TOP 】 / 【 めぞん 】 / [TIME]の部屋に戻る/ NEXT





「ねぇ、そのペンションってどれくらい時間がかかるの?」

マナが電車の窓の景色から視線を車内に移して尋ねる。
向かい側の席に座って文庫に視線を落としていたヒカリが顔を上げてマナを見る。

「だいたい、電車で1時間。バスで1時間半ぐらいよ。」

小さくあくびをして、腕を組んで伸ばすマナ。

「ふーん。結構遠いのね。」

「でも、それぐらい離れないと、いい所がなくて。」

窓の外の風景も街中のビル街から、木々に覆われた山々に変わっていた。
と、ヒカリの隣に座っていたアスカの頭ががくりと落ちる。

「アスカ、眠いの?」

ヒウリがアスカの顔を覗きこむように尋ねる。

「う、うん。ちょっとね。」

アスカは苦笑いをして、こちらも腕を伸ばして大きく背伸びをする。
通路を挟んだ向こうのボックスではトウジとケンスケが
携帯ゲームの対戦で盛り上がっている。
シンジでは頬杖して、ぼんやりと流れていく景色を見つめている。
そんなシンジの様子を見てマナは立ちあがると、シンジの隣に座る。
隣の席に誰かが座ったことを感じて、シンジは隣に座ったマナを見る、
そして軽く首を傾げて見せる。

「今日泊まるところって、どういうところか知ってる?」

こっくりとうなずいて見せるシンジ。

「うん。トウジから聞いてるよ。実はトウジの親父さんの知り合いの人が
経営してるペンションなんだって。」

「そうや、おかげで宿泊費半額にしてもろうたんや。」

会話に割り込んできたが、トウジは携帯ゲームから視線をはずさない。

「へぇ…トウジの知り合いにそんな人がいるとはねぇ…」

シンジとマナの会話を聞いていたアスカが感心したように呟く。
ヒカリもにこにこ微笑みながらうなずく。

「とりあえず、一人一部屋取ってあるから。」

これまたケンスケも携帯ゲームから視線を放さない。
その様子を見て、マナは不思議そうに二人が熱中しているゲームの画面を覗きこむ。
と、いきなり大声を上げるケンスケ。

「げぇ〜。そりゃねぇだろ〜。」

「わははは。わいの勝ちやな。」

「くっそ〜。もう一度。」

マナは首をかしげて、元の席に戻る。
シンジはくすくす笑いながら、視線をまた窓の外に向ける。
青々と葉を茂らせている木々に覆われている山々が遠くに、近くに見える。
向こうのボックスでは、アスカとマナが海外の話で盛り上がっているようだ。
小さく息をつくと、先ほどまで考えていたことに意識を戻す。
アスカが日本にいるのはあと5日しかない。
このキャンプで3日過ごしたら、すぐ帰ってしまう。
僕は…
アスカに答えないといけない。
アスカは僕のこと好きだって言ってくれた。
好き。
その意味はわかっているつもりだ。

僕は…
アスカを…


電車は鉄橋にさしかかった。
視線を下に向けると、澄んだ水が流れている渓流が見えた。
ところどころにきれいなブルーの部分が見える。
かなり深いんだろうな。
ふとシンジはそんな事を考えた。


シンジは視線を車内に移す。
あいかわらず、トウジとケンスケはゲームに熱中している。
ボックスの向こう側では相変わらず、話が盛り上がっているようだ。
ちょうど、アスカ達の窓の向こう側が明るいため、
三人の女の子の表情が見えづらい。
アスカは大きな身振りを交えながら、ドイツでの武勇伝を語っているらしい。
くすりと笑ってシンジは何げなくアスカを見つめる。
そんなアスカの様子を見て、シンジの胸が締め付けられる。

やっぱり…

僕は…
好きなんだよな…
アスカのこと…


でも…
それは、もう…


ふと、アスカがシンジの視線に気付いたのか、視線をシンジに向ける。
シンジは笑みを浮かべたままアスカを見つめる。
一瞬見詰め合う二人、しかし、その一瞬後シンジは視線をはずして、
また窓の外に視線を向けた。
 
 
 
 
 
 
 
 

Time Capsule
TIME/99
 
 

