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君が生まれた日




真っ暗闇な部屋の中で14本の蝋燭の火が揺れる。

その静寂の中で少女が一人、その火を消す為に顔を近づけていく。

大きく息を吸い、勢いよく肺の中に貯めた物を吹きかける。

激しく揺らめきながら消えていく炎達。

全ての炎が消えると同時に部屋の灯りが照らされる。

パァン、パァンパァン

「アスカ、誕生日おめでとう!」
「「「おめでとう!」」」
「おめでとう、アスカ!」
「おめでとさん、惣流!」
「「おめでとう、アスカ」」
「おめでとう、惣流!」
「おめでとう、アスカ」

部屋中にクラッカーの音と祝福の歓声が響く。

12月04日

惣流・アスカ・ラングレーの誕生日を葛城家で祝うパーティーである。

「みんなありがとう。って、このアタシの誕生日なんだからこれくらい当然よね」

いつもの調子で話しているが、どこと無く照れた様子のアスカ。

リビングで大勢の人と豪華な食事に囲まれて嬉しいのだろう。

シンジ、ミサトは勿論、ヒカリ、トウジ、ケンスケ。

加持、リツコ、マヤ、青葉、日向といった面々が集まっている。

「まぁた、照れちゃって。可愛いじゃない、アスカ」

ミサトがからかうように絡む。(まだ酔ってない)

「べ、別に照れてなんかいないわよ!」

プイッと顔を背けて怒鳴るが、顔は本人の意思とは裏腹に真っ赤になっている。

「まあ、そういう事にしとくわよ」

微笑んでウィンクをし、ミサトは机に並んだ料理に眼を向ける。

「それじゃ、始めましょうか!」

ミサトの声と共に料理に手を伸ばし始める一同。

特に速かったのがトウジなのは言うまでもない。

「この料理全部シンジが作ったんかぁ?」

口いっぱいに料理を放り込みながらシンジに問い掛ける。

シンジはそれを見て汗を流しながらも律義に答えた。

「う、うん、そうだけど・・・それがどうかした?」

「いや、結構量があるから大変やったんやろなぁ、って思ったんや」

トウジは次から次へと皿に箸を伸ばし、味のバランスなどお構いなしに自分の口内と小皿に獲物を貯えていく。シンジはトウジの味覚を少し疑った。

「まあ・・・・・大変だったのは確かだけど、皆喜んでくれてるみた・・・・・」

「こらぁケンスケ!それはワシが目を付けてたから揚げやぞ!返さんかい!!」

トウジは既にシンジの話など聞いて無いようだった。

それを呆然としながら溜息と共に見ていたシンジにアスカが背後から声をかける。

「ほらシンジ。アンタも見てないで食べなさいよ。それと、このアタシの誕生パーティーなんだから、もっと楽しそうに出来ないの?」

シンジは振り向いて目の前でいつものように腰に手を当てふん反り返っている少女を見る。

(可愛い・・・・・)シンジは素直にそう思った。

出会った時もそう思ったのは確かだが、それは外見だけでしかなかった。

そして、なんて我侭で、高飛車で、気の強い娘だろうと思った。

しかし、生活を共にするようになって、シンジの中でその存在は変わっていく。

彼女の優しさや暖かさ、そして弱さをシンジは知り、魅かれていく。

今では我侭で、高飛車で、気の強い所さえも可愛いと思える。

「何ぼうっとしてるのよ?人の話聞いてるの?」

その声でシンジは我に帰る。

「え?いや、何でもないよ。うん」

「そぉう?じゃあアタシが何話してたのか分かってるんでしょうねぇ」

アスカはそう言って腕を組んで、少し意地悪そうな笑みでシンジを睨む。

そんな仕草も可愛く見えてしまう自分は変わったのかと思いながらシンジは答える。

「うん。僕は楽しんでるよ。本当に」

そのシンジの笑顔にアスカは思わず見惚れてしまっていた。

そしてその事に自分で気付くと顔を赤くして、誤魔化すように怒鳴り始めた。

「ちゃんと聞いてるんならそれでいいのよ!全くアンタは何時もボケっとしてるんだから」

「そうかな?」

「そうよっ!」

「こらぁ〜、そこそこ夫婦喧嘩は後でやりなさ〜い」

すかさずミサトから冷やかしが入る。どうやら誕生パーティーという口実に託けて、既に大量のアルコールを体内に摂取しているようだった。

「ミ、ミサトさん!!」

「酔っ払いは黙ってなさいよ!!」

二人とも顔を顔を赤くして怒鳴り付けるが、ミサトはビールに夢中で聞いてないようだった。

「はっはっはっはっはっはっはっは!!」(何の意味も無いミサトの笑い声)

