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【2・EARS・FTER】 第拾回


作・H.AYANAMI 


 −レイの部屋

 

 ・・・夢?

 あれはやはり夢だったのだろうか。だがレイは自分が眠ってなどはいなかったと思いこもうとしていた。

 (碇君がいなくなったのに、そんな時に・・眠れる訳などない)

 

 ヨシエさんからから”誘拐された”と聞かされたとき、確かに一瞬気を失った。しかし視力はすぐに戻らなかったものの、自分を呼ぶ彼女の声や抱き起こされたときの彼女の腕の感触を覚えている。

 急を聞いて駆けつけてきた田中さんに抱き上げられ、このベッドに運ばれたこともはっきり記憶している。

 視力が戻って、それからはこうしてずっと天蓋の”絵”を見つめていた。

 レイが見つめていたのは”絵”ではなかった。彼女が見つめていたのは自分に向けられるシンジの”気弱げな”笑顔の”イメージ”だった。

 レイの瞳に涙が浮かんだ。やがてそれは大粒の滴となって落ち枕を濡らしていた。レイは目を閉じた・・。

 

 ”綾波、助けてよ・・僕は、綾波のすぐそばにいるよ。・・だから助けて・・”

 レイは確かに聞いた。ここにいないはずのシンジが自分を呼ぶ、その声を・・・。

 

 レイは目を開けた。横になったまま首を曲げて、窓辺の方を見た。シンジの声がそちらの方から聞こえたような気がしたからだ。

 

 扉がノックされた。レイはその音に振り向いた。ベッドから半身を起こしてそれに応えた。

 『・・・どうぞ』

 ヨシエに案内され加古が部屋に入って来た。

 (初めて見る顔。でも私はこの人を知っている・・・)

 その思いは、加古の声を聞いた時、確信に変わった。

 「初めまして、レイさん。警備部の加古リョウイチです。このたびはどうも・・お体の方は大丈夫ですか」

 「・・ええ、もう大丈夫です・・貴方は・・」 そう言いながらレイは加古の顔をじっと見つめている。

 加古の表情が僅かに変化した。目の端に”照れ”のようなものが浮かんだ。

 (レイ君には分かってしまったようだな)

 加古はわずかに首を振りレイに”合図”を送った。ヨシエの方に目配せする。

 レイは加古の意図を察した。ヨシエの方を向き直るとこう言った。

 『ヨシエさん、すみません。・・・お茶を入れていただけませんか』

 「・・承知しました。日本茶で宜しいのですね?・・」 何か言いたげに、しかしそのままヨシエは部屋を出ていった。

 

 『どうぞ、お座り下さい』 レイが傍らのスツールを指し示す。

 「それでは・・」 加古はスツールを引き寄せて座った。

 おもむろにレイが言った。

 『貴方は・・加持さん、でしょ?』

 それを聞いた加古の口元が緩んだ。

 「やはり、分かってしまってたんだね。でもよく分かったね、顔かたちが全く違っているのに」

 『・・ただ、何となく・・でも、何故?』

 「この顔のことかい?まあ、いろいろあってね・・・」

 

 加持は今までの経緯を手短に語った。それはおおよそ次のような事だった。

 彼はかって3つの組織に属し、結果としてそのすべてを裏切り命を狙われる事となった。そしてある組織の者に実際に狙撃され重傷を負った。

 病院に収容された彼は、顔にも銃弾を受けていたこともあり、その後の手術により全く別人の顔を得た。

 しかしそれだけで組織の追求を逃れることは出来ない。そんなとき彼に救いの手を差し伸べたのはご隠居様だった。

 どのように調達されたのかは分からないが、ご隠居様は”加持の死体”まで用意した・・・”加持リョウジ”はこの世から完全に消し去られた。

 そして彼は新たに”加古リョウイチ”となり、IHKS社員として生きるようになったのだった。

 ご隠居様が”救命”の見返りに加持いや加古リョウイチに要求したことはたった一つ。それはシンジとレイの二人を守ること。それも二人には出来る限り悟られぬように。

 

