TOP 】 / 【 めぞん 】 / [峯マサヤ]の部屋に戻る/ NEXT


煩悩の世界エヴァンゲリオン
第弐話 その名はアスカ!

Bパート  

He forgot memories

○同日午後1時10分五時間目2年A組
 

ぼくと、彼女の間に止まった時間が流れる。

「あの、惣流さん」

ぼくは、遠慮がちに問い掛ける。

「なに?、シンジ。それにアスカでいいわ」

「あの・・・」

「なに?」

アスカは、怪訝そうな顔をしていた。

ぼくは、思い切って

「ぼくたち、会ったことある?」

と聞いた。

「えっ」

アスカは、何を言われたのか理解できなかった。

「ごめん、ぼく覚えてないんだ」

「覚えてない・・・の?」

アスカは、驚きと悲しみに困惑した様子でシンジに問う。

「ごめん・・・」

ぼくは、そう言った。本当に覚えてないのだ。

アスカは、下を向き悲しそうな顔をしてつぶやく。

「ユイおばさまは、覚えててくれたのに・・・」

「母さんが・・・」

ぼくは、母さんの顔を思い浮かべる。

でもアスカは向き直り、

「まあ8年ぶりだもの、覚えてないのも無理ないわね。これからずっと一緒だし思い出してもらうわ」

「うん、思い出せるように努力するよ」

アスカが納得してくれたことにホッとしてしまった。

緊張が解かれれば周りが見えてくるようになるものだ。

「あ」

「え」

ぼくたち以外の視線が全てぼくたちに注がれていた。

男子は嫉妬の視線、女子は好奇の視線。

ぼくたちは真っ赤になり、また別の意味で時が止まった。
 

○同日午後1時15分五時間目2年A組
 

止まった時を動かしたのは、ミサト先生の声だった。

「じゃあ、一応自己紹介も終わった事だし、席に着いてもらいましょうか」

まだ少し赤い顔のままアスカは、

「はい」

と答えた。

「洞木さんの隣、空いてるわね」

「はい」

洞木さんは答える。

「アスカ、洞木さんの隣に座って」

「はい」

アスカは、洞木さんの席まで歩いていった。

「はじめまして惣流さん、洞木ヒカリです」

「はじめまして惣流アスカです。洞木さん、よろしくね」

「よろしく、惣流さん」

「あたしのことはアスカでいいわ」

「じゃ、わたしもヒカリでいいわ、アスカ」

「うん、ヒカリ」

アスカは、最後に奇麗な微笑みを見せた。

ぼくは、ずっとアスカの様子を見ていた

そして、最後の微笑みに何か引っかかるものを感じたのだった。

「じゃあ、予定通り今日は、学級の係を決めます、洞木さん」

「はい」

洞木さんは、トウジが呼んでいた通り、学級委員長だ。

去年も委員長だったので、なし崩しに今年も委員長になった。

洞木さんは、責任感が強い。まさに委員長に適任だった。

「それでは、今日の議題は学級の係を選出します」

そんな声を聞きながらぼくは、さっきの微笑みを思い出していた。

あの微笑みがアスカを思い出すヒントだということを確信していた。
 

○同日午後2時10分掃除の時間2年A組
 

アスカは、今日が初日なので先に帰ることになった。

まだ日が高い教室でぼくたちは掃除をしていた。

「シンジ、ほんとに覚えてないのか?」

ケンスケがぼくに聞いてくる。

「ああ、さっきのこと?」

「そうだよ、彼女残念そうだったぞ」

「そんな事言ってもしょうがないだろ、覚えてないんだもの」

ぼくは、さっきのこともあり思わず声を荒げていた。

「まあまあ、そんなにムキになるな、シンジ」