そんな様子を呆れて見ていたマヤが場を和ませる為に口を開いた。

「ほ、ほら、そろそろアスカにプレゼントを渡しましょうよ。ね、皆」

「あ、そうですね。そうしましょう」

ヒカリもマヤに合わせて同意した。

そのやり取りを聞き、自分の用意した物を取りに散らばって行く一同。

そしてミサトと加持がアスカの前に立つ。

「アスカ、誕生日おめでとう。これは俺と葛城からだ」

加持が差し出した手には、綺麗なラッピングの施された小さ目の長方形の箱があった。

「ありがとう。加持さん、ミサト。ねえ、開けて見てもいい?」

「ええ、もちろんよ。早く開けてみて。ヒック」

ウォッカのボトルを片手に持ったミサトの言葉と同時にアスカは丁寧に包みを剥がしていく。

「わぁ、可愛い腕時計。ありがとう、加持さん、ミサト」

嬉しそうに腕時計を眺めるアスカを微笑んで見守るミサトと加持。

そして次々とアスカの手にプレゼントが渡される。

「これは私とマヤで作ったのよ」

リツコとマヤからは手作りの目覚し時計。(アスカはちょっとビビった)

そしてちょうどこの時ミサトが酔い潰れた。

「これは俺達から。気に入ってくれるといいんだけどな」

青葉と日向からは少女が持つに相応しい可愛らしいハンドバック。

「アスカ、誕生日おめでとう。これは私達からよ」

「ワシは女の喜ぶ物なんて分からんからな。いいんちょーに任せたんや」

ヒカリ、トウジ、ケンスケからはアルバムだった。

「俺が今迄撮った秘蔵写真を入れといたんだ。ちゃんと見てくれよ」

ケンスケに促され、アルバムをパラパラと捲っていく。そこには初めてシンジ達と会ったオーバー・ザ・レインボーの上での写真、教室内でヒカリと楽しそうに話をしている写真などが大量に張付けられていた。

そして、ふと栞が挟んである事にアスカは気付いた。何かと思い見てみると、そこには「アスカ、シンジの愛の軌跡」というタイトルが記してあった。

それを見て顔を赤らめながらもページを捲ってみるアスカ。

アスカとシンジ、二人だけが写ってる写真がこれでもかと言わんばかりに並ベられていた。

シンジをからかっている所、弁当を受け取っている所、ヘッドロックを仕掛けている所、二人で登校している所などが写っている。

アスカは自分の写真をじっと時が止まったように見詰めている。

怒ったような顔、意地悪そうに口元を歪ませている顔、そして笑っている顔。

どの写真にも共通しているのは、アスカがとても楽しそうな顔をしている事だった。

(アタシ・・・・・こんな風に笑えるんだ・・・・・)

今迄アスカは笑った事が無いと言う訳ではない。しかし、殆どが意識して作り出された笑顔だった。加持の前でも、ネルフの中でも。

だが、ここにある写真の中のアスカの表情はとても自然だった。

アスカはケンスケにカメラで撮られている事すら気付いていないのだから、当然である。

(シンジの前で作った顔なんてした事無いな、そういえば・・・・・)

