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チルドレンINワールドカップ・優勝への長い道のり その6

 
−復活の日−





 アスカは自分の目を疑った。寝ているシンジにレイがキスをしていた。




















 シンジが目を醒ました翌日、アスカはまたシンジの310病室へと向かっていた。彼女はシンジに相談をしたかった。昔だったら、私、ファーストや相田なんてどうでもよかったわ。でも今はだめ。一人は恐いわ。一人の恐さを知ってしまったわ。シンジがいてくれるのは嬉しいけど、友達も欲しい。私ママが死んじゃってから友達なんて居なかったわ。全部まわり年上だもの。それもすごく。加持さんは居てくれたけどお兄さんみたいで友達ではなかったわ。でも日本に来てから友達が出来たわ。ヒカリ、三バカ、ファーストいいえレイ。よく判らないけど多分嬉しかったわ。でも相田とレイとシンジを殺しかけたわ。あの時どうして助かったかはよく覚えてないけど。とにかくシンジは許してくれたけど、相田とレイにあやまらないと。でも私どうやって謝っていいかわからない。だからシンジに相談しよう。

 アスカは他人を当てにするのが嫌だ。だからシンジに相談をしに行こうと思った。

 やがてシンジの310病室についた。戸を開けた。









 アスカは自分の目を疑った。寝ているシンジにレイがキスをしていた。









 「レイあなた何してるの!!!!」


 アスカの声は震えていた。
 アスカの声にレイは顔を上げた。シンジは眠っているようだった。


 「碇君に薬を飲ませているの」


 レイは、アスカの震える声が不思議そうであった。


 「なんでそんな飲ませ方してるのよ」
 「でも碇君麻酔で寝てるからこうした方が確実だわ」
 「そんなことじゃなくって何でキスしてるかって事よ。レイには相田がいるでしょ」
 「キスってなあに」
 「あんたばか?何年人間やってるの。それともわたしにケンカを売っているの」


 アスカは冷たい口調へと変わりつつあった。


 が


 レイは言った。


 「私人間じゃないもの」
 「へ!なにとぼけた事言ってるの」
 「とぼけてなんかいないわ。本当に人間じゃないもの」


 レイの悲しそうな顔にアスカは違和感を覚える。


 「いいわ。あなたにも教えてあげる。この事は司令、副司令、葛城三佐、赤木博士、伊吹ニ尉、日向ニ尉、青葉ニ尉、碇君、相田君、ダブリス、これだけの人が知っているわ」
 「どうゆう事よ」
 「アスカさん。貴方がアラエルに乗っ取られて私達をつぶそうとした時の事覚えている?」
 「微かに覚えているわ。私の中のアラエルがATフィールドを張ってみんなを押しつぶしちゃいそうになってそれで…………レイが前に出て来て…………え!…………確か……ATフィールドを張っていた!!!!」


 アスカはレイをまじまじと見た。おもわず一歩後ずさりをした。


 「そう。私はATフィールドを張れるの」
 「え!!でも使徒とEVAしか……レイ、貴方は」


 アスカの顔に恐怖が走る。


 「そうなの。人間じゃないの。私が一体なんなのかは私にも判らないわ。でも知っている事は話してあげる。アスカさんとにかく座って。私は何にもしないわ」


 アスカはレイの悲しそうな顔を見てすこし可哀想になってきた。取り敢えず座ることにした。ただレイから離れた場所にだった。


 「レイ。悪いけど、シンジから離れてくれる。その話を聞き終わるまで。貴方がシンジに危害を加えないのは判ってる。ただ不安なの」


 レイは赤い瞳に諦めにも似た悲しみの色をたたえてその言葉を聞いていた。


 「判ったわ。この椅子に貴方が座って。その碇君から離れた椅子に私が座るわ」


 アスカは廻り込むように椅子をかわった。眠っているシンジの手を握った。レイを見詰めた。レイは話し始めた。自分の生い立ちを。クローニングの事。記憶の事。アスカは黙って聞いていた。


 話し終わった後、病室には静寂が生まれた。


 「これが私の知っている全てよ。アスカさん」
 「そう」


 少しの沈黙の後アスカは呟く。


 「そうなの」


 赤い瞳と青い瞳が見詰めあった。


 「なんて言ったらいいのかわからないわ。でも貴方は少なくとも私達と生きるつもりなのね」
 「ええ、生きる事ができるのなら。許されるのなら」
 「許されるなんて…………人は許されたから生まれる訳でも生きてる訳でも無いわ」
 「でも私は人じゃない……たぶん」
 「でも人として生きていくんでしょ」
 「うん。生きていきたい」
 「なら人よ。私は……私はそう思うわ。貴方は使徒なんかじゃないわ。特殊な能力を持った人間よ。そう思うわ」


 また沈黙が支配する。寝ているシンジの呼吸音だけが響く。アスカはシンジの手を離す。椅子から立ち上がると一歩一歩、座ったままのレイに近づく。レイは黙ってアスカの顔を見上げている。アスカは黙ってレイの手を取ると立ち上がらせ抱きしめる。