 ここで加古は沈黙した。じっとレイの顔を見つめ、そして言った。

 「・・・すまない、レイ君。こうした事態はある程度予測されていたことだったが。思ったより彼らの計画はすすんでいたようだ・・」

 「・・・もう察しているだろう、シンジ君を連れ去った者達の目的が”身代金”などではないのは明らかだ」

 「だが、シンジ君の行方については私に”心当たり”がある・・必ず無事に、シンジ君を連れ戻すから」

 立ち上がろうとした加古の腕を、レイが掴んだ。

 「うん?」

 『加古、さん・・私も連れていって下さい』

 「・・・駄目だ。危険すぎる・・」

 『加古さん』 レイは掴んだ腕に力を込めた。

 しばらくの間、二人はじっと見つめ合っていたが、やがて加古は優しく微笑みながら言った。

 「レイ君、シンジ君は君が危険な目に会うことを喜ぶだろうか?」

 レイは掴んだ腕を放さない。加古の顔を見つめたままだ。

 「わかるだろう?君がいては僕が動きにくくなるんだ。約束する、私の命に代えても必ずシンジくんを連れ戻すから」

 加古は右手でレイの掴んでいる手を優しく振り解いた。レイも抗うことなく従った。

 「それじゃあね」

 加古は立ち上がり、部屋を出ようとしたが、ふと振り向いてレイに言った。

 「レイ君、彼らは今度は君を狙って来るかも知れない。十分な護衛を付けるが、くれぐれも一人では行動しないように」

 その言葉に、レイは黙って肯いた。

 加古は部屋を出ていった。

 

 残されたレイは一人呟く。

 『碇君・・・必ず助けるから・・・』

 着替えをするためにレイはベッドから抜けだした。

 


 −第二新東京市・郊外・橋元邸

 

 老人はサンルームの中から庭を眺めていた。日はすでに高い。

 (外はさぞかし暑いことだろう)

 そうなのだ。僅かに青みを帯びた熱戦吸収ガラスと完璧な空調とが、彼を外界から遮断していた。

 (人の欲望には、限りというものがないな)

 エネルギーを”浪費”し快適な環境に身を置いている自分というものに、我ながら嫌悪を感じつつ老人は決意を新たにする。

 (・・・だからこそ、やらねばならない)

 老人の目の光は、その年齢に見合わぬほどの”決意”に満ちていた。

 

 「ピンポーン」 インターホンが鳴った。

 「うん、なんだ」 老人が応じる。

 「ご所望の者が到着しました」

 「分かった。少し早いが一緒に昼食を摂ろうと思う。食堂へ”案内”しろ」

 「はっ、しかし・・・」

 「大丈夫だ。例の仕掛けを使えば問題あるまい」

 「かしこまりました」

 


 −再び、レイの部屋

 

 レイが下着の上にTシャツを着、滅多に着用しないジーンズを掃き終えたとき、扉がノックされた。

 『はい、どなたですか』

 「ヨシエでございます」

 『どうぞ』

 扉を開け、お茶を載せた盆を持ったヨシエが入ったきた。

 「加古様はお帰りになったのですね・・まあ!どうなさったのですか?お着替えになどなられて・・お体はもう宜しいのですか?」

 『・・・私はもう大丈夫です。それより、碇君が心配なの・・・私も探しに行きます』

 「なにをおっしゃるのです。ご心配はわかります・・私だって同じ気持ちです。できればお坊ちゃまを探しに参りたい・・でも素人の私たちが闇雲に動いたところで・・どうなるものでもありませんわ」

