TOP 】 / 【 めぞん 】 / [YOU]の部屋に戻る/ NEXT



目が覚めて、見上げた天井が、知らない天井だったらたいていの人は驚くだろう。まぁ、中には驚かないという剛胆な人もいるだろうが。
しかし、碇シンジの場合、目覚めたときその天井すらなかったのだ。目に入ったのは白々しいほど青い空。彼が慌てふためいたのも無理はないだろう。彼が寝ていた場所は、普通の、ごくありふれた、道路の真ん中だったのだ。
念のため言っておくが碇シンジはまだ中学2年生であり、酒に酔ったあげくにそのまま外で寝入ってしまった・・・ってなことでは断じてない。

「え?え?なんで?なんで僕、こんなところで寝てたんだ?」

本当に解らない。夢遊病の気など当然無いし、白昼夢を見るほど人生に疲れてもいない。
シンジはおろおろと辺りを見渡す。しかし、立ち上がり振り返って最初に目に入ったのは、群青色の制服を着たお兄さんだった。警官だ・・・。人は何か後ろめたいことがあったとき、極端にこの制服を恐れる。碇シンジも例外ではなかった。よくわからないが、白昼堂々道ばたで寝ていたというのは、決して笑って見逃してもらえる状況ではない。

「うわぁ、ごめんなさい。ごめんなさい。今日が学校が創立記念日で、テストで、寝て無くて、あわわ・・・。」

意味の通ってないことをシンジは一生懸命、まくし立てた・・・が、何故か警官はシンジに一瞥もくれずに、地面にかがみ込み、なにやら熱心に調べている。

「・・・あれ?」

怪訝に思ったシンジも地面を見ている。道路のアスファルトにはチョークの様な白い者で大きな人型が描かれていた。見れば、その人型の頭の位置には赤いシミが出来ている。さらによく見れば、警官は一人ではなく周りに何人かおり、パトカーすらすぐそばに止まっている。それをさらに囲むように見物人の山。

「これは・・・、ひょっとすると、ゲンバケンショウ・・・というやつなのかな?」

刑事ドラマでよく見ていた光景がそのまま眼前で公開されている。そう悟ると、さっきまで恐怖の対象だった警官が、好奇心の対象に変わる。

「あの、刑事さん、何かあったんですか?」

シンジは一番近くにいた警官にそう尋ねてみたが、警官はまるで聞こえないように同僚の方へ向かって話しかける。

「ったく、やりきれねぇな。こんな何でもない交差点で交通事故か。」
「なんでもない交差点の方が事故は多いものさ。交通量が少なく、信号も設置されてない。・・・しかし、被害者は十四歳か・・・。家の息子と同じ歳だなぁ。可哀想に。」
「ああ、なんでも即死だったらしい。病院に着く頃にはもう・・・。」

(交通事故?しかも、死人がでたなんて・・・。十四歳か・・・。僕と同い年・・・。)

もしかしたら自分と同じ一中の生徒かも知れない。そう考えると、物見高に見物してる自分が急に恥ずかしくなった。

「しかも、犯人はそのまま逃げちまったらしい。ブレーキ跡があるから、一度止まったはずなのに。」
「ひでえ奴だな・・・。目撃者は?」
「ああ、少年と一緒だった女の子が・・・。でも、ほとんど半狂乱で。今も少年が運ばれた病院にいるはずだ。」
「そうか、つらいな・・・。」
「ああ。だが、俺達に出来ることは早く犯人を捕まえることだけさ。・・・でないと、死んだ子も成仏できないだろう。」

シンジはそこまで聞いていたたまれなくて、その場を去ろうとした。が、最後に警官がため息と共に呟いたのが耳に入った。

「被害者の名前はなんていったんだったか?」
「確か、碇シンジ・・・とかいったけな。第一中の生徒だ。」

そうか、イカリシンジって子が・・・。
イカリシンジ・・・。
いかりしんじ・・・。
碇シンジ・・・?

「って・・・、僕・・・・・・?僕がここにいるのに、僕が事故で死んで・・・って・・・あれ?」

同姓同名の別人・・・。
そう思いたかった。
だが、それでは説明のつかないことがある。
何故、僕はこんなところで寝てたんだろう。
そして何故、事故現場で寝転がっていた僕に誰も気づいてくれなかったんだろう・・・。



第三新東京幽霊奇譚


(前編)






(落ち着け、落ち着け、碇シンジ・・・。)

ひとしきりパニックに陥った後、シンジは自分に言い聞かせた。

(これは何かの間違いだ。何が間違ってるのかわかんないけどとにかく間違いだ。こんな漫画みたいなことが現実にあるわけがない。でも、仮に万が一、いや億が一、僕が交通事故で死んでいて、その・・・、いわゆる幽霊という存在になったと仮定して・・・、いろいろ実験してみよう。)

まず、幽霊の第一条件。
足があるかどうか?

