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『西方漫遊記演舞』

第6劇

Written NASA

 

昔々、まだ神族,魔族,人族の領域が別れていなかった頃のお話です。

 

さて、聖者とアスカ様御一行の前方より今回のお客さん(使徒)のイライラのヒステリーが聞こえてきます。

「おら、おら、聖者は、いつ来るのさ!!」(ピシ!)(ピシ!)凸(-−)

(ミスターK)「(アウ)(アウ)女王様、暫しお待ちを。暫しお待ちを。」(^^;;

「じゃあ、それまでお前をいたぶってよう。」(ピシ!)(ピシ!)

「女王様ぁ〜〜〜〜」(^^;;

 

これを地獄耳(神の耳)で聞いたレイは、人知れずゲンドウ笑いで企みました。

『ふ、ふ、ふ、アスカ。今回こそイカリくんをアナタの毒牙から救ってあげるわ。』/_\

 

さて、これより本題に戻ります。

聖者シンジ」「女神アスカ」「力神トウジ」「料理の鉄人ヒカリ」に加え、「災いの神レイ」の一行は、トウジの街から100里来た所で目の前に現れた大河に立ち往生してしまいました。

大河は、流れが速く、対岸が見えませんでした。

 

一同は困りはてました。

なぜなら、神族であるアスカとトウジ,レイは、いだ天の足で大河を飛び越えられましたが、人族のシンジとヒカリはできません。

シンジとトウジは、弱音を吐いてアスカに泣き付きました。

「アスカァ〜〜、どうしよう。このままでは、ここで立ち往生だよ。」(^^;;

「姉御、どうします。アッシと姉御なら一足飛びに越えられますが、センセとヒカリは無理や。」(^^;;

アスカは、弱音を吐く2人を撥ね付けました。

「シンジ,トウジ、弱音を吐くのを止めなさい。

 レイ、何か言い知恵ないの。無駄飯ばかり食べてないで たま には役に立ちなさい。」

レイは、(もぐ)(もぐ)とおにぎりをほうばりながら現われました。

「はい、はい、アスカ様。私にいい考えがありますよ。(ニヤリ)

 ユイ様から言いつけられた3人目の従者が、この河の辺に居ますよ。

 その者の名は、ケンスケ・・・」

レイがケンスケの名を言うと、アスカが怒り出しました。

「ケ、ケンスケ! あのエロガッパ!!

 今度会ったら頭の皮を剥いでやろうと思っていたのよ。」凸(−−#)

ケンスケの名を聞いたトウジも言いました。

「アイツ、こんな所に燻っていたんか。

 姉御、ここは怒りを押さえて下さい。アイツが居ないと河を渡れないんや。」(^^;;

「そうよ。天下無敵のアスカ様は、昔の些細なことをいつまでも根に持つワケないでしょ。」(^^;;

アスカは、レイの「天下無敵のアスカ様」と煽てられて機嫌を直しました。

「ほほほ...そうね、アタシは『天下無敵のアスカ様』なんですもの。ケンスケ如き、まあ許してしてもいいわ。」(^0^)

アスカは、レイの方を向いて

「レイ、もっと言って。」(^0^)

 

レイは、アスカにゴマをすって、すって、すりきってからケンスケを探しに行きました。

数刻程探しますと、この流れの速い大河の辺に一件の渡し船を見つけました。

『こんなに流れが速い大河で渡し船?』

レイは、訝しげに渡し船屋を覗きました。そこには、神界では想像できないボロボロの姿のケンスケの姿がありました。

「ケンスケ、あなた一体どんな生活をしているの。」(○◇○)

「あ、これは、レイ様。とんだ姿を御見せしました。

 これは、聖者様が来るまでの仮の姿ですよ。待ってましたよーーー」(+;)

ケンスケは、神界から落とされてからの経緯をレイに話ました。

聞いたレイは、涙ながらに言いました。

「ケンスケも苦労したんだね。」(;;)

「ええ、レイ様。今回はどの様な御用事でいらっしゃったんですか。

 もしかして、聖者様がいらっしゃったんですか。」

「そう、聖者シンジ・イカリがこの河の上流で立ち往生しているのよ。」

「そうですか。では、私はこの渡し船で渡河させしましょう。」

と、ケンスケは、レイに申し出ながら、レイに見えない様に含み笑いをしました。/_\

もちろん、悪巧みでは1枚上手であるレイはケンスケの企みに気がついていますがあえて無視しています。

 