 「レイ。一緒に………一緒にみんなと生きよう」
 「…………うん」
 「レイのことまだ少し恐いわ。でも……でも、いつかはきっと。ごめん。何言ってんだかよくわかんない」
 「ううん。アスカさんありがとう。私にとってアスカさんが一番身近な女性なの。他に話をする人はいないの。あと碇君とケンスケ君だけだわ。アスカさん友達になって」
 「なにいってんの。もちろんよ。私達一緒に戦った仲間じゃないの。それとアスカと呼びなさいよ。私もレイって言ってるんだから」
 「アスカ……これでいいの」
 「そうよ。あらこんなに抱き合っててシンジが起きたらびっくりするわね」


 アスカは手を離した。レイを椅子に座らせる。自分の椅子を引いていき彼女のそばに座った。


 「レイ」
 「なあにアスカさん……アスカ」
 「うん…………ゴメンなさい」


 アスカは続ける。始めレイの瞳を覗き込んでいたが下に逸らしてしまった。


 「私……私は嫉妬に狂ってレイやケンスケそれにシンジを殺そうとしたわ。確かにアラエルが中に居たけど、私がそんな事を思わなければきっとああはならなかったわ。ゴメンなさい。ほんとにゴメンなさい。ごめんなさい。私こそ許されないんだわ。ごめんなさい…………」


 俯く顔を覆う手の指の間からは涙がこぼれ落ちる。涙もろくなったアスカにレイは話しかける。


 「アスカ……。もういいわ。もう。貴方、私を受け入れてくれたじゃない。私の事を知っても受け入れてくれようとしているじゃない。だからもういいのよ。アスカ……」
 「でもレイ、でも私……ヒック……私……」
 「わかったわ、アスカ。こっちを向いて」


 アスカは顔を上げる。レイがじっと見る。レイの右手が上がり、まるで触るようにゆるやかな平手打ちをする。


 「アスカ。これで私も貴方を傷つけようとした。打ち所が悪ければ死んだかもしれない。だからこれでおあいこよ」


 レイは右手で涙に濡れたアスカの頬をなでた。アスカはその手をそっと握る。


 「ありがとう……レイ。ありがとう」


 またもやアスカは泣きじゃくる。自分の右手にすがり泣くアスカの頭を抱き、その髪を撫でるレイの姿があった。


 「アスカ」
 「……ヒック……なあにレイ」
 「そろそろ泣きやまないと折角麻酔で寝ている碇君が起きてしまうわ」
 「わかったわレイ」


 レイはアスカの頭を離す。手で目の辺りをごしごしと拭いて、アスカは顔を起こす。


 「アスカ」
 「なあにレイ」
 「アスカ奇麗だわ」
 「いきなりどうして」
 「だってアラエルにやられた頃の恐い顔じゃなくなったんだもの。今のアスカの顔、涙でぐしょぐしょだけどとても奇麗」
 「そんな事無いわ。それこそレイの方が奇麗よ。昔と違ってとっても生き生きして。きっと恋をしているからなのね。ねえレイ、そんなにケンスケの事好きなの?」
 「よくわからない。でもいつも一緒にいたい。二人でいっぱい話したい。ふたりで勉強するのが楽しい」
 「それってきっと恋なのよ」
 「じゃアスカは」
 「私は……今ならはっきり言えるわ。私はシンジを愛している」
 「そう」
 「でも今は、シンジには言えないいわ。いつか私の罪が消えるまでね。あれ、私なんか内罰的だわ。シンジがうつったのかしら。ところでレイ」
 「なあに」
 「レイはシンジの事をどう思っているの」
 「とっても大事な人。私に人の心をくれた人。何故かずっと一緒にいたように思える人。ごめんなさい。貴方の前でこんな事言って」
 「ううんいいのよ。シンジがもてるのはしょうがないわ。私でさえ好きになっちゃったんだもん。でもそうするとケンスケの事はどう思ってるの」
 「あの人は……私の心を満たした人。ずっと一緒にいたい人。とにかく一緒に居ると嬉しいの」
 「そうなんだ」


 レイにも、アスカにも笑顔が戻ってくる。


 「私もレイも恋は初心者だから苦労するのね、きっと」
 「そうなの。だけど今までに比べたらそんなの気にならないと思うの。ケンスケ君と一緒なら何も恐くないわ」
 「レイも言うわね」


 うふふ
 うふふ


 「ところでレイお願いがあるの」
 「なあにアスカ」
 「シンジとレイは許してくれたわ。でもあとケンスケに謝りに行きたいの。だから相談に乗って」
 「うん。いいわ」
 「わたし謝った事などほとんど無いわ。昔から謝るよな失敗はしなかったし、したとしても相手を言いくるめちゃったわ。だからどうやって謝っていいのかわからないの」
 「わたしもよくわからないわ。でも素直にごめんなさいって言えばいいんじゃないかしら。ケンスケ君優しいからきっと大丈夫よ。私も一緒に行くから」
 「ありがとう。じゃ早速病室まで行きましょう」


