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1996年 東京

「これが、ゴジラの最後の戦いになるかもしれない。」

三枝未希は、そう呟くと彼方の方に目を向けた。

そこには赤熱しメルトダウン寸前のゴジラが今まさにデストロイアに向かって

悠然と、そして怒りに燃えて突き進んでいた。

 

 

新世紀エヴァンゲリオン

 

 

2000年 東京

津波が、そして強烈な振動がゴジラのメルトダウンから辛くも復興した東京を

再び人のすめない場所へと、再び人が住むことのない場所へと姿を変えていった。

「馬鹿な、我々がここまで復興させた街が…。」

その場に立ち竦んだ人々はだれもがそう思ったかも知れなかった。

だが、その思いもまた巨大な波と衝撃に消されて行った。

 

 

2015年 東京 旧三鷹市近郊

初号機は、その暴走する原子炉搭載の巨大なロボットを抑えていた。

内部で葛城ミサトは停めることの出来ない原子炉あいてに苦戦していた。

唐突にそれは止まる。

誰かが、その奇跡を用意していたからだが。

「ミサトさん、大丈夫なんですか?。」

少年の声が無線を通して響いてくる。

 

 

1996年 東京

ついにゴジラのメルトダウンが始まった。

背鰭が、そして顔が。

とけ落ちていく。

「全冷凍兵器、発射。」

自衛隊、黒木特佐の指示の元、冷凍弾が、冷凍メーザーが、冷凍レーザーが

その一点に集中する。

閃光と、ゴジラの断末摩の雄叫びと共に周囲に強力な放射能の霧が湧き起こり東京を

死の街へと変えていく。

だが、G対策センターの観測モニターに変化が現われた。

「放射線のレベルが、急激に下がっていく!。」

山根ケンキチの、驚愕の声。

 

臨海副都心のその霧の中、黒い巨大な影が蠢く。

それは、空を振り仰ぎまるで世界に対して宣言するように、咆哮をあげた。

それは、低く響き霧の中に木霊していった。

 

 

 

 

タイトル:怪獣聖書

 

 

その巨大な使徒、サハクィエルは自らの体の一部を切り離し地上へと落下させた。

その質量、スピードによりかなりの破壊力をもたらし、それは徐々に第三新東京市へと

近づきつつあった。

目標は、ネルフ。

それは、誰の目にもあきらかであった。

作戦部部長、葛城ミサトはその使徒の攻撃を抑える為の作戦を発動する。

だが。

「葛城さん、これを。」

「なに?、日向君。」

日向マコトが持ってきた報告書。

使徒が弾道を決める為に行ったであろう体の一部を切り離しての爆撃。

それが、太平洋に落ちた時の報告書である。

見ると、爆撃後30分その使徒による攻撃とは別の熱源が発生している。

「日向君、これは?。」

「判りません、さらに30分後、つまり爆撃から1時間後には位置が変わっています。」

確かに、移動している。

「使徒の体から再生したのかしら?。」

「今、赤木博士にMAGIを使って調べてもらっていますが、今はまだなんとも。」

「そう、あの子達にはまだ話さないようにね。

この作戦にだけ集中させたいから。」

「わかりました。」

 

 

観測衛星、周囲の船舶の報告などから得た情報、それとMAGIによる情報検索、推論に

よる答えは、それでも不明であった。

「おかしいわね、放射能の量が少し多くなっている。」

リツコの独り言に、マヤは

「でも、いん石の衝突のときより少し多いとは思いますが計算範囲内ですし。」

と思わず答えていた。

「でもね、マヤ、相手は使徒よ。

いん石と同じ数値になるとは思えないわ。」

「そうでしょうか?。」

 

だが、しかし使徒を撃退する作戦は実行された。

「ATフィールド全開!。」

レイの声。

ノイズ。

「わかってるわよ!。」

レイにだろうか?、怒鳴りかえすアスカの声。

そして再びノイズ。

発令所のモニターにも時折ノイズが走る。

「初号機、損傷が発生!。」

マヤの報告。

「まだ、活動できるわね?。」

確認するミサト。

「許容範囲内です。」

青葉シゲルが答える。

「アメリカの支部より入電!、国連艦隊の原潜が一隻消息を立ちました。」

「MAGIは、使徒ではないと判断しているわ。」

日向の言葉に、確認をとったリツコが答える。

爆発。

振動。

第三新東京市は、かろうじて救われることになった。

 

「あんたって、ほんとにばかね。」

「そうかもしれない。」

その夜、三人の子供と一人の大人は少し近づいていたのかもしれなかった。

 

 

 

 

その日から幾日かたったある日。

時田は、再度ジェットアローンを起動させるべく準備を行っていた。

前回の不様な暴走劇。

削減された予算は、それでもジェットアローンの改修を行い起動させるには充分で

あった。

「今度は、うまく動けよ、ジェットアローン。」

時田は、ジェットアローンに語り掛ける。

過去の巨大格闘戦闘用兵器のノウハウとは別のフォーマットでくみ上げること。

前回の失敗はそれが原因であったと信じている時田は、今回は過去の兵器の技術を

洗練して、取り入れる改造を施した。

原子炉を核融合炉に。

それだけではなかった。

国連の機密ファイルから手に入れた情報から、外装に熱線反射素材を用いた。

そのテスト起動を翌日にせまり、時田ははやる気持ちを抑えていた。

「時田さん!」

出し抜けに、呼ばれ我に帰る時田。

「なんだ?、急に。」

その、所員の切迫した表情を見てただ事では無いことは推測できる。

「と、とにかく来てください。」

言われるがままに着いていった。

 

