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ボーボーボーボォー−



太平洋を第二新名古屋市にむっかって突き進む一艘のフェリー
その甲板から海を眺めてる一人の少年。

「もうすぐ第二新名古屋市につくぞ、ついたらリニアに乗って目指すは第二東京市。
第二新東京市に着いたら頑張らなきゃ。」

この少年の名前は碇シンジ、説明は必要ないだろう。

「どうやら追手を撒いたみたいだな、父さんと母さんはしつこいからな。」

バリバリバリ

「この音まさか。」

丁度そのときフェリーの上空に一機のヘリコプターが現れた。
ヘリから一人の女性が身をのりだした。

「シンちゃん家出なんか馬鹿な真似はよしなさい。」

この女性の名前は碇ユイこれも説明の必要はないだろう。

「そうだぞシンジ、母さんのゆうとうりにして、おとなしく光球を返して帰ってこい!!。」

ヘリに備え付けられたスピーカーから男の声が聞こえた。
この男の名前は碇ゲンドウこれまた説明は必要なだろう。

「おい作者。」
「何ですか、話の途中に。」
「さっきからキャラが出るたびに、必要ないと書いてるがな、ちゃんと説明せんか馬鹿者。」
「なにを言ってるですか、この小説を読むのはエヴァを知ってる人だけですよ。」
「それでもいいから、とにかく書け。」
「わかりました、ある程度話が進んだら設定集を書きますから。」
「絶対書けよ。」
「はいはい。」

話に戻ります。

「なに言ってるだよ父さん母さん、僕だってもう14歳だよいつまでも子どもじゃないんだ。」
「なにお馬鹿な事言ってるのシンちゃん、第二新東京市わね第三新東京市と比べてとっても
危ないとこなのよ、シンちゃんみたいな美少年はね、変なばあさんに捕まって
食べられちゃうわよ。そんなの母さんは嫌よ、そんなことになるだったら母さんが
シンちゃんを食べちゃうからね。」

「そうだぞシンジ、変なばあさん食われたり変な美少年にやられて
ヤヲイになるならまだしも筋肉隆々兄貴
に捕まって私とひとつになりたい?心も体もひとつになりたくない?
それはとてもとても気持ちのいいことなのよ。
とかいわれて、
心も体も一つになったらどうする。
その結果、汚された、僕の心が。父さん母さんミサトさん、汚されちゃった
・・・・どうしよう・・・よごされちゃったよう・・・
てゆう事になるぞ。」
「そうよ、父さんのゆうとうりよ。」
「溶け合う心が、おまえを壊すぞシンジ。」
「なに電波を受信してるだよ、父さん母さん。
そんな事ある分けないだろう。」

ドン

ゲンドウが思いっきり力を込めて操縦席をたたいた。

ポチ

「あなた、それはミサイルの発射ボタンよ。」

バシューー
ミサイルがフェリーめがけて発射された。

「うわーーーーー。」

ドカーーン

ミサイルはフェリーに命中した。

「シンちゃーーーーーーん。」

「シンジーーーーーーーー。」





第壱話シンジ上陸







ザーザーザバン ザーザーザバン


「ちょっと、あんた何こんなとこで寝てるのよ。」

うーん

シンジが薄っすら目を開けると、そこには、水着を着た栗色のロングヘアーの少女が
シンジの顔を 覗き込んでいた。

「やっと、おめざめね。」
「君はだれ?。」
「あたし、あたしはアスカ、惣流アスカ・ラングレー、そうゆうあんたは。」
「僕は碇シンジ、ここはどこ、たしかフェリーに乗っててヘリにミサイルを
撃ち込まれたとこまで、 覚えてるんだけど。」
「あんたよく、ミサイル撃ち込まれた生きてたわね、ここはアスカ島よ。」
「アスカ島?」
「そうアスカ島、実はあたしも三日前、デパートの帰りに、
カ*ンタックのめちゃいけ宅急便に、引き飛ばされて
気づいたらここにいたの。それに、この島、無人島だからあたしが、アスカ島と名づけたの。」

ガサコソ

後ろの茂みから音がきこえた。
シンジが振りかえってみてみると、そこには体の胴体に顔が付いたやつと
ひらひらの帯状の腕を持つやつがいた。

「やぁ、アスカちゃん元気。」
「おはようサキエル、ゼルエル。」
「アスカ何これ。」
「使徒よ使徒、あたしも最初見たときは驚いたけど、今は友達よ。」
「わーリリンだリリンだ。」
「ねーアスカちゃんこのリリンだれ。」
「こいつは、シンジてゆうの。」
「あ、碇シンジです。」
「シンジ君てゆうの、ぼくの名前はサキエルよろしくね。」
「ぼくの名前はゼルエル、いい友達になれそだね。」
「じゃアスカちゃん、僕たち用があるからまたね。」

そういって2匹の使徒は砂浜を歩いていった。
シンジはふとバックを見ていると、リュクのチャックは開いていた。
さらによく見ると。

「あーーー光球がない。」
「光球?」
「そう光球、赤くて野球のボールぐらいの大きさの。」
「もしかしてこれ。」

アスカの右手には光球が握られていた。

「そうだよ、それだよ、返して。」
「嫌よ、これ気に入っただから。」
「そんなこと、いわないでさ。」
「嫌なものは嫌。」
まてよ、ここでアスカに光球を預けておけば、父さんや母さんに
みつかっても光球を取り替えさせなくてすむぞ。 今はとりあえずアスカに預けておこう。


「わかった光球はアスカにあげる。」
「ほんと、ありがとうシンジ。」
「そういえば気になった事があるだけど、他にも使徒はいるの。」
「いるわよ、全部で16匹、サキエルが言うには、ほんとは17匹いたけど1匹、島をでてった
らしいわ。たしか名前は、忘れちゃった。」
「ふーん。」
「それよりシンジはこれからどうするの。」
「うーん、これからどうしようかな。」
「ねぇ、しばらくここで暮らさない。」
「そうだね、そうするよ。」




つづく ver.-1.00 1997-06/30公開 感想・質問・誤字情報などこちらまで!


どうも作者の冥吹です、いかがでしたか南国少女アスカちゃん。
この話の元は南国少年パプワ君です。
今回は話の都合上短いところで話を切らしていただきました、
実は第壱話を書いてる途中でデーターが消えてしまって、
これを書くのは二度めなんですよ。
これからの話ですが、あるていどシナリオはできてます。
しかし皆様がここをこうして欲しいとか、こうゆう展開にしろと
言われるならシナリオを書き換えます。
では次回の予告どうぞ。






アスカ島に上陸したシンジはあまりも
常識はずれの事に、たいして苦悩しなかった。
南国少女アスカちゃん。第弐話
『男女七歳にして同衾せず』
次回もサビースサービス



 [めぞんEVA]に32人目の入居者が参りました(^^)
 ここ何日か引っ越しラッシュですね。

 その新住人[冥吹]さんの第1作『南国少女アスカちゃん』公開です!
 

 シンジとアスカの二人きりの無人島生活・・・ドキドキです(^^)
 あっ、使徒がいるか?
 いや、こいつらの障害にはならないかな? なるかな?
 って、何をする障害だ(^^;

 ここは本当に”無人”なのか?
 使徒とはなんだ?
 そして、”光球”とは?

 いろいろ謎がありますね。

 訪問者の皆さんも感想や質問を冥吹さんに送って下さいね!!

 ・・・・・”冥吹”ってなんて読むんだろ(^^;


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