TOP 】 / 【 めぞん 】 / [まっこう]の部屋に戻る/ NEXT


チルドレンINワールドカップ・優勝への長い道のり その5

 
−最後のシ者−


 それは昼ごろの事だった。発令所には常時上級仕官が二人はいる事になっている。今日はマコトとマヤであった。司令や副司令、ミサト達もNERVを空けていた。


 「シゲルどうしてる?」
 「もうちょっとで現場復帰だと思うわ」
 「じゃ今はマヤちゃんに幼児みたく付いてまわってないんだ」
 「え、ええそうね」
 「今でも一緒に住んでるのかい」
 「うん」
 「それにしてもマヤちゃんが男と同棲とはね。この場合は同居かな」
 「いいじゃない、結婚するんだから」


 おもわずコーヒーを吹き出すマコト。


 「そこまでもう話は行っちゃったのかい」
 「だ、だってお互い好きって言っちゃったし、それにもう他人じゃないの」


 またもやコーヒーを吹き出すマコト。マヤはもうふっ切れたのか、堂々として言った。


 「な、なんとそこまで言うかい」
 「ええ、女は愛する者が出来ると強いのよ」
 「そ、そう……シゲルの奴ネルフ中に敵作りやがった
 「マコトくん何か言った」
 「いや別に」
 「マコトくんだって葛城さんとはうまくいってるの」
 「へ?ま、まあまあだね。マヤちゃん昔なら不潔ッて言わなかった?」
 「なんで?好きな者同士が愛し合うのはとうぜんでしょ」
 「そう…………マヤちゃん変わりすぎだよぉ


 まるで漫才。


 「そういえばシンジ君達最近は具合良くなって来たわね。特にあのレイちゃんに彼氏が出来たのが驚きだわ。おかげでいつもにこにこしてるわ。あの子って笑うととっても美人だったのね」
 「そうだね。その彼氏のケンスケくんって外見は冴えないけど、コンピュータのクラッキング能力や情報収拾能力、素手の格闘戦はたいしたものだって。最近はネルフのトレーナーが付いて格闘術を習っているせいでますます強くなっているらしいよ。諜報部ですぐ使えそうだってミサトが言ってた」
 「そうなの…………自分だってミサトなんて言ってるじゃない
 「へ?なあに」
 「なんでもない」
 「だから彼を、レイちゃんの学校とかでのボディーガードとしてネルフで雇う形にして解放してあげようという方向で話が進んでいるらしいよ」
 「そうなの」
 「それにシンジくんはやっと車椅子なら動けるようになったみたいだし」
 「アスカちゃんの軟禁状態は解除されたの?」
 「された。あの凶行は錯乱状態だったという事になったみたいだよ。この頃は体調も良くなったみたいだし、毎日自分の病室とシンジくんの病室を行ったり来たりして、シンジ君を罵っているみたいだ」
 「罵ってるの?」
 「うん。ただ罵っているというよりも、一緒にいなきゃやだって駄々こねてるというのが真相らしいよ。結局シンジくんの愛がすべてに勝ったってところかな実際の話」
 「あの子達まだ14なのに私達よりずっと大人だわ。私アスカちゃんが運びこまれた時の事を先輩に聞いたわ。あの子自分もシンジ君も傷つけるような事を、言いたくないのに言ってたわ。しかもアラエルに心を犯されただけじゃなくって…………可哀想過ぎるわ」


 俯くマヤ。


 「そのことなんだけど、アスカちゃんじ……」


 ビービービービー


 突如発令所に警報が鳴り響いた。


 「どうした」


 下級オペレータに問いただすマコト。


 「本部内にATフィールド反応です。パターン青。使徒です」




















 その日の昼前、またアスカはシンジの310病室へとむかっていた。彼女の病室は201の為結構時間がかかる。


 「そうよ、私はアイツが憎くって会いに行くんだわ。アイツを罵ってやる為に、アイツを苦しめる為に行くんだわ」


 アスカはそう呟きながら歩く。赤いパジャマのままスリッパの音を廊下に響かせる。本当かは自分でも判らなかった。シンジをどう思っているかは。私はアイツが憎いの、でも憎いって会って言いたいの。会わなきゃだめなの。会ってずっとあなたを苦しめるって言いたいの。ずっと一緒にいてくれなきゃ苛められないって言いたいの。ずっと私だけの為にいてくれなきゃいけないと言いたいの。私の為だけに存在していいって言いたいの。