レイは、上流で待っている一行にケンスケのことを報告しました。

「ケンスケが下流に・・・・」

アスカは、レイの報告を遮り文句を言いました。

おっそぉーーーい。何時まで掛かっているのよ。

 アンタを待っている間、アタシは、シンジの美味しい食事三昧で体重が500g太ったじゃないの。凸(^^)

『まったく、なら自分で探せばいいじゃないの。』(^^;;

レイは、心でこんなことを思いながらもアスカを宥めてケンスケの位置を報告しました。

「アスカ、下流のケンスケの小屋では、美味しそうな川魚が待っているわよ。」

アスカは、しぶしぶとケンスケの小屋へ向いました。

「まったく、ケンスケと来たらアタシに出向かせるとはエラくなったものね。」

 

さて、その頃ケンスケは、河の主こと、女王シャムシエルと聖者を捕まえる相談をしていました。

「シャムシエル様、とうとうこの日が来ましたね。」

女王シャムシエルは、ムチを振るって喜びを表現しました。

(ピシ!)(ピシ!)

「オーーーホッホッホッ、やっとこの日が来たのね。

 ケンスケ、いいこと手筈は前々から打ち合わせ通りよ。・・・・・」

「はい、わかっています女王様。

 私は、女王様の忠実なる下僕です。」

《どうやら、ケンスケくんはシトのシャムシエルと下僕の関係らしいです。(^^;;》

 

シャムシエル&ケンスケが悪巧みを知らず(1名を除く)にアスカ一行がやって来ました。

アスカは、ケンスケの顔を見ると電光石火のピンタを喰らわせました。

    ぱしーーーん

「ケンスケ、とりあえずこれで許してあげるわ。」凸(−−)

ケンスケは、涙ながらにアスカに平伏しました。

「アスカ様、女神アスカ、昔はご迷惑かけました。」(+;)

トウジは、ケンスケに駆け寄り起こして再開を祝しました。

「ケンスケ、久しぶりやなぁーーー。会いたかったでぇーーー。」

「ト、トウジ。お前今まで何処にいたんだ。探したんだぞ。」

トウジは、ケンスケにヒカリを紹介しました。

「実はな、こいつと夫婦になってある街に住んでいたんや。ほれ。」

「ケンスケさん、トウジがお世話になりまして。」

「始めまして、ヒカリさん。」

 

ケンスケは、最後のシンジを見て平伏しました。

「これは、聖者様、ようこそおいで」

シンジは、ケンスケの形相に驚きながら挨拶しました。

「始めまして、ケンスケさん。

 さあ、頭を上げてよ。僕たちはこれから一緒に旅をする仲間だよ。

 僕の事は、シンジと呼んでくれよ。」

「いえいえ、恐れ多くてその様な呼び方はできません。」

「なら、イカリならどうだい。ホラキさんのそう呼んでいるし。」

「わかりました。その様に呼びます。

 では、僕の事は、ケンスケと呼んで下さい。」

《これでこの旅のパーティが一応揃いましたが、.....》

 

さて、一行は、ケンスケの用意した小船で1里もある大河を渡河し始めました。

船に席順は、前からアスカ,トウジ,ヒカリ,レイ,シンジ,ケンスケの順でした。

最初は、緩やか流れの河も中央部に近づくにつれ流れが速くなり、一行はケンスケ以外船の縁に捕まらないと動けなくなりました。

アスカは、一行を代表してケンスケに尋ねました。

「ケンスケ。この船、本当に大丈夫なの。」

ケンスケは、素知らぬ顔で答えました。

「私は、この船で生計を建てていたんですよ。

 小船ですが、大船に乗った気でいて下さい、姉御。」

 

ケンスケは、皆にわからない様にそっと水面に染料を滴らしました。

そうすると、船の四方八方から川魚の化け物(雑魚)が船に飛び上がって来ました。

一行の中でアスカが最初に反応しました。

「シト!! でぁーーーーーッ!!」

アスカは、閃光一線で船の前方の雑魚を退治しましたが、船の乗船位置の関係で船尾の雑魚を攻撃する事はできませんでした。

トウジもアスカに一歩遅れて迎撃しましたが、船尾のシンジとの間には、ヒカリとレイが乗っていた為、迎撃することができませんでした。

「レイ、ケンスケ!!

