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くだもの

2016年7月 スイカ畑の攻防戦






「懐中電灯は」

「マグライトでいい?」

「上等さ・・・袋は?」

「スーパーのが10枚。ペール用のじゃまずいだろう」

「10(とお)で足りるやろか」

「・・・・・」

「トウジ、スコップは確保できたのか?」

「ああ、用務員のおっさんの目を誤魔化して一本、寮の裏手に隠してある」

「ロープはビニールひもでいいかな?」

「合田君、このナイフは・・・・」

「園芸鋏の方がいいかな?」

「シンジ、そのクロロホルムとガーゼはどないしたんや」

「リツコさんに貰ったんだ」

「よく貰えたな、そんなもん」

「ちょうど良かった、アスカにスタンガンが通じるかどうか不安だったん

だ」

「そんな、ひとを化け物みたいに・・・」

「いや、彼女の生命力は侮れないよ」

「せやな。あいつにゃ悪いけど、変なとこに出しゃばるから悪いんや」

「万が一のために覆面も用意しておいた」

「覆面? プロレス研かい?」

「いや、映研」

「手順を決めようや。まずワシがあいつの注意を引くから、シンジが後ろ

からクロロホルムであいつを黙らせる。それで失敗したらケンスケのスタ

ンガン」

「同時じゃあ駄目なのかい?」

「同士討ちしそうやないか? シンジも、失敗したらすぐのいとくんやで」

「う、うん。わかった」

「うまく気絶させたら紐で縛って・・・・」

「ガムテで口ふさいどこうか?」

「せやな・・・・・」

「何だかなぁ・・・これじゃアスカさんを強姦しようとしてるみたいじゃ

ないか」

「強姦てゆうか・・・バラバラ殺人じゃない?」

「おいおい、怖いこと言いなや!」

「二人とも何考えてんだよ」

「だ、だって、クロロホルムにでっかいギザギザ付きサバイバルナイフに

ビニール袋、とどめにスコップでしょ?」

「うーん、言われてみれば目一杯危ないわなあ」

「確かにスイカ泥棒には見えないかもな」

「せやけどあいつどっから嗅ぎ付けよったんや、ワシらが加持センセのス

イカねろうとるって・・・」

 慶神学園保健体育教師加持リョウジは陸上部の顧問と同時に、凄まじく

意外な事実ではあるが、園芸部の顧問も兼務していた。

 彼のスイカの栽培に懸ける情熱は校内に知れ渡っており「スイカに女の

名前を付けて呼びかけていた」だとか、夕焼けの空に「女の胸とスイカ・

・・難しいな」と呟いていただとか、妖しげな噂が流れまくっていた。

 ゴシップ好きでは人後に落ちないウイークリー慶神がこの噂に限って記

事にしないのは慶神七不思議のひとつ・・・でもなんでもなく、「加持さ

んらぶらぶ」な編集長、惣流アスカの意向であることはもはや誰の目にも

明らかな事実であった。

「中等部の4馬鹿カルテット」こと410号室の面々は、今夜そのスイカ

畑を襲撃する計画を立てていたのだ。

 一週間がかりの緻密な(?)計画は、突如出現した予想外の伏兵によっ

て修正を余儀なくされていた。

 惣流アスカがスイカ畑の夜間見回りを始めたのだ。

 彼らの意識の中でより大きな領域を占めるのがスイカの熟れ具合に対す

る懸念ではなく、如何にして最大の障害を除くかということに変化してい

たのは、その困難さを思えば必然的なことであろう。

 しかし常に彼女に苦杯を舐めさせられて来た3年B組の4馬鹿だけに、

その目的自体さえもがスイカではなくアスカに変わりつつあったのも否め

ない。

「みんな落ち着こうじゃないか。スイカ泥棒ならば多分謹慎で済む。加持

先生は激怒するだろうが彼が怒れば怒るほどその趣味の滑稽さが際だち、

ひいては僕らの罪状をより軽い物であると他の先生方に錯覚させることさ

え可能なはずだ。

 けれどアスカ君に必要以上の暴行を加え、それが公にされればただでは

済まないだろうね」

「そ、そうだよ」

 真っ先に冷静さを取り戻したカヲルが仲間を諫め、シンジがその尻馬に

乗る。

 これがカルテットのいつものフォーメーションである。

「まあな・・・クロロホルムで気絶させて、後は目を覚ます前に急いで作

業を済ませるか・・・」

「せやな」

 うなずき合う4人。

「足りない装備は無いようだね」

「ああ、これなら今日にも決行できそうなくらいだよ」

「・・・善は急げや、早速・・・」

「うん!」

「決行は今夜1200(フタマル)でどうかな」

「いいんじゃないかな」

「それで、作戦名はどうしよう」

「・・・・・・」

「・・・どうでもええやないか、そんなもん」

「あの・・・志村けんなんてどうかな・・・」」

(なぜ志村けん?)

