター・トレック
ヴォイジャー」。VOY又はVGR(Voyager)と略します。(どっちが正しいんでしょうか?
良い加減統一して欲しいです。)「管理者」という超越した力を持つ宇宙人によって、宇宙船ヴォイジャー号が突然はるか遠くへ飛ばされました。帰還方法を探りつつ、冒険するという話。当然周りは全くの「未知の」宇宙で、ある意味TOSに近い世界観です。日本では今まで見れませんでしたが、98年夏にLDが出ます。その頃にはスーパーチャンネル辺りで放送されているかも。ちなみに私はここで公開されるVOYのプレミアが見たい、というだけの理由でパーフェクTV!に入って、自分ではしご登ってパラボラ付けました。怖かったです。
映画が8本だか9本作られています。69年TOS終了から87年TNG開始まではこれが繋いだわけですね。キャストはTOS。もちろん最近の作品は、TNGのキャストがメインになります。
ジャン・リュック・ピカード艦長 フランス人。冷静でちょっち気難しいじじい。見事な禿げ頭です。
ウィリアム・T・ライカー副長 ヒゲのおっさん。直情型。プレイボーイ気取ってます。
データ TNGの一番人気。アンドロイド(男性)で、当然データ処理は最高速。しかし人間の感情が分からないので四苦八苦という「これをレイがやらずして誰がやる」なキャラ。
ディアナ・トロイ カウンセラー。ベタゾイド人と地球人のハーフ。ベタゾイド人は相手の心を読む能力がある(ちなみにベタゾイド人の外見は地球人と見分けが付かない)。女性の少ないスタトレではまあまあイケる方(何を書いている)。 カウンセラーが主要キャストにいるあたり、現代アメリカでの心理カウンセラーの重要性が良くわかりますね。
ジョーディ・ラ=フォージ 機関部主任。黒人の青年。脇役。全盲のため、常にバイザーを付けている。エヴァトレ作者はそれだけの理由でキール議長を彼の役にしようかと考えかけたが、シンちゃんとキールが同僚なんて面白過ぎなので却下された。
ウォーフ 中尉。 ターシャ・ヤーが殉職してからは保安部主任。クリンゴン人男性。クリンゴンの詳しい解説は後で。
ドクター・ビヴァリー・クラッシャー 医療主任であり、ウェスリーの母親でもある。美人の肝ったまかあさんである。
ターシャ・ヤー 保安部主任。金髪ショートのおねーちゃん。この役の女優が、自分の役の扱いが軽いことが気に入らなかったため降り、哀れターシャは早い段階であっけなく死んでしまったのでした。
ウェスリー・クラッシャー 天才少年。ベヴァリーがお母さんだが、父は事故で亡くしている。一言で言うと生意気なクソガキ。
ガイナン 齢600才のエル・オーリア人(見た目は普通の地球人)。バーのマスター。あのウーピー・ゴールドバーグ(トレッキーらしい)がほとんどノー・ギャラで演じている。
マイルズ・オブライエン 転送室(人間がある場所へテレポテーションできる装置のある部屋と思いね)主任。脇役中の脇役、アメリカならどこにでもいそうな平々凡々としたおっちゃん。しかし奇人変人の集うスタトレキャストの中では逆に目立ち、DS9でメインキャストの座を獲得(マジ)。ケイコ・イシカワ・オブライエンという日本人の妻を持ち、こちらもDS9ではよく出て来るようだ。
ロー・ラーレン 後半出て来るイブジョー人操縦士。まだ放送を見てないので(フジでは数年見る事はないでしょう…)、性格は知らぬ。
ドクター・キャスリン・ポラスキ ビヴァリー役の女優がドラッグ疑惑で出られなくなった期間、代打で出てきたドクター。おば(あ)さん。
レジナルド・バークレイ ラ=フォージの部下、技術部所属。気弱で逃避好き。良くも悪くも模範的人物の多いスタトレでは珍しいタイプのキャラ。
ロア データの「兄」。型的にはデータと同一のアンドロイドだが、感情を持ち邪悪。
ケーラー クリンゴンと地球人のハーフの女性。ウォーフの元婚約者。
アレクサンダー・ローチェンコ ケーラーが残した(彼女は早くに死にました)ウォーフの一人息子。
ラクサナ・トロイ ディアナの母親。ベータゼット星のお姫様(実権はない)、その実は単なる恋多きおばさん。ごくたまに出て、ピカードを困らせる。
ナース・オガワ・アリサ ビヴァリーのそばに大体いる看護婦。かなり脇役ですが、とりあえず日本人です。
