第四話「きつねっぽい女」 副題 せめて人間らしく
シンジと福助とミサトは病院に向かっていた
「だけど福助どうやって病院にいくの?ミサトさんは酒飲んで運転できないよ」
「きまってるじゃないヒッチハイクよ!!」
「はあ〜」
そう言って福助はボードをシンジにわたした
「なにこれ」
「ボードよ、これでヒッチハイクするよの」
しかし車は来ない、いや車など無いといったほうが正しいだろう
「おかしいわね〜」
「あの、福助零号機が自爆したから第三新東京市はネルフ職員以外ほとんど住ん
でる人はいないんだけど」
「しかたないわ、私が車を運転するしかないわね」
「福助って免許持ってたの?」
「だいじょうぶ、そのくらいの事 プログラムされているわ」
「プログラムって、福助ってロボットなの?」
「ちがうわよ、私の正式名称は 官能人型悩殺兵器・人造人間エヴァンゲリオン
福助よ」
「とんでもない名前だね」
「おげれつ族最後の切り札だもの、開発は極秘に行われていたのよ」
「これも、父の仕事ですか」
「まあ、あなたのお父さんがすすめている人類補完計画の一部よ」
「なんなんですか父さんの目的って」
「まあそんな事は、あと今はアスカちゃんの保護が最優先よ。さあ、早く車にの
って」
ミサトの車に乗り込む三人
「壊したらただじゃおかないわよ」
「そのための保険です」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「さむいね、福助」
「・・・・まあ、なにわともあれ出発!!」
カチャ
キーを回すが車は動かない
「おかしわねー」
「車は動かないわ、ガソリンないもの」
「あ、綾波!」
「おじゃします」
「どうしてこんなとこにいるの、綾波」
「いえ、住んでるの」
「へっ」
「たぶん私は家なき子だと思うから」
「家追い出されたの?」
「そう、家賃払えないかったの」
「貧乏なんだな綾波わ」
「・・・・・・・・・」
「でもどうするのシンちゃんこれじゃあ車つかえないわよ」
「歩いていこう、病院まで歩いて五分もかからないから」
「それもそうね」
(それなら、最初から歩けよ)
つっこみをいれたいが福助にはいれられないミサトであった
五分後
四人は病院についていた
「なんでレイまでいっしょにくるのよ?」
「絆・・・だから」
「・・・・・・・・」
「今回はさむいギャグが多いわね」
「どうせネタがまた尽きたんでしょう」
「それより僕たち囲まれてますけど」
「えっ」
回りには黒服の男たちが三十人ほどいた
「やばい、囲まれた!」
「どするの福助」
「だいじょうぶよシンちゃん、こっちには秘密兵器が沢山あるのから」
「秘密兵器?」
「そう、これよ」
そう言うと、福助は何処からともなく一生びんをとりだした
「なにこれ」
「簡単いうとお酒よ。名前は陰陽合歓」
「それって、あまりにもやばいから凡人には読み方さえ解らない言葉じゃないで
すか」
「あらシンちゃんもよく知ってるじゃないの」
「そんな、僕は0000ランドなって読んでません」
「まあ、作者の趣味はほっといって、ミサトさんにこれを飲んでもらうのよ」
「私が!まあお酒なら喜んで」
ぐび ぐび ぐび
のどを鳴らして陰陽合歓を飲むミサト
「ぷはー、かー、きくーーー」
「福助、ミサトさんが酒飲んだところでなんになるの?」
「あれは正確にいえばお酒じゃないわ」
「えっ!!じゃあなんなの!」
「きしゃーーーーーーーーー」
ミサトが奇声をあげながら暴れ出した
「もしかして、これは」
「そう、工業用アルコールよ」
「もう誰も彼女を止めることはできないわ」(レイ)
もはや病院の駐車場は阿鼻叫喚の地獄とかしていた
酒とゲロ
まわりの野次馬から
響くゲロの音
病院内道路に
次々と横たわる
よっぱらい
割れたビンや
はしや弁当箱
「あんたまだ飲めるんでしょう」
つまり、その宴会の『終わり』である。