シンジは恐る恐る自分の足下を確認する。
足は・・・・・・・ある!
二本とも・・・・・・ある!

(ふう・・・。第一関門は突破だ・・・!)

次に普通の人には姿を見ることはできないという性質。・・・は、先ほど警官や見物人がどうやってもシンジに気づいてくれない、というあまり認めたくない事象が起きたので、とりあえず保留しておくことにした。

(次に・・・そうだ、漫画では壁抜けとか出来たよな。試してみよう)

まず、ありえないような事から試していくあたり、シンジの気の弱さが現れている。 シンジはゆっくりと、恐る恐る手近な壁に自分の手を伸ばしていく。

(ここでするっ、と腕が壁を通り抜けたりして・・・。はは、まぁそんなことができたら本当に人間じゃないけど・・・。)

するっ

何の感触も手応えもなく、シンジの手首から先が壁の中に消えた。熱い物に触れたかのように、慌てて手を引き抜いてみるが、壁には傷一つない。

(・・・今、するっ、て・・・?いや、な、何かの見間違いだ。もう一度、今度は!)

シンジは体ごと、壁に体当たりする。

うにょん・・・・

一瞬、視界がブラックアウトして、視界が開ける。そこはどこぞの家の庭だった。しばし、シンジは硬直する。
・・・間違いじゃない。
碇シンジの心の何か大事な部分が、音を立てて崩れていった。

「うわあああああああああぁぁぁぁぁ!するっ、ってなって、そんでもってうにょん、ってなって、あああああああああ!」

シンジは涙を流しながら前方に全速力で疾走する。途中に家の壁があったが、当然それも幻であるかの様にすり抜ける。主婦が昼寝している居間を通り、キッチンでおやつをつまみ食いしている子供の前を横切り、再び家を通りすぎてもまだ走る。

「あはははははは。だ、誰も僕を止めようとしない。誰も僕に気づいてくれない。」

そのまま、シンジは街に出る。壁を、人を、車を通り抜け。大勢の人間の前を横切っても、当然、誰もシンジに気づかない。どこまでもどこまでもシンジは走っていく。

「うわあああああん。誰か僕のことを見てよ。誰か僕に優しくしてよぉーーー!」
「・・・・・・・・碇君。それ、楽しい?」

泣きわめいて、疾走するシンジの足がぴたりと止まる。
誰か僕の名前を呼んでくれた・・・。
僕のことに気づいた人が・・・。
シンジは、希望に満ちあふれた目で、振り返る。はたして、そこにはシンジをじっと見つめる少女がいた。見覚えはないが第一中の制服を着ているところを見ると同級生だろう。

「き、君、僕が見えるの?」
「見えるわ。貴方、碇君でしょう」

シンジの両眼にどっ、と涙があふれる。思わず、ひしと目の前の少女に抱きつく。しかし、いきなり異性に抱きつかれたにも関わらず、少女は顔色一つ変えなかった。

「ああああ!よかった、よかったよぉ!僕、僕、さっきまで自分が幽霊なんじゃないかって疑ってたんだ。でも、でも、やっぱり僕は生きてるんだ。ただ、存在感が人並みはずれて希薄になって、なおかつ壁抜けっていうちょっと不思議でお茶目な能力を身につけた・・・ただそれだけだったんだね!」
「どういう思考の構造をしているの?」
「ああ、よかった。神様ありがとう!これからは心を入れ替えて、その日その日を一生懸命に生きていきますぅ!」
「・・・・・・碇君、ちょっとこれ見て。」

少女は感動するシンジを後目に、手近にあった車に近づく。そして、少女は無表情のまま、車のフロントガラスに手を伸ばす。するっ、っと少女の手はガラスを通り抜け、車内にあったジュースの缶を無造作に掴み、取り出してみせる。
そして、それをシンジに差し出す。
かたや、シンジは頭を抱えていやいやをするように、後ずさっていく。

「初めて見つかった仲間に・・・乾杯・・・!」

少女がそう呟いてプルタブを開けたときには、すでにシンジは泣きながら遥か彼方に疾走していた。






「・・・碇君、泣いちゃ駄目・・・。・・・逃げちゃ駄目・・・。落ち着いて・・・。」
「ひっく・・・どうして、僕がこんな目に・・・どうして僕が・・・。」

泣いてうずくまっているシンジを少女は必死でなだめていた。あまりに情けない構図だが、他人に見えないのがせめてもの救いといえよう。

「そう・・・碇君は死んで幽霊になってしまったのね。・・・てっきり私を同じだと思ったのに。」
「死んで・・・って。君は違うの?」
「私はまだ生きてるわ。・・・幽体離脱って知ってる?」
「幽体離脱・・・?って生きたまま魂を飛ばすアレ?」
「そうよ。私の本体は今頃部屋のベットの上なの。・・・驚いたわ、いつものように趣味で幽体飛ばしてたら、私と同じ人がいて、しかも碇君だもの。」