 「・・いまは加古様たちを信じて・・・吉報を待つしかないと存じます」

 感情を抑え、あくまでも毅然としてヨシエはそう言った。

 レイにはヨシエの気持ちが分かった。表面はいつもと変わりなく泰然としている風でも、その声には感情の高ぶりを必死に押さえようとして生じた”震え”があったからだった。

 ヨシエのそれに呼応するかのように、レイもまた努めて冷静に応じた。

 『・・ヨシエさん。私にはわかる気がするの、碇君の居場所が。碇君はまだ遠くには行っていない。私ならきっと見つけられるわ』

 レイはヨシエを見つめた。ヨシエもまたレイを見つめ返す・・・やがてヨシエが口を開く。

 「・・レイ様・・どうしても行かれるおつもりですね・・」

 その言葉にレイは黙って頷く。彼女の瞳は並々ならぬ”決意”を伝えていた。

 ヨシエは言った。

 「・・負けましたわ、レイ様・・・ですがお屋敷の周囲にはたくさんのIHKS社の方々がいらっしゃいます。レイ様がお屋敷を出て行けば必ずあの方々が一緒に動くことになります。こちらが慌ただしい動きを見せれば、お坊ちゃまを誘拐していった者たちにあらぬ不安を与えることに・・・」

 ヨシエはへたな動きを見せてシンジの身が危うくなることを恐れていた。

 レイもそのことは考えていた。加古はレイの単独行動を許さないように部下たちに指示しているに違いなかった。

 部屋には二人の他に誰もいないのはわかっている。それでも誰かに聞かれるのを恐れるようにレイは小声で囁いた。

 「・・そのことについて私に考えがあります。それでお願いがあるのですけど・・・」

 レイはヨシエに近づき、何事か耳打ちした。

 


 

 −再び、第二新東京市・郊外・橋元邸

 

 チクリ、とした痛みを首のあたりに感じたシンジは意識を回復した。目を開けてみるがまだ視力は完全には戻らない。目に入ってきた光の量からここが野外ではないことがかろうじて意識された。

 「お目覚めかね?碇シンジ君」

 シンジは声のした方に視線を向けた。目をしばたたかせ懸命に焦点を合わせようとする。

 ようやく焦点が合った。・・・そこにはテーブルを挟んで見慣れぬ老人が座っていた。

 老人は柔らかな微笑みをシンジに向けている。再び口を開いた。

 「突然のことで驚いたことと思う。だが君の同意を得られるような用件ではないのでな・・」

 シンジは朝の出来事をすっかり思い出した。

 (僕はジョギングの途中、あの自販機の前で男たちに捕まり、そして眠らされた)

 となると、この老人は僕を”誘拐”した張本人に違いない。

 「貴方は誰ですか!僕は一体どうしようと・・・」

 そう言いながら、僕は立ち上がろうとした、がそれはできなかった。

 僕の胴体、そして両方の足首は、何か金属のベルトのようなもので椅子にくくりつけられていたのだ。

 微笑みを絶やさぬまま、老人は言った。

 「ワシはこういうのはあまり好まないのじゃが、周りの者が”万が一”に備えるように言うのでな」

 僕は老人の言葉で、周囲を見回して見た。僕のすぐ後ろにはダークスーツを着た屈強な男が二人立っていた。

 老人はさらに付け加えた。

 「それからな、念のために付け加えておくが、その椅子には仕掛けがあってな。君が暴れたりベルトを引き千切ろうすると、電気ショックが走るようになっている・・大丈夫、死にはしない。ただ気絶するだけじゃ」

 僕は思わず下の方を見た。僕の足首を縛めているベルトからケーブルが延び後方に続いていた。

 僕は老人の顔を見た。相変わらず柔らかな微笑みを続けている。

 (この老人は一体?・・・僕をどうするつもりだろう・・・)

 老人が言った、微笑み続けながら。

 「状況は把握できたかな?そうじゃ、君はこの場からは逃げられんということじゃ」

 その言葉に僕は黙って頷くことしかできなかった。この老人を前にしてはなぜか逆らうことはできない、そう感じられた。

 「賢いな。さすがワシの・・いや、腹が減っているじゃろう?なにしろ朝食も未だのはずじゃからな」

 老人が手を叩いた。僕の後方にある扉が開き、食事が運び込まれてきた・・・。

 