 14才の少女には自分の心が判らない。したい事も判らない。でもシンジの病室へとむかった。微笑みながら。


 310病室のドアを開いた。


 病室には先客が二人いた。


 「ファースト、ケンスケあんた達何してんの」
 「惣流、シンジの見舞いにきたんだけど」
 「アスカさん、碇君のお見舞いよ」


 アスカは廊下からくってかかる。顔には微笑みは消え、瞳は緑がかってくる。


 「シンジは私のものよ。私が一生苛むの。私の受けた苦しみをずっと味合わせてあげるの。ぜったい誰にもあげない。コイツは私が一生憎んでやるの」
 「アスカさんそんな事言わないで。碇君が可哀想」
 「はん。碇君ですって。あんたよくそんな事言えるわね。あんた今ではケンスケくんケンスケくんって言ってるんでしょ。昔は確かに碇君、碇君て言ってそいつに付きまとっていたくせに。今じゃ軍事おたくのものなんでしょ。今一緒に住んでいるんですってね。このふしだら女が」
 「アスカさんお願い。そんな事言わないで」
 「惣流、綾波さんを悪く言うのはよせ」
 「盗撮マニアに惣流なんて呼び捨てにされたくないわ。さあ、シンジこいつらに出て行くように言いなさい。アンタは一生私のものよ」


 唖然としていたシンジはやっと話しだす。


 「アスカ、そんな事言っちゃだめだよ。二人とも僕を心配して来てくれたんだから」
 「なんで、何でシンジこんな奴等を庇うの。なんでよ。なぜなのよ。私より大事なの、どうして、そんなの、そんなのいや、だめ、いや、いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜」


 いきなり病室に轟音が響いた。




















 「ATフィールドの発生場所の確認を急げ」


 マコトが叫ぶ。


 「マヤちゃん。この場の最高位は僕と君だ。僕が指揮をとりますから、補佐よろしく」
 「わかったわ」
 「マヤちゃんは初号機の起動準備をして」
 「了解」


 「ATフィールド発生場所わかりましたぁ、そちらに転送します」


 下級オペレータの声が響く。


 「これは……310病室。シンジ君の病室だ」
 「シンジ君どうしたんだぁ〜〜」


 マコトは310病室に回線をつなぎ叫んだ。




















 ドアを堺に二つのATフィールドが押し合っていた。一つはレイの一つはアスカのものだった。レイはシンジとケンスケを庇うように彼等を背にして赤い目を輝かせていた。アスカは無表情な顔に瞳を緑色に光らしていた。力は拮抗していたが徐々にアスカの力が上回り始めた。




















 司令所はいきなりのパターン青に動揺していた。


 「シンジ君どうしたんだぁ〜〜」
 「マコトさんアスカがいきなりATフィールドを展開したんです。それでレイもATフィールドを展開して僕とケンスケくんがつぶされるのを防いでいるんです」
 「シンジ君何とかして第7ケージまで行ってくれ。初号機を起動準備している」
 「でもアスカですよ」
 「しかしパターンは青だ」


 「日向ニ尉。310病室にもう一つのATフィールドを確認パターンオレンジです。現在310病室に更にもう一つのATフィールドが近づいています。パターン青です」
 「なんだって」




















 アスカは、いやアスカの姿をしたものは横をふり向いた。廊下の向こうから飛んでくるものがあった。それもATフィールドを展開していた。それはアスカをATフィールドで押しのけると病室の前に立った。