 3人は20世紀のコント番組、カトちゃんケンちゃんスペシャルの「ス

イカ男」を知らなかった。

「・・・ジャック・オー・ランタンと言うのはどうだろう」

「スイカ提灯か、そのまんまやな」

 正しくはハロウィンのカボチャ提灯である。

「その方がいいだろう?」

「志村けんに比べたらね・・・」

「・・・何がいけないんだよ・・・いいじゃないか・・・好きなんだ・・

・ドリフ・・・」

 だが、天下無敵の鬼編集長、我等がアスカ嬢を出し抜くことなど所詮4

馬鹿カルテットのは不可能な事なのであった。







 慶神学園は元来は新星大学の付属ではなかった。

 箱根の山奥にある全寮制の私立男子校という戦慄すべき代物だったので

ある。

 そんな状況で、しかも中学と高校の6年間を過ごせば、繊細な少年達の

人格に歪みが生じるのは必然的ななりゆきだと言えよう。

 否、断言出来る。

 しかし将来の有る若き学徒達にとって幸いなことに、新星大学が規模の

拡張を目論んだ時、その広大な敷地は彼の目に魅力的な条件として映った。

 かくして半ば強引に合併の話が持ちかけられ、慶神学園には女子部及び

新星大学理学部の施設が設置される。

 皮肉と言えば皮肉なことながら、それを可能にしたのは経営が破綻しか

かった新星大学の新たなる経営陣、ドイツにその本拠を置くゼーレ財団の

財力だった。

 ゼーレはこの計画にかなり力を入れているらしく、高給と奨学金、そし

て必要以上に整った設備を餌に優秀な生徒と教師を駆り集めていた。

 惣流アスカなどその好例であろう。

 そんなわけで温室を例にしても、その規模の凄まじさは非常識と言うし

かない物があった。

 どれくらい非常識かと言うと、温室の中で行方不明になって一ヶ月近く

発見されなかった生徒がいるのである。

 その生徒の名を碇シンジと言う。

 発見された時にはすっかり精神に異常を来しており、一ヶ月近くどう生

き延びていたのかという質問に「真っ白な髪の座敷わらしと遊んでいた」

などと答えたという。

 不幸中の幸いと言うべきか、回復した後は(渚カヲルという親友が現れ

たこともあって)むしろ以前よりも明るくなったと評判であるが、ともあ

れ、そんな物の管理責任者になりたがる物好きがいるはずもなく、陸上部

のコーチとして招かれた加持が園芸部との掛け持ちを希望したのを幸いに

うやむやのうちに押しつけてしまったのである。

 しかしなんだかんだ言っても男加持リョウジ、やるときゃやりますとば

かりに温室のあちこちに案内板や非常用のトランシーバーに救急箱まで設

置し、見回りも朝晩定期的に行っていた。

 そして陸上部の顧問も精力的にこなす彼に、趣味でやっているスイカ畑

の見回りなどするスタミナは残ってはいなかった。

「楽勝だ」

 と合田ケンスケなどは嘯いた物である。

 アスカという予想外の伏兵に対しても充分以上の装備を調えることが出

来た。

 後は実行あるのみである。

 だが・・・・・・・