TNGが舞台とする世界では、惑星連邦(地球人をメインとしたグループ)、クリンゴン、ロミュランの3大勢力がメインです。
彼等の勢力分布については、こちらを参照。
クリンゴン人 見た目は浅黒く、豊かな頭髪やヒゲを持ち、一番の特徴として額にゴツゴツした突起があります。戦士の民族。一言で言うと粗暴。名誉や形式を重んじ、その意味ではサムライに通じるものがあります。昔(TOSの時代)は惑星連邦と戦争状態にあった(多分)が、現在はぎこちないながら友好関係を保っています。
ロミュラン人 非常に知的な民族だが、自尊心が強く感情的で狡猾。肉食。惑星連邦とは断絶した敵対的中立関係(訳分からないですね)にあります。見た目は次項参照。
ヴァルカン人 見た目はスポック。つまりおかっぱ頭で耳がとんがっていて、非常に彫りが深く両眉がV字型。色は地球で言う白人(黒人もいるらしい)。民族的にはロミュラン人と同系で、つまり外見は同じ。しかしヴァルカンは感情を否定し(無いわけではない)理性を唯一の行動規範とします。つまりロミュランと文化は正反対。ベジタリアン。惑星連邦の一員。
フェレンギ人 商人の民族。見た目は何重もの縁がある大きな耳が特徴的で、頭髪は無く背は小柄、子猿を彷彿とさせる顔つきで、色は地球人の黄色人種に近いです。金が全てという文化。またひどい男尊女卑社会で女性は服を着れません。ここまで読んで分かるでしょうがモデルは日本人。
ボーグ 見た目は白塗りした地球人。但し常に何だかサイバーパンクな黒い服を全身にまとっている。生まれてすぐに機械に接続され、一つの宇宙船(これがカッコいいのだ)全体で一つの自意識を共有する生命体。他の種族を発見すると無条件に攻撃し、全ての技術や知識を吸収(たぶん生き残りは接続してボーグ化させる)。ほとんど無敵。カーデシアと違って、絶対に間違いなく地球人の敵(笑)。
カーデシア人 TNGで後半出て来た宇宙人(DS9では重要)。クリンゴンが地球人と仲良くなっちゃった今、新たに作られた敵役(笑)。肌は浅黒く、頭髪は濃くないかわりに顔全体にこれでもかと突起があります。また首から肩のラインにかけての出っ張りが彼等が爬虫類から進化したことを物語っています。 母星の資源が枯渇したため他の星の略奪を繰り返していて、現在惑星連邦と表面的な友好条約は結ばれているものの潜在的敵対関係にあります。
ベイジョー人 見た目は化粧きつめの地球人白人。ただし鼻の上にぎざぎざが。惑星ベイジョーは美しい星だったがカダシアに支配、略奪されました。そのへんのごたごたがDS9のメインストーリーに(多分)なってます。ちなみにベイジョー人は日本人同様名字が先、名前が後の姓名で、象形文字を使います。
Q連続体 何だか良く分からないけれど非常に進化していて、事実上宇宙で無敵、地球人には魔法としか思えない事を平気でやってのけるという、「歩く御都合主義」な種族。TNG第1話、最終話などに出て来るという非常においしい役柄です。皆、個人の名前が有るんだか無いんだか、それぞれ「Q」と名乗ります(SOUさん情報有難う!)。地球人の前によく現われる一人の「Q」は、地球人のおっさんの形を取りますが、これが本来の形なのかは私は分かりません。(地球人として育った少女が実は自分がQだと知り苦悩する、という話がTNGにある事を考えれば、元々地球人と同じ見た目なんでしょうか?) 彼はよく地球人、というかピカードに絡んで来るのですが、基本的には地球人が嫌いではなく、遊び相手になってほしいというだけのようです。
マキー …別に種族名じゃないんですけど。(^^; カーデシアに対する惑星連邦の態度を「弱腰」だと考えるベイジョー人や地球人による、対カーデシア・ゲリラ組織です。惑星連邦は彼等の味方にはなれないけど、はっきり敵対もしにくい、という辛い状況にあります。TNGではホントに終わり頃に出て来ます。VOYでは連邦の船とマキーの船が遭難し、合流を余儀無くされるので非常に重要な問題です。
DS9やVOYでは、この他ドミニオン、オカンパ人、ケイゾン人、ヴィディアン人などが重要な存在、らしいです。見た事無いんで詳しい事は書けません。マイナーな宇宙人達に関しては、ここなんかも参照…あれ、ノーシカンもカターンもパクレッドも無いぞ!