「こ、これは?。」

その、状況を見て時田は唖然とした。

「そうです、それにこのパイプだけじゃありません。

海水吸入用パイプのほとんどが、溶けているんです。」

「いったい、なぜ?。」

原子炉の冷却と、燃料用ヘリウム生成の為に使われている海水吸入パイプの

ほとんど全てが溶ける。

それは、彼にとって信じられない事であった。

 

 

 

ネルフにその物体が届いたのは、パイプ溶融事件からさらに数日経ってからのことで

あった。

物体というのは語弊があるだろう。

「なんなのよ、リツコ、これは?。」

興味本位で見に来ていたアスカが聞いた。

「たまごよ。」

さらっと答えるリツコ。

「たまごって、まさか使徒のですか?。」

なかば強制的に付いて来させられたシンジがぎょっとしたような声で聞く。

「そうじゃないわ、最初は使徒かと思われるのでうちにきましたけど実際は

恐竜のたまごらしいですよ。」

マヤが笑いながら話す。

「でも、少し大きいわ。」

なんとなく、一緒に来ていたレイが淡々と言う。

「そうね、それに生きているのよ、このたまご。」

「じゃ、なにか生まれるのね!。」

アスカがリツコに聞く。

何故か嬉しそうだ。

「多分ね。」

「じゃあ、孵るまで毎日くるわよ。」

「どうぞ。」

リツコも微笑みながらそう承諾した。

後日、シンジと時折レイも伴って毎日たまごの様子を見に来るアスカの姿があった。

リツコにしてみれば、この程度でチルドレンのストレスが解消されるのならば安いもの

である。

 

 

 

シンジが、零号機との相互互換実験のさい零号機の暴走により気を失い入院していた

あいだ、アスカもレイもたまごの様子を見にはいかなかった。

僅、1日程度の入院で済んだものの退院後すぐにたまごを見に引っ張られていた。

「綾波は、どうしたの?。」

腕をアスカに引っ張られているせいか少しうろたえながらシンジが聞いた。

「知らないわよ、ファーストのことなんか。

それとも、シンジはあんな薄情な女が好みなのかなぁ?。」

 

レイは、碇ゲンドウの指示の元ロンギヌスの槍をセントラルドグマ最下層に運び

さらに何がしかの実験に従事していた。

だが、その心はなにか晴れないもやのような物がかかっていた。

 

「まったく、裸でプラグの中に閉じ込められて居るときも不安だったけど

あんたが、病室で寝てる間にもたまごが孵化したらどうしてくれようかと考えて

たのよ、まだたまごが孵化してないことを感謝しなさい。」

「だったら、先に見に来てればいいのに。」

延々と続くおしゃべりに、聞こえない様に反論をするシンジ。

「さあ、きたわよお、今日はまだ孵ってないわねー。」

もはやこの観察室にはフリーパスなうえ、使徒のものでないとわかったら最低限の

観測機器しか付けて無い上に、人もいなかった。

 

 

「でも、リツコあのたまご、いいの?、あんなおおざっぱな状態で。

しかも、アスカ達が毎日みにいってるんでしょう?。」

ミサトが、リツコの部屋でコーヒーをすすりながら話している。

「いいのよ、別に。

それに恐竜なら、孵っても大したことないわよ、使徒に比べればね。」

笑いながら、リツコが言う。

「それも、そうか。

まあ、使徒を撃退した後に恐竜公園でも作ればその後の生活にも困らないしね。

でも、どこであんなたまご見つけたの?。」

気楽そうに、聞くミサト。

「ベーリング海、アドノア島の近くの小島…。」

急に押し黙るリツコを見て顔を引き締めるミサト。

「どうしたの?。」

「たまごの、波形グラフに変化が…。」

 

 

 

「ど、どうしよう、アスカ、たまごが孵るよ!。」

思わずアスカの肩に手をかけるシンジ。

「ば、ば、ばかねぇ!、た、た、たまごが孵るのをみにきてんでしょ!。」

思わず吃りながらシンジの手を握るアスカ。

目の前のたまごは、微妙に震えながら薄く光ながらその外殻にすこしづつ亀裂が入り

始めていた。

 

 


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ver.-1.00 1998+07/11公開
ご意見・ご感想は 国連G対策センターまで!!



そんなわけで。

なにがそんなわけなの?。

7月11日なんですよ、7月11日、綾波さん判りますか?、この意味が。

わからないわ、私多分2番目だから。

いや、そんなこととかんけいなくてー。

7月11日は、あれですよ、ゴジラUSAですがな。

プルガサリもあるわよ。

ありゃあ、4日に始まりました(まだ見てない。)

さすがに詳しいわね、見に行くの、プルガサリ。

いや、その前に新生トイレの花子さんを。

目当ては野村佑香さんね。

ねるねるじぇらじぇら、ねるねるじぇらじぇらあ〜ん、あ〜ん(といって泣きまねで去る)

ばかばっか。





 SOUさんの『怪獣聖書』壱、公開です。



 ネルジェラのCMって、
 むちゃむちゃ・・・
 マニアックだよね(爆)

 セーラー服でバレエ第1ポジションからの開脚やったり、
 体操服で練り歩いたり、
 同じく体操服でコサックダンス歩きしたり
  etc

 ぺろっとなめて口元に白いモノとか(^^;

 すごいぞ。
 どんどん凄くなる。

 最近見かけないような気もするけど・・・っち(^^;


 サンガリア&センタンCMのパイレーツで我慢しよう。





 話がずれている m(__)m



 先がとても気になる〜

 ゴジラvsEVA?
 卵から孵ったモノvsゴジラなのかな?


 スペクタルだ@@



 映画ゴジラ・ダイビング使徒・核JA

 組み合わせが面白いです♪
 先がとても気になる〜 ですす




 さあ、訪問者の皆さん。
 USAゴジラ公開に会わせたSOUさんに感想メールを送りましょう!



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