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すてん


シンジ「・・・・・・・・・・・・・・」

アスカ「・・・・・・・・・・・・・・」


学校へ登校の途中、前を歩いていた少女の行動に対して
二人は絶句してしまった。

少女はと言うと、普通に立っているかたちである。
でも少し違っていた。

彼女は・・・・・地面と顔を合わせていたのです。
そう、まさに彼女は転んでいました。

ちなみに、転んだせいで「ぱんつ」がちょっと見えているのは愛嬌です。

おっと、少女はようやく起きました。
そして一言。




転んだ少女「・・・・・・・・・・・碇君」




シンジ「な・・・・・何かな?・・・・・・・・・・あ、綾波・・・・・・・・・・・・・」




転げた少女「・・・・・・・・・・いたい」




シンジ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」





ま、なんか50000もカウンタいっているんで、
とりあえず書いた作品かな。
でも自分的に彼女を主体として書くのは難しいかもね。
それでもなんとか出来ると良いな、と思って書いたもの。
しかし寒くなってきたねぇ・・・
そろそろ熱燗が恋しいねぇ・・・
居酒屋で隣に女の子が居て、
徳利を片手に「どうぞ」って言ってくれれば
なんと良いことかねぇ・・・
っと、こんな事書いている場合じゃないや。
そろそろ本題を書かなきゃ駄目かな?
そうだよねぇ・・・・一応これはエヴァ小説が主体なんだから、
私の日記のようなものを書いていてもつまらないでしょ?
だからそろそろ始めるね。
それじゃあとりあえず、50000いっているかもしれないんで、
記念


ころぶ





転んじまった少女「碇君、痛いの」


シンジ「そ・・・・そう・・・・・大丈夫?あ、綾波・・・」


起き上がった少女「・・・問題ないわ」



アスカ「問題大有りよっ!!ファーストっ!!」



唐突に割り込んできた赤毛猿・・・・もとい、アスカちゃん。
彼女の後ろには何故か赤いオーラが立ち込めています。



ファースト「・・・・何?」


アスカ「アンタっ!シンジにぱ・・ぱんつ見せたでしょっ!」



何故かどもっています。



レイちゃん「ぱんつ・・・・人間の下半身に着用する通称下着のことね」


アスカ「そうよっ!アンタシンジにぱんつ見られたのよっ!何とも思わないの?!」


レイという女の子「・・・・別に」


アスカ「別に・・・・って・・・・・」


レイちゅわん「別に問題はないわ。碇君は見たことあるもの」


アスカ「へ?・・・・・・なななな・・・にゅわんですってぇぇぇぇっ!!!」



勘のいい人なら気づいたでしょう。
そう、シンジ君が押し倒したときです。
ちなみに今のレイちゃんは3人目じゃないのでしっかりと覚えています。



アスカ「ちょ・・・ちょっとシンジッ!アンタあの女のぱんつ見たことあるですってぇぇっ!!」


シンジ「そそそ・・・・そんな・・・・・・あれ事故だよ・・・・・」



いいわけをしているシンジ君ではあるのだが、如何せん顔が赤いのは隠せない。
そこにいるのがつらくなったシンジ君が昼休みにトイレにこもったことは別の話。
トイレから出てきたシンジ君がすっきりした顔で出てきたのも別の話。









そして午後の授業の合間の時間。
つまり放課。



べちょ



其処にいた人たち「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



またもや・・・・です。
また彼女は転んでしまいました。

おっと、今回はさっきより早くおきあがりましたね。



レイ「・・・・・・・・・・・・」



レイちゃんはむくむくと起き上がり、辺りを見回します。
そして彼女は目的のものを探し当てました。



レイ「・・・・・碇君」


シンジ「あ・・・・綾波・・・・大丈夫・・・」


レイ「問題ないわ・・・・多分」



シンジ「そう・・・・・良かったね・・・・」



そこで平静を保っているのはシンジ君だけでした。
後の人たち、トウジ、ケンスケ、ヒカリ、アスカは唖然としています。
アスカにいたっては既に死後硬直になっているようです(嘘)



ヒカリ「あ・・・綾波さん・・・・一体どうしたの・・・・」


レイ「どうしたって?」


ヒカリ「だって・・・・急に転ぶから・・・」


レイ「問題ないわ。いざとなったら碇君が・・・・(ぽっ)」


ヒカリ「碇君が・・・何?」


レイ「碇君が助けてくれるわ。私も碇君を助けたから・・・・そうした様に・・・」


シンジ「綾波・・・・」


レイ「碇君・・・・・守って・・・・くれる?」


シンジ「う・・・・うん・・・・・」



二人の間にはATフィールドが張り巡らされてしまいました。
どうあっても取り除くことの出来ないジェリコの壁です。
もう二人を遮るものは・・・・・・・・



アスカ「良い加減にしなさいっ!ファーストっ!」



居ましたね。毛唐女・・・・もとい、アスカちゃんが。



アスカ「あんたもしかしてわざと転んでシンジの心をひこうって考えているんじゃないの?」


レイ「私が碇君の心を?それは違うわ。私はもう碇君の心を持っているもの」


アスカ「・・・・は?」


レイ「碇君の心も体も私の物・・・・あなたになんかは渡さないわ・・・」


アスカ「ああああ・・・・アンタねぇっ!!!」


レイ「そういうことだから・・・・・さよなら。帰りましょ、碇君」


シンジ「あ・・・う、うん・・・・・・」


アスカ「もっきっっっ!!!!!」


結局取り残されたのはサル・・・・いや、アスカちゃんだけである。
まぁ、この話の展開を想像すれば容易なことか(笑)