最新のDS9では、連邦とクリンゴンの平和条約が破棄され、また連邦とカーデシア(ドミニオン)ははっきりと戦闘状態に入ったようです。
一方VOYでは、クルーの一員に女性の(元)ボーグが加わりました(!!)。上の「絶対に間違いなく地球人の敵」という表現もそろそろ変えないといけないようです…
Tommy
of Escondido's Alien Fonts 英語。ここで宇宙人達の使う文字のフォントがダウンロードできます(実は私は文字が趣味で、スタトレにはまったのはこれがきっかけでした)。クリンゴン語やロミュラン語を使う人はここへ。
板橋クリンゴン資料館('ItabaSI'
tlhIngan Sov yaH) 日本で唯一のクリンゴン語で書かれたサイト。日本語のページももちろんあるので、勉強したい人はどうぞ。カッコ内がクリンゴン語っすね。残念ながら地球人や地球在住クリンゴン人(欧米のコンベンションでよく見掛けます)はクリンゴン語を綴るのにローマ字を使うのが一般的なようです。文字に無関心な欧米人が使用者のメインですからね。
その他私のお勧めのサイトはここを見なされ。
これでもうスタートレックの知識は頭に入りましたね?(うろ覚えで。)
それではまた、「エヴァントレック」本編でお会いしましょう。
…でも、スタトレの解説だけじゃ不公平ですよね。スタトレ知ってるけどエヴァ知らない人は(いねえって)どうするんだ。オッケー、逆バージョンも作りましょう(て言うか実はこっちが本編?)。
「エヴァントレック」の基本コンセプトは「スタトレのストーリーでエヴァンゲリオン」です。そこで今回はスタトレは知ってるけどエヴァンゲリオンを見たことは無いという、日本人としてはかなり珍しいあなたのために、エヴァ技師六級の資格を持つ私があなたにエヴァンゲリオンのすべてをお教えしましょう。
テレビシリーズは4種類(厳密には5)あります。
まず放映されたのは導入期。斬新なメカや美しい画像にマニア達は狂喜し、又ストーリーの独特の暗さが魅力的でした。
次に放映されたのが喜劇期。アスカというコメディ要員を迎えエヴァは急速にラブコメ化。主人公達は踊りながらにこやかに使徒を倒すのでした。
次が暗転期。今まで築いた世界はどこへやら、急に物語世界は暗く重苦しくなります。主人公の親友が足失くすわメインキャラが精神崩壊するわ爆死するわ、一種の垂直落下ショーの様相を呈して来ます。
最後がアングラ期。他のシリーズとは基本的に無関係の実験的心理劇で、残念ながらファンの支持を得ることはできませんでした。
また、人によってはアングラ期内にリナレイ期を設けたがる人がいます。インターネット上でエヴァ小説を書いている人たちにこの傾向が強いようです。
綾波レイ 14才の少女。事実上の主人公。包帯や青いかつらの好きな不思議少女。感情を表に現わす術を知らないというわりに、言われたことはちゃんと守る、誠に都合のいいお人形さん。可愛いのだが、声優の顔を思い出すと萎える(何が?)。
代表的な台詞:「あなたは死なないわ、私が殺るまでは。」
リナレイ 綾波レイに見た目は良く似ています。実は最後の使徒。一見乱暴そうで実は世話好き、アスカとは違った明かるさを持つ女の子、といったネット上に共通する設定は全てじぇねきゅーという公開設定集で決められています。
代表的な台詞:「あーっ、あんたさっきのピンク・フロイド!」
惣流・アスカ・ラングレー 14才の少女。インターネット上での人気は他を圧倒。極度の躁鬱症で病院によく出入りします。またドイツかぶれで、練習した片言のドイツ語をこれみよがしにシンジの前で話して見せたりする。ハンバーグが主食。