「何でや・・・」

「なぜなんだ・・・」

「ど、どうして・・・」

「困ったね」

 4者4様の反応を示す個性的な少年達。

 彼らを待ち受けていたのは、まだ熟れ切ってはいないスイカとアスカ

(with小鉄)だけではなかった。

「何で洞木や転校生までおるんや!」

「しっ! 声が大きいよ、トウジ!」

 同様をあらわにする3人をよそに一人冷静なカヲルは、右肘に左手を添

えて右人差し指を立て、軽く首を傾げてポーズなどとりながら話し出した。

「・・・さて、幸いにしてこちらには有力な攻撃手段が3通り揃っている。

彼女たちも三人、まさに天の配剤だね」

「え? 3? クロロホルムとスタンガンだけじゃないの?」

「いや、直接攻撃と鈴原君とシンジ君、君さ」

「え・・・・えぇもがゅ」

 驚愕しかかったシンジの口をケンスケが塞ぐ。

「馬鹿! 声がでかいって!」

「ご、ごめん」

「渚! ワシらにあいつらを誘い出せとでも言うんかい!」

「うん」

「うんって・・・アホ! そんな女の心を弄ぶような真似が出来るかい!」

「そんな大げさな・・・」

「大げさなことがあるかい!」

「ちょ、ちょっと・・・」

「おいおい! トウジ、声が大きいって!」

 その警告はいささか遅きに失したようだった。

「誰よ! そこにいるのは!」

 夜の闇を切り裂いてアスカの怒声が響く。

「やっやばい見つかったぁ!」

「散れっ!」

「「「応!」」」

 ノリがいいと言うべきか、掛け声まで揃えて別々の方向に逃げ出す4人。

「待ちなさいよ! こぉのスイカ泥棒!」

「ア、アスカ危ないわよ!」

 勇ましい声、友人を気遣う声、それを背に走る少年達。







 向かった先がフェンスだったので進路を変更して結局ケンスケと合流し

たカヲルは、彼らを追ってくる気配が一つしか無いことに気付いていた。

 そして罵倒の叫びが伴われていないことから、その足音がアスカの物で

はないことも明らかだった。

(ラッキー! 今回は鉄火娘の毛唐女に半殺しにされずに済みそうだ)

(まさか、彼女はシンジ君の所へ? なんてことだ! 今行くからねシン

ジ君!)

 聞く者とていない心の叫びに、見事に二人の性格の差があらわれていた。

「合田君、逃げてばかりじゃ埒があかない! スタンガンを用意してくれ、

僕が彼女の動きを止める!」

「え? でもこのままでも逃げ切れそうじゃないか?」

「いいから! 早くしないとシンジ君が!」

「は? ・・・待て渚、落ち着け! 分かったよ!」

 台詞の内容よりも睨み付けてくるカヲルの視線の凄まじさに気圧され、

言われた通りにスタンガンを取り出す。

「ここだ!」

「お、おう」

 角を曲がりざまそう言って校舎の外壁に背を張り付けるカヲル。

 行き過ぎかけそうになって慌ててブレーキをかけるケンスケ。

(碇が絡むと人が変わるな、渚は・・・。今までは冗談だとばっかり思っ

てたけど、もしかしたらこいつ、モノホンのホモ?)