第22話
波紋
 
 
 
 
 
 

「ふあ〜。やっと着いた〜。」

バスから降りて大きく背伸びしたのはマナだった。
シンジのバスから降りて周りの景色を眺める。
先ほどから白樺の木の並木道を通ってきていたが、
しばらくはその並木道が続いているようだった。
そして、その道沿いに何軒かのペンションが立っている。

「で、あたし達が泊まるペンションって何処?」

アスカもきょろきょろ周りを見まわす。
トウジは地図を広げて場所を確認する。

「この道を歩いて5分ってところやな。」

「へ?じゃあ、まだこの道沿いなの?」

「あぁ、次のバス亭からだと結構遠いし。」

ケンスケもトウジの地図を覗きこまながら答える。

「じゃあ、行きますか。」

そのシンジの言葉に全員が荷物を持って歩き出す。
アスカがシンジの隣にやってきて、道路脇に立っている白樺の木を見上げる。

「大きいね。」

「そうだね。白樺ってこんなに大きいのかな?そんなイメージ無かったんだけど。」

「そうね。アタシも知らなかった。」

一歩遅れてマナが二人についてくる。
シンジとアスカの会話をなにげなく聞いているが、少し表情が曇っている。

アスカさん…て
自然だよね。
今も…
すっと、シンジの隣に並んで…
まるで…
そこにいるのが当たり前のように…


私…
今、すごく嫌なこと考えてる…

どうしよう…
私…


怖い…
このままだと私…

ふいに3人の背後からケンスケがのんびりした声で言った。

「しかしなんだな。思っていたよりも涼しいよな。」

「そうね、やっぱり避暑地って言うだけあって涼しいわね。」

マナは首を振って苦笑する。
せっかくの旅行なんだから、楽しまなきゃ。
ふと、右手を見たアスカが指を指す。
その方向は少しだけ開けていて、なだらかな丘が見えた。

「ほら、あそこあそこ。」

その声に全員がアスカの指をさすほうを見る。

「あれって馬だよね。」

「へぇ、いるんだね。」

よくよく見ていると、柵が見える。
ちょっとした牧場になっているようだ。」

「じゃあ、乗馬とかもできるかな?」

「どうだろ?まぁできてもおかしくないよね。」

「へぇ…」

そして、小さな橋を越える。
小さな小川が左手から右手の方に横切っていく。
まったく、人の手が入っていない小川だった。
その小川はそのまま道の右手にそって蛇行しながら流れていく。

「なんでも、夜になるとこの一帯たくさんの蛍が出るみたいだな。」

「蛍?」

マナが驚いたように声を上げる。

「マナって蛍見たこと無いの?」

こくこくうなずくマナ。

「うん。シンジは?」

「僕は昔見たことがあるね。」

「いいなぁ。」

「せっかくだし、今日の夜みんなで見に行こうぜ。」

ケンスケの提案に全員がうなずく。
そして、右手にクリーム色の壁のペンションが現れる。
先ほどの小川を渡る小橋がかけられている。

「多分、ここのはずやけど。」

トウジが地図を見てうなずく。

「そうやな。ここや。」

そのペンションを見上げて、アスカが感想を漏らす。

「へぇ、トウジの知り合いにしては趣味が良いじゃない。」

「なんやと〜。」

「誉めてやってるんじゃない。」

顔をつき合わせた二人にペンションの入り口から声がかかる。

「やぁ、トウジくんじゃないか。いらっしゃい。」

男性が一人現れ、トウジの小橋を渡ってくる。
その声にトウジがかしこまって答える。

「どうも、お邪魔になります。」

「トウジくん。そんなにかしこまらなくても良いわよ。」

くすくす笑いながらさらに一人の女性が出てくる。
その女性はショートカットで花柄のワンピースにエプロン姿だった。
トウジはその女性を見て、またかしこまって答える。

「マヤさんも、お久しぶりです。」

「そうね。もう2年になるかしら、アナタのお父様に結婚の挨拶した時以来ね。」

そして、男性はシンジ達の方を向いて挨拶する。

「ようこそいらっしゃい。私のこのペンションのオーナーの青葉シゲルです。
みなさんゆっくりしていってください。」

そして、女性も青葉の隣にならんで微笑む。

「私は妻のマヤです。よろしくね。」

その笑みにトウジの表情が崩れる。
それを見てヒカリの表情は逆に厳しくなる。

「何、にやけてるの?す〜ず〜は〜ら〜。」

「い、いや、ワシはやな〜。」

慌ててを後ずさるトウジを見て、青葉が笑いをもらす。

「さて、みんなが泊まる部屋に案内するよ。」

そう言うと、全員をペンションの中に招き入れた。
 
 
 