食い入るように写真を眺めるアスカをヒカリ達はジィっと見ていた。

その視線にハッと気付くと、アスカは慌ててアルバムを閉じた。

「な、何見てんのよ?」

「アスカ、気に入ってくれたみたいね」

「なんや、顔赤いでぇ。そーりゅー」

「まあ、後でじっくり見てくれよ。シンジと二人でな」

三人の言葉にこれ以上無い程顔を赤くして、アスカはプイッと横を向いた。

「ふん!仕方無いから貰ってあげるわよ!」

そのアスカの言葉に、ヒカリ達は顔を見合わせて小さく笑った。

「ほら、最後はシンジやで。はよぉせえや」

トウジに促され、シンジは照れながらアスカの前に立った。

「あの・・・誕生日おめでとう、アスカ」

頭を掻きながらシンジは俯いて話し出す。

「えっと、あの、僕、バカだから何を渡せばアスカが喜ぶか分からなかったんだ。
 ・・・・・ずっと考えてたんだけど結局分からなかったんだ・・・・・」

「・・・・・そう・・・・・なんだ・・・・・」

アスカは残念そうに俯く。

そしてしばらくの沈黙の後、パッと顔を上げた。

「ふんっ。別にアンタからのプレゼントなんて欲しくなかったから全然構わないわよ!!まあ持って来たとしても受け取る気なんてこれぽっちも無いけどね!!」

「え?」

「だからぁ、アンタからのプレゼントなんていらないって言ってるのよ!」

シンジは悲しそうな瞳をしてアスカを見ていた。

「そう・・・だね。僕なんかから貰っても嬉しくないよね。ゴメン」

シンジは俯いて振り返り、ゆっくりと自分の部屋に戻っていった。

場は一転して暗い雰囲気になる。




「お?もうこんな時間か。君達、家の人が心配するからもう帰ったほうがいい。 良ければ俺が車で送ってあげるから。」

加持がタイミング良く話を変える。

「そうね。もうお開きね。じゃあ青葉君、私とマヤを送って行ってね」

リツコも加持の意図を察して同意する。

「あ、分かりました。じゃあエンジンかけて来ます。下で待ってますね」

そう言うと青葉と日向が玄関から出て行った。

「行くわよ、マヤ」

「あ、はい。先輩」

リツコとマヤもてきぱきと帰り支度を済ませて外に出る。

そして、入れ違いに酔い潰れたミサトを部屋に運んだ加持が戻ってきた。

「よし、じゃあ俺も車を回してくるから、君達は暫くしたら下に来てくれ」

指に通したキーをクルクル回しながら加持も玄関に向かって行く。

そして扉が閉じる音がすると、ヒカリがアスカに話し掛けた。

「ねえ、アスカ。なんで碇君にあんな事言ったの?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

アスカは俯いて黙ってしまう。

「本当に碇君からのプレゼント欲しくないの?」

「・・・・・例え欲しくても、用意してないんじゃ・・・・・」

「なぁ、惣流。シンジがいつプレゼント用意してないって言ったんだ?」

「そうやで。シンジはそんな事一言も言うてへんで」

「え?」