 アスカは勢いよく立ち上がる。つられたようにレイも立ち上がる。


 「あっそうだ。レイ、ちょっと先に廊下で待ってて」
 「ええいいけど……」
 「お願いね」
 「うん……」


 レイは何となく不思議な顔をしていたが、戸を開け病室から出て行った。


 「じゃシンジ。また後でくるからね」


 そう言うと、アスカは腰を折り曲げ、頬をまっかに染めた顔をシンジの顔に近づけた。そして二人の顔は重なった。シンジはまだ寝ている。


 「もう絶対私以外とキスしちゃ駄目。たとえ眠っててもよ。それにしてもまた私からしちゃったわね。そのうちまとめてお返しさせてあげるから」


 アスカは少しシンジの顔を眺めた後部屋を出て行った。
 二人はケンスケの病室へと向かう。


 「ねえレイ。ケンスケはどうしているの」
 「ケンスケ君は、アスカの影響で狂暴化した患者にこてんぱんにされたけど、全身打撲だけだわ。私がついていて看病したから今は歩けるの。後2日で退院よ」
 「ごめんねレイ。私のせいでケンスケ君ケガさせちゃって」


 アスカはまたもや涙ぐんでくる。


 「アスカ、貴方のせいではないわ。そんなに泣かないで。私貴方の奇麗な笑顔が好きなの。私もいつかあんな明るい笑顔が出来たらいいなと思っていたの。ね、だから笑って。笑った方が絶対いいわ」
 「ぐす。そうね。うん、泣かないわ。笑う角にはフグきたるって言うしね。うん。でも今はなぜかすぐ涙が出ちゃうの。反動かもしれない。今までずっと泣かないようにってしてきたから。そのせいかもしれない。いつも歯を食いしばって来た。でも泣いてもいい時があるって知ったの。シンジが私を許してくれた時、心の底から泣いたわ。そういう時は泣いていいってわかった。だからこれからは泣きたい時に泣くわ。ただ、泣き顔を見せるのはきっとシンジとレイとヒカリだけね。私ってやっぱり意地っ張りだもん。でも泣く時は胸を貸してね。思いっきり泣くから」
 「うん。いつでもいいわ。ねえアスカこれ貸すから顔をふいて。顔びしょびしょ」
 「ありがとう」


 アスカはレイが差し出したハンカチでごしごしと勢いよく顔を拭く。


 「これで奇麗になったかしら。でもこのハンカチ面白いわね。まるで迷彩服みたい」
 「ええ。これケンスケ君のハンカチ」
 「ねえレイ今どこに住んでるの」
 「本部内の宿舎よ。ケンスケ君と日向さんと住んでたの。ケンスケ君と一緒に居るって言ったら、保護者として日向さんが一緒に住む事になったの。場所はミサトさんと碇君が住んでいる所の隣よ」
 「ミサトそんなとこに住んでんの?」
 「ええあの戦いでもう第3新東京市跡形も無いわ。残っているのはここネルフ本部だけ」
 「知らなかった」
 「アスカ自分の病室と碇君の病室の行ったり来たりだけしかやってなかったもん」
 「そうだったわね」
 「あ、ここよ。ケンスケ君の病室。じゃあアスカここで待ってて」


 アスカとレイは立ち止まる。レイは戸を開けるとスタスタと入っていく。
 少したって声がした。


 「惣流入れよ」


 ケンスケの声だった。
 アスカは俯いたまま、おずおずと病室に入っていく。そのままベットのある方に進む。


 「惣流顔あげろよ」


 アスカは意を決して。顔をあげた。


 パチ


 ケンスケの持つ小型カメラのシャッター音だった。深緑のパジャマのケンスケは上半身をベットから起こしていた。顔は青あざだらけで痛々しかったが、顔はにこにことしていた。レイはベットの脇の椅子に座り身を起こしたケンスケを支えていた。


 「惣流、これでおあいこな。惣流の泣き顔の写真だったら、一枚数万だぜ、まっそれはともかく全員生きてるんだしくよくよすんよ。あんまり暗くなってるとシンジに嫌われるぞ。いや〜〜それにしても、あそこまで惣流がシンジのこと好きとはね。あれなら今すぐ結婚してもおかしくないな。法律上だとあと2年で親の承諾があれば結婚できるだろ。今の内に根回ししといたほうがいいぜ。あ、もっとも手っ取り早く子供作ってしまうって手もあるな。あの雰囲気だともう行くとこまで行ってそうだし…………」