「しっかり飲んで。それから、はきなさい」
まるで
上司が
部下に
酒を
飲ませて
いる
ように。
「でも、これじゃあアスカのいる303号室までいけないよ」
「だいじょうぶ、まだ手はあるわ」
「また変な薬や道具はおことわりだからね」
「そのおげれつ手袋をはずすのよ」(第二話参照)
「これを」
「そう、そのおげれつ手袋はおげれつ族本来の力をおさえる拘束具ような役割を
しているの。
その力をつかえば簡単にアスカちゃんのいる部屋まで行けるわ」
「ふ〜んでも外したらどうなるの」
「外さないと判らないわ。それと・・・」
そう言っている間にシンジは手袋を外し終えていた
「まだ外してはだめー!!!」
しかし、時すでに遅し
「デビーーーール」
「まさか、デビルシンジ!」
「グオオオオオオオオオ」
初号機が暴走した時のような声をあげながらデビルシンジは303号室にむかって
いた
「やばい!もうこんな力つかえるなて」
「碇君、完全に制御不能」
つづく
[きーの鉄人]さんは
感想メールを待ってます!!
作者コメントと次回予告
「あれは誰だ 誰だ 誰だ あれはデビル デビルシンージ デビルシンージ」
「また、へんな歌うたわないでください」
「なにをいう、これはエヴァの元となったデビルマンの歌だぞ」
「なにがデビルマンですか、それにデビルシンジってどっかのパクりじゃないで
すか」
「パクりとは人聞きの悪い、これは引用だ」
「同じことでしょう」
「だいじょうぶ、あそこは版権フリーだからな」
「ところ今回アスカ登場しませんでしたよ」
「実をいうとアスカがゴジラみたいになちゃったからカットしたんだ」
「ただ、また、なまけてただけでしょう」
「なにを言う私だって他のホームページなどを見て研究しているのだ。
この前は肉感とかいうページ紹介されてみてみたんだ」
「それでどうだったんですか」
「すごかったね、いろいろなアスカがいたよ。だが・・・」
「なんなんですか」
「シンジ君はどの小説見てもおげれつだった」
「なぜですか!僕は清潔で女性的な少年としてデザインされたんですよ!!」
「それでホモの道に走ったのか」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「しかも、映画で君はナニをしたんだ!ナニを!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「ほれ見ろ誰が見ても君はおげれつなのだよ、それを徹底づける小説があそこに
あった」
「どんなのですか」
「シンジがきれてアスカ犯そうとしてロンギヌスの槍で串ざしにされる話」
「そんな話でしたか?」
「うけとり方は人それぞれだが、まちがってはいない」
「それで次回はどうなるんですか」
「それが、ちとやばいんだよ」
「また時間がかかるんですか」
「もうほとんど書けているのだが内容が・・・」
「内容がどうかしましたか」
「見ればわかる」
「はうっ、こ、これは」
「そう、良くてR指定、最悪の時は18禁にもなりかねん」
「やばやばですね」
「ああ」
きーの鉄人さんの「おげれつ大百科」第4話、公開です!
酒で暴走するミサト、
力の解放で暴走するシンジ、
一番暴走しているのは・・・・・きーの鉄人さんでしょうね・・・・・(笑)(汗)
「デービール!!」って・・・・ぶっ飛んじゃいましたよ。
シンジはこの状態のままアスカの所にいくんでしょうか?
アスカ大丈夫かなぁ・・・・
アスカがシンジに壊されちゃう・・・
あっ、その前に[きーの鉄人]さんに壊してるんでしょうか・・・・?
アスカは、アスカだけは・・・・
・・・・もういいです。アスカも壊しちゃって下さい、[きーの鉄人]さん!!
自棄です! 覚悟は出来ました!!(笑)
読者の皆さんもきーの鉄人さんにメールを!!
「もっとやれ!」でも「もう止めて!」でも、どちらでもいいですよ!!