 恐るべき可能性に思い至り、ちょっと引きながらも改造スタンガンの電

撃端子を伸長させつつケンスケはその場でカエルのように蹲った。

 そしてちょうど迎撃準備を完了するかどうかというタイミングで、追跡

者が角を飛び出して来る。

「きゃ!?」

 逃げているとばかり思っていた相手が、逆に待ち伏せしていたことに驚

愕する洞木ヒカリ。

「今だ!」

 がばっと抱き付くようにヒカリの動きを封じようとするカヲル。

「っきゃあぁぁぁあ!」

「もらったぁ!」

 叫びざまバネのように飛び出すケンスケ、その手の中で紫電の輝きを放

つスタンガン。

「いっやー!」

 ヒカリの悲鳴と共にその足が高々と振り上げられ・・・・

「がっ!?」

スニーカーの踵がまともにケンスケの脳天を直撃した。

 落雷の如き衝撃にケンスケはたまらず意識を手放してしまう。 

「こっ、これはネリチャギ!?」

「どこ掴んでるのぉ、この変態痴漢変質者ぁ!」

 そして今度は見事な足払いがカヲルの体勢を崩す。

「うわっ、と!」

 とっさに手を離したカヲルの首を容赦なくヒカリの腕が捕らえる。

 そしてヒカリはそのまま足を跳ね上げ、カヲルの首に体重をかけた。

「ブ、ブルドッキング(ぐきっ!)ヘッド・・・・・・ロッ・・・ク?」

 信じられぬと言いたげな表情のまま、カヲルもケンスケの後を追った。

「やだもう・・・あたしったらまた・・・でも、渚君が悪いんだからね」

 教訓、人は見かけによらない。

 使い古された言い回しを後刻、意識を取り戻した彼らはつくづく真理だ

と思い知ったのであった。







「でぇい!」

「おわあ!」

 木刀小鉄の横殴りの一撃を何とかかわすトウジだったが、無理に避けた

ため体勢が崩れてしまう。

「ちゃーんす!」

 アスカの容赦ない追撃!

 わざと倒れることでその攻撃をかわしたトウジは、そのまま寝転んだ姿

勢から足払いをかけた。

 アスカをそれを飛び上がってかわし、何とトウジの足の上に着地する。

「おわっちゃあ!」

「きゃっ!」

 カウンターが成功したはいいが、アスカもバランスを崩してしまい、転

倒する。

「・・・こなくそ!」

「や、やだぁ!」

 とっさにその上にのしかかるトウジ、端から見たら強姦魔以外の何者で

もない。

「離しなさいよばかっ、こらっ!」

「だ、誰が離すかい!」

「きゃあああ! 助けて加持先生、犯されるコマされるまわされるぅー!」

「・・・いや、一人で輪姦は無理やと思うで」

 アスカの表情に今一つ切迫感が無いのはトウジにそんな度胸がないと見

切った上のことである。

 一方トウジは自分の体勢のデインジャーさに気付いたが、離したら最後

やっぱり半殺しにされそうなので手を緩めることが出来ずにいた。

「離しなさいってのよ!」

「・・・・・!」

  がっつん!

 引くもならず進むもならず、トウジはこの体勢から手を離さずに出来る

唯一の攻撃、チョーバンをかました。

 チョーバンとは、要するに頭突きである。

「こ、こんのぉー!」

  がつん! ごつん!

 アスカの逆襲! さらに追撃!

 二倍にして返すのがいかにもアスカらしいが、何しろ攻撃が攻撃だけに

両方にダメージが行ってしまう。

「いたぁい・・・」

「おんどりゃー!」

  ごっつん!

「あたた・・・」

「はぁなぁ、せぇー!」

  ごおっつうん!!