 ケンスケのおしゃべりを、始めは呆然として聞いていたアスカであったが、次第に目尻がぴくぴくと痙攣しつり上がって来た。右手がグーになる。


 「アンタ人が素直に謝ろうと思って来たら、好きかって言いたい放題にして、このメガネザル。アンタなんかレイがいなかったらけちょんけちょんよ」


 ぷんぷんと顔を真っ赤にしておこるアスカ。


 「惣流はそうでなくっちゃ。泣きっ面よりそっちの方がずっといいぞ」


 アスカはケンスケを睨んでいたが、そのうち吹き出した。


 ハハハハハハハハ


 アスカ、ケンスケ、レイの笑い声が病室に響いた。
 ひとしきり笑った後、アスカは素直に謝る。


 「相田君ごめんなさい。私のせいでそんなにぼろぼろになっちゃって」
 「いいってことよ。おかげでいい写真がとれた。これはシンジに渡しとくよ」
 「それにしてもアンタよくカメラなんて手に入れたわね」
 「日向さんと取り引きしたんだ。ミサトさんのベストショットを引き渡すのと撮った写真を検閲すると言う事で」
 「さすが相田やるわね。将来私がアイドルデビューしたら専属カメラマンに使ってあげるわ」
 「それはそれは将来を楽しみにさせていただきます。あ、綾波さん、ありがとう。もう手離していいよ。それに惣流、座れよ」


 レイは手を離す。ケンスケの頭を持って静かに枕まで降ろすと、めくれていたタオルをかけ直す。ケンスケから手渡されたカメラを傍の机の引き出しに入れる。ハンカチでケンスケの額の汗を拭く。一つ一つの動作にやさしさが込められていた。
 アスカは傍の椅子をとり座った。その間もレイの心のこもった看護は続いていた。


 「相田ぁ〜〜〜〜それにしても、あんたらこそ仲いいわね。どう見てもレイはアンタにベタぼれよ。初恋の相手がアンタじゃレイも苦労するはねぇ〜〜」


 アスカがチャァ〜〜ンスの顔でからかいだす。


 「ほんとレイ嬉しそうね」
 「うん。ケンスケ君の世話をしてあげるのなんだか楽しい」


 レイの頬は少し赤いようだ。


 「ごちそうさま。あ〜〜この病室熱いわ。考えてみれば相田こそ責任とらないとね。二人でいる間に色々したようだし。だいたい女の子裸にしたり、一緒に寝たりしたんだから、もうこれは決まりね」
 「な、なんでそれを……」
 「アスカ……意地悪」
 「フフフフまあ結構お似合いのカップルだし。だいたい相田、レイを逃したら一生こんな美人と一緒になるチャンスないわよ。アンタとノリが合う美人なんてそうそういるとは思えないし」
 「惣流だって、碇ぐらい図太い奴じゃないともらってくれる奴はいないだろ」
 「なんですって…………」


 すっかり打ち解けた会話はまだまだ続いた。



















 一ヶ月が経った。最近のトウジはヒカリと同じ学校に通いながらリハビリに励んでいた。日曜には近くの公園で軽い運動をしていた。そばには大きいお弁当箱を抱えた、ヒカリが付き添っている。腕立て伏せ、片足だけでのヒンズースクワット。黒ジャージは汗にまみれていた。いつもの光景であった。
 運動に一区切りがついたトウジは、傍のベンチに腰掛けた。横にはヒカリが座っている。彼女は黙ってタオルを差し出す。


 「ありがとう」


 トウジは顔をタオルでぬぐう。ジャージを上半身だけ脱ぐと肌をタオルで拭き始めた。ヒカリは真っ赤な顔をしてそっぽを向いている。公園の入り口を向いていたヒカリは二人の男女がこちらに向かってくるのを見つけた。


 「シンジ君!!!!リツコさん!!」
 「なんやて」


 トウジもジャージをまとうとそちらを振り向く。そこにはシンジとリツコの姿があった。シンジはその声で一瞬歩みを止めたがすぐにベンチの傍まで走って来た。


 「シンジ無事ちゅう事はきいてたがほんま無事みたいやな」
 「トウジ…………ごめん」


 シンジは俯く。


 「過ぎた事や。はっきり言ってあの場の指揮官は今でも恨んでる。でもシンジは最後まで抵抗したっちゅうやないか。あれは仕方が無いんや。もう忘れろ」
 「だけど僕の初号機が、僕の手がトウジのエントリープラグを握り潰したんだよ」
 「そうか気になるか」


 トウジは傍に置いてあった松葉杖を取ると立ち上がる。いきなり渾身の力を込めた右フックをシンジの頬にくらわす。シンジは吹っ飛んだが、トウジも反動でバランスを崩し倒れる。


 「鈴原、シンジ君!!」


 黙ってみていたヒカリはいきなりの展開にびっくりしうろたえている。


 「ほらシンジ。ワシは片足でも十分強いんじゃい。いらん心配せんと、しゃきっとしろ。とにかく今のパンチでちゃらや。今度その事で謝ったりしたら立てんようになるまでぱちきかましたる」


 トウジは這ってベンチまで来ると座った。シンジものろのろと立ち上がる。


 「トウジ……」
 「ほら辛気臭い顔すんな。そやみんなどうしてる。生きてるっちゅう事だけは知ってるのやけどな」
 「鈴原知ってたの。なんで教えてくれなかったの。私みんなの事心配で心配で……」


