一一一一一戦争だ。
狂った様に吹き捲く戦火の炎が、虐げられる弱者の声が、奪われて行く人の魂が、
一一一一一オレに安堵と恍惚を教えてくれる様な気がする……。
オレの名はシンジ・イカリ。
この百年も続く戦争に兵士として関わっている。
一一一元々、他人の血を見るのは好きな人間では無かった。
しかし、この長い永い戦争の中でオレは知らず知らず人の殺し方だけを覚えていた。
一一一だが、それもまた良いだろう。
弱者として命を奪われるよりは、戦士として命を戦場に埋没させた方が、
このつまらない命の幕引きには相応しいはずだ。
一一一戦争に参戦してもう何年になるか………。
数え切れない程の命を奪い、また失われて行く命を見取って来た。
一一一それ程までに人の命の終りを見て来たと言うのに、オレはまだ4年しか戦場に居ない。
それはこの戦争が続いている時間にすればほんの瞬き一つの時間ではないだろうか……?
一一一そんなオレにも任務と言う名の死亡宣告もどきは必ず来る。
さぁ?今度は何人程、死神にウインクされるんだ?
(主題歌募集中)(とりあえず、炎のさだめを歌って下さい)
一一一いかにも軍人らしい軍人、とでも言うのだろうか?やたらとがっしりした体格の男が、
今オレ達が乗っている宇宙船の前面モニター一杯に映り、作戦の指示を威厳有る声で言っている。
「いいか!今見ているコレが攻撃の対象だ!」
指揮官がそう言うと、モニターの画面が切り替わり、漆黒の宇宙空間と
小惑星を改造した工場の様なものが映る。
これは………、実像だな。かなり近いか。
「この中には多くのA・Eが配置されているだろう!」
ふむ、かなり厳重な警備だな、ただの工場では無い。
しかし、どう見ても軍需品を生産している場所には見えない。
なのに、A・Eと来たか………。
A・Eとは、Amard Evan.の略で、Amardはそのまま装甲、武装を意味し、Evanとは遥か昔、そう遠い昔、
Evangelionと呼ばれた、その時代のオーバーテクノロジーにより創られたロボティクスらしい。
ただ、記録に拠ればオリジナルEvangelionは4、50メートルあったらしいが、
今の時代。
オーバーテクノロジーは既にオーバーでは無く、割と楽に同じ物を創る事が可能らしい。
そう、今のEvangelion、A・Eは5メートル強程度の大きさなのだ。
それを可能にしたのはハポン人らしいが、これも定かでは無い。
何故なら、今現在のハポン人は雇兵になるくらいしか取り柄の無い部族だからだ。
「だがしかし!ここは我々が必要としているポイントだっ!」
モニターが再び移り変わり指揮官の顔がまたもや映る。
「何としても制圧するのだっ!作戦隊長はキサマだ!マーク・ジェルミン中将!!では作戦行動開始!」
ザザッ!!
一斉にA・E格納庫へと向かう同僚の兵士達。
そいつらの後を追う様にオレは格納庫(以下ケイジと呼ぶ)へと向かった。
「よぉ、新入り!てめぇ、腕に自信あるのか?無いんなら今回の作戦は辞退さして貰いな!」
オレがケイジで自分の機体の前に立つと、突然後ろから嘲る様な口調の声が聞こえた。
またである。
どうもオレは顔が子供っぽいとでも言うのだろうか?
配属される部所、部所で見下される。
この男も大方その『クチ』なのだろう。
「ふん、出撃前のストレス晴らしに新入りをからかう奴よりは、腕は確かさ」
軽く挑発し返す。このくらいはサラリと受け流せなければ、戦場で戦う資格は無い。
「ハッ、口は一人前、と来たか……まぁ、良い!オレが今回の隊長であるマーク・ジェルミンだっ!
オマエは直接オレの指揮下に入って貰う!!良いな!!」
「ああ、了解した、ジェルミン中将」
言ってオレは中将に背を向け。支給されたA・Eに乗り込む。
このA・Eは白い量産型だ。この百年戦争中、最も多く生産された、
いわゆる名機であり、今だに現役で戦場に投入されている。
史実によれば、『老人達が創り上げし、白き人形』と記録されていた。
おっと、ここで膨大な歴史と派生を持つA・Eの講釈なんてしてはいられない。
さっさと、出撃するか。
バカン!
