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「こ、これはエヴァスーツ!?」シンジは白い機体の前に立っている。

「な、何でこんな物がうちの地下に、、うわあああああ!!」シンジはよろめく。また振動が襲ってきたのだった。シンジは頭を押さえながら立ち上がる。

「イテテ、とにかくここから出るか、、」シンジは階段の方に戻ろうとする。しかし階段は何処にも無く瓦礫の山だけがあった、、、、


2話 受け継がれた翼


その頃アスカは

「やっぱりMS、、いやエヴァスーツか、、」アスカは目の前にいる巨大な機体を見て言う。ガイはかなり同様している。

「ど、どうします?」ガイが聞く。

「仕方無いわ、これで闘うしか!」アスカはそう言うとビームライフルを撃つ。しかし敵の機体はビームを弾く。

「ビ、ビームコート、、、」アスカは毒づく。

 

「ふふふ、私は新生ネルフの一介の将軍ミネ=マサヤだ!地球の諸君、我組織の配下に入りたまえ。さもなければこのサキエルで、地球を火の海にする。考える時間を2時間程やろう!」ミネはサキエルのコクピットから叫ぶ。

「な、、、ネルフだと!?」加持が叫ぶ。

「、、、、私のV2さえあれば、、」アスカはつぶやく。

「アスカ、ガイとにかく引くんだ!下手にでたらこっちがやられてしまう!」加持が言う

 

「わ、わかりました!」ガイは戦線を離脱する。

「、、、無駄とわかってるけど、、逃げる訳にはいかないわ!」アスカはビームサーベルを抜くとサキエルに飛び掛かる。

「さっきの機体、、まだ懲りてないのか!」ミネは腕で軽くジェガンをあしらう。ジェガンは街の高層ビルに打ちつけられる。

「アスカ、、、アスカ、、!!」加持が通信を送る。だが答えは返ってこない、、、、、
その頃シンジは

「これがメインスィッチかな?」シンジはあの機体のコクピットにいた。ボタンを押すと電気系統が動き出す。

「よ、良かった。S2機関は搭載済みだ、、」シンジはゆっくりと機体を動かす。まず腕でワイヤーロープを引き千切る。そしてゆっくり立つと壁にパンチを入れる。思ったよりパンチ力がありガラガラと轟音を立てて天井とシンジの家が崩れる。

「、、、事故ってことにしとこう、、」シンジは青ざめた顔で言う。

 

「あれ何だ?」シンジは街の中心部に巨大な機体がいるのを見つけた。シンジは不審に思いその機体に近づいていく。

「ん、、、新手か?」ミネは機体の接近警報を聞きつぶやく。サキエルはシンジの方に片腕を伸ばし光球を生み出し放つ。

「、、、、よけて!」突然シンジの耳に女の声がする。

「???、、熱源反応、、」機体のバーニアをふかせてシンジは攻撃をかわす。

 

「かわしたか、、しかし上にあがったのは迂闊だな!!」ミネは飛び上がった機体にむけもう一発放つ。

「なんの!!」シンジは機体を急速反転させる。

「な、何!あの距離でかわせただと、、しかもあれはデータに無いMS、、」ミネは驚く

「、、、あの所属不明の機体は何だ?」加持は叫ぶ。

 

「エヴァンゲリオンWN<ウィングネオ>、、でもこの状態じゃエヴァンゲリオンネオね、、」ユイが突然作戦室に現れる。

「ユ、ユイさん!?あなた、、」加持は叫ぶ。

「パイロットは一体誰なんですか?」ガイが聞く。

「多分あれはシンジ、、うちの孫。でもはやくWギア<ウィングギア>を装着しないと、この状態では50%の力も使えずにやられてしまうわ、、」ユイはつぶやく。

 

「シンジ君が、、何故彼が乗っていると、、」加持が言う。

「あら、わかりません?操縦センスは父親そっくりですよ、さてとシンジと通信しないと!」ユイは勝手に交信を始める。

 

「ち、、ちょこまかとうるさい!」ミネはビームを撃ちまくる。しかしシンジはそれをかわしていく。

「ふう、疲れてくるな、、」シンジは汗をぬぐう。

「おのれ!!!」ミネはますますやっきになって追いかける。

「この機体、、バルカン以外にまともな兵器は無いのかな、、」シンジは辺りを見回す。

「この!!当たれ!!!」ミネはやけくそになってビームを撃つ。

 