 シンジを守ってお願い!!」

アスカは、レイとケンスケにシンジを守る様に言った途端、シンジは水面からの鞭に捕まり引き摺り降ろされました。

「ア、アスカーーーーッ!!」(TT)

「シンジ、シンジィーーーーーー!!」(TT)

シンジとアスカの叫びも空しくシンジは、水面下に居なくなりました。

 

アスカは、シンジの事で錯乱しました。

「シンジィ、シンジィ、シンジィーーーーーー!!」(TT)

アスカは、船を揺らし飛び込もうとしましたが、レイとトウジに押さえつけられ止まりました。

 

これを見たケンスケは、ニヤリと笑うと河に飛び込もうとしましたが、それを横から見ていたヒカリに押さえつけられました。

親友思う時のヒカリは、スピードはイダテン並、パワーはヘラクレスになります。

ヒカリは、怒りのオーラを身に纏うとケンスケに襟を締め上げ問いただしました。

「アンタもグルだったのね。白状しなさい。」

ケンスケは、ヒカリのパワーの前に屈しました。

「はい、そうです。

 私は、この河のシト『シャムシエル』様の下僕です。

 私は、シャムシエル様に言われて、渡し船の船頭として聖者を待ち伏せていました。」

ヒカリは、更に締め上げました。

「で、そのシトのアジトは何処にあるの。下僕のアンタなら知ってるはずでしょ。」

ケンスケは、意識が遠くなりながら白状しました。

「対岸上流の竜泉洞にあります。手下は全員魚なんで普段は河にいます。」

 

一行は、ケンスケを縛り上げ、河を渡り終わると、アスカが皆に頭を下げてお願いしました。

「皆、お願い。シンジを助けるのに手を貸して。」

一同を代表してヒカリが答えました。

「アスカ、わかったわ。私達仲間でしょ。頭を上げてよ。」

 

それから、アスカが中心で作戦を練りました。

「皆、これからシトのシャムシエルのアジトにシンジを救出に乗り込むわ。

 ヒカリ。アナタは、人だからこれから先は危険だわ。悪いけど、ここでケンスケが逃げ出さないか見張っていて。

 レイ。アナタは、先に竜泉洞へ行ってシンジが無事か偵察してきて。

 トウジ。アナタは、アタシのバックアップよ。人界で鍛えた腕をみせてね。」

 

『ここで、私が抜け駆けして1人でイカリくんを助ければ、イカリくんが感動して・・・・・

「レイ!君は僕の命の恩人だよ。この恩は一生掛かっても返すよ。」

なんて事になるわね。むふふふふ。』

と、レイは1人で抜け駆けを目論みました。

 

****************************************

 

さて、レイは、得意の「隠身の術」で竜泉洞で忍び込もうとしましたが、河以外の匂いするレイに女王シャムシエルに簡単に見つかりました。

「くんくん、お前は私の手下の雑魚ではないな。

 (ヒユン)(ピシッ)

 掴まえたぞ、正体を白状しろ。さもないとペキンダックにするぞ。」

あまりの早業にレイは、何もできずに捕まりました。

いつもなら得意の自爆技で脱出するのですが、洞窟にシンジが捕らえれているため使えません。

『レイちゃん、ピ〜ンチ。』

と心の中で言ったかは、定かでありません。

 

女王シャムシエルは、掴まえたレイを鞭で2,3回叩きました。

「ほれほれ、白状せんか。」

レイは、あまりの痛さに泣いてしまい、洗いざらい白状しました。

え〜〜〜ん。レイちゃん、いたぁ〜〜い。

 レイちゃん、痛いの嫌いだから話します。・・・・・・」(TT)

 

レイは、散々シャムシエルに拷問された後に

「よぉ〜〜し、白状した褒美に今直ぐは殺さないよ。お前は、聖者を料理する鍋のダシにしてやる。」

と、シンジよ横に簀巻きにして吊るされてしまいました。

「イカリくんごめんね。レイも捕まったの。」(TT)

「大丈夫だよ、レイ。

 きっとアスカが助けてくれるよ。

 ....間に合えばいいね。(^^;;

 

****************************************

 

アスカとトウジが竜泉洞の前に着くと待っているはずのレイが見当たりません。

アスカは、レイの性格から抜け駆けして捕まった事を予測しました。

「また、レイの独断専行ね。まあ仕方がないか。

 トウジ、アタシが今からケンスケに化けて潜入するから、手下が入ってきたら入り口でおお暴れしなさい。」

「任せて下さい、姉御。」

トウジは、アスカの陽動作戦の為、ウォーミングアップを開始しました。

アスカは、「ムン!」と唱えると「変化の術」でケンスケに化けました。それを見ていたトウジは驚いて、

「姉御、お見事!

 これならシトでも神様でもわかりませんよ。」

と褒め称えました。

ケンスケ(アスカ)も照れて頭をかきました。

「煽てるなよ、トウジ。」

 

早速、ケンスケ(アスカ)は、トウジに追い回された振りをして洞窟に進入しました...