 ・・・あ、いい音。

「・・・はぅ」

「・・・(@o@)」

 動かないな・・・・

 ・・・ま、二人とも頑丈だから大丈夫でしょう。

 ・・・・・・・・・・・・・・・多分。







 その頃、碇シンジは追っ手を撒いてしまったのをいいことに、再びスイ

カ畑に舞い戻っていた。

「ビニール袋が無いけど、一つ位なら何とかなるよね・・・」

 呟きながら手頃なスイカを物色するシンジ。

 その背後から不意に声がかけられた。

「こらっ、何をしているのシンジ君!」

「リ、リツコさん!?」

 ぎょっとして振り向いた、その視線の先には・・・

「や、山岸さんか・・・脅かさないでよ」

「うふふ・・・そんなに似てた?」

「うん、そっくり・・・」

 そこまで言ってやっと彼女が見張りその3だったことを思い出したのか、

思いっきり強張るシンジ。

「どうかしたの?」

「い、いやその・・・」

「でも偶然ね」

「へ?」

「こんな夜中にどうしたの? 散歩?」

 しれっと言うマユミに、シンジは一瞬「君が何を言ってるのかわからな

いよ状態」だったが、さすがに言葉の裏を了解して話を合わせる。

「あ、ああ・・・そうなんだ、山岸さんは?」

「私はここの見張り。同室のアスカさんに連れてこられちゃって・・・」

「アスカは強引だからなあ・・・」

「明日、居眠りしちゃいそう・・・でも良かった」

「何が?」

「ふふふ・・・」 

 中くらいのサイズのスイカの前にしゃがみ込んだシンジに、寄り添うよ

うに膝を抱えてしゃがむマユミ。

「・・・」

 アスカやヒカリと違い、彼女はズボンではなくスカートをはいていた。

 その裾から除く膝小僧が、何だかひどくなまめかしかった。

「・・・・・碇君と会えて」

「え?」

「何でもない・・・」

 本来の目的を忘れとるなこやつら・・・・







 抱き合って(いるように見えた)気絶してたトウジとアスカを見つけた

ヒカリがそれからしばらく不機嫌だったり、シンジとマユミがひどく上機

嫌だったりしたが、ともあれ4馬鹿カルテットのジャック・オー・ランタ

ン作戦は失敗に終わったのであった。

 後日、結局スイカの中でも大きい奴が4個ほど盗まれて加持が落ち込ん

でしまい、その犯人が4馬鹿だと思い込んだアスカが男子部の校舎に殴り

込みを敢行した。

 その翌日の職員会議に出席するはずだった赤木ナオコ校長に冬月教頭、

それに保健の赤木リツコが揃って腹痛で欠席したため、加持がさらに不機

嫌になったと言うのは余談である。






おわり



NEXT
ver.-1.00 1998+07/03 公開
ver.-1.01 2001!07/11 公開
感想随時受付中 t2phage@freemail.catnip.ne.jp


【くだもの
同人用語
「やさい」の対義語。】
【やさい
同人用語
ファンロード地方における方言を語源とする「やおい」の別表現】
「・・・「やさい」の元ネタは妖精作戦ではなくてミステルの住人(学研ノーラコミックス。島田ひろかず。全3巻)でした。
「女子部でも孤立した少女、綾波レイは時々中学生には不似合いな高価な服を着てをして街に繰り出す。それを不審に思い、尾行した彼等が見た物は高級ベジタリアン料理店に髭面のおっさんと入って行くレイの姿だった。そのおっさんは碇ゲンドウ。実の息子にすら心を開こうとしないシンジの父だった・・・
「戸惑うシンジ、彼の胸に去来するのはレイに対する嫌悪か、それとも父に対する失望と憎悪なのか?
「レイを不潔とののしるヒカリ、アスカは容赦なく援助交際と断定した記事を書く。しかし何も言わないレイにシンジの不信と嫌悪が暴走する。真実を明らかにするべく、夜の無人の巨大な温室にレイを呼び出すシンジだが、逆上してレイを殴り付けてしまう。泣いてシンジの前から逃げ出すレイ。その時シンジは自分を苦しめていたのがレイへの恋と嫉妬であることに気付く。慌てて彼女を追うが、うかつにも食人植物の縄張りに入り込み・・・
「重傷を負ってしまう。やがて病室のシンジの前に現れたゲンドウは問い詰められ妻を失った心のいたみから逃れるために仕事に没頭し、やがてシンジとの間に大きな溝を築いてしまったこと、その負い目からシンジに対する恐れを持つに至ってしまったことを告白する。彼は知人の娘であるレイにシンジの近況を教えてもらっていたのだ。真実は明らかになり、かくて彼等は和解に至った・・・という話でした」


 などと初投稿時のあとがきには書いていましたが、今だから言えることですが実は「やおい」の執筆時点で外伝「幽閉教室」の案が出ていたように記憶しています。

 改定前にはまだテクニックがなかったために、背景色を赤、リンクとあとがきを緑、本文文字を黒にしてスイカを表現しようとしました。
 が、下にもあるように
   ぐあああ〜
   目が痛い(;;)
 と、たいそう不評でした。(えっ、まだ見づらい?)











 03;プリーチャーさんの『くだもの』、公開です。




 ぐああ〜

 目が痛い (;;)


 赤地に黒い文字・・・凄く目が痛い・・・

 さらにさらにの
 赤地に蛍光緑の文字・・・・ぐああ(爆)



 [Ctrl+A]で乗り切ろうとしたけど、
 それでも、
 行間から覗く赤い色で目が痛かったっす〜





 ヒカリちゃん強し!


 委員長の権力
  +
 この強さ



 無敵だ・・・


 クラスの、
 学年の、
 学校の、

 平和を守って下さい(^^)




 さあ、訪問者の皆さん。
 感想メールをおねがい!




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