 「カオル君!!!!」
 「やあシンジ君レイ君久しぶり」


 レイはぐったりと床に崩れた。


 「綾波!!」
 「レイ!!」


 シンジとケンスケは叫ぶ。


 「とりあえずは疲れているだけだ」


 カオルはATフィールドを張りつつ続ける。


 「シンジ君アスカさんのATフィールドは多分アラエルのものだ。アラエルは元々精神生命体がATフィールドを纏ったようなものだから彼女の心に巣食っていたんだろう。君が初号機で助けるんだ。ケンスケくんシンジ君をケージまで連れてってくれ。僕がアスカさんをケージまで誘導するから。シンジ君は初号機のATフィールドで彼女のATフィールドを中和するんだ。そうすれば彼女の中のアラエルも滅びる。」
 「カオル君には中和できないのか」
 「僕ではうまく同調できない。出来るのはシンジくんと初号機だけだ」
 「わかった。ケンスケ頼む」


 ケンスケはうなずくとシンジを車椅子に乗せた。


 「シンジ。そのケージとか言うのはどっちだ」
 「病室を出て右の方だ」
 「わかった。カオル君レイをたのむ」
 「わかったから。ケンスケ君早く」


 ケンスケは車椅子を押し廊下に出ていった。


 「シンジ君だいじょぶかぁ〜〜」


 病室にマコトの声が響く。


 「日向さん初号機の起動準備をしてください」
 「君はだれだ」
 「渚カヲルです」
 「ダブリス!!」
 「とにかくアスカさんを救えるのは初号機とシンジ君だけです。ケンスケくんがケージまで彼を運んでいます。エントリー準備をしてください。アスカさんは僕が誘導します。僕を信じてください。僕はシンジ君が悲しむことはしません」
 「わかった。300秒で準備する。それまで押えていてくれ」
 「了解」




















 ケンスケが車椅子を押し廊下に出ると、病室から次々とうつろな表情をした患者達が出て来た。患者達は二人にじわりじわりと近づいてくる。


 「これってもしかして惣流の影響?」


 ケンスケが呟く。


 「判らない」


 とシンジ。


 「全部で6人。シンジここからケージまでどのくらいだ」
 「4分ぐらい」
 「じゃ60秒で6人。一人10秒か。いくぞシンジ。ついてこい」


 ケンスケが突っ込む。

 一人目の鳩尾に手刀を叩き込み気絶させる。近づいてくる二人目のパンチをしゃがんでかわし脇の下に肘を突き上げ悶絶させる。三人目四人目が同時に飛び掛かってくるのを床に座り込みかわすと、足をすくって倒し、両手で人中の急所に突きを入れる。五人目を発勁で跳ね飛ばし、六人目の三枚の急所にまわしげりを叩き込む。その間わずか30秒の早業であった。


 「すごい!!ケンスケ」
 「まあな」


 ケンスケは車椅子を引っ掴むと通り抜けようとした。が、最後の一人の横を通り抜けようとした時いきなり後ろから首を締められる。シンジは急に車椅子が止まった為、転げ落ちてしまった。そしてケンスケの方を見ると倒されたはずの患者が次々と起き上がってくるのを見た。


 「シンジお前は行け」


 首を絞めつけられながらもケンスケが言う。


 「でも、ケンスケ」


 やっと起き上がったシンジが言う。


 「お前は惣流の事だけ心配しろっちゅうの」


 少しづつ首を絞めつけられている手を外しながらケンスケが叫んだ。


 「ごめん」


 シンジはそう言うと振り返り、よたよたとケージへ向かった。


 「風光流竜巻落とし〜〜〜〜」


 ケンスケの怒声が背後で響いた。




















 レイが病室で気がつくとそこには誰もいなかった。廊下で打撃音が響いていた。レイは廊下に走り出た。そこには数人がケンスケを取り囲んでいた。患者達は倒しても倒しても立ち上がってきた。疲れたケンスケはすでに抵抗もできなくなって殴られるままとなっていた。
 レイは走った。ATフィールドで敵を跳ね飛ばし、ケンスケを抱きかかえると手近な病室に逃げこんだ。戸を閉めるとぺたんと床に座り込みケンスケを抱きしめた。


 「ケンスケくん、だいじょうぶ」


 泣き声でたずねるレイ。


 「なんとか」
 「よかった」


 ケンスケを胸に抱きしめ彼女は泣き始めた。




















 ケージにシンジがついた時、彼の脇腹の傷は再度開いていた。しかし平然を装い、パジャマ姿でエントリーをはたす。


 少し後カオルがATフィールドにアスカを包み誘導して来た。アスカはカオルのATフィールドの中で暴れていた。


 「シンジ君」


 カヲルは叫ぶ。


 「今からアスカ君を初号機の掌に乗っける。そうしたら君の思いを込めて、アスカ君への気持ちを込めて彼女のATフィールドを中和するんだ。12の3で僕のATフィールドからは解放する。わかったね」
 「わかったカオル君」