 

「へぇ、良い部屋だな。」

ペンションはL字型の建物で、それぞれのサイドで男性、女性の部屋のわかれていた。
2階の一番端の部屋に割り当てられたシンジは部屋に入るなり、そうつぶやいた。
そして、かばんをベッドの足元において、出窓の方に歩いていく。
窓は開けられており、レースのカーテンがゆらゆらと揺れていた。
ちょうど、窓のヘリに座れるようになっていて、外の風景が良く見える。
窓から外の景色を眺めていたシンジは部屋の中に視線を移す。
部屋の中もシンプルな白の壁紙が張られていて、
置かれている家具もシンプルな木目調のものだったが、
部屋全体の印象をすっきりとしているように感じさせている。
ベッドに座って息をつくシンジ。
時計は午後3時を指していた。

「今日は結局移動だけだったな。」

ふうと息をつくシンジ。
と、ドアがノックされる。

「はい、開いてるよ。」

その答えにしたがって、ドアが開く。
ドアの向こう側にはマナが立っていた。
白のワンピースが部屋のイメージと合ってるな。
なんとなくそんな考えが思い浮かぶ。

「ねぇ、ちょっと散歩しない?」

マナは部屋に入ってきて、ベッドに座っているシンジの前に来る。

「散歩?」

「うん。遊歩道があって、蛍がいっぱい出るところがあるんだって、
散歩がてら、下見に行かない?」

シンジは立ちあがってうなずく。

「いいよ。行こうか?」

「うん。」

マナは嬉しそうににっこり微笑んだ。
この微笑み方全然かわってないな。
花がさくというか、見ているこっちも嬉しくなるような笑み。
マナは代わってないよ。
でも僕はどうなんだろ?
シンジはマナと一緒に部屋を出るときそんなことを考えていた。
 
 
 
 

シンジとマナはゆっくりと遊歩道を歩いていた。
そこはちょっとした湿原になっているようだった。
渡された木の歩道を歩きながら、二人は咲き乱れている花を楽しんでいた。

「このあたりかな?蛍が出るのって。」

シンジは首を傾げる。
遊歩道は先に続いているが、湿原はその先で終わっているようだ。
マナは遊歩道の先を見て首を傾げる。

「どうだろ?よくわからない。」

シンジは時計に目をやって、先を指差す。

「まぁ、まだ時間があるから、先に進んでみようよ。」

「そうね。」

そして歩き出すシンジの腕にしがみつくマナ。
シンジは驚いたようにマナを見る。

「腕組んで良いでしょ?誰も見てないし。」

「い、いや、それは…」

とたんにマナの瞳が曇る。

「腕組まれるの、嫌?」

「嫌じゃないけど…」

「じゃあ、このままで良いでしょ。」

じっと瞳を見つめてくるマナにシンジは息をついて頷く。

「わかった…」

「ありがと…」

二人はそのまま林の中に入っていく。
いつのまにか歩いている左手に小さな小川が現れる。

「あれ?いつの間に?」

「さっきの湿原に流れ込んでいるのかな?」

さらに歩く二人。
マナはゆっくりとシンジと歩調を合わせながら、小さく息をつく。
シンジと二人。
嬉しいな。
どうしてこんなに嬉しいって、そして、楽しいって感じるのかな?
そして、すごく安心してる。
このままずっとシンジと一緒にいたい。
時が止まってしまえばって思う。
今この瞬間をずっと感じていられれば。

でも…

シンジは…
どうなのかな?

シンジは、アタシよりもあの人のこと…
好きなのかな?
うつむいて、また小さく息をつく。


アタシ…
すごく嫌な子だよね。
だって…
こうして二人で…
アスカさん誘わなくて、シンジだけ誘って…


顔を上げてシンジの横顔を見つめる。
ねぇ…
シンジはどう思ってるの?
アスカさんはシンジのこと好きなんだよ。
わかってるの?
それとも知らないの?