 食事のメニュウは、僕がいるこの”ダイニングルーム”の調度・家具類に比べればかなり”質素”と言ってよかった。

 僕の前に並べられたのは、ご飯・豆腐のみそ汁・大根の漬け物・キュウリとワカメの酢の物・里芋と人参の煮物などだ。メインのおかずと言えるのは、黒マグロの刺身ぐらいだった。

 セカンドインパクト前には黒マグロは大変な貴重品だったそうだが、今では海流の変化により近海でごく普通に採れる魚である。

 しかし朝食を摂らなかった僕には”なんでも”ごちそうだった。緊迫した状況にも関わらず僕は非常な空腹を覚えていた。

 老人が言った。

 「さあ、遠慮せずに食べるがいい」

 「・・いただきます」

 僕は箸を取りながら、ふと老人の方を見た。

 老人の後方にはおそらく二度と使われることのない暖炉があった。その上方には大作の絵が飾られていた。


 それは一種の”地獄図”だった。背景は荒涼とした平原。やせ衰えた人々の群。食料をめぐって争っているらしい一群の人々、既にこと切れているのであろう地に伏し野良犬に食われている人もいた。

 そして僕の目を釘付けにしたのは、痩せた女が赤ん坊を抱いている姿だった・・・その女は赤ん坊に食らいついていた・・・。

 

 老人が僕の箸が止まったのに気づいた。僕の視線で僕が何を見ているのかを察したらしい。

 「・・これは気がつかなかった。こんな絵を前にしては食べ物も喉を通るまい」

 老人は僕の後方に”控えている”者たちに目配せした。

 「はっ、しかし・・」 二人は老人の命令を聞くことにためらいを見せている、らしい。

 「かまわん」

 「かしこまりました」 老人に促され二人は動き出す。

 次の瞬間、僕は椅子ごと持ち上げられ、老人の横に運ばれた。僕が正面を見ている限り絵を見ずに済む”ポジション”だった。僕の分の食事もすぐに僕の目前にセットし直される。

 だが僕はその絵から視線を外せないでいた。

 (この赤ん坊は、この女の産んだ子だろうか?)

 (赤ん坊は既に死んでいるのか?)

 (赤ん坊に食べてまで、何故この女は生き延びようとするのだろう?)

 

 老人はしばらくの間、ずっと僕の様子を窺っていたらしい。やがて僕に向かって言った。

 「やはり、気になるらしいな・・・シンジ君、人間というものはこの絵のように実に醜い存在なのだよ」

 ”醜い”という言葉に僕は注意を引かれた。老人の顔を見た。老人の顔からは笑みが消えていた。

 老人は続けた。

 「・・・君の”使命”については、食事の後でゆっくり話そうと思っておったのじゃが、その様子では食事は無理なようじゃな・・・場所を変えて話すことにしようか」

 傍らにあった杖を持ち、老人は立ち上がった。

 「君には”付属品”が多いからな、後からゆっくりと来るがいい」

 男の一人が素早く扉に付いた。扉が開けられ老人はゆっくりとした足取りで部屋を出て行く。

 もう一人の男は僕の座る椅子の後ろにかがみ込むとケーブルを引き抜いた。

 扉のところに行っていた男が戻ってきた。二人は再び僕の両側に立つと僕を椅子ごと持ち上げた。

 「暴れるなよ。暴れれば頭から床に叩きつけてやる。そうすれば君は首の骨を折り”即死”することになる」

 その言葉が嘘でないことを二人は実地にやって見せた。

 「せーの」二人は手を持ち換えると、軽々と僕を椅子ごと”逆さ吊り”にした。

 すぐに元の姿勢に戻してから、もう一人の男が言った。

 「わかったな」

 その言葉に僕は頷くことしかできなかった。

 僕は先ほどの老人の待つ場所へと運ばれて行った。

 