趣味で幽体離脱・・・。内心冷や汗をかいたシンジに引っかかるものがあった。

「あの・・・、もしかして君、綾波レイっていうんじゃ?」
「・・・知ってるの?」
「・・・・・・有名だからね。」

ひと呼んで第一中の白い魔女、綾波レイ。その幽幻なまでの相貌は見る者を虜にし、アルビノの白い肌は息を飲むほど美しい。が・・・、人はやがて悟る。それは悪魔と取引して得たに違いないと。そう、その正体は、東は神道・風水から、西はブードゥーの呪い・ネイティブアメリカンの精霊術まで、古今東西あらゆるオカルトに通じた生きるエコエコアザラク。 様々な噂がある。
彼女と写真に写ると、かならず心霊写真になるとか、
6月6日の午前6時に生まれてどこかに痣があるとか、
夜、校舎の時計台のてっぺんに立って、満月をバックに笑う彼女を見たとか、
彼女は誰も踏み入れない旧校舎に巣を持っていて、気に入った生徒をさらっては’ニエ’として飼っておくとか←?

「他にも、パソコンを使って悪魔を使役して、いつか学校を魔界に引き込むんじゃないかとか・・・。」
「碇君、声に出てる・・・。」
「あ、あわわ・・・・・・ご、ごめん。決して悪気は・・・。」
「いいのよ、別に。・・・やってみようと思ってたのは事実だから。」
(思ってたんかい!)

ふと、会話が途切れたのでシンジはレイの方を見てみた。レイはじっとシンジの顔を覗き込むように見つめていた。そういう方面に疎いシンジの目から見てもレイはかなりの美少女なので、思わず赤面してうつむいた。

「な・・・・何・・・?」
「今度は貴方の番。」
「え?」
「事情を話してくれない?興味があるの。貴方がどうしてこんな姿になってしまったのか・・・。」
「知りたいのは僕の方だよ、いったい何がなんだか・・・。」
「いいから話して。・・・場合によっては力になってあげてもいいわ。」

力になってくれる・・・。その一言はシンジにとって魅惑的だった。どうも、自分の存在を認識できるのは今のところ彼女だけみたいだし、不思議で怪しげな彼女であれば自分を救い出す方法を知っているかもしれない。
彼女に微かな希望を託し、シンジは思い出せるところから順を追ってレイに話をしていった。

・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

「という訳なんだけど・・・。」

話し終えると、シンジは気分が若干落ち着いていることに気づいた。誰かに話してしまったことで、すっきりしたのだろう。かたやレイは相変わらず無表情だったが、その目は明らかに興味の色をたたえていた。

「つまり、碇君はその事故で死んでしまって、こうして化けてでたの?」
「・・・あまり認めたくないけど、そういうことだと思う。」

思うと、いうのは、シンジ自身、事故に遭う以前の記憶がさっぱりないからだ。いまでも、自分に降りかかっていることが入念に込み入った何かの間違いであってく れればいいと心の中で思っている。

「なら、話は簡単ね。・・・自分の死体を確認すれば、碇君は自分の死に納得してあっさり逝けると思うわ。」
「・・・い、逝けるって・・・。」
「成仏するということ。」
「そんなことはわかってるよ!」
「・・・あの交差点で事故にあったのなら、碇君が運び込まれたのは、第二中央病院ね。・・・ちょっと待ってて。体に戻ってからまたくるから。」

戸惑うシンジを残して、レイは立ち並ぶビルや家々を通り抜け去っていってしまった。

「だ、誰も成仏したいなんて言ってないのに・・・。」

一人残されたシンジは、街中に突っ立ってぼんやりと景色を眺めていた。街の様々な人のざわめき。車の騒音。飛び交う電子音。流れる雲。見渡す景色はどこまでもいつもの街だった。奇妙な現実感がこれが夢でないことを絶えずシンジに感じさせてくれる。

(僕は・・・死んだんだよな・・・。)

どうも実感が湧かない。あまり衝撃的なことがあると、精神も神経の様に麻痺してしまうものなのだろうか?それとも元来こういうものなのか・・・。当然死んだ人間に会って話を聞いたことなどないので解るわけがない。
考え込むシンジの目の前を中学生の二人組が笑いながら通りかかった。’今’が本当に楽しそうに笑っている。次の瞬間にも自分が死ぬかもなどとは当然、みじんも考えてない。シンジも数時間前までそうだった。・・・微かな嫉妬とも羨望ともいえない感情がシンジを支配した。

「何、一人でブルーになってるの?」

突然、背後から声がしてシンジは振り返る。振り返ると、レイが携帯電話を片手に立っていた。さっきまでの霊体と違って、肉体に戻ったのだと、シンジは直感的に悟ったが、肌の白さや無表情さは全く変わってない。