「あれ?急に開けたね。」

シンジのその言葉にマナは視線を前に向ける。
目の前にはちょっとした空間が広がっていた。
三方を斜面に囲まれていて、
背の低い草がびっしりと生えている。
先程見た湿原とは違うが、水っぽい場所ではある。
シンジがしゃがんで、手を入れてみる。

「冷たい。やっぱり、この草全部、水草なんだ。」

「そうなの?」

「うん。たぶん、ほらあそこ。」

シンジが指差す方に目を凝らすマナ。
その方の斜面は水が流れているようで、きらきらと輝いている。

「そこから水が流れ込んでいるんだ。
で、さっき見つけた川になって湿原に流れ込んでいるんだね。」

「何か凄いね。」

「そうだね。」

そのまま二人は黙って、その景色を見つめていた。
 
 
 

マナの部屋の前で別れて、シンジは自分の部屋に戻ってくる。
ベッドに大の字になって天井を見上げる。
窓から入ってきた風がカーテンを揺らす。
どこかからか小鳥の鳴き声が聞こえる。

何かすごく平和だよね。

どこかの部屋からだろうか?
にぎやかな話声が聞こえてくる。
シンジは頭だけを上げて、机の上に置かれている時計を見る。
まだ四時半か。
たしか夕食が六時からだから、まだ時間はあるな…
なにしようか…


そういや、アスカはどうしたのかな?
すぐにマナが来たから…


多分マナは気付いたんだろうな…
時折見せる表情が…


マナはやっぱり…
でも…


アスカ…


シンジは大きな息をつく。


自分自信のことなのに…
わからないなんて…
僕は…
ふいにとある女の子の声が脳裏に響く。

本当は決まってるのよ。
でも、自信が無いだけ。

本当かな?
僕は…

だから、アタシが言ってあげるよ。
それで大丈夫だよ、自信を持って。

僕は…


シンジは瞳を閉じて息をついた。
本当なのだろうか?
今僕が抱いているこの思いは正しいのだろうか?
本当にそれは僕の望みなのだろうか?
それを二人に伝えてもいいのだろうか?


 
 
 
 

ドアがノックされた。
しかし、部屋の中からは誰も返事をしない。
それもそのはず、その部屋の主はベッドで眠りこけていた。
もう一度ノックのされてから、ドアノブがゆっくり回る。
そして、ドアの向こうから顔を出したのは。

「あれ?寝てるの?」

ドアから少しだけ顔を出して中を覗いたアスカはベッドで
寝ているシンジを見てそろそろ部屋の中に入ってくる。
そして、ベッドの前に立ち眠っているシンジを見下ろす。

「もう。いきなりいなくなるし、そうかと思えば、今度は寝てるし。」

かがみこんでシンジの様子を見るアスカ。
そして、ベッド端に座る。
しかし、どすんと勢い良く座ったせいで、ベッドのスプリングがきしんだ。
その加減でシンジは何か呟いて寝返りを打ち、アスカの方を向く。
起きたかと思ってアスカはシンジの様子を見るが、
シンジは大きく息をつくと、また寝息を立て始める。

「この…幸せそうな顔しちゃって。」

アスカはシンジの鼻をくすぐる。
シンジは顔しかめ、右手で鼻を掻く。
くすくす笑ってその様子を見つめるアスカ。
そして、今度はシンジの髪を撫でていく。

「ねぇ…シンジ…わかってるの?
もうすぐアタシ帰らないといけないんだよ?」

しかし、シンジはそのアスカの問いに答えない。
考えないでいたが、もうすぐ帰らないと行けない。
自分の居場所はどこにあるのだろう?
シンジの傍?それとも…
シンジの寝顔を見てアスカの胸は痛む。

「今はこうしてすぐ傍にいるけど、
もう少ししたら、アタシ達の距離はものすごく遠くになるんだよ?」

涼しい風が部屋に入ってくる。
レースのカーテンが揺れ、そして元に戻る。
日本とドイツ。
いくら近くなったと言っても会うためにはたくさんの時間が必要だ。
会いたいからなんていう理由では会えなくなってしまう。