代表的な台詞:「あんばさだぁ?(ambassador)」
葛城ミサト 29才の女性。美人だが、何故か人気がない(私はミサト萌え萌えだ!)。コメディミサトとシリアスミサトの2人がいて、仕事を分担している、つまりWミサトさん。彼女の髪も不自然に青いのだが、そういう色使いに慣れているアニメファンは何の疑問も抱かない。昔バイトで月に代わる正義の味方をしていたぞ。
代表的な台詞:「来週も、サービスサービス!と思わせといて人が死ぬ。」
赤木リツコ 30才の女性。愛に生きる科学者。科学者としての才能は異常で、エヴァやらMAGIやら結局全部彼女の仕事。使徒も彼女が作っていることは公然の秘密。どこかかわいげがあって、最近作者の好きなキャラ。(^^)目下一番の悩みは、皆から「赤城」と誤変換されること。
代表的な台詞:「蔵間ね。(ライバルは?と聞かれて)」
碇ゲンドウ おっさん。愛称ヒゲメガネ。Nervの司令であり、総責任者。現在自分の妻を生き返らせるためだけに全世界の人間を殺戮する計画を進行中。シンジがかわいくてたまらず、レイやアスカ、果てはカヲルといったガール/ボーイフレンドをあてがったりするが感謝されるどころかうっとうしがられる。親の心子知らずとは正にこの事。
代表的な台詞:「飲むなら早くしろ。でなければ戻せ!(状況はここでは書けません)」
加持リョウジ 30代の男性。女好きで見境い無く手を付けるが、かわいければ男(シンジ)でもOK。説教臭いセリフをよく吐く。スパイとしては意図不明な動き方をして殺された。つまり無能?
代表的な台詞:「誰も君と競歩はしない。自分で考え、自分で決めろ。…ま、口内炎にならないようにな。」
冬月コウゾウ じじい。全日本詰め将棋チャンピオンで、昔は形而上生物学というオカルト科学を教える詐欺師だった。特に存在意義の無いキャラである。
代表的な台詞:「勝ったな。(303号室のシンジ君を監視カメラから見て。司令と何か賭けていたらしい)」
鈴原トウジ 14才の少年。ジャージの色が参号機と同じというだけでパイロットに選ばれ、ニセの関西弁を使ったため関西弁フィックスの言語モードにバグが生じ暴走を招いたのは既に周知の事実。本当はフランス人であり、黒い髪は染めたものである。
代表的な台詞:「転校生、俺はお前を殴れば「おかん」。殴らな、相川七瀬や!(自分のレゾンデートルについて)」
洞木ヒカリ 14才の少女。Nervの上位組織ゼーレの「委員会」の責任者であり、人々からは敬意を込めて「委員長」と呼ばれる。趣味は中華料理であり、成り切るためにプライベートでは常にチャイナドレスを来ている。同じ食の国の人間という事でトウジにアタックをかける。
代表的な台詞:「五回も、六回も無いわ!(刺し違えた経験を聞かれて)」
相田ケンスケ 14才の少年。趣味は一人芝居@テント劇場。全く活躍しないという意味では、悲惨な末路を辿ることになるメインキャラ達よりもむしろ哀しみを誘うキャラ。
代表的な台詞:「それって、裸族じゃないか。(ミサトさんの行状を聞いて)」
伊吹マヤ 20代のうら若き女性。唯一の使えるエヴァキャラ(何に?)。座右の銘は「intのCよぉ」。潔癖症だが、自身は平気で戻す、他人に厳しく自分に甘い性格。またNerv内の変態趣味を一手に引き受けていて、リツコとの激愛、シンジとの純愛(←97年6月1日現在)ともに周知の事実。後者については「ショタ○ンマヤさん奮戦記」に詳しい。今度の第5話、サイコー。
代表的な台詞:「吐血。血が無いわ。」