「あ、綾波・・・。誰と電話してるの?」
「街中で私以外見えない人と話してたら、目立ってしかたないから・・・。」

レイは携帯を耳元に当てたまま、シンジに話しかける。なるほど、傍目には電話してるように見えるとシンジは心中で手を打った。

「行きましょう?電話で確認しておいたけど、確かに碇君の体は第二中央病院へ移されているわ。」

人の雑踏の中を、レイは苦にする様子もなくすり抜けていく。どっちが幽霊だかわかりゃしないな・・・。そう呟きながらシンジは必死で後を追った。






抜けるような青空に映え、病院の壁はいつもより白く無感情に見えた。広大な駐車場をまんべんなく埋め尽くした車をみると、世の中こんなにも病気の人が大勢いるのかと感心したくなる。自動ドアをくぐり中にはいると、奇妙な清潔感や薬品の匂いが鼻をついた。幼い頃シンジはは病弱で母親につれられよく来たものだが・・・。
レイはまっすぐに、受付のほうへと向かっていく。街を歩いているときも思ったのだが、レイの動きには本当に無駄がない。目的のところにまっすぐに歩いていくし、視線すら余計なところには一瞬たりとも向けない。まるで軍人か何かのようだ。

「すいません。今日、事故でここに運ばれてきた碇シンジの病室を・・・。」

レイがそこまで言うと、受付嬢が気の毒そうな顔をするのが、離れて見ていたシンジにも見て取れた。レイのことを恋人とでも思ったのか、受付嬢は慰めの言葉を何度もかけた後、シンジの病室・・・というより、死体の置かれている場所をレイに告げる。

「こっちよ・・・。」

レイが小声で告げる。さすがに携帯はしまってある。あまり評判のいい電子器具ではないから、こういう場所で使うのはさすがに気が引けるのだろう。
長いリノリウムの廊下や階段を進んでいく。シンジは少し気になることがあって、辺りを何度も見渡したりうろうろしたりしていた。レイがめざとく気にする。

「碇君・・・。なにしてるの?」
「いや、ここって病院でしょ。」
「遊園地にでも見える?」
「いちいちつっこまないでよ。・・・病院って事は僕みたいな幽霊が他にもいるんじゃないかなぁ、と思って。」
「・・・いないと思うわ。私が’ちから’に目覚めて数年経つけど、幽霊を見たのってあなたが初めてだもの。」
「え・・・?なんで?死んだらたいていこうなるんじゃないの?」
「・・・たいてい霊は死んだ瞬間、消滅するわ。死んだことを自覚するしないに関わらず。私すら例外じゃないと思う。・・・だから私は貴方に興味があるの。」
「興味?」

シンジが多少非難の色を込めて問い返す。どうも面白がってるんじゃないだろうか?という疑念がとれない。かといって、同情してほしい、哀れんでほしい、と望んでいるわけでもないが・・・。

そんなことを考えてる間に、シンジ達は人気のない廊下にさしかかった。陽の光すら差し込んではおらず、どことなく不吉な感じを受ける。

「碇君、あの奥。」

レイがすっ、と右腕をあげる。その指の先には、重々しい扉に閉ざされた部屋があった。扉の上に明かりのないランプが、黒い文字を浮かび上がらせている。「手術室」と読める。 自分は即死だと聞いていたが、一応、やるだけのことはやったのかも知れない。

シンジらが廊下の半ばまでさしかかったとき、その扉が突然開いた。中から顔を出した人物を見たとたん、シンジは顔色を変える。

「父さん!母さん!」

叫びは悲痛だった。だが、虚しく廊下に反響する。シンジの父、ゲンドウと母、ユイは互いに支え合うように部屋からよろめき出てきた。シンジは思わず駆け寄るが、二人はまるでシンジに気づかず、近くにあった長椅子に腰をかける。ユイは悲しみの因(よすが)にするようにゲンドウの袖を握っている。

「・・・大丈夫か?」
「あぁ・・・あなた、どうしてこんなことに・・・。今朝いつも通り、アスカちゃんが迎えに来て、あの子が「行ってきます」って元気よく叫びながら、学校に行って・・・。」
「ユイ・・・。」
「それなのに、どうしてシンジが!あの子が・・・!」
「気をしっかり持て、ユイ!」

そういうゲンドウの言葉にも力はない。突然襲ったこの出来事をどう受け止めたらいいか解らないのだ。ただ、悲しむことしか、嘆くことしかできない。

「父さん、お願いだから気づいてよ!母さん、僕を見てよ、僕はここにいるんだ。」

シンジは必死で両親の耳元で叫ぶ。頭の冷静な部分が無駄だと忠告しても、それを遥かに上回る激情がシンジを突き動かす。と、突然ユイとゲンドウがシンジの方に顔を向け、視線をあわす。シンジの胸の内で希望が爆ぜる。が、次の瞬間、二人の口から出た言葉はシンジの僅かな希望をかき消すものだった。