「アイツな、色々悩んでたみたいだけど、やっと自分で満足いく物が見つかったって嬉しそうに話してたんだぜ。惣流が喜ぶかは分からないけどって・・・・・」

「そうやで。シンジもワシと同じで女の喜ぶ物は分からんって言ってたから相当悩んでたみたいやで。せやのに、話も聞かんとあないな事言われたらシンジが可哀相やで」

トウジとケンスケの話を聞きながら、 アスカはシンジの言葉を必死に思い出してみた。

確かにシンジはプレゼントは無い、とは一言も言ってはいなかった。

そして、それと同時にアスカは自分の言った事を思い出して泣きそうな顔になった。

「ア、アタシ・・・・シンジに酷い事言っちゃった・・・・どうしよう、ヒカリ」

「・・・・・アスカ・・・・・」

俯いて、僅かに体を震わせながら呪文のように言葉を繰り返すアスカ。

「・・・・どうしよう・・・・どうしよう・・・・どうしたらいいの?・・・・アタシ、分からないよ・・・・」

いくら大学を卒業している天才とは言え、こんな時どうしたらいいか、などという事を授業で教わった事など無い。

ましてや、今迄素直に人に謝った事の無いアスカには尚更だった。

「ねぇ、アスカ。碇君からプレゼント欲しかったんでしょ?だから、用意してないと思ってあんなに怒ったんでしょ?」

ヒカリがまるで母親のように優しく問い掛ける。

その優しさにアスカの心の中にある氷は少しづつ溶けていく。

「・・・・・うん・・・・・」

素直にアスカはコクンと頷いた。

「だったら、ちゃんと碇君に謝れるでしょ。アスカ・・・・頑張って・・・・」

ヒカリはアスカの両手を握りしめ、そっと囁いた。

「・・・・うん・・・・」

その様子を気を使って、少し離れた所から黙って見ていた二人が声をかけた。

「どうだ?もう踏ん切りついたか、惣流?」

「シンジを頼んだでぇ。」

「じゃあ、そろそろ私達行くから」

ヒカリの言葉とともに、三人は玄関に向かい歩いていく。

「ま、シンジとちゃんと仲直りせえや」

「でも、ミサトさんが潰れてるからって二人で変な事するなよ」

トウジとケンスケがからかうように捨て台詞を残してドアを開け出ていった。

その言葉に顔を赤くしながらも、怒鳴りつけることは忘れない。

「な、何言ってんのよ、アンタ達!そ、そんな事する訳無いでしょ!!」

「アスカ、頑張ってね」

「ヒカリ・・・・・うん・・・・・ありがと」

アスカはヒカリの背中を微笑んで見送る。

しばらくそのまま玄関を見詰め立っていたが、ゆっくりと振り返る。

「行かなくちゃ・・・・・シンジの所に・・・・・」

アスカはシンジの部屋の前に立つ。

いつもなら何の躊躇もせずに入って行けるはずの襖は、今日に限ってまるで分厚い鉄の扉のように感じられた。

「・・・・・ねえ、シンジ・・・・・入っていい?・・・・・」

今迄こんな事を言った事などは無かった。

いつもなら何も言わずに入って行ける部屋のはずなのに、今はそれが出来ない。

アスカはシンジの返事を待つが、シンジの声は返って来ない。

(・・・もう・・・アタシと口聞くのも嫌になったの?・・・)