日向マコト 20代の男性。ミサトのパシリな分シゲルより目立てるのは、彼にとって幸福なことなのか。本当はシゲルがヘドが出るほど嫌いなのだが、仕事はちゃんと協調してしているあたり大人である(いつ決まった)。ミサトの私生活を彼が知ってしまったら、間違いなく本部自爆→サードインパクト。…意外と重要なキャラだったのだ。
代表的な台詞:「いいですよ…あなたが、キッチュなら。」
青葉シゲル 20代の男性。その地味さだけでギャグになるという意味において、エヴァにおける仲本工事。某SSで明らかな通り人類補完計画の要でありアダム。
代表的な台詞:「B棟の地下…フレンチポップスです!」
ペンペン 第2使徒リリス。ミサトはたまたまこのペンギンの飼い主だったためNerv内の実力者となった。
代表的な台詞:「あの、ホントに僕ってペンギンなんですか? 最近、どうも疑問なんですけど…」
キール・ローレンツ バイザーをかけていることから、彼もトレッキーであることは明らかだ。
代表的な台詞:「碇。さか上がりは、出来んぞ。」
渚カヲル 使徒でシンジ君が殺すというどうしようもなくダークな設定のはずなのに、その恥ずかしすぎる言動から常にコメディ集が漂う、シリアス派エヴァ作家泣かせのやおいキャラ。リリンがどうのリリスがどうのリンスがどうの、思わせぶりもしくは意味不明なことばかりべらべらと喋る。首の部分に可動部が付いているので、強く握るとポキっと取れやすい(はめれば元に戻る)。
代表的な台詞:「更衣に、値するよ。…するってことさ。」(ごめんねベタで)(^^;
ホシノ・ルリ アルビノではないらしい。類義語メルちゃん。
代表的な台詞:「ホント皆、バッタ馬鹿。」
チュチュ 裏で全てを操る影の魔王。全てに先立つ存在であり、補完計画を初めとする人類の抵抗も彼の前には無意味らしい。
代表的な台詞:「君の進むべき道は、用意してない…」
書いてる内に楽しくなって来ましたね。そのうちこの設定でSS書く? 誰か書いちゃってもいいですよ。辻褄合わせ大変でしょうけどね。
エヴァンゲリオン 汎用人型決戦兵器。イデという謎のパワーで稼働するが、M78星雲から来て地球上では呼吸が出来ない関係上3分以上の活動は出来ない。しかしソーラーパネルを背負っていて、快晴の日ならプラス2分位は勉強しましょう、お客さん。
A.T.フィールド カヅィ○リオンで説明されているとおり、富樫明男フィールドの略。昔は久保田トシノブ(漢字忘れた)やバブルガムブラザーズ、Gwinko、アマゾンズ等と共に派閥を作っていたが目立たないため北海道に帰郷。ラップブームの頃日本人のラップへの無理解を皮肉る意味でコメディソング「ボンバヘー」をリリースしたら意に反して大ヒット。その後も確信犯的に活動中。
餡類補甘計画 おいしいあんみつが食べられるそうです。
ロンギヌスの槍 何でも防ぐバリアをつらぬける槍、という文字通り「矛盾」の存在。エヴァ零号機はこの槍を衛星軌道上の使徒に投げ、槍はそのまま月軌道へ。エヴァでそんだけの力が出せるのに、ライフルとかの出力では使徒を懺滅出来ませんというのも不思議な話。
アダム 前述の通り青葉君。
チルドレン パイロット有資格者の子供の事。チャイルドの複数型の誤用だが、製作者は「深い意味がある」事にして押し通した。昔磯野貴理子の所属した「チャイルズ」と似た方式である。ちなみに筆者は残念ながら「チャイルズクエスト」をプレイしたことはない。
極太明朝体 エヴァのデフォルトフォント。「犬神家の一族」のパクリのはずが知らない内にエヴァの象徴となってしまいました。類義語「黒地に白ヌキ」「一面文字埋め尽くし」「直角折れ曲がりコピー」。