「アタシは…離れたくないな…シンジの傍にいたいな…」

じっとシンジを見つめるアスカ。
シンジは相変わらず安らかに寝息を立てている。
それを見てアスカは息をつく。

「もう…寝てる人に話しても仕方ないよね。起きるまで待ってよ。」

そう呟くと、シンジに寄り添うように横になる。

「起きたら絶対聞くんだから…」

アスカはふうと息をついた。
でも…
こんなことしてて、誰かに見られたら…
まぁ、いいか…




いつの間にか、アスカも寝息を立てて眠り始めていた。
 
 
 
 

ドアがまたもやノックされる。
しかし、今度も誰も返事しない。
部屋の中にいた二人は相変わらず熟睡していた。
そして、ドアノブがゆっくりと開く。
部屋の照明は灯っていなかった。
窓から沈んだ太陽の残光が指しこんでいる程度で部屋の中は薄暗い。

「シンジ?」

ドアのところから、マナは小さな声で呼びかける。
しかし、返事は無い。
マナはベッドに上に何かに目を凝らす。
目が慣れてくると、それは二つの人影だとわかった。
アスカとシンジが寄り添って眠っていた。
思わず息を呑むマナ。
その視線の先でアスカの右手がシンジの右手を握っていた。
マナは思わず、その場から駆け出していた。
そして、ペンションから飛び出して、庭に立っている白樺の木にやってくる。
はぁはぁ息をつきマナは座りこむ。
どうして?
アタシどうして逃げたりしたの?
別にそんなことする理由はないじゃない?
なのにどうして?


私、すごく怖かった。
見てはいけないものを見てしまった気がする。
アスカさんとシンジ。
やっぱりそうなのかな?
シンジはアスカさんのこと…
好きなのかな?


どうしよ。


胸が痛いよ。
どうしてこんなに痛いの?
どうしてこんなに苦しいの?
私…
どうすればいいの?
耐えられない。
壊れちゃうよ。


シンジ…
シンジは本当にアスカさんのこと好きなの?
アタシじゃなくてアスカさんを選んだの?

約束…は?
あの時交わした約束は?


私は信じていたのに…


マナはおもわず、どきりとして胸を押さえる。

そうなんだ…
私、そういう風に思っていたんだ。

小さな時に交わした約束なんて忘れていても仕方ない。
ずっとそう考えていたつもりだった。
大切なのは私がシンジを信じる事だって。


でもそれは間違いだったのね。

知らなかった。
私の心の中にこんな嵐があるなんて。
シンジを縛り付けるつもりは無かったはず。
なのに…
私は…



どうすればいい?
このままじゃ私…
座りこんでいるマナの頭上で、夏の星座が輝き始めた。
 
 
 


NEXT
ver.-1.00 1999_06/22公開
ご意見・ご感想は sugimori@muj.biglobe.ne.jp まで!!


あとがき

どもTIMEです。

Time-Capsule第22話「波紋」です。

2泊のキャンプ編に突入です。
しかし、またしても予定が狂いそうです。
#22話で2日目の昼まで行く予定が、何故か初日の夜までなんですよねぇ。

一応、次で終わらせようとは思いますが、伸びちゃったらすいませんということで。

今月は全然更新できませんでした。
来月はもう少しマシにする予定です。
せめて3本は公開したいなと。

次回はキャンプ後編です。
シンジが出した結論。
それを聞いたアスカ。
二人の関係は?
そしてマナはどうするのか?
次回Time-Capsule第23話「忘れないよ、その言葉」でお会いしましょう。
 






 TIMEさんの『Time Capsule』第22話、公開です。







 なんて優雅なバカンスなんだ〜


 いいな。
 いいな。

 ホントにいいな。
 マジにいいな


 場所的にも
 金銭的にも
 メンバー的にも



 ・・・メンバ・・・


 シンジはやっぱり大変なのね。


 青春の思いでの1ページなのだっ   いあいや






 さあ、訪問者の皆さん。
 こっちの連載も進むTIMEさんに感想メールを送りましょう!








TOP 】 / 【 めぞん 】 / [TIME]の部屋に戻る