 ヒカリが目に涙をためてトウジにかみついた。


 「ごめん。口止めされてたんや。ネルフのごたごたが片付くまでちゅう事で。シンジが会いに来たっちゅう事はかたずいたんやな」
 「うん。そうだよ。詳しくは話せないけど何とかなったんだ。今度ネルフは研究機関として再出発するんだ。ぼく達チルドレンの軟禁も解除されたんで会いに来たんだ」
 「さよか。まあどうにかなるもんやなぁ」
 「碇君」


 ヒカリが食い付くように聞く。


 「アスカは、アスカは大丈夫なの。綾波さんは」
 「うん。二人とも大丈夫だよ。アスカは少し痩せちゃったけどもう元気になってるよ。後で会いに来るって。綾波も元気だよ。あとケンスケも実はネルフにいたんだ」
 「へぇ〜〜。ケンスケが。なんかしたんかぁ」
 「綾波を助けたんだ。その時ケガをしちゃってずっとネルフの本部にいたんだ」
 「さよか。まぁ無事でよかった。あいついきなりいなくなるからどないしたかと思ったんや。いいんちょが言うには、急に転校したと聞いてたんやが」
 「よかったわ。アスカも綾波さんも。今みんなどこに住んでるの」
 「みんなはネルフ本部内の寮みたいなとこに住んでるよ。僕とアスカとミサトさん、ケンスケと綾波と日向さんで一つの部屋というかフラットをもらっているんだ」
 「ケンスケ、綾波と住んでんのか。かぁ〜〜。ケンスケもやる時はやる奴やなぁ〜〜」
 「う、うん。仲いいみたいだよ」
 「それとミサトはん達はどうしてる。ミサトはんは冬月さんとかゆう人とネルフの代表ちゅう事でよくテレビに出てるみたいやけど」
 「みんなどうにか生きてるよ。ミサトさんは飛びまわってるし父さんも生きてる。ただ加持さんは行方不明だけど。マヤさんも青葉さんも元気だよ」
 「マヤさんっちゅうとリツコさんの後輩って人やな。前ちらっと会うたけどえらく可愛い人やな。あれで24ちゅうからすごい。でも青葉ちゅう人はしらんな」
 「話が弾んでる所悪いんだけどいいかしら」


 それまで黙って見てたリツコが話しかけた。


 「リツコさん。無事で何よりです。今日はシンジの付き添いですかぁ」
 「それもあるけど。思い切って言うわ。さっき総司令の事嫌いって言ってたけど、ほんとの所どう?」
 「シンジには悪いけど、シンジのおやっさんは憎いですわ。やっぱり片足はハンデやさかい」


 リツコとシンジの顔が曇る。


 「トウジ君、もし、もしよ、足が元どおりになったらあの人を……総司令を許してくれるかしら」
 「まぁもし足が元どおりなんて夢のような事が出来たらちゃらにしてもいいですわ」
 「そんな事ができるのですか?」


 ヒカリがリツコに聞く。


 「ええ。今度ネルフは今まで蓄積した技術を人類の福祉の為に役立てる組織に変わるの。もっとも今までどおりエバの管理も行うけど。とにかくその最初の技術としてクローン技術が一般に公開されるの」


 クローンと聞きシンジの顔が暗くなる。


 「クローン?なんですかそれ」
 「詳しく説明すると大変だけど、人間の組織を培養して体の一部分を新たに作り出す技術なの。体の一部分を失った人にそれを移植すれば元どおりになるわ。元々自分の組織だから拒否反応も無いし。動物実験はもう終わっていて後は実際人間に行うだけなの」
 「なるほど。ワシに実験台になれッちゅうことですか」
 「いいえ違うわ。今まで苦労をかけたチルドレン達にせめてもの償いをしたいというあの人の考えなの」


 トウジはシンジとリツコをかわるがわる見る。二人とも心配そうにトウジを見ている。


 「よっしゃ。実験台になりまひょ。失敗しても今より悪くならんし、うまくいけばシンジも気が楽になるっちゅうもんや。それにリツコはんも総司令に顔がたつによって」
 「ありがとう鈴原君。実はネルフの方ではもう準備が出来てるの。だからいつでも手術ができるわ。手術後三ヶ月で歩けるようになる計算よ」
 「さいでっか。じゃ気楽に準備しますか。一週間もあれば用意は出来ます」
 「わかったわ。こっちも手配をしておくわ。あと洞木さん」
 「なんですかリツコさん」
 「貴方にもネルフの病院の通行許可書は出しておくわ。チルドレンの誰かと一緒なら入れるはずよ、それなら愛しい鈴原君に毎日お弁当持ってこれるでしょう」
 「は、はい」


 ヒカリは真っ赤になって答えた。


 「シンジところでこれからどうすんのや」
 「後半年ぐらいして完全に事態が治まったら日常の生活に戻れるんだって」
 「さよか。それは何よりや。じゃ今日はトレーニングはこれで終わりや。みんなでいいんちょの弁当つまんで宴会や。さっそくいいんちょの家へいこ」
 「そうだね。じゃリツコさん僕トウジと洞木さんと話して来ます」
 「わかったわ。あとで洞木さんの家まで迎えに行くわ。鈴原君詳しくは後で連絡するから」
 「わかりましたリツコはん。ではまた後で」


