NERV本部にあわただしいオペレータの報告が飛び交う。
それを無表情に眺めながら司令席の傍らに立つ男がいつた。
「半年ぶりだな。」
司令席の男がこたえる。
「ああ、間違いない。」
そこで言葉を切り、両手に隠された口もとを歪めた。
「HIDEだ。」
「彼がこの小説を書いていると言うの?!」
「そんな、今の彼にこんな文章がかけるはずわないわ。意図的に誤字を入れるのわ難しいのよ・・・まさか、自暴自棄?!」
投げちゃダメだ。
「誰がなんと言おうとあなたはパクッているのよ。胸をはつていいわ。」
目標をきー鉄に入れてスイッチ。
メガネをかけた巨大なサラリーマンの目が光る。
「マスオさん内部に高エネルギー反応!」
「カツオ君!よけてっ!」
「恐いの?カツオの声を当てることが。」
「当たり前じゃないか!みんな違うていうんだ!これならラサール石井の方がマシだよ!」
「そう。じゃあ、寝てれば。」
「えっ?」
「カツオは私がやるわ。」
「ねえ、どうして円楽はこん平に座布団をあげるの?」
「絆だから・・・」
「笑点との?」
「林家一門との。」
「どうして泣いてるの?」
「座布団が10枚たまつたから嬉しくて泣いてるんじゃなか。」
「こういうときどんな顔すればいのかわからないの。」
「帰りのかばんにはまだ若干のよゆうがあるよ。」
「惣流・アスカ・ラングレーよ。」
風がアスカのスカートを持ち上げた。
薄いので割れ目がくっきりだ。
「シンジによるゼロ距離射撃!?正気かね?!」
「アスカの足が開いたところでシンジ君に突入させます。」
「開け開け開け開け開け・・・」
アスカに突入するシンジ。
「何よ!動かないじゃない!」
アスカが抗議の声を上げる。
「童貞だからね。」
シンジは主砲を発射した。
「エヴァンゲリオン参号機は現時刻をもって廃棄。目標をこん平と識別する。」
「しかし、・・・」
「野辺山で戦線を展開。こん平を撃破しろ。」
「シンジ、なぜ戦わない?」
「だって、座布団が、座布団がもらえるんだよ!父さん!」
「構わん、そいつはこん平だ。笑点の敵だ。」
「でも、座布団を全部取るなんて出来ないよ!」
頑として言うことを聞かないシンジ。
「山田隆夫と座布団のシンクロを全面カットだ、回路を歌丸に切り変えろ。」
「しかし、歌丸にはまだ問題点が・・・」
「かまわん、今のこん平よりはやくにたつ。」
スイカ畑の真ん中で股間の息子をしごいている加持。
迸る熱いパトス。
「俺はここからエロゲーを落とすことしかできない。だが、君は違う。君にしか出来ない、君になら出来ることがあるはずだ。」
加持がすっきりした顔で言った。
「他のめぞんの住人たちは小説を書いている。君はそれでいいのかい?」
投げちゃダメだ。
走りだすシンジ。
「きー鉄を、パクッてる・・・」
「パクリの黙認と掲載。きーの鉄人が黙っちゃいませんな。これもシナリオのうちですか、大家。」
猿のように息子をしごきながら加持がいた。
「始まったな。」
「ああ、すべてはこれからだ。」
「嘘っ!そんなの嘘よ!」
「嘘じゃない、ルパン3世は栗田貫一なんだ・・・」
「うそっ!だってちびまる子ちゃんのナレーションだって」
「それはキートン山田だよ・・・」
「みんな、みんな、大っ嫌いっ!」
「パクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいやパクリはいや」
「パクリはいやあっ!」
「そうよ、発想力や文章力なんかなくたって・・・」
「私には、推定1万2千本のエヴァ小説と・・・」
「めぞんフィールドがあるんだから!」
<あとがき>
きーさん見てる〜!?(^^)/