「あなたは?」
「・・・碇君の同級生で、綾波レイといいます。」

二人の視線はシンジにではなく、背後のレイに向けられたものだった。ユイはとにかく、この悲しみに押しつぶされそうな気分をどうにかしたかったのだろう。気丈にも涙を拭いて、レイに話しかける。

「シンジのお友達?」
「・・・・・・はい。事故のことを聞いて、驚いてここに駆けつけたんです。」
「そう・・・。じゃあシンジに会ってあげて・・・。あの子・・・、学校のみんなが好きだったから・・・・・っ・・・・。」

優等生的な態度でレイがそれだけ言うと、ユイはまた顔を伏せ泣き始めた。自分も泣きだそうな表情で立ちつくしているシンジをレイは視線でついてくるように促す。

室内は意外に閑散としていた。こじんまりとした白い空間に、計器に囲まれたベットが一つ。そして、そこに横たわる人間・・・。
ベットに横たわっているのは、当然’シンジ’だった。眠りに落ちているような安らかな表情をしているが、窓から射し込む光に白く輝いているそれは生者のものではありえない。
シンジは息をのんでそれを見つめる。鏡で見るのとは違う、初めて見る自分の姿。が、その亡骸を目の当たりにしても、シンジは何の憂愁も感じなかった。それはやはり今いる自分とは違う、とシンジは思う。これは僕じゃない。自分の姿をしたただの抜け殻、そう思える。自分の体に気をとらわれていたシンジは、レイが部屋の片隅に向かって軽く会釈をしたことで、ようやく他にも誰か部屋にいることに気づいた。その人物はシンジのよく見知った人間だった。

「アスカ・・・?」

掠れた声でシンジはそう呟いた。彼の親しかった幼なじみの少女が何故こんなところにいるのだろう?そう考えて思い出したことがあった。

(そういえば、今日もいつも通り一緒に帰ってたんだっけ・・・)

家が隣同士ということもあり、シンジとアスカはよく学校までの登下校を共にしていた。そう、事故の日も一緒にいたのだから、当然、彼女もその場に居合わせたことになる。
シンジの脳裏に、他愛のない話をしながら笑い会う二人の姿が浮かぶ。たった数時間前、今日その日の事のはずなのに、何故か遠い昔のことのようにシンジには感じられた。

アスカは同室にいるレイの存在にまるで気づいていないかのように、ジッとシンジの遺体の顔を見ていた。泣きはらした目、血の気の引いた顔、夢を見ているかのような虚ろな表情。いつも明るく活発で、学校の人気者だったアスカの面影はそこには欠片も見受けられない。

(泣いていてくれたのか・・・?僕のために?)

どうしようもなく胸が痛む反面、自分のために泣いてくれたことが、不謹慎ながらシンジには嬉しかった。不意に扉が開く音がした。振り返るとレイが立ち去ろうとしている。

「綾波・・・?」
「私はここにいるべきじゃないと思う。・・・それに、私がいたら彼女も思いきり泣けないわ・・・。」

小声でそう呟いて、レイはシンジを残し、扉を静かに閉めた。カチャ・・・と乾いた音が響いて、病室が’一人だけ’の聖域に変わる。

「シンジ・・・」

アスカは掠れた声で呟いて、シンジの頬をなでる。・・・悲しいほど冷たい。その冷たいこわばった人肌はリアルな’死’の感触だった。

「あんた、死んじゃったんだ・・・。こんなにあっけなく・・・、夢みたいに・・・。」

言葉が終わるやいなや、涙が一滴、アスカの目からこぼれ落ちた。アスカは少し驚いた。涙なんかもう流しきって枯れてしまったと思っていたから・・・。 涙が止まらない。一滴、二滴・・・。
胸から、また泣きたい衝動がこみ上げてくる。泣けば泣くだけ悲しみが癒えるわけでもないのに。でも泣くことだけに身を任せていれば、そのときだけ少し楽になれる気がする。喉の乾きを海水で満たそうとするような、不毛な行為だと解っていても。アスカはそれに素直に身を任せた。

「う・・・ひっ・・・く・・・。うう・・・、シンジ・・・。」

悲痛な嗚咽が遺体に覆い被さっているアスカの口から漏れる。幽霊であるシンジはアスカに何もしてやれなかった。肩を抱いて慰めることも、優しい言葉をかけてやることもできない。目の前の出来事を、映画の中の世界であるかのように見ているだけしか出来ない。これ以上、いたたまれなくなって、シンジは部屋を出ようとした。が、そのシンジの耳にアスカの涙混じりの声が漏れてきた。