 三人は話しながら公園を去って行った。
 リツコは感慨深げに見送った。





















 「青葉ニ尉ネルフを辞めたまえ」
 「へ?」


 ここは総司令執務室。青葉ニ尉と伊吹ニ尉は急にゲンドウに呼び出されていた。


 「これはクビと言う事ではない。いうなれば私直属のエージェントになって欲しいのだよ」
 「エージェントでありますか」
 「そうだ。こんどネルフは研究組織となる。当然諜報部は大幅削減となる。また他の組織のスパイが入ってくるとも限らん。そこで君に私の直属のエージェントになってもらいたい。その為の偽装としてネルフを辞めたまえ。辞めた後の費用及び手当ては私の機密費から出る。取り合えずの任務はチルドレン達の護衛だ。たしか君はギターリストとしてよくライブハウスで演奏していると聞く。その辺りをカバーストーリーにするがいい。これで納得が行ったか」
 「そうでありますか。出来たら2、3日猶予をもらいたいのですが」
 「かまわん。結論が出たら直接私に連絡をとるように。次に伊吹ニ尉」
 「ハイ」
 「君と青葉ニ尉の仲は知っている」


 マヤは真っ赤になる。


 「君は青葉ニ尉との連絡役になってもらいたい。結婚すると聞いているから不自然ではないだろう。では二人ともよい返事を期待している。以上だ」
 「「ハイ。失礼します」」








 その夜、シゲルとマヤはベットの中で話し合っていた。


 「マヤちゃん。俺ネルフ辞めるよ」
 「じゃスパイになるの?」
 「まあね。それもあるけどギタリストとして挑戦してみたいんだ」
 「何に対してよ」
 「自分……かな」
 「そう。スナフキンになるのね」
 「うん。ギター片手に旅から旅へだ」
 「私はどうなるの」
 「どうしたい」
 「さあ。どうしてほしいの」
 「君はここにいてほしい。吟遊詩人でも戻る所は必要だし」
 「勝手な言い草ね」
 「じゃこういうのはどうだい。王子様は各地の反乱を静める為に方々を飛び回っていました。その為愛しいお姫様となかなか会えません。けれどもお互い深く愛しあっていて太い絆で結ばれています、てのは」
 「やっぱり勝手ね。でもいいわ。そのかわりちゃんと式は派手に挙げてもらいますからね。小さい頃からウエディングドレス夢だったんだから」
 「はいはい。わかっております。お姫様」
 「わかればよろしい。ウフフ」


 二人はまた体を絡ませた。








        

つづく





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ver.-1.00 1997-08/17公開
ご意見・感想・誤字情報・りっちゃん情報などは akagi-labo@NERV.TOまでお送り下さい!

 まっこうの部屋1000HITover記念座談会

 みんなでラブラブ



まっこう:本日は「まっこうの部屋」1000HITover記念座談会にお越しいただきありがとうございます。まず座談会の出演者諸氏の入場です。まず始めにりっちゃんとシンちゃん。
R&S:まっこうさんこんにちは。
まっこう:こんにちは。シンちゃんそのカッコはプロポーズに行った時のかっこだね。りっちゃんはいつもの白衣にランドセル。ちゃんと婚約腕輪もつけているようだね。じゃあ、あそこのジュースとケーキのあるテーブルの席についてね。
R&S:はい。

まっこう:やっぱりこの二人がまっこうの部屋のベストカップルだね。次はレイちゃんとケンスケ君です。

レイ:こんにちはまっこうさん。
ケンスケ:こんにちはまっこうさん。例の写真はあとで

まっこう:こんにちは了解。今日はおそろいの迷彩服ですね。う〜〜ん美人が着ると迷彩服でさえ目立ってしまいますね。ではお二人は麦茶とNASA製保存用食品の席へどうぞ。次はシゲル君マヤさんのお二人です。こんにちは。お二人ともネルフの制服ですね。

シゲル:よう、まっこうさん元気。ここん所体力あまっちゃって、なんせギターとベット体操しかやってないんで。
マヤ:シ、シゲル君そんな、不潔です。わたしそんなにふしだらじゃありません。

まっこう:早速夫婦喧嘩ですか。まぁ取り敢えず席についてください。その猫マークのテーブルです。たしかマヤさんお手製のクッキー持参でしたよね。飲み物だけ用意しておきました。それとギター預かりますか。いいですか。わかりました。次はシンジ君とアスカちゃんです。

アスカ:ちょっとまっこう。なんでこんな順番なのよ。私達が当然一番最初でしょ。だいたいあんたリツコの子供バージョンなんか書いてロリコンじゃないの。
シンジ:あ、アスカ、おちついて。まっこうさんこんにちは。どうもすいません。
まっこう:こんにちは、それにしても毎度のこととはいえシンジ君大変だね。「チルドレン……」では一応主役だし、これから徐々に明るい話になるから頑張ってね。ニヤリ
シンジ:その最後のニヤリって……。