そう考えただけで、不安になる。 アスカは震える手で襖に手を伸ばす。何故震えてるのかはアスカ自身にも分からなかった。

スウっと静かにアスカは襖を開ける。

「・・・・・シンジ・・・・・」

シンジはアスカに背を向けるように、壁に向かい横になっていた。

シンジの耳にはS−DATのヘッドフォンが付けられている。

外部からの音を遮断しているようだった。

アスカはゆっくりとシンジに近づき、ベットに脇に座り込んだ。

「・・・ねえ、シンジ・・・寝てるの?・・・起きてるの?・・・」

アスカはシンジの顔を覗き込む。部屋の中は薄暗いが、それでもシンジの顔はちゃんと見えた。シンジは寝ているようだった。

アスカはシンジの寝顔を見て胸が痛くなった。

シンジの瞼は腫れ、頬には涙の跡が残っていた。

自分の言葉がシンジを傷つけた。そう思うとアスカは胸が苦しくなる。

「シンジ・・・ゴメンね・・・ゴメンね・・・」

シンジの頬に手を添えてアスカは呟きを繰り返す。

「・・・んっ・・・うん?・・・・」

身体をモゾモゾと動かし、寝返りをうちシンジが目を覚ました。

まだ意識がハッキリしてないのか、呆けた目をしてアスカを眺めてる。

「シンジ・・・・・」

「・・・え?・・・アス・・・カ・・・?」

目の前に居るアスカに時間が止まったように驚いた表情をしている。

「シンジ、さっきはゴメン。ゴメンなさい・・・ゴメンなさい、シンジぃ」

瞳から涙を溢れさせながら、アスカはベットの上で横になっているシンジに抱きついた。それをただ呆然とした表情で受け止めるシンジ。

「どう・・・したの?」

「さっきアタシ、シンジに酷い事言っちゃったから・・・それで・・・」

「え?」

「シンジからのプレゼントが欲しかったの。でもアタシ、シンジがプレゼント用意してないと思っちゃって、それであんな事言っちゃったの・・・」

「アスカ・・・」

「さっき鈴原と相田が教えてくれたの。シンジはちゃんと用意してるって・・・」

「トウジとケンスケが?」

「ゴメンなさい。アタシが早とちりしただけなのに、シンジに酷い事言って・・・」

「・・・別に気にしてないから安心してよ。僕は平気だよ・・・」

「・・・嘘・・・泣いてたじゃない・・・ゴメンなさい、シンジぃ・・・」

アスカはベットの上で横になっているシンジにしがみつく。

「僕のほうこそゴメン。僕がはっきり言ってたら、アスカにそんな思いさせずに済んだのに・・・・・本当にゴメン」

シンジは横になったまま、自分の上に覆い被さっているアスカを少しだけ強く抱きしめる。

「シンジぃ」

そして、シンジはアスカを抱きしめたまま体を起こす。

「僕からのプレゼント、貰ってくれるかな?」

「バカ・・・・・当たり前じゃない・・・・・」

その言葉にシンジは微笑み、アスカをそっと離す。

そして、枕元に手を伸ばして目当の物を取る。

アスカはベットの側に立ち上がった。

シンジもアスカに贈る大切なプレゼントを手に立ち上がり、アスカと向き合う。

「これが僕からのプレゼント。全然安物だけどね」

申し訳無さそうに頭を掻きながらシンジが言った。

「バカ・・・・・シンジからのプレゼントなら、どんなものだってアタシにとっては宝物になるんだから。値段の問題じゃないんだから・・・・・」

そう言いながらアスカは丁寧に包みを剥がす。

箱の中には、女神の像が施されたペンダントが入っていた。

「街の露店で買ったんだ。僕は何を贈ればアスカが喜んでくれるか分からなくて街をブラブラしてたんだ。それで偶然見かけたんだけど、凄くアスカに似合うと思ったから・・・」

「・・・シンジぃ・・・嬉しいよぉ・・・シンジぃ・・・」

アスカは手の中にあるペンダントを見詰めながら涙を流す。

そして、シンジの胸に飛びついた。

「嬉しいよぉ。今迄貰ったどんな物よりも、シンジがくれたこのペンダントが一番嬉しいよ。シンジぃ」

シンジの背中に腕を回し、ギュッと力を込める。

「アスカが喜んでくれれば、それだけで僕も嬉しいよ」

包みこむように、シンジはその細い身体を優しく抱き締める。

「それに、今日はアスカが生まれた日だから、嬉しいんだ・・・」

「アタシの誕生日なのにシンジも嬉しいの?」

上目遣いでシンジを見るアスカ。

「うん。だって、14年前のこの日にアスカが生まれてなかったら、僕はアスカと逢う事が出来なかったかもしれないじゃないか。だから、僕も嬉しい」

「シンジぃ」


月明かりが部屋の中を優しく照らす


少女の生まれたこの日を祝福するように


その優しさの中、二つの影が重なっていく


そして、二つの影が重なる直前、雲が月を隠す


二人を照らす野暮な月明かりを消すように


fin





続かない
ver.-1.00 1997-00/00公開
このバカ・このキ※ガイ・死ね!!などなど、 こちらまで!




後書きと言う名のお詫び

どもっ、k-tarowっす。

洒落になってない程お久しぶりっす(^^;;)

今回はありがちな誕生日ネタです。気に入ってくれれば幸いっす。

またお会いしましょう。それでわ。



 k-tarowさんの『君が生まれた日』、公開です。
 

 

 意地っ張りで勝ち気で強気でetc のアスカちゃんですが、
 シンジくんが絡むと”女の子”になっちゃいます(^^)
 

 普段も本当は”女の子”なんですが、
 それはシンジくんにしか分からない・見せない・・

 シンジくんと知り合ってからアスカちゃんは輝きを増しましたよね(^^)

 シンジくんもアスカちゃんといることで−−−
 

 二人ともお互いを思うことで
 ズッと、グッと、魅力をましています〜

 LASバンザ〜イ(^^)/
 

 

 

 さあ、訪問者の皆さん。
 ホームページも大盛況のk-tarowさんに感想メールを送りましょう!

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