「ごめん・・・、シンジ。あたしあんたになにもしてやれなかった。好きだって伝えることもできなかった・・・。」
「へ・・・?」

好き・・・って・・・。誰が誰を・・・?
そう自問してみなければ、答えが出ないほどシンジは混乱した。

「いつも・・・、いつも一緒にいて、それが当たり前だって思ってたから。ずっとそれが続くと思ってた・・・。だから・・・。」

アスカが僕を・・・。
考えてみなかったわけじゃない。シンジもずっとアスカが好きだった。中学に入ってアスカが周りの男子から騒がれ出した頃は、気が気じゃなかった。だから、もしかしたらアスカも自分を好きでいてくれるのかもしれない。そう考えたかったが、そうじゃなかったら?という不安の方が強かった。自分もアスカと同じ、いつも一緒にいられる今の関係が心地よくて壊れるのが怖くて、自分の気持ちを言い出せなかったのだ。

(そんな・・・、そんな・・・、アスカも僕のこと・・・。どうして?どうしてこんなことになってから・・・。・・・・・・くっ、なんとか、なんとかしなくちゃ・・・。)

シンジはある種の決意を胸に、音もなく病室を出ていった。当然、彼が行く先は一つしかなかった。






「綾波ーーーーー!綾波ぃーーーー!」

血も凍るような叫びを出しながら、死霊が美少女の背後に迫っていく・・・。と書けば聞こえはいいが、レイが振り返ってみた光景はそんな嘆美なものでなく、涙を流しながら駆け寄ってくる見苦しい中学生が一人いるだけだった。

「・・・・・・碇君、うるさい。あんまり騒ぐと、魂魄を消しとばして、輪廻の輪から永久にはずすわ・・・。」
「・・・なんだかわからないけど、それだけは勘弁して。」

シンジは冷や汗を流しながら(泣いたり汗を流したりと暑苦しい幽霊だとレイは思ったが)、立ち止まる。

「で、成仏する気になったの。」
「いや、それが・・・。」

シンジは病院での出来事をレイに話す。本来こんなことは他人に話すべきではないのだが、シンジが会話できる人物はこの世にレイしかいないのだから仕方がない。それにレイは学生特有のうわさ話には、明らかに縁がなさそうだ。

「そう・・・想いが通じあったの。よかったわね。」
「通じてないよ!僕は死んでるんだから。」
「それは喜劇ね。」
「悲劇なんだよ!・・・でさぁ、綾波、頼みがあるんだけど。」
「私に碇君の気持ちを伝えろ、とでも。」

レイがため息混じりにそう言ってのけた。予想はしていたがくだらない・・・と思っているのが口に出さなくても伝わる。

「そうなんだ。頼むよ、綾波。一生のお願いだから・・・。」
「あなたにもう一生なんてないじゃない。」
「うぅぅ・・・そうかそう言われてみれば・・・。」
「・・・・・・・・・・・・さよなら。」

これ以上つきあってられないとばかりに、レイは歩く足を速める。競歩の選手にでもなればと勧めたくなるくらい、それが異様に速い。しかし、シンジはなおも追いすがる。

「ちょ・・・、待ってよ、綾波。このままじゃ成仏しきれないよ。」
「・・・未練をなくすために病院にいったのに、ますますこの世への未練を深めてどうするの。」
「そんな事言ったって・・・。」
「・・・仮に。」

レイはぴたりと立ち止まる。諦めたというより、なにかシンジの態度が感に障って、怒って立ち止まったという感じだ。

「私がその頼みを聞いたとして、彼女になんて言うの?」
「え・・・?」
「’私は霊能力者で幽霊を見ることが出来ます。実は碇君の幽霊はまだこの世を彷徨っていて、貴方を見守っているのです。なぜならその幽霊は貴方のことを愛しているからです。’とでも言えば、彼女は’ああ、そうだったのね。ありがとう、シンジ。私も愛してるわ。’と天を仰いで感涙にむせぶとでも?」
「う・・・そ、それは・・・。」
「信じるわけがないわ。そんなこと言ったら、私は明日から妄想狂のオカルトオタク扱いね・・・。」
「それは今でも変わらな・・・。」

言いかけたシンジの舌をレイの殺気のこもった視線が凍らす。
シンジは納得できない。いきなり言うのはともかく、時間をかけてゆっくり説明すればなんとかわかってくれそうな気がするのだ。もちろん、レイにそこまでする義理はないと断られればそれまでだが。

「それに・・・。」

シンジの心中を見透かしたようにレイが言葉を続ける。

「もし私が言うことを信じてもらえて、碇君の霊の存在を彼女が信じてしまったら、それは彼女にとってもっとも残酷なことじゃないの?」
「え?」
「貴方のエゴで、彼女を苦しめる様なことはしたくないでしょう?」

レイの一言はシンジの胸に突き刺さる。彼女の言葉は飽くまでも澄んでいて、なにか自分の汚れた部分に凍みいるようだ。

(エゴ・・・。死んでまで思いを告げたいなんて、確かにそうかもしれない。でもだからってこのまま何も出来ないでもいられないよ・・・)

「・・・私があまり口出ししていい問題でもないわ。頭を冷やして一晩考えて。」

レイは再び、道を歩きだした。今度はシンジは後を追えなかった。今日はいろんな事が起こりすぎた。確かに今、シンジに一番必要なのは、一人でゆっくり考える時間と場所なのかもしれない・・・。