まっこう:まあ気にしない。じゃお二人は、あれ、アスカちゃんシンジ君引っ張ってずんずん行っちゃった。赤いテーブルの席についたのね。でもそこなにもないよ。あ、シンジ君のお弁当があるのね。さてとりを勤めるのはリツコさんと碇司令です。

りつこ:あらまっこう。元気?最近はりっちゃんの方に力入れてるおかげで私の出番少ないわね。まあどっちにしても私だし、いいんだけど。司令は忙しいって今日は欠席よ。
まっこう:そうですか。
リツコ:あとミサトとマコト君は、昨日ミサトが飲ませすぎて二日酔いでマコト君倒れてる。めずらしくミサト看病なんかしてるらしいわ。じゃ私はマヤ達テーブルの席につくわ。
まっこう:そうですか、わかりました。あとヒカリちゃんとトウジ君はリハビリの為欠席だそうです。これで全員そろいましたね。では始めます。自由にどうぞ。




アスカ:ハイ、ハァ〜〜イ。
まっこう:アスカちゃんどうぞ。
アスカ:まっこうアンタ私の事苛めすぎよ。レイプされかかるわ、使徒に体乗っ取られるわ、散々じゃないの。
まっこう:いや〜〜それはアスカちゃんがヒロインだからですよ。昔からの決まりでヒロインは苛められて苛められてそれでも健気に立ち向かい最後に王子様と結ばれる。これが一番美しい形式ですから。
アスカ:まぁ確かにこの中でヒロイン張れるといったら私しかいないけどね。天性の美貌、知能、心の広さ、運動神経、どれをとっても一番は私だしね。
まっこう:単に苛め易いだけなんだけどね
アスカ:なんか言った?
まっこう:いえ別に。
アスカ:それと私シンジにあんな事しないわよ。私は下僕には寛大なんだから。
まっこう:下僕ですか?
アスカ:当然よ。
まっこう:でも「チルドレン…………」ではシンジ君にすがっちゃってワーワー泣いちゃってますが。
アスカ:あ、あれは、そうしないと話が劇的じゃないでしょ。まあ演出効果って奴ね。
まっこう:シンジ君こんな事言ってますが。
シンジ:いいんです。アスカは元気な方が魅力的だし。それに……アスカの事やっぱり大好きだし。
A&S:…………
まっこう:二人とも赤くなって固まっちゃった。

ケンスケ:シャッターチャンスだ……パチ。
まっこう:あれケンスケ君、また新型のデジカメ買ったの。
ケンスケ:ええ。オリンピャスの新型OMDC−100ですよ。レンズは他のオリンピャス製の一眼レフと完全互換、当然光学式と液晶ファインダーの併用です。液晶ファインダーは反射型液晶を使用しているため、単三電池二本で50時間動作が可能。肝心の受像素子はスーパーダイナミックレンジCCDを採用しRGB各色で65536階調計281,474,976,710,656色、分解能65536*49152ピクセル。記憶メデアにはS−MO採用、非圧縮で12000枚、画像圧縮すると24000枚記憶が出来ます。画像転送方法は…………。
まっこう:わ、わかりました。あとでゆっくりうかがいますから。ほらレイちゃんがさびしそうな顔してますよ。
レイ:最近ケンスケ君そのカメラに夢中で私の事かまってくれないの。私ケンスケ君しか見ていないのに。
まっこう:それはひどいですね。
ケンスケ:いや、それは、あの。実はこのカメラは綾波を奇麗に撮る為に買ったんだ。だからそんな顔をしないで。これまでは色々な被写体で練習してたんで忙しかったんだ。今、君を撮るから、だから笑って。
レイ:そうだったの。ポッ。うれしい。ケンスケ君……。
ケンスケ:綾波……。
アスカ:う、あの二人すごくいちゃついているように見えるわ。シンジなんとかしなさいよ。
シンジ:なんとかって…………。別にいいじゃないか。昔から言うでしょ、人の恋路を……。
アスカ:そのぐらい知ってるわよ。人の恋路を邪魔する奴は箪笥にぶつかり死んじまえっていうんでしょ。だけど……。
シンジ:それ違うよ。いろいろ混じっちゃってるよ……。
アスカ:い、いいのよ。意味は同じよ。
まっこう:まあまあそれこそ夫婦喧嘩は犬も食わないって言うでしよ。
A&S:「「まだ夫婦じゃない(わ)よ」」
まっこう:ほ、ほぉ〜〜。まだですか。ユニゾンでお答えいただきありがとうございます。まあお二人には今後も山有り谷有りですが頑張ってもらいましょう。ニヤリ
シンジ:そのニヤリが恐いんだけど……。
りっちゃん:ねえまっこうさん。あのお兄ちゃんとお姉ちゃん結婚するの?
まっこう:将来だけどね。
シンイチ:じゃこんやくのきすしたんだ。
アスカ:な、なに言ってんのこのませ餓鬼は。私が何でシンジなんかとキスするのよ。
シンジ:なんかとはなんだよ。全部アスカが強引にキスしたくせに。
アスカ:なんですってぇ〜〜〜〜〜〜〜〜、あんたそういう事を乙女の私のせいにしようってえの。
シンジ:乙女って、もっとおしとやかだよ。
アスカ:き〜〜〜〜〜〜〜〜。ガミガミガミガミガミガミ……………………