トウジが間に入る。

「まあ、8年前の事なんやろ?」

「アスカ…惣流さんがいうには、そういう事らしいけど・・・」

「そうか?なら、忘れてもしょうがないやろ」

「だけど、シンジも罪作りだな」

「なにが?」

「だって、あんな美少女だぞ!いくら8年前とは言え、面影も覚えてないのか?」

「覚えてないんだ・・・」

ぼくは、下を向いてしまった。

「まあ、ケンスケもそんなに責めるな」

「責めてなんてないさ」

「なら、なんでや」

トウジの問いに、メガネを光らせるケンスケ。

「あれだけの美少女を見て、オトモダチになりたいと思わないのか?」

「そやなぁ」

「だろ?だから、シンジをつてにオトモダチになろうと思って」

「けど、いいんか?山岸ににらまれるで」

「ま、マユミちゃんは関係ないよ」

ちょっとしどろもどろになるケンスケ。

「で、オトモダチになってどないするつもりや」

「もちろん、写真を撮らせてもらうのさ」

突然、悪人口調になるケンスケ。

「で、商売か?」

「そうさ、決まってるだろ。あれだけの美少女、商品価値は計り知れないものがあるよ。もしあの娘の写真が独占できればそれだけで・・・」

ケンスケは目がイッてる。

「うっはうはやな」

トウジも目がイッてる。

「そうさ」

「じゃあ、オトモダチにならんとなぁ」

「そうさ、何とかオトモダチになって、巨万の富を!」

「相田屋、そなたも悪やのう」

「いえいえ、お代官様には、負けまする」

「そうか?」

「「はぁっはっはっはっはっはっはぁ」」

二人の悪人笑いはシンクロしていた。

ぼくは、二人の様子に呆れていた。
さっきまでの苦悩が阿呆らしくなった。

「はぁ」

ぼくは、二人の悪人笑いを背にため息を吐いていた。
 

○同日同時刻掃除の時間職員室
 

先生たちの、机を拭きながら洞木さんは尋ねた。

「レイ?」

「なぁに、ヒカリ?」

「碇君と、付き合い長いのよね?」

「そうねぇ、シンちゃんが引っ越してきてからだから8年近くになるかなぁ」

「8年、ここでも8年か」

ヒカリは、何かを考えているようだ。

「綾波さんは、碇君と長いんですね」

マユミも興味を持ったのか話に首を挟む。

「シンちゃんね、ドイツから引っ越してきたんだよ」

「ドイツですか、もしかしたらドイツ語しゃべれるのかしら」

「ドイツ?」

聞き返すヒカリ。

「そうよ、ドイツ」

レイはそっけなく答える。

「アスカもドイツからこっちにきたって言ってたわ…」

ヒカリは何かに気づいたようだ。

「もしかしたらドイツでなにかあったのかも?」

「そうね。そういえばシンちゃんドイツのこと話そうとしたことなかった」

「どうしてでしょうか?」

興味津々で問う、マユミ。

「わかんないの。シンちゃんドイツのことになると苦笑いで逃げるんだ」

「そうですか」

「ふーん」

ヒカリはまた考え込む。

「さっきからどうしたのよヒカリ?」

「え、ああ、アスカのことよ」

「さっきのことですね」

「うん、ほら、さっきの話二人とも聞いてたでしょ」

「うん」

「ええ」

「アスカが言うには、アスカは碇君を知っていてユイ先生もアスカを覚えてた」

「うん」

「ええ」

「ということは、碇君も知ってる可能性が高いわ」

「でもシンちゃん覚えてないって」

「そう、言ってましたね」

「ということは、多分忘れてるだけなのよ」

ヒカリは、結論を出したようだ。

「そうかも。シンちゃんぼけぼけしてるし」