「シャムシエル様! 大変です。

 聖者の仲間のトウジの野郎がここを嗅ぎ付けて外で暴れまわっています。」

ケンスケ(アスカ)が駆け込んできても、やっぱり匂いで女王シャムシエルに簡単に見破られました。

「お前は、私の下僕のケンスケじゃないね。

 (ヒユン)(スカ!!)

 チィ! 躱されたか。

 いくらうまく化けても私には、お見通しだよ。

 お前の体の匂いは、ケンスケのじゃないね。赤毛のメスザル聖者の匂いだよ。

 とっとと、正体を見せな ア・ス・カ

 レイからお前の事は、聞いているよ。」

 

正体がばれたアスカは、「ムン!」と唱えて「変化の術」を解き、戦闘態勢になりました。

《アスカの戦闘態勢とは、得物のスマッシュ・ホーク(通称 アスカのマサカリ)を構えることです。》

 

女王シャムシエルは、その構えからアスカが只者ではないと見ると

「忠実なる下僕よ、出ておいで。」

と、洞窟の外の河より雑魚どもを呼び寄せましたが、洞窟の入り口で待ち構えていたトウジに行く手を阻まれて洞窟に入れません。

「おらおらおらーーーーッ、ワシは、神界の暴れ坊トウジ様や!!雑魚ども掛かってこんかい。」

 

アスカは、余裕の笑みで言いました。

「あ〜〜ら、忠実なる下僕って誰の事かしら。

 や〜ね〜、落ち目の女王様って。その忠実な下僕に裏切られたのかしら。

 やっぱり、忠実な下僕は、質よ質。アタシの下僕は、決して裏切らないわ。凸(^0^)

(その時、奥のシンジは、くしゃみをしました。(^^;;

女王シャムシエルは、アスカの心理口撃で立ち直れないダメージを受けて跪きました。

 

アスカは、『ちゃぁ〜〜〜〜んす』と一気に奥の手を出しました。髪の毛を6本抜くと「フッ」と息を吹きかけて6人のアスカガールズ(分身)を呼び出し、それぞれ「ソニック・グレイブ」「スマッシュ・ホーク」「プログナイフ」を渡し、女王シャムシエルを包囲させました。

「皆、足止めしてね。」

「「「「「「アスカ、まかせて。」」」」」」

 

アスカガールズは、一斉に得物で女王シャムシエルを攻撃し始めました。

その隙にアスカは、吊るされているシンジとレイを救出に成功しました。

アスカは、シンジが無事なのを確認するとシンジに泣き付きました。

「ごめんね、ごめんね、シンジ。

 偉そうにシトからシンジを守るなんて言っておきながら、あんなに簡単にシンジを攫われるなんて....」(;;)

シンジは、アスカの背中を摩りながら囁きました。

「アスカ、そんな事ないよ。

 アスカは、僕の為に命懸けで助けに来てくれたんだろ。

 アスカが居なければ、僕は今頃レイの出汁のスープで煮込まれていたよ。」(^^)

アスカは、シンジが危機一髪間に合って、一層泣き出しました。

「シンジィーーーッ、シンジィーーーッ、シンジィーーーッ。」(;;)

             :

             :

 

「お2人さん、そろそろラブシーンは終わりだよ。」

アスカとシンジのLASシーンを邪魔する不届き者がいました。

その不届き者とは、足止めに頑張っていたアスカガールズを倒した女王シャムシエルと入り口でトウジを倒した雑魚どもでした。

 

****************************************

 

アスカが救出に向かった後、アスカガールズの一斉攻撃を女王シャムシエルは、『心の壁』で弾き返しました。

『落ち目の女王様、落ち目の女王様、落ち目の女王様、・・・・・・』

アスカガールズの力は、アスカ並みでしたが、神通力が使えません。そのため、膝を抱えて体育会座りしている女王シャムシエルの『心の壁』を破ることはできませんでした。もちろん、女王シャムシエルもアスカから受けた精神的ダメージから立ち直れず防戦一方になっていました。

そこに入り口で孤軍奮闘していたトウジを人海戦術で捕まえた雑魚どもが乱入してきました。

「「「女王様、遅れてすみません。助太刀に参上しました。」」」

突然の雑魚どもの乱入にアスカガールズは陣形を解き、個々に迎撃を始めました。

たかが雑魚どもの100匹や200匹ならアスカガールズの敵ではありませんでしたが、乱入してきた雑魚どもを見た女王シャムシエルは、

 

『私は、落ち目の女王じゃないわ。こんなに忠実な下僕がいるもの。やっぱり下僕は質より数よ!!