カードダス 名前はかっこいいですが、つまりかるたの事です。一枚一枚別売りなのでいろいろな「いろはセット」が楽しめます。
例:あ「青葉には 欠いちゃならねえ 義理がある」「アスカから 恋の告白
尻文字で」 い「伊吹二尉 カヲルコピーに ご満悦」 京「京都まで 行ってなくても
分かる事」
…断じてエヴァ川柳ではありません。
フィギュア 1/1綾波レイが有名ですね。ビニール製で置き場所に苦労しません。秘部は感度良好。今ならローションもセットでお買い得です(ベタですね)。
完全超合金・エヴァファイターDX テレビでは瞬間的にしか映っていなかったので気付かなかった視聴者も多かったと思われるが、エヴァンゲリオンは零号機(カマキリ)、初号機(カブトムシ)、弐号機(テントウムシ)が合体することによってエヴァファイターDXに変身する。当然エヴァファイターDXを収容可能な宇宙戦艦「コスモフロント号」も発売中だ。
ヘッドセット、シンクロナイザー ヘッドセットは子供達が頭にはめる。声に反応してピカピカ点滅。シンクロナイザーは腕にはめる。デジタル腕時計の機能も付いているぞ。この2つがあれば、君も今日からチルドレンだ!(ヘッドセットは下手したら本当に売ってそうだ。)
皆で食べようエヴァンゲリオンソーセージ 魚肉です。
何故ゲンドウはもてるの? エヴァ全編通して最大の謎であり、いまだ答えは不明です。
ユイ女史は彼を「かわいいところがある」と評しました。仮に「かわいい」のがもてる原因としても何が「かわいい」のかが不明で、それについても各種の推測がなされていますが決定的な説は出ていません。
現状でもっとも説得力のある説はSEXの仕方が(いろんな意味で)かわいいのではないかというものです。
また最近有力な説として、彼はグラサンや付け髭を取るとシンちゃんなみに中性的なかわいいルックスになるのではないかという考え方もあります。ただしこの場合何故普段はグラサンや付け髭を付けているかという問題が出て来ますが、おそらくそうしないとマヤと見分けが付かなくなってしまうのでしょう。
何故ミサトの言葉は70年代入ってるの? Nervの影の実力者ミサトはその口調が格調高くなければなりません。20世紀の私達にとっては恥ずかしい死語でしかない「ちょっち」「パーペキ」「いってらっさい」等は、充分時間の経った2015年においては立派な堅い言葉になっているのです。
何故チルドレンはみな日本人(もしくはクォーター)なの? つまり本当は誰が操縦しても良いという事です。ゲンドウが自分の趣味で選んでいるもので、かわいい息子のための玩具として初号機を用意したが「色が変」という理由でシンジにゴネられるのは皆さんご存知の通りです。
何故登場人物の名前がカタカナなの? 暗号説、パクリをカモフラージュするための著作権配慮説などありますが、実際にはもちろん、夕方に放送するアニメである関係上漢字の読めない子供達に配慮しての事ですね。…しかしタイトルに出て来る平仮名の振り仮名は、一体意味があったんですかね。エヴァにはまった小学校低学年がいたら、私はイヤです。レッツ&ゴーにはまる大学生も同様に問題があるでしょうね(わ、私じゃないわよ)。
アメリカの第二支部消滅時、人工衛星からの映像で、マヤは何故10秒前からのカウントダウンで「テンミニッツ(10分前)」と言ったの?
直前のリツコとの情事で頭がボーッとしていたため。単なる間違い。無理して英語使うからです(それはあなたも同じでしょ)。
シンジが「もう乗らない」などと言うとき、何故誰も引き止めないの?