「綾波さん、厳しいですね」

「そうでもないよ、シンちゃん昔っからぼけぼけしてるもん」

「さすが、幼なじみですね」

「そう?」

「ええ、だって相手のことは、何でも知ってるみたいですもの」

マユミは、うらやましそうに言った。

「うん、シンちゃんのことは何でも知ってるもん」

レイは、少し頬を染めながら嬉しそうに断言していた。
 

○同日同時刻保健室
 

「そう、やっぱりシンジは覚えてなかったの」

ユイは、アスカを前にそう言った。

「やっぱりって・・・?」

「実はね、アスカちゃんにだけ教えるけど、シンジ、ドイツでの記憶がないの」

「えっ、どうして」

「ドイツから引っ越して1週間後、シンジ交通事故にあったの」

「それで大丈夫だったんですか?」

「ええ、体は幸いかすり傷だったんだけど頭を強く打ってね。その時記憶を失ったの」

「記憶を?」

「ええ、生まれてから、ドイツに居たときの記憶全部」

「・・・」

「で、その後ずっと記憶を取り戻す努力は惜しまなかったけどドイツの生活だけ、どうしても戻らなかった」

「それじゃ、あたしのこと・・・」

「完全に忘れてるわ。でも悲観しないでね」

「・・・」

「お医者さまが言うには、ドイツとの繋がりがないから思い出せないだけだろうということなの」

「・・・」

「だから、アスカちゃんがうちに来ることは、ドイツ生活の、小さいころの記憶を取り戻すのにいい結果を生み出すはずだわ」

「・・・」

「アスカちゃん?」

「はい」

「シンジと仲良くしてあげてね」

「はい」

「そして、シンジにドイツでの出来事を話してあげてね」

「はい」

「きっと、アスカちゃんのことも思い出すわ。だってあの頃のシンジ、絶対アスカをお嫁さんにするんだ!ってよく言ってたのよ」

「うん、あたしにもよく言ってくれた」

小さい頃の楽しい思い出が浮かぶアスカ。

「でしょ、それだけ想われていたんだからきっと思い出すわ」

「うん!」

アスカは明るく、そう返事を返していた。

「それにあなたの気持ちは、キョウコから聞いてるわ」

「ママから?」

「ええ、あなたが今でもシンジのお嫁さんになりたいこととか」

「ママ、そんなことまで」

アスカは、顔が真っ赤だ。

「キョウコとわたしの間には隠し事は、一つもないもの」

「・・・ママったら」

「アスカちゃん、あなたがシンジのお嫁さんになるの、わたしは賛成よ。だってあなたのことは、こんな小さいときから知ってるわ」

といいながら赤ん坊を抱く真似。

「・・・・・・」

アスカは言いたいことが声にならず、コクンとうなずく

「だから、後はあなたとシンジ次第。あの子奥手だから色々教えてあげてね」

「おっ、おばさまっ」

ユイの飛んでもない一言に真っ赤になり慌てるアスカ。

「ふふふ」

ユイは、そんな様子を見て未来の楽しい予感に微笑んでいたが、まじめな顔になりアスカに話しを続けた。

「あと、アスカちゃんお願いがあるの」

「なんですか?おばさま」

ユイは、少しためらいながら言う。

「あの子を…助けてほしいの」

「助ける?」

「あの子、ドイツの記憶がないことは、知ってるの。でも多分、他人には言ってないわ。幼なじみのレイちゃんや親友のトウジ君も知らないくらいだもの」

「…」

「そのことを、知られることを拒んでいるのよ。だってそうよね誰にでもある小さい頃の思い出全部スッポリ抜けてるんだもの。そのことを悩んでる。普段そんな素振りは見せないけど」

