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めぞんEVA引っ越し及び拾萬ヒット
及び住人参拾人突破及び弐号館完成記念

時に弐千拾四年

めぞんEVA弐百弐号室

そう、全ては此所から始まった

奴は何処からともなく

此所に来た

そして、悲劇が始まった



せいぎの味方




私の名は嬉位
これは本名ではなく仮の名前
何故、名前を偽っているのかって?
それは、私が地球外知的生命体だからさ

地球を滅ぼしにきたのか?
いやいや、私はそんな悪い奴じゃないよ
さしずめ、愛の足りない地球を愛で満たしにきた、愛の使者とでもよんでくれ

私の性別?
私は地球人型だが性別は無いんだ
なぜ無いのかって?
だって、みんなと愛しあえないじゃないか

私がここメゾンエヴァに何故住んでのか?
まあ、ここの大家ちゃんが可愛かったからかな
だから
「今晩、熱い夜をすごさない」
って、甘い声で誘ったら彼は体中に赤い粒粒ができて逃げていってしまったよ
なんでかな〜
顔は女性になってるし、胸を大きいし、ついでアソコも大きい
まあ、彼の趣味にあわなかっただろう

仕事は何をしてるかって?
「っん、もう十時!やだ、おくれちゃう!」

私はそう言って部屋をでた

ウイーン ウイーン

私が部屋を出たとたんサイレンが鳴り響く
そして、住人の全てが自分の部屋に入ってしまう
きっと、歓迎の時少しハードにやりすぎて会うが恥ずかしいのね

歓迎の時なにをやったかって?
ちょっと愛の講習をやってあげたのさ
(のち、住人の一人は語る「あれは、昼下がりの悲劇だった」)

バーANGEL
私はここでバンドをやっている
しかし、これも仮の仕事本業は他にあるのよ

「嬉位さん、依頼がきましたよ」
バンド仲間の青葉ちゃんが知らせにきた
「ありがと、青葉ちゃん」
「この年でちゃんずけするのやめてくださいよ」
「あ〜ら、照れてるの可愛いわね」
「ヒィィィィィィ」
彼の顔が引きつる
「こんばん、どう?」
「きょっ、今日はしっ、仕事で・・・・」
「そう、残念ね。じゃあ、その依頼人は」
「あ、はい。ホテルロンギヌスの公衆電話で待つとのことです。コードネームは赤毛の アス」
「わかったわ、それじゃあ、後よろしくね」
「はい」

そう言ってバーを後にする

そして約束のホテルロンギヌスの公衆電話の前に来る
ルルルルルルル
公衆電話が鳴り
私はそれを取る

「赤毛のアスね」
「あなたを性義の味方と見込んでで話があるわ」

そう私の本業は性義の味方
主に人の愛を邪魔する奴や
愛の行事を邪魔する奴をこらしめている

「なに?」
「ジンジャーをなんとかして」
「彼女ね」
「そう、せめて今晩だけでもおさえといて」
「報酬は?」
「私の下僕の一人をまわすわ」
「交渉成立」
「では、しっかりたのむわよ」

性義の味方が報酬なんかもらっていいのか?
あくまでもこれは、おわびで強制はしてないわ

さてと私はターゲットの様子を見にいくことにした
ターゲットのコードネームはジンジャー
エヴァ界のラブコメの悪玉
アル中魔王とかショタ魔王と呼ばれている人物だ
自分でサービスサービスといっておきながら
いつも邪魔ばかりしてサービサービスなシーンをだめにしてしまう

しかし、ターゲットに接触すまえに私はとんでもない人に出会ってしまう
あの顔の側面をおおいつくす髭
あのどぎつい色眼鏡
あのミッキーマススのしているのと同じ手袋
あの怪しくも魅力的な表情
まさしく私の師匠

師匠って誰かって?
私の母星で私に愛の教えを説いてくれた人
伍年前にお亡くなりなられたのになぜこんな所に
あまりに似すぎている
たぶん師匠の生まれ変わりだわ
Vそんな事よりターゲットを探さなければ
めぞんエヴァに戻ると彼女がいた

「リツコしゅ〜〜〜〜ん」
「ヒィィィィィィィィ!!」

私が声をかけるとみんな同じ反応をする

「相変わらず実験?」
「それ以上近ずくと痛いめにあうわよ」
「怒った顔もセクシーね」
「マヤ、K2キラーの用意を」
ふと、横を見るとターゲットがいた
もうちょっとリツコしゅんと遊んでいたいけど仕事を優先しないと