 

 −碇家・厨房横の搬入口 

 すぐ外には、いつも食材を納入している”出入りの”食料品店のワゴン車が停車している。

 

 『それでは、いってまいります』

 レイは”簡潔に”別れの言葉を告げる。

 ヨシエはレイに駆け寄っていた。レイの手を取りこう言った。気丈なはずの彼女の声は震えていた。

 「レイ様・・必ずご無事で、お戻り、ください」

 『・・大丈夫、必ず碇君を助けるから・・』そう言いながらレイはヨシエの手を優しくふりほどく。

 レイは搬入口を出るとワゴン車の運転手に声をかけた。

 『それでは、お願いします』

 「はい、どうぞ」

 顔見知りのその青年は側面の扉を開けてレイを乗り込ませる。レイは荷物の陰、運転席のすぐ後ろの空間に身を潜ませた。

 膝を抱え込む形で座ったレイだったが、ふと左手を胸にやり下げているペンダントを握りしめた。

 (・・・碇君・・・)

 間もなく、レイを乗せたそのワゴン車は動きだし碇家の正門を出ていった。

 

 



つづく ver.-1.00 1997- 6/29

ご意見・感想・誤字情報などは iihito@gol.com まで。


 【後書き、または言い訳】

 お読みいただきありがとうございました。

 今回はいろいろな意味で「難航」しました(^^;。果たして”アウトプット”が満足のいくものかどうかは非常に疑問ですが・・・読者の皆様のご判断をいただくしかありません(何故か、政治家の選挙演説風)。

 ごく軽い気持ちで書き始めた物語がどんどん膨らんで「暴走状態」と言うのが作者の偽らざる現在の心境です。幸か不幸か(悪気はありません。感謝の気持ちをうまく言葉に表せないので・・・)読者の皆様の応援を受けて今日まで「走り続けて」まいりましたが、正直すこし息切れしています。そこであらかじめ読者の方々にお知らせいたします。

 めぞんEVAの住民のお一人の後書きに「書く以上は自分のベストなものを」という主旨の記述がありましたが作者もまったく同感です。そこで更新のペースを今よりも落としたいと思います。ゆっくりと書けば、ただそれだけで「良い物」が皆様に「掲示」できるとは思いませんが、作者自身の筆力を考えあわせ現在の1,2週間おきの「ペース」には無理があるようです。

 そこで少なくとも更新の間隔を2,3週間おきということにさせていただきたいと思います。誠に勝手な「宣言」で恐縮ですが、何とぞご了承いただきますようお願い申しあげます。

 今後とも皆様の応援だけを頼りに書き続けていきたいと存じますので何とぞ宜しくお願いいたします。

 

 それでは次回の予告(予定)です。

  橋元”老人”はシンジに何を語るのか

  レイの”想い”はシンジの居場所を見出すのか

  そして加古(加持)はどうやってシンジを救おうとするのか

 次回「2・YEARS・AFTER」にご期待ください・・・。


 綾波さんの【2・YEARS・AFTER】第拾回、公開です。

 シンジxレイの愛の世界を一貫して書き続けてきた綾波光さん。
 短編10作達成に続き、この連載も10回を数えました!

 バリバリのアスカ派の私もぐらつきそうになる、レイの献身的な姿・・・
 20回に渡る誘惑に耐えてきた私です(^^)
 まさに「自分を褒めてあげたい」(^^;
 

 シンジを捜し出し、助けるために危険を冒そうとするレイ。
 加持、じゃなくて、加古! レイちゃんをフォローしろよ!
 ・・・・切れ者加古のことですから、このレイの行動も予測済みなのでしょうか?
 

 さあ、訪問者の皆さん。
 『自分のベスト』を求める綾波さんに暖かい励ましを!


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