「…」

「だから、助けてあげて」

「はい!」

アスカはシンジを助けようと心に誓ったのだった。
 

○同日午後2時30分2年A組
 

洞木さんが教室に戻ってきた。

「今日は、これで終わりなので帰っていいです」

その声が聞こえるなりトウジとケンスケがやってきた。

「帰ろうやシンジ」

「トウジごめん、ちょっと用事があるから」

「なんなんだ用事って?」

ケンスケが聞いてくる。

「いや、ゴメンちょっと言えないんだ」

「わいらにも言えんのか?」

「うん、ゴメン」

「まあええわ、ケンスケ帰ろうや」

「ああ、トウジ」

ケンスケはまだ、引っかかるものがあるような感じだ。

「「じゃあな、シンジ」」

「またね」

ぼくは、トウジたちにウソをついてしまった。
そのことは、かなりぼくの心を重くしていた。
 

○同日午後2時35分下駄箱前
 

「まったくシンジも水臭いよな」

「そうやな」

うなずくトウジ。

「あの娘のことで悩んでるのは、誰が見たってわかるのに」

「いや、そうじゃあらへん」

「他に、何があるってんだよ」

「シンジが小さいころな、ドイツにいたんや」

「そうなのか?知らなかった」

「あいつも自分から話そうとせえへんからな」

「でもなんで?」

「さあ、わいにもわからん。ドイツでの話はしたがらないからな。わいも無理にはきかへん」

「なんかそこらへんに秘密がありそうだな」

ケンスケは、メガネを光らせる。

「そうは思うが、探るのはやめといた方がええ、シンジが嫌がるだけや」

「そうか」

ケンスケの顔は、余り納得してなかったが、トウジにはそう答えていた。
 

○同日午後3時15分第三新東京市立第一高等学校
 

ぼくは、学校からの帰り道「一高」に立ち寄っていた。
一高とは、正式には第三新東京市立第一高等学校で、地元の人は一高と略して呼ぶ。
ちなみに、僕らが通ってるのは一中だ。
ここには、カヲルさんが通っていた。
ぼくは、カヲルさんの帰りを校門で待つことにした。
 

○同日午後3時32分第三新東京市立第一高等学校校門
 

「カヲルさん」

ぼくはそういってカヲルさんを呼び止める。

「どうしたんだい?シンジ君」

「あの…」

「ああ、相談だね」

「はい」

ぼくは、時々カヲルさんに相談に乗ってもらっていた。

「で、なんだい?」

「あの、いつもの場所で話したいんですけど」

「ああ、わかったよ」

カヲルさんはいやそうな顔もしないでそう答えてくれた。
 

○同日午後4時07分第三芦ノ湖湖畔
 

僕たちは、第三芦ノ湖にきていた。

そして湖畔を少し歩いた後カヲルさんは、歩きながら聞いた。

「相談って、なんだい?」

カヲルさんはやさしく微笑んでいる。

「今日、ドイツから転校生が来たんです」

「うん」

「その娘…、アスカっていうんですけど」

「うん」

「ぼくのこと、知ってるみたいなんです」

「ドイツでのことだね?」

カヲルさんはさすが鋭い。

「でも、ぼくは、覚えてないんです」

「そう、シンジ君はドイツでの生活の記憶がないんだったね」

ぼくは、むかしカヲルさんにだけこの秘密を打ち明けたのだ。

「ええ…」

「そうか、わかった」

「えっ」

「シンジ君は、アスカさんだっけ?が覚えてるのに、自分が覚えてないことに心苦しいんだね?」

「ええ」

「なら、何も特別なことをしなくても大丈夫だよシンジ君」

「どうしてです?」

「きみは、いつもそのことを悩んできただろ」

「ええ」

「じゃあ今までやってきたことと同じなんだよ」

「何がです」

「これからしなくちゃいけないことがさ」

カヲルさんは、ちょっといいアイディアだろっていう顔で言う。

「そうかぁ、そうですね!」

ぼくは、コロンブスの卵的な言葉にとても納得できた。

「結局、君はそのことを悩み、記憶を取り戻す努力をするのが一番なのさ」

「特別なことはする必要はないかぁ」

「そうさ、君は、このことを悩むのに慣れてるしね。いわば悩みのベテランだからねシンジ君は」

そういってカヲルさんは、意地悪く微笑む。

「悩みのベテランってカヲルさん」

「ははは、ごめんごめん。それにシンジ君」

「なんですか、カヲルさん」

「記憶のカギが向こうからやってきたじゃないか」

「そうですね、今度こそ、ドイツの記憶が、小さいときの記憶が戻るかもしれない」

ぼくは、何も問題が解決してないのに心が軽くなっていた。

「カヲルさんに相談してよかった」

「そうかい、ぼくもうれしいよ」

ぼくと、カヲルさんは二人顔を向きあわせてにっこりと微笑んだ。
 

○同日午後5時25分第三新東京市立第一中学校駐車場

ユイは、仕事を終えて、アスカと帰る準備をしていた。
保健の先生もこれで結構忙しい。部活のない生徒が帰っても、部活のあるものは残っている。
だからいつも、定時までは保健室に貼り付けにされる。
今日も定時近くになってケガをした生徒が来てこんな時間になった。