スイッチを押すと、A・Eの白く丸い胸のパーツと繋がった頭部が後ろへと倒れる。
少し狭い目のコックピットの機器と座席が目に付く。
大体、腹部より少し上にある足掛けをトンっと蹴り、空中で体勢を180°入れ替え、シートに座る。
さっ、と固定具を見に着け、ヘルメットに付属している双眼鏡の様な物を、目の前に下ろす。
そして、そのレンズの右端に付いている端子を引っぱる、するとコードが伸びる。
端子を少し上の方にあるコネクターに接続する。
……視界が開ける。そう、先程のレンズは直接網膜にA・Eの映したものを投影するためのものだ。
と、なればレンズモニターと呼称させて貰おう。
グバン!
操縦レバーをグッ、と引き上げるとコックピットが閉じる。
つまりは、先程の頭部が元の位置に戻ったのだ。
フィィイイイイン……
エンジン音をたて、A・Eが起動する。
ドガガガガガッッ!!!
チュイイイイイン!
グゴォォンッ!!
一一一先程までは静かだったこの宙域は今や、戦争中、最もありふれた光景へと変化していた。
そして、オレの操るA・Eは小惑星程の大きさのある、機械仕掛けの研究所の表面に着陸する。
そして、マーク・ジェルミンがA・Eの手の親指に該るパーツを立て自分の方をクイクイと指す。
つまりは先行しろ、と言う事だろう。
基地への突入の危険度はよく知っているが、部隊長の命令に逆らえば…。
まぁ、構わないさ。
やってやる!
ゴッ!
ダダダダダダダダッ
想像に違わず基地内部からの銃撃が雨の様に打ち上がって来た。
オレはそれらの弾幕が途切れる瞬間を予測して一一一飛び込む!
ダッダダッダダダ!!
チュドォォンォォォっ!!!
巻き起こる爆発!これで………三機っ!
続けて基地内部へと落下し続けるオレと、オレの後続機に脇からの伏兵が銃を放つッ!
一一一結果、自軍機が5機大破。
「ちぃっ!!」
ドバババババババッっっ!!!
ゴォン!ゴンゴンゴン!!
良し、当面の敵はかたずいた。後は基地表面に取りついた友軍達が残りを一掃すればおしまいだろう。
そう、思い。
オレは安堵のかけらを心に宿す。
一一一と、そのときだった。
オレが、転がっている、もしくは無重力故に漂っているA・E達が自軍のものであると知ったのは!!
「隊長………こいつらは味方じゃないんですか?」
マーク、とやらに(まぁ本作戦の指揮官だが)に多分に刺を含めた質問をする。
一一一返事は無い。
「隊長……」
「ええぃ!うるさい!貴様はここに残り、脱出経路の確保をしておけっ!!」
「隊長…!」
マークが言うと同時にオレのA・Eを除く全ての機体が奥へと進んで行った。
「こいつらは、確かに…………味方だ…一体この作戦の『真の目的』とは何だ?」
一人ごちた。
そして、あたりにえも言えぬ殺気が充満し、膨らんだ。
一一一うしろっ!
ダァァァァァンンッ!!
チュイイイイイイイイィィン!!!
一一一足底部のローラーが高速回転を行い、オレのA・Eは緊急回避を行う。
一一一銃弾が自機の左腕にかする。
一一一かすかな振動。
一一一バランスをとるシステム。
一一一ローラーを片足だけ回し。
一一一A・Eは反転し、オレの眼は相手を捕える。
一一一的確に相手の頭部に標準を絞り。
一一一撃つ一一一
小さな花火が上がった。
その爆発が収まりやったときに、壁に穴が開いていて、その奥に整然とされた部屋を見つけた。
一一一ズクン。
「なんだ、この部屋は………?」
掠れた声、自分でも解る。本能が恐れている。この奥にある何かを。
「……何だ?」
口はカラカラに乾いて、歯の根も合わない気がする。だが、逆らえない。
「一一一呼んでいる……のか?」
2、3度目をしばたく。だが、視界は一行に胡乱なままだ。
バカン!!
