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<作者よりの注意>
これはあくまで『スーパー鉄人大戦F』での設定です。
原作とも、スーパーロボット大戦Fとも食い違う設定があります。
ご了承下さい。




<地球連邦系組織>
地球連邦                        
 人類初の地球圏統一政府。
 元々、緩やかに統一しつつあったが第一次地球圏大戦の勃発により、統一が加速。大戦半ばには暫定的に成立して、戦後正式に発足した。
 各選挙区代表議員による議会制である。比較的緩やかな国家連合体で旧政府も一地方政府組織として存続している。
 軍事面では、地球連邦軍が組織されたが、その実働兵力の大半は各旧政府兵力供出によって構成されている。(一部例外有り)
 


ロンド・ベル                        
 地球連邦外郭軍事組織。
 今の地球でいえば、米国海兵隊が一番近い(米国海兵隊はそれそのものが組織的・予算的に独立して、議会が命令権を持っている。他の三軍〔陸・海・空〕は国防省が保持)。
 とは云え、予算的に半独立(民間より、有志よりの出資及び【ロンド・ベル】保険による収入等がある)しているため、裁量や権限は遙かに実働部隊側に任せられている。
 指揮官は、発足当初から現在に至るまで、ブライト・ノア大佐(第三次地球圏大戦勃発時)が務めている。
 


ティターンズ                        
 第二次地球圏大戦後、急速に拡大した連邦軍独立部隊。
 その部隊の一切はジャミトフ・ハイマン連邦軍中将に一任されており、秘密のベールに包まれている部分が多い。
 最近、その組織内部で地球優先主義が蔓延り始めていたと云われる。
 


戦略自衛隊(SSDF)                        
 元はPKF派遣目的で組織された防衛庁隷下の国際派遣旅団を原型とする組織。
 それが第一次地球圏大戦時に大幅拡張・権限強化され、現在の体制となる。非常設組織であった筈だが紆余曲折の末、常設組織となった。
 基本的に三自衛隊より供出された人員装備を基幹とする。
 



<DC系組織>
DC                        
 正式名称:ディバイン・クルセイダーズ
 鬼才ビアン・ゾルダーク博士が組織した秘密結社。
 0から組織されたわけではなく、当時存在した各勢力を纏め上げることで成立した。
 組織された時期は不明。だが、設立理由のみが(真偽の程は兎も角)伝えられている。

 −外宇宙より来る脅威への対抗。

 これは、特にスペースコロニーへ棲み宇宙の深淵と常に対峙して、本能的に何かを感じていたスペースノイドの間で、高い支持を受け(これが後に連邦に地球優先主義が蔓延った遠因となった)、大戦勃発前には組織は既に秘密結社とは呼べない巨大なモノとなっていた。

 愛すべき世界を護るため、博士は敢えて地球圏の統一を武力制圧によって為し得ようとしたが、【ロンド・ベル】(旧第十三独立部隊)の活躍によって博士は戦死(それすらも彼のシナリオの範囲であったらしい)。DCも崩壊した。

 だが、数年後ザビ一党によって再び組織され、第二次地球圏大戦が勃発する。
 既に博士の理想は形骸化しており、大戦末期には異星人勢力との連合すら行われようとした。
 結果的に第二次地球圏大戦は相次ぐザビ家主要人物の戦死によって終結したが、その戦力はまだまだ残されており、未だに激しいテロ・ゲリラ活動が絶えない。
 これがティターンズ拡大の大きな原因となった。

 現在、活動している主なセクションは以下の通り

―ノイエDC(ザビ家残党)
 ハマーン・カーンを首領とする親ザビ派のDC残党。
 DC残党の中で一番戦力が大きい。

―Dr.ヘル軍団
 大気圏内を活動範囲とするDr.ヘル率いる軍団。
 こちらは元々彼が興したモノで全大戦を通じて独自性が強く、全く敗戦の影響の見られない不思議な軍団。
 活動が活発であるため、DC残党の中で一番名を知られているセクション。

―デラーズ艦隊
 地球圏を活動範囲とする、エギーユ・デラーズ率いる艦隊。
 前大戦では連邦より奪取した核搭載MSを使用して、ソロモン空域付近に展開していた異星人勢力主力を殲滅した。最もDCの理想を受け継いでいる集団といえる。
 とは云え、現在は暗礁空域拠点に逼塞して、殆ど活動は観測されていない。