「うわぁあああ!」シンジの機体の足にビームが当たりそのままこける。

「ふふふ、鬼ごっこは終わりだ!」サキエルは近づいて来る。

「くそう、卑怯だぞ倒れてる敵を倒すなんて!」シンジは叫ぶ。

「、、、、そう言えば、、レイ様の騎士道精神にのっとり闘えと、、」ミネはレイに言われた言葉を思い出す。

「今だ!!」シンジはビームサーベルをサキエルの腕に刺しバルカンで弾幕を張り逃げる

「お、己!!もう許さんぞ!!」ミネは叫ぶ。

 

「シンジ、聞こえる?」突然ユイから通信がくる。

「、、、、え、、その声は?」

「いいこれから、WNと書かれたホタンを押して!」

「WN、あったこれか、、うわぁあああ!」エヴァンゲリオンNから赤外線のような物がでる。その光線は遥か遠くまで続いている。


「ぐ、、なかなか抜けんな!」ミネはさっき刺さったビームサーベルを抜こうとしている

「な、、何だこりゃ?ん、あれは?」上空から何か光る物が来る。

「あの機体とシンクロドッキングよ、さあ上空に飛行体系に変わって!」ユイが言う。

「飛行体系って、、これか!」シンジはFと書かれたボタンを押す。シンジの機体は高度をあげていく。

 

「あれか、、でもそうやってドッキングすれば、、」シンジは翼の生えた戦闘機を見て言う。するとその機体はシンジの後方に近づいて来る。そしてコクピットの後方に張り付きドッキングが始まった。

「おのれ、、逃げたか、、」ミネは辺りを見回して言う。

「す、凄い合体した!」シンジは驚く。

「WNの完成ね!」ユイはつぶやく。白い翼を持った機体が誕生した。Wとは違う翼を持ち大きさもWより一回り大きい。

 

「そこに居たか!!」ミネはビームWN目掛けてを撃つ。

「しまった、、間に合わない!くそう、、シールドは何処だぁ!!」シンジはボタンを探す。すると翼の部分から4つの小さな物体が飛び出す。そして4つの物体は機体の前に行くと四方に分かれる。

「な、何!?Iフィールドだと、、」ミネは叫ぶ。

「ファ、ファンネル兵器ついてるんだ、、」シンジも驚く。

 

「流石はシンジ、一発でW<ウィング>ファンネルを使いこなすとは、、」ユイはモニターを見ながら言う。加持達は次々起こる光景にポカンとしている。

「よし、、今はこっちの番だ!」シンジは叫ぶ。4つのWファンネルは素早くサキエルの後方に回るとビーム砲を撃つ。サキエルは後方から煙を出す。

「お、おのれ!こんな隠しMSがいたとは、、」ミネは悔しそうに脱出ポットで逃げる。

こうして地球は惣流シンジは、戦争の渦へと巻き込まれていくのだった、、

次回予告

地球に来たサキエルとか言う機体を倒したのも束の間、俺はパイロットとしての腕を買われ月の宇宙防衛隊の一員に!なかなかかっこ良い仕事だが、母さんが猛反対。でもなんとかなだめて月にいったんだけどまた性懲りもなく来るミネ将軍!ああ、前途多難だぁ!だけど月で可愛い女の子に出会ったし、まあそのうち良い事もあるでしょう。

次回エヴァンゲリオンWW第3話

月へ

セカンドタイプ同士の出会いが見れるぜ!

 


NEXTver.-1.00 1997-12−12公開

ご意見・感想・誤字情報などは yokosima@big.or.jpまでお送り下さい! 
あとがき

 


 邪さんの『エヴァンゲリオンWW』第2話、公開です。
 

 登場いきなり戦闘に巻き込まれたシンジですが、
 やりますね(^^)
 

 避けて、
 飛んで、
 変形して、
 合体して。

 さらにオプションも!

 使いこなしていましたね。
 

 

 次からの戦闘も期待できるか!?
 

 

 さあ、訪問者の皆さん。
 邪さんの元に感想メールを落ちどけましょう!


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