リツコ:若いわね。
シゲル:ほんとっすね。まっこうさんも調停で大変だ。
マヤ:ほんと。でもアスカちゃん積極的なのね。
シゲル:でもマヤだって夜は積極的じゃないか。
マヤ:わ、わたし、そんな事してません。
シゲル:そんな事って?
マヤ:先輩助けてください。
リツコ:アンタ達も犬も食わないケンカして。あ〜〜あ一人身がこたえるわ。
まっこう:こちらはどうしたんですか?
リツコ:この子達も仲良くって、私おじゃま虫みたいなのよ。
マヤ:先輩そんな事有りません。私はいつでも先輩のものです。
シゲル:そんなマヤちゃん。だいたいぼく達はこの部屋では結婚した事になってるんだよ。
マヤ:アレは気の迷いです!!!!
シゲル:何言ってんだよ。だいたいしなだれかかって来たのは君の方だろ。
マヤ:あ、あれは、足が疲れてただけよ。だいたい…………






リツコ:どこも彼処も夫婦喧嘩でうらやましい事。まっこう暇ならこっちきて喋らない。
まっこう:お供します。
リツコ:ところでこれからこの部屋の連載どうするの?
まっこう:え〜〜と、「チルドレン〜〜」はやっと次回から学園ラブ米スポ根マッドギャグ物になります。
リツコ:マッドギャグってところがなにね。
まっこう:ええ、私が書くんですから、アスカとレイの性格は出来るだけへっぽこにしようと思ってます。もちろん魅力的に書くつもりですが。あとアスカちゃんはヒロインですからいろいろと痛い目には遭うでしょうね。へへへへ……。
リツコ:あまりやりすぎると身の破滅よ。「気になるあの子」はどうするの。
まっこう:もちろん、才色兼備金髪碧眼絶世の美少女りっちゃんの愛と波乱と冒険の小学校生活が描かれます。夏休みの特別強化月間として特別ゲストも予定してます。
リツコ:だれ?
まっこう:それは秘密です。皆さんもよく知っている人ですから。
リツコ:それは楽しみね。ところで私はどうなるの。
まっこう:研究機関になったネルフの副所長ですから、実務一切とチルドレン達の親代わりとして活躍してもらう予定です。
リツコ:そうなの。それであの人とのことは…………。
まっこう:それは、じっくりと描いていきたいので。
リツコ:わかったわ。ところで他には無いの。
まっこう:あとアスカちゃんネタでいいの思いついたんで、今書いてます。可愛い可愛いアスカちゃんを書いてます。へへへへ……
リツコ:また6才児に設定して「気になるアスカちゃん」なんてのじゃないでしょうね。あんたロリコンというよりアリスコンプレックスのけが有るからね。
まっこう:いえいえ。ちゃんと14才のアスカちゃんですよ。ただね……。
リツコ:まぁ細かい所は後で読ませてもらうわ。
まっこう:わかりました。あれみなさんは。
リツコ:りっちゃんとシンちゃんは遅くなると怒られるって帰って行ったわ。シンジ君とアスカは、アスカがシンジ君追いかけ回してどっかにいっちゃたみたい。マヤとシゲル君は結局いちゃついて帰っちゃたわ。レイとケンスケ君も帰ったわよ。そうそう最近レイに変な癖ついて困ってんのよ。
まっこう:どんな?
リツコ:定期検査の時に測定器の前でポーズするのよ。なにかデータをとられる時は必ずそうするのよね〜〜。
まっこう:ケンスケ君の影響大ですね。
リツコ:まぁ、それだけ女の子らしくなって来たのはいい事なんだけどね。ところでまっこうこれから暇?
まっこう:(えっそれってもしかして夜のお誘い……ドキドキ)ええ暇です。とっても暇です。とにかく暇です。
リツコ:じゃこれ頼むわ。MAGIのサブコンピュータのDEBUG。あなた本職でしょ。今日、これから司令とデートなんだけど、これ明日の朝までに仕上げなきゃいけないのよねぇ。助かったわ。じゃ頼むわね

 ぱたぱたぱたぱた

まっこう:ぱたぱたって。少女走りしちゃってとほほ……




 それにしてもワールドカップ優勝への道のりはまだまだ遠いです。


 まっこうさんの『チルドレンINワールドカップ・優勝への長い道のり』その6、公開です。
 

 アスカちゃんの心には着実に余裕が生まれていきますね。

 人に涙を見せる。
 人に謝る。

 弱さを見せる・非を認める。
 成長しています(^^)
 

 リツコの活躍の場、トウジの義足作りもいよいよ実現に向けて動き出し、
 ワールドカップに1歩前進です!
 

 さあ、訪問者の皆さん。
 1000HIT記念座談会も開催したまっこうさんにおめでとうのメールを!


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