「・・・陽が暮れる・・・・・・。」

シンジはぼんやりと沈む夕日を眺めた。夜が来る。しかし、シンジには帰る家はもはや存在しなかった。いつもなら、家に帰って家族と向かい合って夕食を食べている頃だろう。 あの陽が今日昇ったときには、シンジは’日常’という世界に包まれていた。それは心地よく、強固で、不変のはずだった。それが、陽が沈む頃には跡形無く消え去っている。
今、思えばそれは水に浮かぶ泡のように脆いものだったのかも知れない。それを知っていれば、もっとそれを守ろうと努力しただろうか?今の様な事態にもならなかっただろうか?だが、それを実感したときには、たいがい手遅れなのだ。
碇シンジの日常はもう、二度と戻らない。






翌朝。
いつもと少し違う登校の光景。いつもと少し違う朝の教室。
綾波レイのいる2ーBの教室では、昨日死んだ碇シンジの話題で持ちきりだった。

「ねぇ、聞いた?昨日の放課後。」
「うん。あそこの交差点ではねられて死んだ子って碇君だったんでしょう?」
「ショックーーー、私ひそかにファンだったのにぃ。」
「可哀想よね。」
「アスカは?学校来てた?」
「ううん、来てない。・・・やっぱ、まだ碇君とこいるんじゃないかなぁ・・・。」

クラスメイトの、勝手な言い分をレイは聞くともなしに聞いていた。机に座って 、ぼーっと空など眺めている。夏特有の、ボリュームのあるゆったりとした綿雲が、レイに人の顔を、ひいてはある人間の顔を連想させた。

(碇君、あれからどうしただろう・・・。)

昨日は少しきつく言い過ぎた気もしたが、何故か言わずにはいれなかったのだ。
夜を儚んで自殺・・・いや成仏でもしたのだろうか・・・?
それならそれでいい、と思考にけりつけようとするのだが、どうしても頭の中にシンジの顔が浮かぶ。・・・彼には聞いてみたいことがたくさんあった。
死ぬと言うことはどういうことなのか?
この世から消えるということは?
痛い?怖い?寂しい?
ずっと私は考えていた。
幼い頃から・・・。
ずっと・・・。

「綾波・・・。」

しまいには碇君の声まで聞こえる。
そう、そんな声で私を呼んでた。
それにしてもやけにリアルに・・・。

「綾波ってば!」

レイの視界いっぱいにシンジの顔が映った。当然、空想ではなく現実の。

「・・・っ・・・・・・!」

さすがに驚いてレイが椅子を引いて立ち上がった。クラスの人間が何事かとレイの方を見る。シンジの方も驚かすつもりはなかったらしく、申し訳なさそうにレイを見ていた。レイはため息一つついて、シンジについてくるように目で合図した。

「何処いくのさ。」

廊下に出てから、シンジはレイに呼びかけた。レイは短く答える。

「・・・秘密の場所。」
「秘密・・・?」

その意味はすぐ分かった。レイは階段を上り、一年生の教室の並ぶ五階を抜け、屋上に通じる階段を昇り出す。そこならば確かに人はいない。が・・・。

「屋上は鍵がかかってはいれないんじゃ・・・。」

レイは無言で、ヘアピンを取り出すと、錠前につっこんで慣れた手つきで鍵穴をいじくる。 ピンっと乾いた音がして、映画のワンシーンの様にあっさりと錠前がはずれた。

「何者・・・?」
「碇君、ついてきて。」

レイはようやく、シンジに声をかける。
屋上を突き進み、柵から眼下に広がる街を見下ろす。 おもちゃの様な車の流れ。立ち並ぶビル群。そしてその中で生活してるだろう、無数の人たち。
レイは柵の側に立ってそれらを見下ろしていた。その姿は妙に神聖な雰囲気がある。なんとなく近づきがたくてシンジはレイから少し離れた位置に立った。レイは視線もそのままに語りかける。

「学校中、貴方が死んだ話題で持ちきりよ。」
「え・・・、まぁ、それはそうだろうけど。」
「でも、一週間、一ヶ月もすればそんな話は誰もしなくなる。そんな人もいたな・・・大部分の人にはその程度の感覚になるわね。」

レイが何を言いたいのか解らず、シンジは戸惑った。少し、間をおいてレイは抑揚のない声で話を継ぐ。

「どんな気分?」
「え?」
「貴方が死んでも、世の中は何も変わらない。街はいつものように動いて、人はいつものように働いて。貴方と関わりのあった僅かな人たちだけに変化があって・・・貴方のことが記憶に残って・・・。でもそれすらも、日常という波に漂う泡のようにやがて消え、思い出したように浮かんでは、また消える。貴方はそうしていなくなる。それを見届けるのってどんな気分?」
「・・・よくわからないけど、寂しいね、そういうのって。」
「寂しい。そう、やっぱり寂しいのね・・・。」