「私は用事があるのでちょっと」
「ちょっと!逃げるき!」

しつこい、なんだか怪しい機械を持って追いかけてきた

20分後

なんとか、まいたがターゲットを見失ってしまった

あと2時間なとかターゲットを止めないと
こうなれば待ち伏せをするしかない

そこで私は作戦をたてた
名付けてベットの下のワニ作戦
ターゲットの好物である缶ビールを餌にして広場に誘き寄せる作戦だ
そうすると、まんまとビールに吊られてやってきた

こんな原始的な罠にはまるとは本当に教師なのか
なにはともあれ作戦の第一段階は成功

「極悪ショタ魔王!」
「にゃに」

かなり、べろんべろんになってるわチャーンス

「あなたに恨みは無いけれど、これも世のため、人のため、愛のため、
 あなたにはここで安静にしてもらいます」
「私をどうするき」
「おとなしくしてれば危害はくわえないわ」
「イヤだといったら」
「強制的に拘束します」
「やれるもんならやってみなさいよ」
「それでは遠慮なく。ボンテージアタック!!」
「えっ!」

一瞬にして縄が手と足を縛る

「くっそ!」
「無駄よ、その結び方は自分では絶対に解けないわ」
「何時までこうしてろっていうの」
「そうですね、一晩ほど」
「冗談じゃないわよ!」
「だいじょうぶです。ちゃんと部屋に運んであげますよ」

その時、後ろからナイフが飛んできて、縛っていた縄が切られる

「ありがとうマヤちゃん」
「あなたは!」
「そう、めぞんエヴァ風俗取り締まり委員会です
 あなたの様な族(やから)をのさばらして、おくわけにはいきません!
 ミサトさん早くあの二人を止めてください。このままでは一線をこえてしまいます! 」

しかし、ミサトは寝ていた

「お薬がきいたみたいね」
「えっ!?」
「餌のビールに睡眠薬を入れといたのよ」
「それじゃあ、あなたを倒して私が止めにいきます!」
「もう手遅れかもね」
「なんですって!」
「青葉ちゃん状況は?」

私は持っていた携帯電話で青葉ちゃんに状況をきてみる

「308号室内部に高おげれつ反応、下腹部が発熱、膨張していきます」
「まだなの」
「侵入予定時間まで、あと2分42秒」
「あと2分たらず持ちこたえなけば」

「一気にかたをつけるわよ」
そう言ってマヤちゃんはK2キラート書かれたバズカーのようなもの私の方に向けた

「ちょ、ちょっと、それはやりすぎじゃないの」
「問答無用!」

ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォン

なんとかよけたがその威力は凄かった
あと2分なんとか時間をかせがなければ

「今のは外したけど、今度はそうはいかないわよ」

いま私はウルトラマンの気持ちがよくわかる
だけれど私にはスペシュウム光線のような一撃必殺の技なんて無い
どうすれば・・・・・
そうだ!

「これでおしまいよ」
「それはどうかしら」
「えっ!」
「ス○○ロアタック」

マヤちゃんめがけてス○○ロ雑誌を投げる

「イヤーーーーーーーーーーーーー」

マヤちゃんは気を失った
潔癖症にこれはかなり効いただろう

「碇シンジ アスカの体内に侵入!!」

青葉ちゃんから連絡が入る

「ありがと、あがっていいわよ」

どうやら私の役目は終ったようね

「さてと、報酬をもらいにいきますか」

こうして、めぞんEVAがまた一つおげれつになった



つづく


この物語はフィクションです



つづく
Ver.1.00 1997-05/30公開
ご意見・ご感想・誤字情報などは rearth@dokidoki.or.jpまで。
作者コメント

ちわ、きーの鉄人です
自分は結構この作品きにいったので続きでも書こうかと思っています
サービスとしてめぞんEVAの住人ならキャラの設定を送ってくだされば小説にだします
えっ、そんなの他の住人もやってるって?
ふふふ、これは私の小説ですよ常識は通用しません
要するにバットマンでもスーパーマンでもウルトラマンでも仮面ライダーでも
使徒でもアダムでも 怪獣でも恐竜でも勇者でも魔法使いでも 魔王でも 女王様でも
エニチング オッケー
お便りおまちしております

 きーの鉄人さんのなんだかいっぱい記念『せいぎの味方』公開です。
 

 「続きでも書こうか」とのことですので連載ですね。
 『おげれつ大百科』が連載終了してガックリだった人もこれで安心(^^)

 なんだか文章から伝わる雰囲気とかがきーさんぽく無いなぁと感じていましたが、
 オチはやっぱり「おげれつ」がキーワードに成っているんですね(^^;

 めぞんEVAがR&Xになっていく・・・
 

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