そもそも使徒とエヴァの戦いがシンジのためにゲンドウの用意した余興である以上、ゲンドウ以外の人間は誰も積極的に「戦闘」(という名のサバイバルゲーム)に参加したいとは思っていません(厳密に言うと約一名参加したがるミリタリーオタクがいましたが、彼に発言権はありません)。ゲンちゃんはゲンちゃんでシンちゃんが怒るとすぐにいじいじすねてしまう(親子ですね)ので、結果シンジを引き止める人間はいなくなります。
何で「第一話」「第二話」じゃなく「第壱話」「第弐話」なの?
エヴァのタイトルが昔ながらの「正字」を使っているからだ、と考えている人がいるかも知れませんが、必ず正字なのではなく現代の普通の略字体「常用字体」も両方使われています(例:「男の戰い」「決戦、第3新東京市」)。そもそも正字で書いても「第壱話」「第弐話」とは書きません。壱、弐といった数字は領収書とかで後から書き換えしにくいようにする意味で書くものなので、題名の場合正字でも「第一話」「第二話」でいいはずです。しかも「壱」は「壹」の略字、つまり常用字体で、正字ではありません。
結局画数多いことで勢いを出したかっただけで、暴走族の「夜露四苦」「天上天下唯我独尊」「マユミRabe(Loveの事らしい)」「車
融資50万円まで」「押しボタン式信号」「犬」といった落書きとレベルは同じですね(後半全然違いますね)。
Neon Genesis Evangelion 英語を話す人はここの「My Evangelion Episode Guide (Spoiler Free!)」(「ネタバレ無しの各話紹介」)を参照。背景の解説がイイ味出してます。
各エピソードに関しては私フラン研の「真実のエヴァンゲリオン」も御参考の程を。
当めぞん零号館の「きーの鉄人」も鋭い論評でおなじみですね。「日向マコトふゆかいな仲間達」は絶対チェックしておきましょう。お勧めはプロローグと第1話。
(誤変換ちょっといい話:いま「零号館」打とうとして、「レイ強姦」だってさ。)
海外にもたくさんのエヴァページがあります。が、今回のアップデートでは多くをHPに引き取りました。(^^;;
A-Bo Kuo's Evangelion
資料夾 中国語を話す人はここへ。たいがいのものはそろっていて、SSすら(一個だけだけど)あります。バレンタインのラブ米もの。人物紹介でシンちゃんが「碇シンヅ」になってるのは御愛敬。
Neo GeoFront フランス語を話す人はここへ。一旦消滅してましたが、復活!
イイ仕事してます。
その他の海外エヴァページはこっちを見てね。
Ssuzuki's Novel page 思わずリンクに入れてしまった。めぞん内のチベットとも言われるこのページをわざわざ読んでるような人で、「リィ、ナ、クルィネ」知らない人がいるとは思わないけど(でもめぞんEVAのリンクページには無かったぞ!)、万が一読んでなかったら絶対読んでおきましょう。最終話、鳥肌立ちまくりですよ。間違いなく最高峰のエヴァ小説です。
CREATORS GUILD ここにある「時が、走りだす」(ウルウル系の傑作小説)も必ず見ておきましょう。これも知らない人はいないでしょうけどね。最終話付近は目の前が霞んで中々読み進めなかった(実話)。
それでは今度こそ、「エヴァントレック」本編でお会いしましょう。(^^)
by フランス饅頭研究所 France Manger Laboratory. 1997.
フラン研さんの論説、『『3分で分かるスタートレック・3分で分かるエヴァンゲリオン』公開です。
あまりのタイトルの長さにTopページのレイアウトが無茶苦茶に・・・(笑)
また、「3分」と銘打っておきながら3分では読み終えられない分量に『キューピー3分間クッキング』を思い出しました(^^;
私はヤーって知りませんでした。見始めたときは既にウォーフ登場していたんです。
また最新作の「ヴォイジャー」も・・・DS9は今放映中なので見ています。
色々役に立つ解説でした。
リンクも面白そうな所がいっぱいありましたし。
「Suzuki's Novel page」すみません、リンクしてなかったですm(__)m
この頃は紹介された物や申し込まれた物しかした無いんですよ、忙しくて(^^;
昨日、ショタコンマヤさんをリンクしたから許して (;;)
さあ、訪問者の皆さん。
貴方もこれでにわかトレッキー!! フラン研さんに感謝のメールを(^^)