また沈黙が訪れる。時折、思い出したように吹く風がレイの短く切られた髪をたなびかせる。
その都度、風がレイの心地よい匂いをシンジに運んでくるような気がする。 長い間があって、レイはシンジに言葉を促した。

「で、私に何の用?」
「ん・・・。昨日あれから色々考えたんだ。でさぁ、聞きたいことが二つほどあるんだけど。」
「何?」
「・・・やっぱり生き返る事ってできないのかなぁ。僕っていう魂はこうしてあるわけだし、それが体に戻りさえすればいいんだから・・・。」
「生き返る?」
「例えば、他の体に乗り移るとか、変な卵をかえせばいいとか、GSの助手をするとか、ペンギンとして天寿を全うするとか。」
「・・・マニアックね。」
「なんか方法が・・・。」
「残念だけど、それは諦めた方がいいわ。」

レイはスカートを円錐にたなびかせながら振り返る。その瞳は紅玉をはめ込んだように綺麗で、シンジを射抜くかのような光がこもっていた。

「命育まれ、若者から老人へ。そして生から死へ。そのエントロピーは決して覆ることはないわ。古来から、幾多ある死んだ人間が生き返る物語の結末は必ず悲劇で幕を閉じる。人は無意識下で知ってるの。その禁忌の扉は決して開かれてはいけない・・・と。」
「でも・・・。」
「碇君、貴方は死んだの。出来ることはただ、おとなしく成仏するくらい。私が看取ってあげるから安らかに・・・。」
「・・・それが、第二の質問なんだけど・・・。」
「?」
「成仏ってどうやってするの?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・知らないわ。」
「え・・・・・・?」

こうして・・・・、
碇シンジはこの瞬間、第三新東京市に住み着く浮遊霊として、残りの生?をまっとうすることが決定した。これはそんな間抜けな幽霊と、一人の少女の物語。


中編に続く

ver.-1.01 1998+11/05奇譚

ver.-1.00 1998+10/12公開

ご意見・感想・誤字情報などは persona@po2.nsknet.or.jpまでお送り下さい!


後書き

某連載月一更新の約束を見事にすっぽかしまして、一部の人に予告しておいたSSがようやく陽の目をみることが出来ました。古典的なネタで恥ずかしいんですが、怪談だの幽霊だのという話はわりと好きで、一度書いてみたかったんです。
タイトルの「幽霊キタン」ですが、キタンという文字をATOKが変換してくれなかった(涙)のでカタカナになってしまいました。キタンというのは珍しいお話という意味です。 このSSは前、中、後編と続きます。見ての通りシンジとレイが主役です。僕の書く作品は何故かいつもヒロインがアスカでしたので肝心のレイが好きな人にはあまり目に触れないかもしれませんね(ーー;
もっとも今回も(?)最初アスカとシンジが両思いだったという設定ですけど。最後にシンジが乗り移ったレイとアスカが抱き合って終わるというオチはないので安心してください。(んなオチやったら来る剃刀メールは二・三通じゃすまんだろう・・・)
もっとラブラブコメコメした話を書きたかったのですが、少し暗くなっちゃいました。おかげでバランスが悪いような気がしないでもないです。
それにつけてもレイを書くのは難しい。セリフ一つ考えるのにもかなり時間をかけました。エヴァ小説にアスカメインが多いのはこのせいかもしれませんね。
・・・ところで、この話しに出てきたシンジ君のあのセリフの元ネタ解ります?全部解った人がいたら・・・君は僕と同じだね・・・くくく・・・。
言いたいことはまだたくさんあるのですが、今回はこの辺で。
ではでは。あ、幽霊キタン(中編)は公開予定10月下旬です・・・だと思います。



 YOUさんの『第三新東京幽霊奇譚』前編、公開です。





 あぅぅぅ

 シンジくん、死んじゃったのね。


 それはいいとして

     いいんかい?!
     いいんです。元気やん


 泣くユイさん、
 泣くアスカちゃんが、、、

 うぉぉぉんん


 こういのって残された者が、
 残された者の周りの者が、

 つらいやね。。。



 「アスカちゃんも一緒になって、シンジ復活への挑戦っ」てなるのかと思ったけど、
 なんかちゃうみたい(?)



 あひぃぃん

 どうなっちゃうの〜





 さあ、訪問者の皆さん。
 「ボクと同じ」方もそうでない方も、YOUさんへ感想を!!







 アスかxシンジ物って

  EVAファン → EVA小説ファン

 っつーEVA小説全般の動きからさらに

  → ラブコメファン・恋愛小説ファン

 と動いているっつーか、広がっているような気がする。
 なんとなくね。

 他のジャンルもそれぞれなんだけど、
 アスカシンジ物のデフォエネルギー値は高い??



TOP 】 / 【 めぞん 】 / [YOU]の部屋に戻る