 

と、アスカから受けた精神的ダメージを弾き返し復活しました。

 

「待たせたわね、アスカガールズ。」

と言うと雑魚どもに注意が逸れていたアスカガールズを全員背後から鞭で打ち倒しました。

 

「さあ、雑魚ども後は、にっくき赤毛ザルだけよ。包囲しなさい。」

 

****************************************

 

女王シャムシエルは、余裕で先ほど打ち倒した「アスカガールズの元」の髪の毛をアスカに返しました。

「アスカ、なかなか楽しかったよ。髪の毛は返すよ。」

アスカが受け取った髪の毛をチェックすると、

「あーーーっ、アタシの髪の毛のキューテクルが傷ついてる。

アスカは、先ほどの嬉し涙とは異なる血の涙を流して怒りの災を身に纏いました。

シ・ャ・ム・シ・エ・ル乙女の髪の毛は、命より大事なのよぉーーー。

アスカは、女王シャムシエルの鞭よりも速く神速で鉄拳の一撃で倒しました。

 

「...侮り難し乙女の髪」(××)

アスカの怒りの一撃を受けた女王シャムシエルは、爆発する間もなく絶命しました。

 

アスカは、絶命した女王シャムシエルの骸を見て、

「乙女の怒りを思い知ったか。」凸(−−)

と吐き捨てました。

 

女王シャムシエルが倒されたのを見た雑魚どもは、一目散に洞窟から逃げ出しましたが、それを見たアスカは、レイを見て「ニヤリ」と笑いました。

「レイ、抜け駆けした罰よ。」

次の瞬間、レイは雑魚どもの真ん中に投げ込まれ、

  ちゅどーーーーーん!!

アスカにより強制自爆させられました。

 

こうして、女王シャムシエルと雑魚どもは、アスカの活躍レイの献身的犠牲により葬り去られました。

 

アスカとシンジは、雑魚どもに袋叩きにされたトウジを担いでヒカリの待つ河辺に戻ってきました。

帰りを待ちわびたヒカリは、ボロボロのトウジを見ると

「アンターーーっ、大丈夫なの。」(;;)

トウジも敵を倒した満足感から

「ヒカリ、大丈夫や、ワシも頑張ったで。」(^^)

と、言って倒れました。それから1週間ヒカリは、トウジを寝ずに看病しました。

 

アスカとシンジの1週間は....

 

「シンジ、ごめんなさい。」(・;)

「いいんだよ、アスカ。」(^^)

「でも、シンジがこんなに傷ついたのアタシのせいだわ。」

「じゃあ、アスカ。お願いがあるんだけど。」

「なぁ〜〜に、シンジ。」

「今だけでもアスカに甘えさせてよ。」

「...今だけ?」

「今だけ」

「それじゃ、駄目。」

「...じゃあ、ずっと。」(^^)

「うん。」(^^)

  :

  :

アスカもシンジも『下僕の26箇条』を忘れる一時でした。

 

忘れていましたが、ケンスケはトウジが動けない1週間、ヒカリのストレスの捌け口として折檻を受け続けました。

「トウジとイカリくんの敵〜〜〜〜!!」

「ヒカリ様、ご勘弁を」

    :

    :

 

【続劇】

 




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ver.-1.00 1998+06/08 公開
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後書きのようなもの

 

何とか、6劇を投稿することができました。

この頃、某HPに別のLASを投稿していまして遅れてしまいました。m(_)m

やっと、ケンスケを登場させることができました。(^^;;

今回もへぼレイ化現象が悪化してきました。

やっぱり、ケンスケとレイは、LASでは日当たりが悪いのかなぁ。

 

やっと2匹目のシトを登場させることができました。

紳士の次は女王でした。

「ラミエル」の性格は....(う〜〜ん)

昔話にレーザーは反則だし....

 





 NASAさんの『西方漫遊記演舞』第6劇、公開です。




 ケンスケが再登場だっ


 あの、目立たない
 脇役中の脇役の彼が・・・

 EVA小説の世界では特に脇度が高い彼が・・

 ギャグモノの中では更にの彼が・・



 よかったよかったやね(^^)



 出たら出たらでこの扱いなのは、

   ・
   ・
   ・

 「仕方ない」ですまそうか(^^;




 さあ、訪問者の皆さん。
 ラミエルの作りに困るNASAさんに感想メールを送りましょう!




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