帰り道。
シンジ君とレイちゃんは今日のこともあってか、仲良く下校である。

さて・・・話しの展開を読めば来ると思うだろう。
どうかな?(ニヤリ)



レイ「碇君、私は今日はテスト・・・だから」


シンジ「そうなんだ・・・気をつけてね、綾波」


レイ「分かったわ、それじゃ、さよなら」



シンジ君はレイちゃんの言葉を聞いてある記憶を呼び覚ます。



シンジ「綾波・・・・さよならなんていうなよ・・・・」


レイ「碇君?」


シンジ「さよならって言葉は・・・悲しいじゃないか、だから・・・言わないでよ・・・」


レイ「そうなの?でも・・・私は如何言ったら良いか分からない・・・」


シンジ「笑えば・・・・いや、『また明日』って言えば良いと思うよ」


レイ「そう・・・・碇君、『また明日』」


シンジ「うん、『また明日』ね」



レイちゃんは照れくさかったのか、駆け足でシンジ君の下を去ってしまいました。
もちろん、レイちゃんの顔は赤いです。
ま、そうなると落ちは分かりますか。



すってんころりん



といった具合のものが見れるわけです。
ちなみに、周りには誰も居なかったので「ぱんつ」は誰にも見られませんでした。






銀色の髪の少年「綾波レイ・・・・君は僕と同じだね」



あらま、見られてましたね。
でも・・・・同じって言うのは何でしょう?









髭親父「レイ、調子はどうだ?」


レイ「問題ありません。明日は赤木博士の元へ、明後日は学校へいきます」


髭面「そうか・・・今日のテストの後、食事をしよう」


レイ「・・・はい」



ここは言わずともしれたネルフ本部。
髭面おやぢ、碇ゲンドウとレイちゃんが並んで歩いています。
どうやらこれからのスケジュールについて話し合っていたみたいですね。

さて・・・・ここらへんでやりましょうか?



すってーんっ!



おやぢ「ど・・・・どうした・・・レイ」


レイ「問題ありません、碇司令」


ゲン「そうなのか?本当に大丈夫なのだな?」


レイ「はい。大丈夫です」


ゲ「そうか・・・・なら良い。(レイ・・・・いつのまに「ぴんく」の下着を・・・)」



平然とした顔で歩くレイちゃんと心なしか赤いおやぢ。
二人は更衣室で別れた後、髭はケイジにいきました。



髭「ユイ・・・もうすぐだ・・・もうすぐ我らの願いがかなう・・・・」


ユイさん?「・・・・・・・・・・・・・・・・」


髭眼鏡「さらにユイ・・・・レイは君に似てきたぞ。下着が「ぴんく」になっていた。
    あの時の君と・・・・・同じだな」


ユイさん(恥)「・・・・・・・・・・・・」












その後、ネルフ司令は六ヶ月の重症になりました。
発見されたとき、当人は赤い顔でケイジの壁にのめり込んでいました。
さらにエヴァ初号機が右腕拘束具を引き千切っていました。

ケイジで働いている人は見たそうです。
「初号機が赤い顔をして司令をはたいたのを」
と。



でも結局、その日にレイちゃんが転んでばかりだった理由は誰も知りませんでした。
そう・・・・誰にも・・・・・・・・


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ver.-1.00 1998-12/19
ご意見・ご感想・「は?」等は y-mick@japan-net.ne.jpまで!!
あとがき

思い立ったら吉日ぅ〜〜

そんな理由で書き始めたものです(笑)
久方ぶりの私のレイちゃん主体の小説ですな。
でも・・・・何故こんな物なんでしょう(笑)

さらに・・・タイトルを書いた時点では50000HITいってなかったのに、
後書きを書いている時点ではいっているという(^^;;
思い付いて書き始めて、書きあがった日数がばれてしまいますな(笑)
ま、良い・・・・かな(^^;;;






 Y-MICKさん『ころぶ』、公開です。





 転んで
 転んで

 どんどん転んで

 気を引こうとするレイちゃん・・・


 かわいいよね(^^)



 ちょっと間のある「いたい」も

 かわいいかわいい♪



 ゲンドウさんに
  指令としての威厳

 はもう無い・・・(笑)




 さあ、訪問者の皆さん。
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