「さて、帰ってからシンジの驚く顔がみものね」

「ええ、おばさま」

ユイとアスカは、二人微笑んでいた。

○同日午後6時30分碇家

「ただいま」

ぼくは、カヲルさんとその後暗くなるまでおしゃべりをしていたのでこんなに遅くなってしまった。

「おかえりなさい、遅かったわね」

母さんが、キッチンから声をかけてきた。

ぼくは、キッチンに向かいながら

「ちょっと、カヲルさんと、話をしてたら遅くなっちゃった。」

と答えた。

「そうなの?まあいいわ、今日は、ごちそうだから期待しててね」

「ごちそうって今日、なんかあったっけ?」

「ひ・み・つ、でもすぐにわかるわよ」

母さんはそう言ってウインク一つ。

………とんとんとんとん

二階から降りてくる音。

「あれ、だれかいるのかな?」

小さな声でつぶやくぼく。

「おかえり、シンジ」

突然、声をかけられびっくりする。

「え、あ、アスカ」

「これからよろしくね、シンジ」

アスカはそう言って微笑む。

「よろしくって・・・」

ぼくは、突然のことに混乱していた。

Bパート了

第弐話了


次回に続く

ver.-1.00 1997-05/01公開

ご意見・感想・誤字情報などは masaya@mars.interq.or.jpまでお送り下さい!



ども、峯マサヤです。
第弐話終了しました。
今回はどうでしたでしょうか?
今回は、辛かったです。
もうキャラたちが「もっとしゃべらせろ」とうるさくて。
だまらせるのに苦労しました。
放っておくとキャラたちが勝手にしゃべるしゃべる。
今回、科白が多くて読みづらいかも知れませんが作者の力量不足です。
面目ない。

さて、第参話の予告です。

次回

レイで〜す。
お兄ちゃん、昨日どこ行ってたの。

ああ、シンジ君とデートさ
あっ、あの…
ええぇぇぇぇぇぇっ

なんで、なんで、シンちゃん、女の子より男の子がいいの?
ちっ、ちがうよ
じゃあ、あたし男の子になる!
ちょっとそれは、まずいよ
ねえ、シンジ、はやくがっこいこっ
う、うん
ええっ、シンちゃん両刀使い?
だから、ちがうって
次回「煩悩の世界エヴァンゲリオン」

第参話「あたしの王子様」

シンちゃんだあいすきぃ!
ポッ(#^^#)
追伸
今回の予告は、本気にしないで下さい。
追伸の二乗
メールがくるようになりました。これを励みに頑張らせて頂きます。


 峰マサヤさんの連載小説「煩悩の世界エヴァンゲリオン」第弐話Bパート、
 前作から矢継ぎ早の公開です!!

 おっと! カヲルが普通だ!
 どこにいってもイッちゃている性格のカヲルばかりの中で新鮮でした!
 ・・・・ひょっとして、シンジ君を狙っている・・なんて事は?(笑)

 記憶を失っているシンジはアスカとの関わりの中でそれを取り戻すことが出来るのか?
 また、記憶が戻った時にレイとの関係はどうなる?
 そもそもシンジが記憶を失った事故とは?

 次に引き込む展開に次回が待ち遠しいです!!
 さあ、訪問者の皆様も峯さんに感想を送って下さい!!


TOP 】 / 【 めぞん 】 / [峰マサヤ]の部屋に戻る