オレは身体の動くままにA・Eから降り、発見したばかりの部屋へと向かう。
無重力が燗に触る。このときだけは。
一一一何故か。
そして、運命の糸を操られたかの様に、カプセルを見つけた。 一一一見つけてしまった。
菊「どうも、皆様超絶お久しぶりです、
菊地 啓一@アメリカのクラスメートに3333ヒット踏まれたよヲイヲイ、です。」
D「長ったらしぃわっ!!!!このボケナス!!!!」
ズゴォォォォッ!!!!!
菊「はぶっ!!!?」
D「まったくキサマと言う奴は………」
菊「ちょっと待った、それは何の事について怒ってる?」
D「使徒圏」
菊「………………………(ー ー;;;;」
D「……くっくっくっ、どうした?」
菊「さて、この装甲機兵エヴァンの原形と言うかモデルはサンライズの『装甲機兵ボトムズ』です」
D「……」
菊「一応はフィアナは綾波にするつもりです、続きはメールでリクエストしてくださいね」
D「…」
菊「それから………それから……そ…れから……。ねへ、ツッコミは?」
D「まだだ……まだまだ貴様の精神をもっともっと追い詰めてからだ」
菊「ふーん、それじゃもういいや、キミ、必要無い」
D「よしじゃ、R後は頼んだ」
菊「………今、Rを呼べば、正体をバラすよ」<『にこやかに』
D「やってみな、その時は…
菊「使徒人間」
貴様が日の目を見ることの無い日だと思え……(ーー#」
菊「てへ、言っちゃった♪」
D「死ね!ヘル&ヘヴン!!!!!!!」
菊「くははははっ!待っていたぞ!この時をっ!!!」
D「!?」
菊「THE Power!!!!!!!!!!ぜぇぇぇん開!!」
接近中のD「で、後どうするの?」
菊「こうするのさっ!!!自爆!!!」
D「じゃ、近づくのやめた」
カっ!!!!ドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!
即死菊「くっ、まさかそのような手があったとはっ!!」
D「この傲岸不遜の男め!よりにもよってR指定を投稿するとはっ!!!」
死体菊「…………………ゾ〜ンダ〜……………」
謎のロボ「ゴルディオン・ハンマーーーーーっ!!!」
まきぞえD「べぶっ!」
謎のロボ「ハンマーヘルっ!ハンマーヘヴンっ!!うぉぉぉっ!!」
菊「や、やめれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!」
容赦無しなロボ「光と成れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!」
菊「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!キリコ!お前は私の欲しかった力…をっ!ヴッ!!」
ドン!
一一一なしくずし的に終り一一一
writer Keiichi Kikuchi 菊地 啓一
おまけ
あんまり重くないのでキャラ紹介、これがキャラの役回りです。
キリコ------------------碇シンジ(性格:長い戦争のため破壊的になっている)
フィアナ----------------綾波レイ(性格:無感情な殺戮者、最初はそんな感じ)
ロッチナ----------------加持リョウジ(性格:上司を上司とも思わない部下的)
ボロー------------------碇ゲンドウ(性格:とにかくレイに執心している馬鹿)
バニラ------------------鈴原トウジ(性格:義理人情に厚く、真面目の熱血人)
ゴート------------------冬月コウゾウ(性格:本編とはうって変わりコスイ人)
ココナ------------------洞木ヒカリ(性格:気が強い…、でもそれは思いやり)
イプシロン---------------渚カヲル(性格:『イプシロン』に従事すると言える)
カンジェルマン-----------冬月コウゾウ(性格:本編冬月さんの性格を受け継ぐ)
シャッコ----------------相田ケンスケ(性格:自分をプロとして扱う戦士である)
ポタリア----------------日向マコト(性格:理想に燃える革命家)
アロン------------------赤木リツコ(性格:マッドサイエンティスト)
グラン------------------(性格:マッドサイエンティスト)
コイツはこれだっ!とか考え付く人は是非メールにてっ!!!
おてまみ♪