 カオルがアスカを初号機の掌に乗せる。


 「シンジ君行くよ。12の3」


 カヲルがかけ声と共に飛びのいた。シンジはATフィールドを発生した。初号機のATフィールドはアスカを包みこむ。そしてアスカのATフィールドを中和にかかる。ATフィールドを触れ合わせる二人。アスカの心がシンジに伝わる。アスカの心の痛みがシンジに伝わる。シンジはエントリープラグの中で泣いていた。愛しい人の心の痛みを知って。そして彼女の心の中に異質なものがあるのを見つける。まったく異質なもの。理解できないもの。これが使徒の本体だと悟る。そして彼は愛しい人の心を犯すものへの激しい怒りをもってそれを押しつぶした。すべて心の中の戦いだった。ケージに何者かの悲鳴が轟いた。彼はアスカを見た。彼女は微笑みを浮かべ初号機の掌で眠っていた。アスカの無事を確かめるとシンジは脇腹の痛みに耐えかねて気絶していった。




















 シンジは気がついた。枕許にはリツコが座っていた。


 「シンちゃん気がついたわね」
 「リツコさん」


 彼は上半身を起こそうとする。リツコが止めた。


 「まだ寝てなさい。あなた傷口が開いて二日も寝てたのよ」
 「皆は無事ですか」
 「ケンスケくんは全身打撲だけどレイに看病されて取り敢えず大丈夫。レイは少し疲れがあるぐらい。ダブリスはいつも通り。ラブ米はいいねぇなんて訳の判んない事ほざいていたわ」
 「アスカは、アスカはどうなったんですか」
 「それは本人から聞きなさい。アスカ入ってもいいわよ」


 病室の戸が開くと赤いパジャマの少女が俯いて入って来た。リツコが椅子を立ちそこに座らせた。


 「アスカ大丈夫かい。ケガは無かったかい」
 「…………」
 「もう君の心の中の使徒はやっつけたから大丈夫だよ」
 「…………」
 「アスカなんか喋ってよ。アスカ」


 少女は黙っていた。ゆっくり顔をあげると青い瞳は涙でいっぱいだった。


 「シ……ン……ジ。うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ん」


 アスカはシンジのベット隅に顔を埋めると号泣し始めた。シンジは彼女の髪を優しく撫ぜていた。リツコは手を組み壁により掛かりその光景を見ていた。
 アスカは長いあいだ泣いていた。やがて顔を手でぬぐいながら身を起こした。


 「シンジ」
 「何だいアスカ」
 「ごめんなさいシンジ。アラエルが心に住み着いてからの私はまるで悪魔のようだったわ。好きな皆を傷つけ、自分を傷つけ、シンジを傷つけ、揚げ句の果てに使徒になり掛かったわ。もうシンジに好かれる資格なんか無いわ」
 「そんな事は無いよ。アスカ。今でも、これからもずっと大好きだよアスカ」
 「でもシンジ。心を犯していた使徒はシンジが倒してくれたけど、もう私体の方は…………私まだ14なのに」