―シーマ艦隊
 元はDC軌道海兵隊の一部隊。シーマ・ガラハウ元DC少佐が率いている。
 前大戦の終結後、独立して活動している。

―地球降下兵団残党(ランバ・ラル他)
 第一次・第二次地球圏大戦でDCが大気圏内に降下させた軍団が前大戦終結時の混乱によって、大気圏内に留まり反政府勢力化したもの。
 とはいえ、部隊間の指揮系統を喪っている為、個々が部隊単位で隠蔽拠点に逼塞しているパターンが多い。

<各降下兵団・降下地域>
第一次 東欧
第二次 北米
第三次 極東
第四次 オーストラリア

第五次 東欧
第六次 北米
 


クロスボーン・ヴァンガード                 
 元々はDCの一セクションであったラストバタリオンを母体とする武装集団。暗礁空域に存在する島一号(ドーナッツタイプ)型コロニー複数を拠点とし、バックのブッホコンツェルンが活動を支援している。
 元は、と云えばMAを主軸とする非常に攻撃的ではあるが厚みのない陣容であった。しかし、現在はブッホが設計製造した五〇ft級MSを大量に加えて、単独作戦が可能なほど作戦能力を大幅に高めている。
 当面の活動目的は、サイド4の確保であるらしい。
 なお、首領のカロッゾ・ロナに関しては謎が多く、その存在は疑問視されている。
 中でも興味深い事実に、第二次地球圏大戦末期の【ロンド・ベル】との交戦で彼の名を名乗った者の戦死が確認されている。
 



<異星人系組織>
ゲスト・地球文化矯正プログラム先遣隊           
 今回の第三次地球圏大戦勃発の真の仕掛け人。
 そもそもは三年前の地球連邦政府との南極会談において起こった事件から、地球人類の文化的矯正の必要性を認めて、組織された。
 総指揮官は南極会談にて使節長であったテイニクェット・ゼゼーナン執行官。
 隷下にPEGCCT(地球文化矯正プログラム執行団)及び、星間傭兵団を収めおり、ポセイダル王朝軍と共同で作戦にあたっている。
 第二次地球圏大戦で介入してきた【インスペクター】とは同根の勢力。
 


ポセイダル王朝
                       
 今回の第三次地球圏大戦勃発の直接原因となった当事者。
 第二次聖戦争でペンタゴナ星団を征した、オルドナ・ポセイダルを王とする専制国家群。
 首都は惑星ガストガル海上に浮かべられたメガフロートポリス『スヴェート』。
 長年の資源採掘等により資源が枯渇している上、ポセイダル王朝政府の圧政により、国民生活は非常に荒廃している。
 今回の戦争もこの辺りで【ゲスト】と取引した結果、参加した。
 


<異世界系組織>
アの国軍勢ドレイク軍                        
 ドレイク・ルフト率いる超大型浮揚艦【ウィル・ウィプス】を基幹とする軍団。
 現在はバイストンウェルの地をオーラマシン諸共放逐され、連邦軍・【ティターンズ】の指示に従っている。
 オーラバトラーを一番始めに実用・戦力化を行った関係から、オーラマシンを使用した作戦能力はバイストンウェル随一である。
 


クの国軍勢ビショット軍                        
 ビショット・ハッタ率いる超大型浮揚艦【ゲア・ガリング】を基幹とする軍団。
 現在はバイストンウェルの地をオーラマシン諸共放逐され、紆余曲折の末(本編参照)【ゲスト】の隷下に組み入れられている。
 ドレイクがアの国を手中にすべく軍を挙げた際、スポンサーとなった見返りとして、オーラマシン関連技術も早くから得ており、それなりに高い作戦能力を持っていた筈であったが、地上放逐直後のナの国軍勢との戦闘により実戦部隊基幹人員をかなり喪って能力を大幅に減じている。
 


ラゥの国軍勢                        
 エレ・ハンム率いる超大型浮揚艦【ゴラオン】を基幹とする軍団。
 現在はバイストンウェルの地をオーラマシン諸共放逐され、【カラバ】に協力する形で軍を維持している。
 


ナの国軍勢シーラ軍                        
 シーラ・ラパーナ率いる超大型浮揚艦【グラン・ガラン】を基幹とする軍団。
 現在はバイストンウェルの地をオーラマシン諸共放逐され、紆余曲折の末(本編参照)【ロンド・ベル】に協力する形で軍を維持している。
 地上放逐直後のクの国軍勢との衝突で、かなりの損害を出している。幸い人的損失は多くなかったが、補給物資の問題(かれらの軍勢は祖国防衛軍であったため、手持ちの補給物資はさして多くない)で戦力を大幅に減じさせている。
 