 またもアスカは俯き大粒の涙をぼろぼろと流す。


 「アスカちゃん」


 リツコが声を掛ける。


 「あなたまだ純潔は失っていないわ」
 「!!」


 アスカはリツコの方を振り向く。


 「でも私確かに廃墟で数人の男に…………強姦されたわ」


 アスカは可愛い手をぎゅっとにぎり泣きながら話す。


 「それは物理的、医学的にあり得ないわ。まず証拠1。あなたを警護していた諜報部のデータバンクに入りこんで調べたんだけど、あなたLOSTした事になってから始めの6日間ホテルに泊まっていたわ。その後一日だけ廃墟をさ迷っていたみたい。証拠2。あなたを諜報部が見つけた時、あなたはバスタブに裸で漬かっていたんだけど、そばに服が畳んであったの。その服は破れてなかったし、奇麗だったわ。証拠3.あなたを再度確保した時徹底した医学的チェックを行ったわ。当然あんな所で裸で見つかれば強姦の可能性もあるので詳しいチェックを行ったけどぜんぜん兆候は無かったわ。これらを総合して考えて見ると多分こんなとこね。アスカはまずLOSTした日に自分でホテルに泊まったの。なんせNERVのカードはオールマイティだからね。だけどすでにアラエルの残滓が心を侵食し始めていたので自分がどうしているのかよく判らなかった。その内アスカの心がアラエルに随分押されて来たので、アスカの心は自分が強姦されたイメージを思い浮かべてしまったのよ。それが記憶と結び付いて廃墟で強姦された記憶を作り出してしまったのね。諜報部が一週間もLOSTしていたって言う報告をしたのは、我々作戦部に対する嫌味ねきっと」
 「それじゃ私…………」
 「そ、奇麗な体のままでシンジくんのお嫁さんになれるわ」


 アスカはシンジの方に再度振り向く。


 「アスカ、よかった……」


 シンジの目にも薄っすらと涙がにじんでいた。


 「うわぁ〜〜〜〜ん」


 アスカはシンジの首に抱きつきまた泣き始めた。


 「あ、アスカ、ねじれてお腹が痛いよ……」


 アスカの髪を撫ぜながらシンジは呟いた。


 「じゃシンジ君アスカちゃん邪魔者は消えるわ。アスカちゃん、まだシンジ君傷が治ってないから、あんまり無理させちゃだめよ」


 リツコは病室を出て行った。病室の入り口ではミサトが待っていた。二人は黙って、発令所の方に歩いて行った。


 「ねえリツコ」
 「なあにミサト」
 「なんでアスカちゃんが強姦されてないって、もっと前に教えてあげてなかったの」
 「それはね…………あの子が憎らしかったのよ」
 「憎らしい?」
 「そ。だってまだ14なのに、あんないい相手に恵まれてるんだから」
 「あのね、あんた。もうちょっとで皆あの世行きだったのよ」
 「すぎた事でしょ」
 「結果オーライか。まぁアンタもその内男運よくなるわよ」


 三十女二人は歩いて行った。




        

つづく





ver.-1.00 1997-06/公開
ご意見・感想・誤字情報・りっちゃん情報などは akagi-labo@NERV.TOまでお送り下さい!

 あとがき


 アスカちゃんが犯られっちゃてる訳無いじゃないですか。ちゃんと前回のあとがきで「人は生きてさえいれば幸せになれる可能性があるんです、てね」て書いているでしょ……。TV版って一週間もLOSTしてたのに服奇麗だったでしょ。私もそれおかしいなぁと思ってたんですよね。だいたいにおいて私は無理矢理にでも登場人物を幸せに人なんですから。


 さてと 次回予告


 「最後のシ者を倒した。だが苦悩する作者。次回は学園ラブ米スポ根物か、はたまたMADな金髪美人科学者編か。さあ次回もさぁびすさぁびす」


 それにしてもワールドカップ優勝への道のりはまだまだ遠いです。



 まっこうさんの『チルドレンINワールドカップ・優勝への長い道のり』その5、公開です。
 

 アスカの強姦は記憶の混乱でしたね(^^)

 私は「シンジを苦しめるための狂言」説を取っていたのですが(^^;
 悪夢が事実でなかったことに変わりはないのでどっちでも良いか(笑)

 アスカの心に救っていたしつこいアラエルもシンジ自身の手によって駆除。
 二人の心にもうしこりはないでしょう・・・

 強姦が事実だとしても、
 それを乗り切っていく二人というのもドラマだったかな?
 ・・・・こんな台詞が言えるのも、「そうじゃなかった」からなんでしょうが(^^;
 

 さあ訪問者のみなさん。
 絶対、何が何でも、全員 HAPPY を実行するまっこうさんに激励のメールを!

 

 
 ここのケンスケはEVA小説界最強じゃないだろうか(笑)


TOP 】 / 【 めぞん 】 / [まっこう]の部屋に戻る