<地名>
バイストンウェル                        
 俗に言う死後の世界。魂の安息地。
 地と海と空、そして天の海に挟まれた不思議な世界で、その技術レベルは地球の中世程度であった。
 フェラリオと人と強獣と呼ばれる巨大なケモノがひしめく世界で、野蛮とも言えるほど実に生命力に溢れた営みを行ってる。
 また、フェラリオと人には戒律が心に刻まれており、これを破ることは強いタブーとなっている。
 また、これを破りバイストンウェルを混沌へと堕とそうとするガロウ・ランと呼ばれる蛮族が跋扈している。
 


ラ・ギアス                        
 地球の地下にあるという地底世界。
 但し、三次元的に繋がっているわけではなく、多次元的に見てそうなっているらしい。
 その歴史は地上より遙かに古く、五万年前には既に文明が栄えていた。
 太陽は常に中点に存在し、地平線や水平線は無い。無論昼夜は存在し、決まった周期で太陽は姿を消し夜となる。この周期は地球上のチベット地方と一致する。
 現在は50程度国が存在しており、政治形態は多様である。
 その中でも魔装機神と呼ばれる機動兵器の開発に成功したラングラン王国がオピニオンリーダーとなっている。
 


<事件>
第一次地球圏大戦                        
 5年前に終結した、ビアン博士が地球圏制圧をすべく起こした戦い。
 当初地球圏完全制圧直前まで為されたが、なし崩し的に戦力を統合して反攻に転じた連邦軍への対応で出来た間隙をぬって、【ロンド・ベル】がDC本拠地へ乗り込み、ビアン博士を討ち取ることで終結した。
 


第二次地球圏大戦                        
 二年前に終結した、ビアン博士の理想実現を標榜してザビ一党がDCを再興して、起こした戦い。
 終期には本来の敵である【インスペクター】と呼ばれる異星人勢力とすら、合従しようとするほど、DCの(というよりビアン博士の)理想は形骸化していたが、その理想の高さ故、多くの人がその戦いに身を投じた。
 【ロンド・ベル】によって繰り広げられた戦いによって、ザビ一党主要人物戦死とインスペクターの排斥によって、戦いは終結した。
 


第三次地球圏大戦                        
 本作品の舞台。
 表面的にはペンタゴナ・ポセイダル政府の地球大使暗殺が発端となった三度目の地球圏規模の戦争。
 だが、実際には多種多様な陰謀と勢力のせめぎ合いが生み出した悲劇である。
 それは追々物語の中で語られる...
 


<機動兵器一般>
MS(モビルスーツ)                        
 地球圏で最も一般的に使用されている人型機動兵器(人型でないものはMA【モビルアーマ】と呼ばれる)
 小型核融合炉を主動力とし、通常14m〜25m程度の大きさである。(例外的に30m級、40m級の機体が存在する)
 一般的に18〜22m前後の機体が主力となっているが、小型高出力ジェネレータの開発成功によって一応の戦力となり得た14〜16m級の機体(纏めて50フィート級MSと呼ばれることもある)が補助戦力として徐々に配備されるようになっている。
 


HM(ヘビーメタル)                        
 ペンタゴナワールドで使用される人型機動兵器の総称。
 A級とB級に区別されて、B級はA級の代用部品・代替技術で構成されており、一般的に云って(当然例外も存在する)性能差が激しい。
 イレイザードライブ(光パワープラントシステム)を主動力としている環境に優しい兵器。(元々、HMは敵領土を無闇な破壊や汚染をせずにキレイに手に入れるために発達した兵器である。)
 外装はキチン質系材質を主材料として、表面処理に特殊コーティングが施されており、そこで吸収増幅されたエネルギーを使用して動く。その為、光学兵器は効果が薄く、特にA級では全くと言って良いほど効果が無い。
 また、動力部が臀部(グライア)又は両踵(その他大部分の機体)に置かれることが多い為、主なパイロット死亡要因の一つであるジェネレータ爆発にパイロットが巻き込まれ難く、明らかにモビルスーツより被撃破時のパイロット生存率が優れている。

 A級は、16〜25m程度で区々であるが、B級は15m〜18m程度と比較的小型の機体が多い。
 


AB(オーラバトラー)                        
 バイストン・ウェルで使用されている人型機動兵器の総称
 バイストン・ウェルに存在する強獣(大型怪獣)の器官・筋肉・外殻を利用して構成されており、主動力はオーラコンバータと呼ばれる装置で操縦者の精神力をエネルギーに変換して使用している。
 機体サイズは6m〜10m程度。
 特記事項として、地上ではオーラバリアーと呼ばれる障壁が機体周囲に展開されており、ビーム等の光学兵器が殆ど無効化される。

 伍話Dパートで、ミサトが喰わされたのはオーラバトラーの一機種【ドラムロ】に使用された大腿部駆動部分の強獣筋組織である。
 




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